団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

誰もが、喉元過ぎれば熱さを忘れますね。(笑)

2020-07-25 03:30:14 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「検査のあとさき」というタイトルで、77歳の女性が投稿されていました。



 かかりつけ医院の定期検診で、胸のエックス線を撮った。
その後見せてもらった画像には、モヤモヤとした煙のようなものがあった。

 医師に、息苦しさはないかと聞かれたが、自覚する症状はない。
けれど、家へ帰ると、なんだか息苦しくなってきた。

 夕方、もう一度医院へ行き、市内の病院を紹介してもらい、CT検査の予約を取る。
その検査を待つ八日間と結果が出るまでの七日間、じたばたし、落ち着かなかった。

 七十七歳。
平均寿命にはまだ余裕があるが、早過ぎるほどではない。

 何もかも未熟なまま、かなり長々と、この世に滞在してきた。

 子供らは四十代、いまさら私がしてやれることはもうなさそう。
夫は健康で、前向きな人だ。

 未練や恐れは次々わいてくるが、病気は私が受け持つしかない。

 まず身の回りを片付けよう。
本は子供らが読むだろう。
愛用の楽器やCD,楽譜の類は、まとめておけば、誰でも捨てられる。
衣類は少ししか持っていない。

 結婚以来つけてきた手帳五十冊余と書き散らしたメモノートは私には財産だが、処分は簡単だ。

 今日、検査結果が出た。
何事もなく、大丈夫だった。

 瞬間、そうか、と安堵し、すぐ身の回りを散らかし始め、「お片付け」は延期した。


 以上です。


>その検査を待つ八日間と結果が出るまでの七日間、じたばたし、落ち着かなかった。

 私も人間ドックで再検査を言われたのは何度もありました。
その検査を待つ間と、結果を聞くまでは落ち着かなかったです。(苦笑)

>今日、検査結果が出た。
何事もなく、大丈夫だった。
瞬間、そうか、と安堵し、すぐ身の回りを散らかし始め、「お片付け」は延期した。

 誰もが、喉元過ぎれば熱さを忘れますね。(笑)
でも七十七歳、これをきっかけに「お片付け」を始められた方がいいのにと思いました。

 投稿者さんは、「本は子供らが読むだろう。」と書かれていますが、お子様達はおそらく読まれないと思います。
読書の傾向が違うと思いますので。
これも処分の対象にされた方が良いのでは。










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コメント (12)
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