団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

この女性のように自分から歩み寄ってくれるなら、仲直りも容易かな?(笑)

2018-11-22 03:26:35 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「仲直りの瞬間」というタイトルで56歳の女性が投稿されていました。


 私は夫と時々けんかをする。
原因はささいなことだ。
最近はもっぱら、部屋の片付け、今流行の断捨離だ。
衣装ケース5段分の、夫が昔聴いたレコードやカセットテープ。
私には部屋を占領するただの厄介者にしか映らない。

 それでも、自分にとって不要でも、夫には大切な宝物だからと言い聞かせ、
目をつぶっているが、前を通るたびにため息が出てしまう。

 そして掃除をしているとき、かたわらの夫に「こんなもの、どうせ必要ないでしょ。捨てたら」
と口走ってしまった。
「しまった、まずい」

 夫の顔を横目でちらっと見る。
顔をしかめて怒っている。
重苦しい空気が流れる。
お互い、相手の気配を気にしながらも目をそらし、
あっち行ったりこっち行ったり。
やけに時計の針が進むのが遅く感じる。

 目が合った。「コーヒーいれようか」。
ぎこちない声で夫に尋ねる。
「うん、頼むわ」。
いつもの夫の声が帰ってきた。
「ごめんね、ちょっと言い過ぎた」と私。

 一瞬にして、目の前が明るくなり、テーブルの花さえも優しく笑っているように思えてくる。
やっぱり夫婦っていいもんだ。

 私は、この仲直りの瞬間が大好きだ。


 以上です。


 この奥様、とても優しい女性ですね。
一番驚いたのは「ごめんね、ちょっと言い過ぎた」と、奥様から謝られたことです。

 女性から謝るなんて、私には信じられません。(苦笑)
こんな女性も、この世の中にはいるんですね。
私のかみさんは、喧嘩して自分から謝ったことがないので、女性は謝らない動物だと
思っていました。

>夫が昔聴いたレコードやカセットテープ。
私には部屋を占領するただの厄介者にしか映らない。

 うちのかみさんは、私の知らぬ間に黙って昔買ったレコードやカセットテープを押し入れなどにしまっていました。
見つけた時に「片付けるのはいいけど、言ってくれよ!」と文句を言いました。
その後レコードやカセットテープを捨てました。

 今から思うとプレーヤーを手に入れれば、再び聴けたのにと後悔の念もありますが、
当時はもう聴けるプレイヤーもカセットデッキも持っていなかったので、「いいや」と思い捨てました。
青春時代の思い出のレコードやカセットがなくなりました。
仕方ないですね。(苦笑)

>私は、この仲直りの瞬間が大好きだ。

 「仲直りの瞬間が大好きだ」と言う話ですが、
いつも仲直りできればいいですが、そうとは限らないように思うのですが。(苦笑)

 この女性のように自分から歩み寄ってくれるなら、仲直りも容易かな?(笑)







マイ・メモリー 「冬のソナタ」より
コメント (19)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする