そろそろ年末が近いということで、部屋の片づけをする。
普段不精をしているせいか、結構捨てるものが出てくる。私の住むマンションはゴミは曜日に関係なく共通の置場に置いておけばよいので都合がよい。
最近よく聞く言葉に「断捨離」というのがある。ウィキペディアの書くところでは、「ヨガの『断行(だんぎょう)』、『捨行(しゃぎょう)』、『離行(りぎょう)』という考え方を応用して、人生や日常生活に不要なモノを断つ、また捨てることで、モノへの執着から解放され、身軽で快適な人生を手に入れようという考え。単なる片づけとは一線を引くという」というものである。単に不要になった衣類や食品、家財道具を整理するのとは違うようである。
・・・この意味で行くと、これまで旅先で集めたパンフレット、グッズの類は含まれるのかなと思う。よく考えて見ればブログを書くときの資料にするくらいで(資料にもならないものも多い)、後で取っておいて見返すのもそうあるものではない。これなどは、最初からあまり多くを持ち帰らないということか。
ただ困るのが書籍。今回書棚にある文庫や新書を整理したが、これがなかなか難しい。やはり好きな作家、著者のものは残しておきたいし、書籍は「絶版」という恐れがある。一度手放すと手に入れるのは困難である。旅先の書店で手に入れた、地元の出版社や新聞社が出している郷土の本なんかも残したい。
結局今回段ボールにして2箱をブックオフに売却することにしたが、時事ネタを扱ったものや、経済関係のものは「後で読み返すには新鮮味がなくなった」ということで結構処分のほうに回った。思い返せば「何でこんなものを読んでいたんだろうか」と思うものもある。それは趣味に関するものもそう。
パッと見た目、書棚は整然とされたように見えるが、本来の「断捨離」の意味からすればまだまだほど遠いのかな・・・・。