団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

やはり偉人の本は教えられることが多いです。

2019-01-20 02:46:11 | 日記
中日新聞の読者投稿欄に「本と出合い道ひらけた」というタイトルで35歳の男性が投稿されていました。



 高校で現代文を教えてくれた恩師は「人はいい本に出合ったとき、大親友や最愛のパートナーに
巡り会えたような感覚になる」と言っていました。
先日私は偶然目にした新聞記事で薦められていた実業家の故松下幸之助さんの
随筆集「道をひらく」を読みました。
そして恩師が言っていたことを実感しました。
「まさしくこの本だ!」と。

 私は小売店で早朝に飲料を売り場に出す仕事をしています。
大人になると簡単なことほどできなくなると聞きますが、
この本を読むまでお客さまに「おはようございます」とは言えませんでした。
しかし本を読んで純粋な気持ちで物事をとらえるようになり
自然とあいさつができるようになりました。
ほとんどあいさつは返ってきませんが、爽やかな気分で
1日をスタートしたいとの思いで声掛けをしています。

 不誠実がはびこる昨今、ぜひたくさんの人にこの本を読んでもらいたいです。


 以上です。


 松下幸之助さんの著書は題名は覚えていませんが、2〜3冊ぐらいは読んだ覚えがあります。
やはり偉人の本は教えられることが多いです。

 私はこの投稿者さんのように生活態度までは変わりませんでしたが、
高校時代の友人が推奨した小林秀雄さんの「無私の精神」を読みました。
難解な本でしたので理解できたかどうかは分かりませんが、自分も小林秀雄さんのような精神を少しは身につけたい
と言う思いが湧いたのを覚えています。

 それからは小林秀雄さんの著作の本をたくさん読みました。
難しい本ですので、どこまで理解できたかは分かりませんが。

 私の悪いところは、自分が感動した本を他人にも押し付けるところです。(苦笑)
当時好きだった女の子にも「小林秀雄さんの『無私の精神』を読んだら」と、
私が持っている本を貸しました。
彼女はあまり感動した様子はなかったです。(苦笑)






虹と雪のバラード(トワ・エ・モワ)
コメント (6)
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