昨日の中日新聞に『考える広場』というコーナーで「ぼっちでいること」を取り上げられていました。
ぼっちとは「独りぼっち」を略して作られた若者言葉。
人とのコミュニケーションが不得手なことを意味する「コミュ障」(「障」は「障害」の略)という言葉もある。
最近では、1人専用の席を設ける飲食店やカラオケ店も出てきた。
孤立化の傾向は若者だけではない。50歳で未婚の人の割合を示す生涯未婚率(内閣府まとめ)は
2010年、男性20.1%、女性10.6%に達した。世帯主が65歳以上の
高齢世帯でも、独居は10年現在、30.7%。35年には37.7%になるとみられる。
独りを好む若者が増えているといわれ、「独り」を意味する「ぼっち」という
言葉もすっかり定着した。コミュニケーション能力が重視される今、
なぜ「ぼっち」なのか?「ぼっち」のままでいいのか?
ということで3人の方が意見を語られています。
まずは明治大教授 諸富祥彦(もろとみ・よしひこ)さんが「孤独である力必要」と語られています。
若者に関してのお話は省略して、私に関係する話をピックアップします。
<前半省略>
大人も孤独であるための力が必要だと思います。若者より、むしろ三十~五十代で、
世間をいったん捨てて自分に立ち返ることを必要とする人が多い。
「何のために生まれてきたんだろう」と、人生の意味がみえなくなっているんです。
そんなことを考えると、気持ちがへこむでしょう。でも、中高年はうつ状態になるのが
自然なんです。それは人生の完成に必要なことです。最近元気が出ないと思ったら、
今こそ自分の気持ち、生き方を見つめなおすとき。
仕事を一生懸命やるのをちょっとだけやめて、自分の内側を向くことに
エネルギーを注ぎなさいというシグナルだと思ってください。
<後半省略>
次にマーケティングライター 牛窪恵(うしくぼ・めぐみ)さんが「自我確立する時間」と語られています。
<前半省略>
それから、逆の意味で心配なのが「中年ぼっち」の男性です。
仕事に没頭するあまり、地域や友人と疎遠な人が多い。
退職や病気をしたとき、周囲とのつながりがなければ助け合って生きることが難しい。
同じ独り身でも、女性の方が互助の意識は強い傾向にあります。
いま女性の活躍のために働き方を見直そうといわれますが、
むしろ働き過ぎの男性を解放してあげる必要の方が大きいのではないでしょうか。
最後に漫画家の蛭子能収(えびす・よしかず)さんが「家族がいれば平気」と語られています。
僕には、本当の友達といえる人がいません。芸能界にもね。
休みの日は一人で競艇に行ったり、映画を見に行ったりします。
だれかと一緒だと、いろいろ気を使うじゃないですか。
面倒くさいですよ。自由に自分の思い通りのことをしたいタイプなので、
一人が好きなんです。
<中略>
僕は友達がほしいとは思いませんが、家族はとても大切だと考えています。
十年以上前に前の女房が死んだ時は、つらかったですね。
競艇場で遊んでいても「家に帰っても女房がいないんだ」と考えると、
無性に寂しかった。家に帰れば家族が待っている状態であれば、
昼間は一人でも寂しくありません。
家族が一番ですよ。
以上 打ち込むのが手間ですので、自分が印象に残った部分だけ書きました。
私は現在施設のバイトをしていますので話す機会も少しありますが、
これが辞めてしまったら、かみさんと話す以外ほとんどないでしょうね。(苦笑)
毎日 パソコンに向っている生活になってしまうかも知れません。
独りぼっちはそんなに恐れませんが、やはり人との会話がないと人間楽しくないように
思います。
私はどちらかというと人見知りする方なので、すぐに友達が出来るタイプではないです。
今の若者ではないですが、一人専用の飲食店は歓迎しますね。(笑)
一人で入りにくい飲食店もありますし。
一人カラオケもあるようですし、バスツァーも一人での参加がOKになっています。
「独りぼっち」でも、住みやすい世界に変わりつつあるかも知れませんね!(笑)
一人ぼっちの二人/坂本九
ぼっちとは「独りぼっち」を略して作られた若者言葉。
人とのコミュニケーションが不得手なことを意味する「コミュ障」(「障」は「障害」の略)という言葉もある。
最近では、1人専用の席を設ける飲食店やカラオケ店も出てきた。
孤立化の傾向は若者だけではない。50歳で未婚の人の割合を示す生涯未婚率(内閣府まとめ)は
2010年、男性20.1%、女性10.6%に達した。世帯主が65歳以上の
高齢世帯でも、独居は10年現在、30.7%。35年には37.7%になるとみられる。
独りを好む若者が増えているといわれ、「独り」を意味する「ぼっち」という
言葉もすっかり定着した。コミュニケーション能力が重視される今、
なぜ「ぼっち」なのか?「ぼっち」のままでいいのか?
