まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

常磐線乱れに参った

2008年09月18日 | ブログ

架線が一本切れただけでこれだけ乱れるのだから、日本の交通システムは脆弱なものだなと改めて思う。

今朝方、JR常磐線の我孫子駅付近で架線トラブルが発生し、そのために、常磐快速線の列車が運休、おまけに、我孫子に車庫を持つ常磐緩行線も、車庫から列車を出すことができなくなり、乗り入れている地下鉄千代田線の車両と、早朝に出庫していたJRの車両だけでダイヤをまわすことが余儀なくされた。当然、緩行線の本数も通常の半分以下という走行になる。

というわけで、ただでさえ混雑率が高いとして不評の常磐線、普段は快速線で通勤している乗客が緩行線の間引き運転の列車に殺到、いわゆる「上」で超満員になるものだから、どちらかといえば「下」から乗る私たちが乗ることができない。そのせいでホームには人があふれ、ついに「改札制限」が出る始末・・・。

これが完全な運休ならば、バスに乗って京成線にでも向かうところであったが、列車が動いているとなると下手に動くのはロスタイムを広げるだけと判断したため、結局乗れるまで50分もかかってしまった(←そうであれば、早めに見切って京成にでも乗りにいけばもう少し早く着いたのではないかと思うのだが・・・)。

中央線名物の人身事故をはじめとして、このところほぼ毎日のように首都圏のどこかしらで鉄道のトラブルが起きている。最近の鉄道ブームとか営業第一の商売気の一方で、こうしたハード面の整備や磐石の体制が揺らいでいるのはないかという気がする。どういうところに原因があったのかの発表もなく、今後大丈夫かいなと思う。

ホンマ、しっかりしてほしい。

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