
12月5日
今日は、トランツ・アルパイン鉄道で西海岸のクライストチャーチから西海岸のグレイマウスに行きます。
2008年にもこの鉄道に乗りました。その時は、逆コースでした。
ニュージーランドでとても有名な観光鉄道です。料金も片道195$と結構高いです。
クライストチャートを朝8:15発、4時間半から5時間、清掃後グレイマウス発14:05の一日往復1本しかありません。
私は、前日にタクシーを7:30に予約していたのですが、なんと15分も早く迎えに来ました。
タクシーの運転手は日本が好きだと、空港までずっとお話でした。
15分ほどで着いたと思います。22$でした。
鉄道も20分前のチェックインが必要で、チケットが発行され、座席が指定されます。
クライストチャーチ・トランツアルパイン鉄道駅


オープンデッキ車両


時間が早かったので並ばずに済みました。私より早く来ていた人も大勢いました。
大きな荷物は、最後尾の車両に行先ごとに整理されて乗せられます。グレイマウスは、かつて金が採れたことで栄えた街です。
私が以前の車両はもっと汚かったと思います。新しい車両はまるで日本の特急列車なみの快適さでした。 荷物車


60~70%の乗車率ではないでしょうか。一人客の私は、隣の席が空いているのでとても楽でした。
途中、乗降する客がいる場合、その駅で止まります。
写真スポットに近づくと、列車のスピードが落とされます。
機関車の後ろにオープンデッキの車両が1両あります。私はサザンアルプス地帯に入ってから行ったのですが、
ものすごい混みようで、先にいる人は割り込みは許さないぞと邪魔しています。
しばらく待ってやっと空いたスペースに潜り込みました。
ただ、この車両トンネルに入るとディーゼル機関車ですから臭いと埃がすごいです。冬は猛烈な寒さだそうです。
いくつか鉄橋を通るのですが、乗っている列車からはその場面の撮影は難しいでのす。
途中までの景色は、単調です。






オープンデッキから




これは、蜂蜜採取の箱でしょうか。




ごくたまに、家が見えます。




やっと空いてきたオープンデッキ アーサースパス(峠)駅で乗客は一時下車したので空っぽです。


三分の二あたりを過ぎて、アーサースパス(峠)駅に到着します。


ここで降りる人がかなりいるので、預けた荷物などを下ろし渡すためにかなりの時間停車します。
ここから、トレッキングに出て、帰りの電車に乗ったり、本格的山歩きをする人もいるそうです。
かつて来た時のこの駅のトイレはこんな、今はきれいになり時代の変化を感じました。

ここを過ぎると車窓の景色はだいぶ単調になります。 乗降客がいる駅だけ、停車します。


車です


この電車に、若いろう者の団体が乗っていました。私は、思い切って話しかけました。はじめは、筆談でしたが、挨拶や、良い、
ありがとうなどを教え合いました。彼らは、アーサースパス駅で降りましたが、ほんの少しの交流でしたが、私にとって
良い、おもしろい貴重な経験でした。
途中いくつかの駅で停車し、グレイマウス駅に到着したのは、予定の12:45をはるかに過ぎて、1時20分頃でした。
グレイマウスの駅




グレイマウスは、かつて金鉱の町


今日の宿、レイルウエイ・ホテル・グレイマウスは、駅から徒歩2分ので、一階はバーなどです。


1泊4000円で、共同のトイレ、シャワーです。でも共同の冷蔵庫や電子レンジ、ポット、食器類は完備されています。


Wifiは無料で簡単にアクセスできました。泊まり客は、私一人でした。
チェックイン後、しばらく休憩して散歩しました。気温も高く、日差しはじりじりします。 トイレ


ボードスケート場がありました。 裁判所


グレイマウスの町は小さき町ですが、女性センターや 職業訓練・斡旋場などもありました。


グレイマウススターと言う印刷機械を持つ新聞社などもありました。

グレイ川の河口がタスマン海に注ぎ、マオリの人々は「広い河口」と意味の「Mawhera」と呼び、要塞を設けて住み着いた
そうです。グレイ川は巨大で何度も反乱を繰り返してきたそうですが1988年、大規模な洪水に見舞われ、その後大堤防が
築かれたそうです。堤防は、現在はトレイルとして利用されています。また、いくつかのモニュメントもつくられています。






また、堤防上は、サイクルロードなどにもなっていました。


駅の近くに、これまた巨大スーパー、カウントダウンがあり、夕食とワインを買って来ました。
明日の朝食は、冷蔵庫が部屋にないのでまた買いに行きます。
市の入り口に、巨大な褶曲がありました。


【12月5日終わり】