米原・清岸寺
12月5日
いよいよ最終日、米原市内を散策する予定です。しかし、朝6時半頃小雨がぱらついていました。食事をしていると
雨が止んだので、ホテルに荷物を預けて出発しました。
米原駅東口前・湊跡 本照寺
蔡華寺 青岸寺・曹洞宗 山門
着いたのは8:45頃でしたでしょうか、本堂拝観は9時からでした。他を先に訪れた後再訪することにしました。
金毘羅神社 湯谷神社
仏道寺 善行寺
源隆寺・浄土真宗本願寺派 六所神社
霊水禅寺・曹洞宗 参道より本堂 観音堂
清 岸 寺に戻りました。途中何度か軽い雨が降られました。拝観料300円
本堂
本尊・聖観世音菩薩 おやこ重軽石
室内からの庭園
雪の冬が近いのでしょう。
書院(六湛盦ろくたんあん)で個展が開かれていました。 外からの書院
右側の山になっているのは、行燈のような飾り物です。
落ち着いた寺でした。曹洞宗の寺は解放的で個展やいろんなコラボを試みる寺が多いのですが、清岸寺の若い御住職
も色々試みているようで、楽しいです。
六角地蔵堂、また強い雨でした。
11:57発の新幹線で早めの帰路に付きました。東京駅着はなんと13:15、驚きの速さです。
利用しているスポーツジムが工事で1週間閉館となったので、以前から行きたいと思って観光協会からパンフレット
などを求めていた湖北を訪れました。前半は好天気に恵まれたのですが、後半は雨で残念でした。私は、大きな城下町
を予想していたのですが、長浜、彦根も小さな町でした。米原は、今日新幹線の駅があり、JRの東海道本線、北陸本線、
琵琶湖線、私鉄の近江本線が通る要衝駅なのですが、小さい町で駅前にスーパーもありませんでした。
駅から離れた農村地帯は集落が点在しているのですが、関東の集落とは印象がとても違っていました。第一は、関東
などの農村集落は北風を避けるため北側が樹木で囲まれていて、家々間が離れていますが、湖北の農村集落は樹木で
囲まれておらず、家々が密集している印象です。また、建物が伝統的様式の黒く塗られた板壁の家のが多いのです。輪
島の黒板壁の家にちょっと似た感じで、板壁は外から見ると寒そうですが、内部は格子状の枠に土を塗り重ねた土壁
で、断熱特に防寒に優れているようです。 木之本雨森集落
群馬県のある集落
それ以上に、特徴的なのは集落内に観音堂や複数のかなり大きな浄土真宗大谷派の寺々があり、稲荷や鎮守などが少ない
ことです。無住職の寺や観音堂も多く、そこを集落内の世話人が当番で手入れをし、守っているようでした。ですから、開
放されているところは少なく、事前に参拝予約のところがかなりありました。
観音信仰は、日本全国かなり強いですが、湖北地方もそうです。しかし、アクセスが良くないので私は、会津地方同様ほと
んど訪れることが出来ませんでした。
思い切って計画し、来られて本当に良かったです。今後は、これまで訪れたかったのですがなかなか行かなかった西方に
も少し足を延ばしてみたいと思いました。来月には、所用で大阪を訪れるので、2、3日歩く予定です。【湖北の旅終わり】