団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

その日の夕方、ナナちゃん人形前(名古屋駅近くのデパート前にある)で会う約束をしました。

2020-07-02 03:43:07 | 日記
 中日新聞の中日春秋というコラム欄の記述から。


 小説家里見弴(とん)は本名を山内英夫という。
作家になるのに反対した父を欺くために、ペンネームを思い立った。

 手にしたのが電話帳である。
目をつぶって、ページを開き、鉛筆で指した場所にあったのが「里見」だったそうだ。

 ファンには知られた話のようだが、後の大作家が目を閉じて、電話帳に向かう少し滑稽な姿が浮かぼうか。
鉛筆でトント突いたから弴になったというのは、誰かが創作して広がったつくり話らしい。

 分厚く、無味乾燥ながら膨大な情報を抱え、本来の役割と異なる使われ方もされてきた電話帳である。
戦後すでに「昼寝の枕」などと呼ばれていたという。

 目を閉じてではないだろうが、子の命名のヒントにとページをめくる親もいたようだ。

 意味なく友人の家や同性の数を調べたり、押し花づくりに使ったり・・・・。

 長いことめくっていないが、消えていくと聞けば、思い出す光景が多くてなにやら寂しい。

 NTT西日本と東日本が五十音順の電話帳「ハローページ」の発行を来年十月から順次終えると先日発表した。

 電話番号を調べる本来の用途には仕事柄、数えきれないほど世話になった。

 個人情報意識の高まり、詐欺のおそれ、スマートフォンなどの普及で必要性が変わったのはよく分かる。

 最近は電話帳というと携帯電話の中の一連の連絡先を指すようだ。
優秀な電話帳だが、名付けにも枕にも向かない。


 以上です。


 来年の十月から順次電話帳の発行を終えるんだ!
確かに邪魔といえば、邪魔ですから。

 かみさんは病院などの電話番号を調べる時、電話帳で調べています。
私はパソコンで調べます、その方が電話帳より早く調べる事が出来ますから。

 まぁスマートフォンなどの普及で固定電話を持つ方も少なくなり、電話帳の発行がなくなるのもやむ得ない気がします。

 私は電話帳には感謝しています。
50年ほど前、かみさんとキャンプ場で知り合いました。

 たまたまボートを二人で乗ることになって話が弾みました。
ボートを乗り終えても、仲間達はバレーボールに興じていましたが、私とかみさんは近くの土手に座って話をしていました。

 私は帰る際、キャンプ場に一緒に来た友人の男性と電車に乗って帰りました。

 翌日の昼休み、私と同じくキャンプ場に行った会社の同僚が、かみさん達とたまたま帰りの電車に乗り合わせ、一緒に帰ったという話が出ました。
会社の同僚が、かみさんの勤めている会社名を聞いたと言って会社名を教えてくれました。

 ビルの地下に公衆電話がありましたので、早速行き、公衆電話の側に置かれていた電話帳でかみさんの勤めている会社の電話番号を調べ、
電話しました。

 その日の夕方、ナナちゃん人形前(名古屋駅近くのデパート前にある)で会う約束をしました。

 電話帳には、大変お世話になりました。(笑)








さよならをするために ビリーバンバン
コメント (12)
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