中日新聞の読者投稿欄に真逆な意見が載っていました。
一つ目は「70歳まで定年延長賛成」というタイトルで、アルバイトの65歳の男性が投稿されていました。
政府は未来投資会議で企業の定年を現行の65歳から70歳に引き上げる方針を示した。
9月に65歳となり民間企業を退職してアルバイトを始めた私はこの政府方針に賛成だ。
定年退職する時、寂しさを覚える人は少なくないはずだ。
長年仕事で酷使した心身を退職後の一定期間休ませることは大切だと考えるが、
今の年金受給額からすると生活水準を落とさなければならないケースが大半だと思う。
何とか食いぶちを確保しようとしてきた高齢者は少なくなく、政府方針が実現すれば、
少なくともこんな高齢者は救われるのではないか。
私は年金に頼らずに働ける間は働き、能力の限界を感じたら引退することを夢見ている。
長年一線で働いてきただけに、社会に貢献することのやりがいや、得た労働の対価で
自分が欲するものを手にできるというこの上ない喜びが体に染みついているからか。
多くの高齢者が生き生きと暮らせるようになる社会の実現を祈るばかりだ。
以上です。
もう一つの真逆な意見は、無職の65歳の男性が「健康なうちに楽しもう」というタイトルで
投稿されていました。
中日新聞が意図的に同じ日に載せたと思います。
「人生百年時代」と言われるが、本当にそうだろうか。
平均寿命は男性が81歳、女性が87歳で、介護を受けたり寝たきりになったりせず
日常生活を送れる「健康寿命」は男女ともに70代前半だそうだ。
百歳まで生きられる人は限られている。
政府は企業の定年を70歳に引き上げる方針を示したというが、
私には年金支給年齢を引き上げることが主目的に思えてならない。
高齢者が「老後のため」と70歳まで働いて貯蓄し、気付いたら健康に過ごせる年齢を
過ぎて楽しいことを存分にできないまま人生を終えるとしたらあまりにも残念だ。
私は元気なうちに存分に楽しみたい。
高齢者が健康な間に旅行や遊びで積極的に金を使えば経済はうまく循環するのではないか。
「健康寿命八十年」と言い換えるようにして、経済的に余裕のある高齢者に
もっと消費を促した方がいいと私は思う。
以上です。
人にはそれぞれの自分の生き方があります。
私は後者の方の意見にどちらかというと賛成です。
健康寿命が70代前半で70歳まで働いたら、楽しみを味わうことなく死んでしまう可能性があります。
自分がいつまで健康に過ごせるかなんてわかりません。
私は70歳の秋に、急に心臓の具合が悪くなりました。
たった10メートルが、しんどくて歩けませんでした。
歳をとると急に体の具合が悪いところが表面化するようです。
また高齢者が安い賃金でいつまでも働いたら、若者たちの給与がいつまでも上がりませんし、
また非正規社員のままの若者たちも増えるような気がします。
若者たちの正社員への道を閉ざしてはいけないように思います。
70歳から年金を受給すると年金額は65歳の時に比べ42%も増えますが、
手取りで見るとそれほどでもないようで、65歳にもらった方に追いつくのは11年11ヶ月後の
82歳ぐらいのようです。(苦笑)
まぁ、それはそれとして、人生の終わりぐらいは大いに楽しいことをした方が良いように思います。
涙と雨にぬれて(唄)フランク永井 松尾和子
一つ目は「70歳まで定年延長賛成」というタイトルで、アルバイトの65歳の男性が投稿されていました。
政府は未来投資会議で企業の定年を現行の65歳から70歳に引き上げる方針を示した。
9月に65歳となり民間企業を退職してアルバイトを始めた私はこの政府方針に賛成だ。
定年退職する時、寂しさを覚える人は少なくないはずだ。
長年仕事で酷使した心身を退職後の一定期間休ませることは大切だと考えるが、
今の年金受給額からすると生活水準を落とさなければならないケースが大半だと思う。
何とか食いぶちを確保しようとしてきた高齢者は少なくなく、政府方針が実現すれば、
少なくともこんな高齢者は救われるのではないか。
私は年金に頼らずに働ける間は働き、能力の限界を感じたら引退することを夢見ている。
長年一線で働いてきただけに、社会に貢献することのやりがいや、得た労働の対価で
自分が欲するものを手にできるというこの上ない喜びが体に染みついているからか。
多くの高齢者が生き生きと暮らせるようになる社会の実現を祈るばかりだ。
以上です。
もう一つの真逆な意見は、無職の65歳の男性が「健康なうちに楽しもう」というタイトルで
投稿されていました。
中日新聞が意図的に同じ日に載せたと思います。
「人生百年時代」と言われるが、本当にそうだろうか。
平均寿命は男性が81歳、女性が87歳で、介護を受けたり寝たきりになったりせず
日常生活を送れる「健康寿命」は男女ともに70代前半だそうだ。
百歳まで生きられる人は限られている。
政府は企業の定年を70歳に引き上げる方針を示したというが、
私には年金支給年齢を引き上げることが主目的に思えてならない。
高齢者が「老後のため」と70歳まで働いて貯蓄し、気付いたら健康に過ごせる年齢を
過ぎて楽しいことを存分にできないまま人生を終えるとしたらあまりにも残念だ。
私は元気なうちに存分に楽しみたい。
高齢者が健康な間に旅行や遊びで積極的に金を使えば経済はうまく循環するのではないか。
「健康寿命八十年」と言い換えるようにして、経済的に余裕のある高齢者に
もっと消費を促した方がいいと私は思う。
以上です。
人にはそれぞれの自分の生き方があります。
私は後者の方の意見にどちらかというと賛成です。
健康寿命が70代前半で70歳まで働いたら、楽しみを味わうことなく死んでしまう可能性があります。
自分がいつまで健康に過ごせるかなんてわかりません。
私は70歳の秋に、急に心臓の具合が悪くなりました。
たった10メートルが、しんどくて歩けませんでした。
歳をとると急に体の具合が悪いところが表面化するようです。
また高齢者が安い賃金でいつまでも働いたら、若者たちの給与がいつまでも上がりませんし、
また非正規社員のままの若者たちも増えるような気がします。
若者たちの正社員への道を閉ざしてはいけないように思います。
70歳から年金を受給すると年金額は65歳の時に比べ42%も増えますが、
手取りで見るとそれほどでもないようで、65歳にもらった方に追いつくのは11年11ヶ月後の
82歳ぐらいのようです。(苦笑)
まぁ、それはそれとして、人生の終わりぐらいは大いに楽しいことをした方が良いように思います。
涙と雨にぬれて(唄)フランク永井 松尾和子