団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

私は物を買って、値切ったことはありません。

2020-07-07 02:19:34 | 日記
 中日新聞の「伝える工夫 手紙・メール」という欄に中川越さん(手紙文化研究科)が、コラムを書かれています。



 子供の頃、父と買い物に行くのが嫌でした。
古道具店ならまだしも、真新しい洋装店でも、父は見境なく堂々と値切ったからです。

 子供心に、とても恥ずかしい思いがしました。

 しかし今は、父はまったく正しかったと思います。
お店に定価を決める自由があるように、買い手にはそれを認めるか否かの自由があるからです。

 ほとんどの場合、「負けた」のはお店ではなく父でしたが、父はめげずに自らの自由を行使しました。

 そんな話を近所の同年配の隠居爺さんにしたところ、彼は私の父をほめたたえたあと、こんな話をしてくれました。

 「最近俳句を始めようと思ってある句会に入会要項を送ってもらったら、『会費は月額二千円となっています』と書かれていたんだよ。
ちょっとカチンときてね、『千円に負かりませんか』とメールしたら、『そのような決まりになっているので』だって。
この句会は自分に合わないと思って入会をやめたよ」

 隠居爺さんの不満の理由はこうでした。
会費の額を設定するのは当然だけれど、「となっている」という言い方は横柄で失礼。

 「会費は恐れ入りますが、月々二千円とさせていただきます」と書かれていれば、素直に入会したのに、とのことでした。

 定価や設定料金はいちいち値切っていたら、経済は滞ります。
しかし、「となっています」という言い方や姿勢は人を愉快にさせません。

 お金に限らず相手に何かを求める通知では、恐縮するのが本当。と思うのですが、頑迷固陋(ころう)な偏見でしょうか。


 以上です。



 私は物を買って、値切ったことはありません。
高いと思えば、その商品を買わなければ済むことですから。

かみさんは、毎回値切ります。(笑)
負けてくれることもあれば、負けてくれないこともありますが。

 最近中古の軽自動車を買ったのですが、かみさんはいつものように値切りました。
端数を負けてもらいました。(笑)

 
>会費の額を設定するのは当然だけれど、「となっている」という言い方は横柄で失礼。

 「となっている」という言い方は横柄で失礼でしょうか?
私にはそうは思えません。

 すべてのものを値切って良いとは限りません。
会費などの値切りを了承すれば、先に入会した人たちからクレームが起こります。

 会費が高いと思えば、その句会に入らなければ済むことだと思います。
この隠居爺さん、「会費は恐れ入りますが、月々二千円とさせていただきます」と書かれていれば、素直に入会したのにと言われましたが、
本当かな?と思いました。
二千円の会費が、気にいらなかったのでは?






イルカ 雨の物語
コメント (10)
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