柴山伏越
3月28日、桶川市・旧菖蒲町を歩きました。今回の特筆は、上の"柴山伏越"です。
見沼代用水が立体交差して元荒川の下を通ります。
桶川駅 桶川駅前はすごく狭く、バスがUターンできるスペースが無いので、タワー駐車場などにある転車台で転換していました。
桶川駅からバスで、下栢間(しもかやま)に行きました。栢間は、なんと「かやま」と読むんですね。
正法院・真言宗
十一面観音堂
文殊菩薩堂
すっかり春です。 柿
薬師如来堂・天王山塚古墳の上
善宗寺・浄土宗
幸福寺・曹洞宗 裏門
幸福寺境内(広い境内にたくさんの木々の花が咲いていました。お寺の名前もユニークです。)
幸福寺表入口
弁財天堂
妙楽寺・真言宗
妙楽寺・地蔵堂
天照寺
天照寺・地蔵 天照寺一帯の風景
柴山伏越
伏越とは、用水路と川の立体交差のこと。見沼代用水路は、元荒川より高いところを通っていて、ほぼ直角に交差するので、
見沼代用水路が川の下をサイフォンの原理で、潜り抜けるそうです。原型は、江戸時代に造られたと言うから驚きです。 この下を用水が通ります。
柴山伏越の脇に常福寺・曹洞宗があります。 柴山伏越を造った井沢弥惣兵衛為永の墓があります。
私は、「伏越」なるものが存在することは、ここに来るまで、全く知りませんでした。
低く流れている元荒川のさらにその下を用水が流れているとは、外観からは全く想像できません。
ヨーロッパの運河が川の上を橋のように交差するのは映像で見たことがありますが、伏越はもっと感動的でした。
観音堂(由来はよくわからないそうです。) 小さい薬師如来堂があり、墓がたくさんあります。
諏訪八幡神社が隣接しています。
正泉寺
ここから菖蒲町まではかなりの距離があるので、歩くのは無理です。
バス停・小川橋からバス停・上丸谷までバスを利用する計画でしたが、ここまで時間がかかったので、バスで新堀まで行くことにしました。
蓮田駅から菖蒲車庫行きのこのバスは、1時間に1本。バス停・小川橋に着くと運良く13:30頃発のバスがありました。
20分ほど待つと乗れ、良かったです。乗客は私一人でした。
新堀の近くに、菖蒲総合支所(旧菖蒲町役場)があり、かつてこの近くに菖蒲城があったそうです。
観音寺
西願寺・浄土宗 本尊は円空作如来立像(写真は看板)
西願寺・本堂 久伊豆神社
永昌寺・曹洞宗、菖蒲城主佐々木一族の墓
白木蓮の花
市神神社 三箇神社
永勝寺・曹洞宗
永勝寺・裏門
長龍寺・曹洞宗
菖蒲七福神
道元上人像
歴代住職墓
菖蒲神社
吉祥院・真言宗
弁財天堂 不動堂
薬師如来堂 馬頭観音堂
吉祥院前
菖蒲仲町のバス停からバスで桶川駅に向かいました。
浄念寺・浄土宗
板石塔婆(1315年~1580年) 不動堂
板石塔婆の保存状態は良くきれいでした。
太子堂 供養塔
江戸時代絵師狩野法眼伊白の碑
桶川宿本陣遺構(この日は未公開)
お茶博士・辻村みちよ顕彰碑
大雲寺・曹洞宗
桶川・中山道宿場館
小林家住宅 矢部家住宅
--------------------------------------------------
菖蒲町は、2010年久喜市、栗橋町、鷲宮町と合併し、久喜市になりました。
戦国時代、菖蒲城がバス停・「新堀」付近にあったそうです。竣工が5月5日で菖蒲城と命名されたとのことです。
北条氏の小田原滅亡後廃城となり、その後栢間陣屋(5700石)が置かれ、幕末まで続いたそうです。
今日歩いた所は、桶川市、蓮田市、久喜市が入り組んでいます。
柴山伏越は行くまで知りませんでした。とてもユニークで壮大で、私はとても感動しました。
引用
外観だけでは、用水路が元荒川の下を通っているとはわかりません。私も、説明の看板を見るまではわかりませんでした。
川の上をローマの水道橋の様に通した方が工事としては簡単かなと思いますが、果たしてどうでしょう。
見沼代用水路は、江戸時代の1728年(享保13年)に幕府の役人であった井沢弥惣兵衛為永が新田開発のために造られた灌漑農業用水で、
総延長は約70km(支線水路を含めると約100Km)に及ぶそうです。
埼玉・東京の葛西用水路、愛知県の明治用水と日本三大農業用水の一つと称され、埼玉県行田市付近の利根川より取水され、
東縁代用水路は東京都足立区、西縁代用水路は埼玉県さいたま市南区に至る壮大なものです。
すっかり春、木々は緑に、花が咲き、鶯も鳴いています。楽しいウォーキングでした。 【終わり】
