
5月7日~16日韓国の慶州(キョンジュ)と釜山(プサン)の町を歩いて来ました。 上は、仏国寺
7~12日がキョンジュ、13~16日がプサンです。

5月7日、日暮里10:05発スカイライナー、空港第二ビル10:43着、とにかく早いです(2465円)。
スカイライナーの乗車券は携帯電話のウエブでのペーパーレスチケットが選べます。
12:45発、15:00プサン着成田でのチェックイン、出国手続き等全く待つこと無くあっけなく終わりました。
12:45発、14:35着。プサンの入国手続きもあっという間でした。 プサン空港


プサン空港のお土産屋

預けたスーツケースすぐ出てきました。
空港で両替をしました。35000円と多めに両替しました。331,800Wでした。1000Wが100円の感じです。
結果的には、ほとんどすべて使いまたカードもだいぶ使いました。
「小さい紙幣にして」というと5万W、1万W、5千W、千Wと丁寧に小分けし、一枚ずつ数えてくれました。
インフォメーションでは地下鉄マップなどが載っている日本語で書かれた「まるごと釜山・春」という冊子をくれ、
釜山バスターミナルへの行き方を日本語で丁寧に教えてくれました。
まず、ライトレイルというモノレールで大渚(テジョ)に行き(1300ウォン)、そこで地下鉄3号線に乗り換え、
蓮山(ヨンサン)で地下鉄1号線に乗り換え、終点の老圃(ノポ)(1600ウォン)まで行きます。


老圃駅は、プサンのほぼ北端で、目の前に郊外に行く長距離バスの発着のプサン総合バスターミナルがあります。
このターミナルはとても巨大です。チケット売り場で、「慶州」と書いたメモを渡して切符を買いました。
4800ウォン。16:45発、着いたのは18:30ちょっと前でしょうか。 プサン総合バスターミナル


このあたりの事情は、ヨーロッパやトルコの長距離バスシステムと似ていると思います。
長距離郊外バスのターミナルは、市の中心部からかなり離れた所にあります。
キョンジュの郊外バスターミナルも慶州駅とは1.5キロほど離れています。
ここまで本当に順調に来ました。
ところが、ホテルは地図では歩いて5分ほどなので歩いたのですが、わかりませんでした。
若者に聞いたのですが、わかりませんでした。
仕方なく、ターミナルに戻ってタクシーに乗りました。タクシーの運転手もわからず、カーナビで住所を入力していました。
何のことはありませんでした。バスターミナルから350mほど、私が若者に聞いた所から100mほどの所にホテルはありました。
タクシーは3000ウォンでした。


BOOKING Com.ではプサンツーリストホテルとあるのですが、キョンジュDYホテルが一般的なようです。 ホテルの部屋から


真ん中の道路が橋で、手前右側がキョンジュ郊外バスターミナル

バスタブはありませんが部屋は広く冷蔵庫があり、フリーのミネラルウォーターが2本入っていました。
ウォシュレット、洗面室にはフリーのシャンプー・歯ブラシ・カミソリなどもありました。


早速、近くを散策すると、先ほどホテルを聞いたところがスーパーでした。
食品は豊富ですが、惣菜類は少ないです。
また、コンビニもたくさんあるのですが、いずれも小さく惣菜・弁当類は少ないです。
この日は、スーパーで夕飯に韓国式海苔巻きとその他、バナナ・リンゴ・ヨーグルトを買いました。
持参したウイスキーをちびちび飲みながらパソコンを使い始めました。
室内にWiFiがあるのですが、アクセスできません。
レセプションに事情をいうと、スタッフが部屋に来て、設定してくれました。
プサンのホテルでは簡単でしたので、このホテルでは何か事情が違い、多くの客がわからないのかもしれません。
しかし、多くのホテルでは「自分で何とかしろ」式が多いく、有料な所も少なくありません。
このようなサービスをしてくれるホテルは本当に珍しいことで私はすっかり気分を良くしたのでした。 【一日目、5月7日終わり】
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二日目、5月8日
5月8日、6:30に目が覚め、7:30朝食をたっぷりいただきました。(朝食は別料金で、16000W)