ということで3人の方が意見を語られています。
まずは明治大教授 諸富祥彦(もろとみ・よしひこ)さんが「孤独である力必要」と語られています。
若者に関してのお話は省略して、私に関係する話をピックアップします。
<前半省略>
大人も孤独であるための力が必要だと思います。若者より、むしろ三十~五十代で、
世間をいったん捨てて自分に立ち返ることを必要とする人が多い。
「何のために生まれてきたんだろう」と、人生の意味がみえなくなっているんです。
そんなことを考えると、気持ちがへこむでしょう。でも、中高年はうつ状態になるのが
自然なんです。それは人生の完成に必要なことです。最近元気が出ないと思ったら、
今こそ自分の気持ち、生き方を見つめなおすとき。
仕事を一生懸命やるのをちょっとだけやめて、自分の内側を向くことに
エネルギーを注ぎなさいというシグナルだと思ってください。
<後半省略>
次にマーケティングライター 牛窪恵(うしくぼ・めぐみ)さんが「自我確立する時間」と語られています。
<前半省略>
それから、逆の意味で心配なのが「中年ぼっち」の男性です。
仕事に没頭するあまり、地域や友人と疎遠な人が多い。
退職や病気をしたとき、周囲とのつながりがなければ助け合って生きることが難しい。
同じ独り身でも、女性の方が互助の意識は強い傾向にあります。
いま女性の活躍のために働き方を見直そうといわれますが、
むしろ働き過ぎの男性を解放してあげる必要の方が大きいのではないでしょうか。
最後に漫画家の蛭子能収(えびす・よしかず)さんが「家族がいれば平気」と語られています。
僕には、本当の友達といえる人がいません。芸能界にもね。
休みの日は一人で競艇に行ったり、映画を見に行ったりします。
だれかと一緒だと、いろいろ気を使うじゃないですか。
面倒くさいですよ。自由に自分の思い通りのことをしたいタイプなので、
一人が好きなんです。
<中略>
僕は友達がほしいとは思いませんが、家族はとても大切だと考えています。
十年以上前に前の女房が死んだ時は、つらかったですね。
競艇場で遊んでいても「家に帰っても女房がいないんだ」と考えると、
無性に寂しかった。家に帰れば家族が待っている状態であれば、
昼間は一人でも寂しくありません。
家族が一番ですよ。
以上 打ち込むのが手間ですので、自分が印象に残った部分だけ書きました。
私は現在施設のバイトをしていますので話す機会も少しありますが、
これが辞めてしまったら、かみさんと話す以外ほとんどないでしょうね。(苦笑)
毎日 パソコンに向っている生活になってしまうかも知れません。
独りぼっちはそんなに恐れませんが、やはり人との会話がないと人間楽しくないように
思います。
私はどちらかというと人見知りする方なので、すぐに友達が出来るタイプではないです。
今の若者ではないですが、一人専用の飲食店は歓迎しますね。(笑)
一人で入りにくい飲食店もありますし。
一人カラオケもあるようですし、バスツァーも一人での参加がOKになっています。
「独りぼっち」でも、住みやすい世界に変わりつつあるかも知れませんね!(笑)
一人ぼっちの二人/坂本九