3月28日、桶川市・旧菖蒲町を歩きました。今回の特筆は、上の"柴山伏越"です。
見沼代用水が立体交差して元荒川の下を通ります。
桶川駅 桶川駅前はすごく狭く、バスがUターンできるスペースが無いので、タワー駐車場などにある転車台で転換していました。
桶川駅からバスで、下栢間(しもかやま)に行きました。栢間は、なんと「かやま」と読むんですね。
正法院・真言宗
十一面観音堂
文殊菩薩堂
すっかり春です。 柿
薬師如来堂・天王山塚古墳の上
善宗寺・浄土宗
幸福寺・曹洞宗 裏門
幸福寺境内(広い境内にたくさんの木々の花が咲いていました。お寺の名前もユニークです。)
幸福寺表入口
弁財天堂
妙楽寺・真言宗
妙楽寺・地蔵堂
天照寺
天照寺・地蔵 天照寺一帯の風景
柴山伏越
伏越とは、用水路と川の立体交差のこと。見沼代用水路は、元荒川より高いところを通っていて、ほぼ直角に交差するので、
見沼代用水路が川の下をサイフォンの原理で、潜り抜けるそうです。原型は、江戸時代に造られたと言うから驚きです。 この下を用水が通ります。
柴山伏越の脇に常福寺・曹洞宗があります。 柴山伏越を造った井沢弥惣兵衛為永の墓があります。
私は、「伏越」なるものが存在することは、ここに来るまで、全く知りませんでした。
低く流れている元荒川のさらにその下を用水が流れているとは、外観からは全く想像できません。
ヨーロッパの運河が川の上を橋のように交差するのは映像で見たことがありますが、伏越はもっと感動的でした。
観音堂(由来はよくわからないそうです。) 小さい薬師如来堂があり、墓がたくさんあります。
諏訪八幡神社が隣接しています。
正泉寺
ここから菖蒲町まではかなりの距離があるので、歩くのは無理です。
バス停・小川橋からバス停・上丸谷までバスを利用する計画でしたが、ここまで時間がかかったので、バスで新堀まで行くことにしました。
蓮田駅から菖蒲車庫行きのこのバスは、1時間に1本。バス停・小川橋に着くと運良く13:30頃発のバスがありました。
20分ほど待つと乗れ、良かったです。乗客は私一人でした。
新堀の近くに、菖蒲総合支所(旧菖蒲町役場)があり、かつてこの近くに菖蒲城があったそうです。
観音寺
西願寺・浄土宗 本尊は円空作如来立像(写真は看板)
西願寺・本堂 久伊豆神社
永昌寺・曹洞宗、菖蒲城主佐々木一族の墓
白木蓮の花
市神神社 三箇神社
永勝寺・曹洞宗
永勝寺・裏門
長龍寺・曹洞宗
菖蒲七福神
道元上人像
歴代住職墓
菖蒲神社
吉祥院・真言宗
弁財天堂 不動堂
薬師如来堂 馬頭観音堂
吉祥院前
菖蒲仲町のバス停からバスで桶川駅に向かいました。
浄念寺・浄土宗
板石塔婆(1315年~1580年) 不動堂
板石塔婆の保存状態は良くきれいでした。
太子堂 供養塔
江戸時代絵師狩野法眼伊白の碑
桶川宿本陣遺構(この日は未公開)
お茶博士・辻村みちよ顕彰碑
大雲寺・曹洞宗
桶川・中山道宿場館
小林家住宅 矢部家住宅
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菖蒲町は、2010年久喜市、栗橋町、鷲宮町と合併し、久喜市になりました。
戦国時代、菖蒲城がバス停・「新堀」付近にあったそうです。竣工が5月5日で菖蒲城と命名されたとのことです。
北条氏の小田原滅亡後廃城となり、その後栢間陣屋(5700石)が置かれ、幕末まで続いたそうです。
今日歩いた所は、桶川市、蓮田市、久喜市が入り組んでいます。
柴山伏越は行くまで知りませんでした。とてもユニークで壮大で、私はとても感動しました。
引用
外観だけでは、用水路が元荒川の下を通っているとはわかりません。私も、説明の看板を見るまではわかりませんでした。
川の上をローマの水道橋の様に通した方が工事としては簡単かなと思いますが、果たしてどうでしょう。
見沼代用水路は、江戸時代の1728年(享保13年)に幕府の役人であった井沢弥惣兵衛為永が新田開発のために造られた灌漑農業用水で、
総延長は約70km(支線水路を含めると約100Km)に及ぶそうです。
埼玉・東京の葛西用水路、愛知県の明治用水と日本三大農業用水の一つと称され、埼玉県行田市付近の利根川より取水され、
東縁代用水路は東京都足立区、西縁代用水路は埼玉県さいたま市南区に至る壮大なものです。
すっかり春、木々は緑に、花が咲き、鶯も鳴いています。楽しいウォーキングでした。 【終わり】