この日は、世界遺産の良洞民俗マウル(昔の農村の姿を残しています。マウルとは村・町の意味)に行く予定でしたが、大失敗でした。
9時前にバスターミナルに行って、ガイドブックにハングルで書かれたヤンドンミンソンマウルを書き写して案内人に見せて、
良洞民俗マウル行きをきいた所、彼が教えてくれたバスは間違っていたのです。
私の書き写したのが正確で無かったのかもしれませんが、彼はヤンドンとアンドンを間違えたようなのです。
彼はアンドン行きのバスを教えたのです。
アンドン(安東)にも同じような民俗マウルがあります。
ガイドブックの文字は小さいのでそのまま見せてもほとんどの人が読めません。
アンドンについて事前に少し調べましたが遠いので行く計画は立てませんでした。
『地球の歩き方』では、良洞民俗マウルまでの時間は記されていませんが、地図ではわりと近いのに、
8時50分発のバスに乗り、1時間も走ったのに着かないのでおかしいとは思っていたのですが、
言葉・英語が通じないので確かめようも無く、途中何度も降りて戻ろうとしたのですが……終点のアンドンまで行ってしまいました。
今日の教訓は、場所やバスの停留所名の韓国語を自分で書くのでは無く、ホテルのレセプションで書いてもらう、です。
バス代は12000Wウォン。ちょうど正午頃だったので、食堂でビビンバを食べました。5000W。

次のバスは15:10なので気を取り直して、アンドンの町を少し歩きました。歩いている人はほとんどいません。


アンドンのバスターミナルも市中心部まではだいぶ離れている上に、かなりの上り坂で疲れました。



ビルの壁の絵、私にはおしっこをしているように見えました。 マンションからソファーなどを下ろしていました。



2時頃ターミナルに戻り、ベンチでうとうとしました。 アンドンのバスターミナル

帰りのバスは、直行便なので早く、5時半頃着いたでしょうか。
ホテルに戻り傘などを置いて、付近を歩くことにしました。
キョンジュバスターミナル近くにある"観光インフォメーション"で日本語で、良洞民俗マウルを韓国語で大きく書いてもらいました。
バス乗り場を調べると、市外バスターミナル北側バス乗り場に市内バスのバスストップがありました。
片道4車線の反対側にもバス乗り場があります。バス停でバスナンバーを確かめるのですが、交通信号がなかなか変わりません。
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大陵苑(1000W) 新羅時代の古墳23基が散在しています。 東門


天馬塚 ここからは純金製の遺物がたくさん出土したそうです。
国立慶州博物館でそれらが展示されています。以下2点は、引用です(右は痛みが大きいので未公開)。








正 門






世界遺産・慶州歴史遺跡地区 お店の装飾です。



チョクセム地区新羅古墳発掘館


お寺のようですが名前はわかりません。




法源寺







路東里古墳群 路西里古墳群


キョンジュ駅


駅前構内でお葬式の弔問者受が行われていました。 駅のフェンスに多数の願掛けが。


城東市場(慶州駅前から続く)





コンビニはとにかく多く、特に多いのがGS25 "たこ焼きならぬたこやみ"



寿司屋はそんなに高くなかったです。



SPAO(このビルでは、拡声器から日本語の宣伝が流れました。) 夕食、うどんとチジミ8000W、ビールはなぜかありませんでした。



大失敗の出だしで、一時はどうなるか前途多難の予感でしたが、夕方遅くまで市内散策を楽しみ、気を取り直しました。
暗く狭い路地に入らなければ治安は問題ないと思いました。もちろん油断は大敵ですが。
特に、ホテル周辺はバスの発着場ターミナルで遅くまで人通りがありました。
また私は慶州駅前付近はを夜歩きませんでしたが大繁華街で大勢の人々が行き交っていると思います。 【二日目、5月8日終わり】