風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

永平寺・東尋坊・兼六園・総持寺祖院・白川郷・飛騨高山/後遍

2011年01月09日 | 国内旅行
総持寺祖院  山門

総持寺祖院の参拝は、このツアーでは入っていなかった。
夕食の時間が予約の関係で19時半からで、それまで時間がかなり空いてしまい、いわば時間つぶしのために急遽参拝することになった。
これはもう望外の超ラッキィーとしか言いようがない。
参拝時間が短く、参拝料400円が自己負担、そして多くの人に余り知られていない有名なお寺ではない事情があったとしても、
ツアーでの参拝希望者がごくわずかだったのは私には驚きであった。
曹洞宗の大本山・総持寺祖院にせっかく来ているのに参拝しないの、再び来られるかわからないのだから、と思った次第。
【総持寺祖院の由来】曹洞宗の初祖は、道元禅師で永平寺を開いた。
総持寺祖院を開いたのは四代目法孫にあたる瑩山禅師で、後醍醐天皇から「第一道場」の綸旨をもらい、以降曹洞宗の中心道場となった。
明治44年の大火災の後、横浜鶴見に鶴見総持寺が作られ、それ以降鶴見の総持寺に本山が移転した。
こうして、大本山永平寺・大本山総持寺祖院・大本山総持寺の三寺院が大本山となった。

 
仏殿                                  法堂(大祖堂)
 
法堂は工事中で、中に入ることができないので、仏堂内で、法堂内の特別展が開かれていた。
    
  
総持寺祖院を開設した瑩山禅師の生涯を描いた法堂の欄間も展示され、間近で見ることが出来た。
  
僧堂                                   鐘楼堂
 
経堂                                   経堂内部
 
入り口にある三樹松関                          庭園
 
時間がなかったので、他は見ることが出来なかった。
2009年4月、能登の総持寺祖院を訪れた時の私のブログはここ です。
鶴見総持寺参拝の私のブログはここ です。

夕食                                  トイレ休憩で寄った道の駅で
 

四日目=1月3日
白川郷

私は、ツアーの集合写真撮影に臨まず、展望台行きのシャトルバスに列に並んだのだが、20分以上並んでもバスに乗れなかった。
集合時間まで一時間しか無くなったのでバスをあきらめて思い切って歩くことにした。
歩くと45分かかるというが急げばなんとか往復出来るだろうと思った。           
 
展望台までは黙々と歩いて、撮った写真は上の2枚だけだった。
所々道は凍っていたが35分で着いた。汗が出て来てコートを脱いだ。
展望台には10分位しかいられなかった。それでもたくさんの写真を撮った。
帰りは山道を歩けば20分位で戻れるだろうと降りていくと通行止めであった。
大通りに戻るとちょうどバスが来ていて、最後尾で乗り込んだ。
集合時間まではまだ時間が少しあったので診療所前のバス停で降りて、そこから集落内を歩いた。 
                                     和田家
 
 
 
雪かきをしていた
 
ザーッと音がしたので振り返ると屋根から雪が落ちていて、写真が間に合った。
 
本覚寺
 
 
 
民家園(寄る時間は無かった)

2007年4月に訪れた時の白川郷の私のブログはここ です。 

飛騨高山
飛騨高山市内の散策時間は昼食を含めて1時間半だけ、私はオプションの弁当をバスの中で済ませたが、ゆっくりは出来ない。
宮川朝市の入り口(朝市は午前中)        かじ橋欄干の手長像・足長像                 かじ橋通り
   

飛騨国分寺
 
“さるぼぼ”というこの地のお守り                   国分寺の礎石跡
 
  
境内に外人がいたので話しかけた。オーストラリア人の男性で“青春18切符”で旅していると言う。
明日は岐阜・名古屋に行く予定だが、余り面白そうじゃない等と言っていた。
高山本町美術館では、山下清展が開かれていた
  
山桜神社では甘酒が無料で振る舞われていた
 
琴高童子像と御輿倉庫                         高山陣屋
 
飛騨の匠・韓志和像                          日枝神社
 
旧高山市役所(明治28年)         道端の雪の上に、占いの小道具(吉とか凶とか書いてあり、止まった所で占うらしい)
 
古い町並み上三之町
 
藤井美術民芸館
  
吉島家住宅
 
桃山八幡宮
 
 
相応院                                 昭和館
 
高山別院
   
高山は決して広い町では無いが、90分はとても短く、落ち着いて散策は出来なかった。
この旅に出かける前、私は高山に寄るとは思っていなかった。
クラブツーリズムは事前に私にパンフレットを送り忘れたらしい。ファックスで送ってもらったのだが字が小さくてよく読めなかった。
つまり、高山については何の準備もなかった、と言うわけ。
2007年4月私が飛騨高山を訪れた時のブログはここ です。

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一昨年の年末・年始は、大平洋上(ピースボートでオーストラリア)であった。
雪の永平寺・東尋坊・兼六園を見たくなった。
永平寺は雪も積もり、かなり雪が降っていたが、兼六園の雪は少なく、木々に雪は積もっておらず、予想した風景とはだいぶ違っていた。
金沢城公園は雪景色であった。
東尋坊も雪はなかったが、冷たい小雨と強い風が吹き、海風は潮を雲の様に霧の様に噴き上げていた。
以前来た時は、海岸まで降りて船に乗り、船上から雄島や東尋坊を眺めたが、この時期は海岸に行くことも出来ない。
出かける前の天気予報では日本海側は大荒れと言うことでもあり、私はかなりの雪景色を期待していたのだが、拍子抜けであった。
総持寺祖院には予定外で行くことになったが、ここも雪の総持寺ではなかった。
私は、長靴を用意していった。大雪ではなかったが、永平寺、兼六園、東尋坊では長靴が良かった。
永平寺は靴を脱いで参拝するので厚手の靴下をもう一枚上にはいた。予想していたより寒くはなかった。
さて、今回のツアーは2台のバスで60人を越えていた。二台のバスが一緒の行動を取らなかったのも良かった。
私のバスは31人、内一人旅は6人、一人旅は座席二人分を一人で使うのでとてもゆったり出来た。
今回のツアーもバスに乗っている時間が多かったが、、バスガイドがいなかったのが何より良かった。
ツアーの場合、とにかくバスガイドはしゃべり過ぎで、ひどいガイドだと休みなしの騒音である。
添乗員も控えめな人で、最低限程度の観光案内であったのも良かった。
とにかくバス内が静かなのが良い。
このツアーのコーディネイトの一番のミスは、宿泊ホテルが観光地から離れていること、そのホテルで食事が出来ないこと、
このことから移動の大幅なロス時間が生まれ、散策時間が少なくなったこと、ホテルに戻る時間が遅くなったことである。
クラブツーリズム手広く客を集め、どの観光地に行ってもクラブツーリズムのツアーに遭遇した。
立地条件の良い金沢や富山などのマンテンホテル等は、他のツアーに使われ、我々は割を食った、と言うことなのだろう。
だが、そのおかげで総持寺祖院も参拝できたのではあるが。
ホテルのロケイションがよければ移動時間が短縮され、永平寺や兼六園、白川郷や高山の散策時間にもっと余裕が取れただろう。
また、食事時間は1時間しかなく、ゆっくり酒を飲みながら食事を楽しむには1時間の食事時間は短すぎる。
豪華な食事より、私としてはゆっくり食事をしたい。

白川郷では、展望台へのシャトルバスが15~20分間隔で運行され、徒歩で45分の所をバスで10分で結ぶ。
大雪の場合は運行が中止となるが、この日は運行された。
乗降を希望する観光客が寒い中、長蛇の列を作っているのにバスの大幅増発はなされなかった。
バスを2台、3台と待ったが乗ることが出来ずあきらめた人もいた。
ちょっとした工夫と努力でより優しくきめ細かく温かいサービスとなるのに、この無策にはとても腹が立った。
展望台から眺望すればもう一度来たいという気持ちが増すこと疑いなしなのだから。

日本で年末年始に旅に出るのは初めてであった。
私は、寒いのが苦手なのだが、今回の冬の北陸は凍えるほど寒くはなく、この程度であれば冬の旅も良いなと思う。
年末年始は帰省客で道路の渋滞が報道されるが、行きも帰りも渋滞は全くなかった。
高速道路のサービスエリアも少しは混んではいたが、それほどではなかった。
とまれ私はこの旅を十分楽しんだ。


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