風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

ニュージーランドの旅。総集編・クライストチャーチへ

2017年12月29日 | 2017ニュージーランド旅行

クライストチャーチ大聖堂

カードボード・カセドラル
12月4日、クライストチャーチはとりあえず1泊です。12月16日に戻って来ます。
ウエリントン10:05発の飛行機です。30分前までにはチェックインが必要ですが、万一のアクシデントなどを考えて、
7:30にホテルを出ました。
エアポート・フライヤーのバスは、セントラルではどのバス停でも乗ることができる便利さです。
7:48にバスが来て9$でした。20分ほどで空港に着きました。
広い空港ではありませんが、ほとんど街中にあるので驚きました。
私は、国際線のチェックインカウンターのようなものはありません。すべて機械による自動チェックインです。
私が、少し戸惑っていると、スタッフが来て、さっさとやってくれました。日本語でできます。
預ける手荷物は、コンベアの前で職員に渡すだけです。重量チェックもセキュリティチェックも一切なしです。
機内持ち込み荷物のセキュリティチェックも何も無いのにはもっと驚きました。飲み物もOKです。
つまり、チェックインはあっという間の出来事なのでした。
すっかり拍子抜けの感じですが、離陸まで時間がありすぎ、その上、約1時間ほど離陸が遅れました。
私は、日本では国内線にほとんど乗らないので、日本の搭乗手続きシステムがどうなっているのかわかりませんが、
ここでは、搭乗手続き開始のアナウンスが一度あるだけ、電光掲示板に確かLast Callと掲示されるだけでした。
80人ほどの定員で満席でした。フライトは1時間ですのでこちらもアッという間でした。
地上の景色がよく見えました。砂漠みたいな乾燥地帯もかなりありました。
手荷物ピックアップもすぐでした。
iSITEがあったので、セントラルステーション行きのバス停を聞くと、9番出口を出て#29のバスで、8:50$でした。
クライストチャートは、これまでと違って真夏の感じでした。気温が高いだけでなく、日差しが痛いです。
20分ほどで、セントラルステーションに着きました。巨大なバスターミナルです。
 
ターミナルの中                  空港で
 
全体の地図が呑み込めないので、はじめはずいぶん迷いました。地図上では、ホテルはそこからすぐなのに
それらしきものが全くありません。私は、仕方なく男性に聞きました。スマホで住所を入力し、地図検索してくれました。
私は、なんと反対側をうろうろしていたのでした。
ホテルの壁画です。                 両サイドがホテルで、私のは左です。
 
建物の中                      
 
反対側入り口                   ホテル、広く快適です。
 
 
ローケーション、設備と言い申し分ありません。洗濯機の説明が親切で、全自動で乾燥までしてくれました。
13:30頃でしたがチェックインできました。部屋で少し一休みし、明日のスケジュールを復習しました。
明日は、トランズアルペン鉄道でグレイマウスに向かいます。
この列車、オープンデッキやニュージーランドアルプスの峠越えのユニークな鉄道ですが、一日1往復しかありません。
クライストチャート発は、8:15でその20分前に搭乗手続き=手荷物預けと言った飛行機並みの手続きが必要な上に、
鉄道の駅はセントラルから4kmほど離れ、バスの便もよくなさそうのです。私は、思い切ってタクシーを7:30に予約しました。
軽装に着替えて、近くを散策しました。
お腹も空き、探すのも面倒だなと思っていると「弁当」の看板が目に入り、11.9$の唐揚げ弁当を買って木陰のベンチで食べました。
 
大地震で破壊されたカセドラルは想像以上、痛々しいです。
 
 
 
    2008年ピースボートで私が訪れた時の大聖堂
     
大聖堂前広場
 
 
広場のチェスは健在です。
  
復興の工事が至る所で行われている一方、壊れたままの痛ましい建物もたくさん残っています。
 
 
その建物に入れないように、また建物の補強に鉄道のコンテナが積み重ねられたりしています。
 
ジョン・ロバート・ゴーデルの銅像
  
また、復興のメッセージが、壁の絵や彫刻など、シティアートが市内各所にあります。
ベルリンの壁の「落書き」よりはるかにメッセージ性と深みがあるように感じました。
 
 
 
 
しばらく散策して、スーパーがあったので今日の夕飯と明日の朝食を買ってホテルん戻りました。
便意を催したり、水を忘れてきたからです。
それから、私が是非訪れたかった、日本人建築家の板茂さんがクライストチャーチの復興を願って設計建築した
カードボードカテドラル(段ボールで作った)に行きました。
 
 
 
 
 
 
 
屋根と壁は特殊のプラスティックのような透明の紙で、柱は特殊強化した段ボールで作られています。
痛々しい大地震の傷跡と復興を願うカードボードカセドラルとシティアートが対比的に存在しています。
警察、消防署、裁判所などはすでに再構築されて立派になっていました。  追憶の橋
 
コンテナなどで作られたお店
 
明日は、早いので早めに戻りました。クライストチャーチには約10日後にもう一度戻って来ます。 【12月4日終わり】


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