団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

メガネをかけているにもかかわらず、メガネをかけていることを忘れることがたまにあります。

2020-07-20 03:22:17 | 日記
 中日新聞の日曜版「飛島圭介さんのおじさん図鑑」に、「軽い」というタイトルのエッセーが載っていました。



 おじさんは毎朝6時に起床し、ざっと入浴する。
これは一年中変わらない。

 朝食と身支度を済ませ、約20分ほどの道のりを駅まで歩く。

 その朝はなんだか心身が快調だった。
1年に何度もない爽快な気分だ。

 「ああ、こんなに良い日はきっといいことがあるに違いない」と口笛を吹きたくなった。
いつもの道を歩きながら、自分の体の身軽さにびっくりした。

 まるで足に羽が生えたように弾んで歩行できるのだ。
脚も膝も痛まず、呼吸も楽だ。

 駅に着き、電車を待つ間に背負ったリュックから本を取り出そうとした。
そのときになってやっと気づいたのだった。

 リュックを背負っていないことに!

 何が身が軽い、だ。
本と老眼鏡とお弁当、その他雑多なモノが詰め込んであるけっこう重いリュックを背負わなければ身軽に決まっている。

 心身快調、が聞いてあきれる。

 こうなったら仕方ない。
足取り重く、また家まで引き返すことにした。

 ところが家に着いたら妻は不在だ。
「あっ、彼女は病院に行く日だった」家のカギも携帯もリュックのなかだ。

 「なんて日だ!」
とうとうワシは健忘症の域を超えてしまったのか。


 以上です。


 私も現役時代リュックではないですが、鞄を持って通勤するのに、
作者と同じく鞄の重さを感じないくらい快調な足取りの日があったように思います。(笑)

 最近は高血圧になって、快調に歩くことはできないですが、
メガネをかけているにもかかわらず、メガネをかけていることを忘れることがたまにあります。

 メガネが身体の一部になってしまっているようで。(笑)





My Little Lover「Hello, Again 〜昔からある場所〜」
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする