南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

2021/11/07

2021年11月07日 20時21分00秒 | GPX125 エンジン偏


今日は休みだったんだがやっぱり休んでる暇は無いからまたGPXを作っていて、
今回は久しぶりに武川さんのスペクラカバーの取り付けが入ったから説明しながら組んで行く。

先ずは本体のカバーなんだが単品では買えるんだが本体しか無いため、
操作に必要なレリーズレバーやリターンスプリングは別で購入する必要がある。

ちなみに写真の真ん中のニップルからオイルがクランクに供給されるようになっていて、
クランク側の方に専用のロックナットを取り付けてオイルが通るようになる仕組み。










クランクに取り付けてあるのが専用ロックナットで、
コレを取り付けずに普通のロックナットを取り付けてしまうと、
クランクにオイルが行かずビッグエンドが焼き付く。

こんな部品でも間違えるとエンジンブローだから結構怖いねぇ。













あとはいつもの様に付属のフランジボルトを使い組んでから、
レリーズとリターンスプリング、あとは一緒にご依頼があったサーモスタットを組んで終了。

クラッチカバーの交換って機能的に考えて性能は全く上がらないんだけど、
ただ取り付けだだけで数馬力アップしたかのような不思議な存在感がある一方、
部品代はエンジン代を軽く超えてるんだが性能は全く上がらず、
さらに武川さんのスペクラカバーは専用のクラッチワイヤーが必要なんだが、
そのワイヤーもかなりの高額だからカバー交換での費用対策効果が0かマイナスと言う受け入れられ難いチューニングだと思う。

ただ自分的にはスペクラカバーは憧れだったからわざわざ購入して取り付け可能か試したくらいだし、
そもそもカッコ良いのに間違い無いから取り付けたい方は遠慮なくどうぞ。

ただお金はGPXの本体代より高くなかなかお勧め出来るメニューなのは確かかな。



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