団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

お姉さんとしたら、幾つになっても弟は弟かな。

2018-11-20 04:20:49 | 日記
中日新聞の読者投稿欄に85歳の女性が「弟の死 年下ゆえの悲哀」というタイトルで投稿されていました。


 昨年12月に弟がこの世を去りました。
「私より4歳も若いのに先に逝くなんて」。
私は心底悲しみました。

 親と兄が亡くなったときも悲しかったですが、自分より年上だからある意味で
仕方がないという気持ちもありました。
年齢の順には死が訪れないことは分かっているものの、弟との別れはつらいものでした。
父を早くに亡くし、母が働きに出たため私は幼いときから「弟は見てやらなきゃ」と
思ってきたからもしれません。

 弟は2歳で父と死別しているので、父の顔を覚えていません。
「あの世で父の方から声を掛けてくれたらいいな」。
そんなことを考えていたら弟の歩んだ80年間に思いをはせました。
「間もなく私もそちらに行くので温かく迎えて」と弟の遺影の前で手を合わせています。

 私にも勝るとも劣らず、伴侶に先立たれた弟の妻もきっと寂しい思いをしていることでしょう。
私は少しずつ前を向き、残りのわが人生を有意義に過ごしていくつもりです。


 以上です。


 弟思いのお姉さんですね。
私がかみさんに「年下とはいえ弟さんは80歳まで生きられたからいいじゃない」と言いましたら、
「80歳になっていようといまいと年下の弟さんが先に逝くのはつらいものよ、あなただって弟さんや妹さんが
先に逝ったら辛いじゃないの」と言いました。

 たしかに年齢の順で逝った方が辛さは多少軽減されると思います。
でも80歳以上だったら、諦めもつくと思うのですが・・・・。
お姉さんとしたら、幾つになっても弟は弟かな。






松山千春 青春Ⅱ
コメント (10)
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