このところ竹島に尖閣諸島の問題を巡って何やらざわついている日本の領海。今のところは本土に直接影響するわけではないということか、市井の人たちの声としては、「問題」とは思っているが今のところは日本政府が冷静な対応を心掛けて何とか平静を保っているというところだろう。まあ、それが弱腰だとする意見も多いのであるが。
さてそんな中、国内の情勢を見るに、橋下大阪市長率いる「大阪維新の会」が、現職の国会議員を招く形でいわゆる「政党」に成長するという。
また、参議院では野田内閣に対する問責決議案が可決されたというものの、自民と連携を組んでいた公明党が審議を欠席するという、何とも胡散臭い状況である。
何だかなあ。
民主党は論外として、ここで押し切れない自民党もかつての勢いは感じられないし、大阪維新の会も、これを簡単に議席を増やすようなことがあれば、日本の有権者も舐められたものである。いったい、どこに投票すればよいのやら。
領土問題、原発問題、日本の産業空洞化問題、財政、年金、消費税・・・問題は山積している。そんな時に国会が空転してどうするのか。このところの中国、韓国の態度も、そんな日本の国会や行政の足元を見透かしてのことだろう。
もっと建設的な国家運営をしましょうよ。あ、もっとも、「建設的」というのは、「土建屋の力を借りてコンクリートの建造物をいっぱいこしらえる」というのではないですからね・・・・。