・・・やっぱり、こういうことになった。
若ノ鵬の大麻使用→解雇という事件の発生を受けて、抜き打ちでドーピング検査をしたところ、ロシア出身の2力士から陽性反応が出たという。専門家によれば、簡易検査で陽性反応が出るというのは、常用していないとありえないことということで、これでこの両力士が大麻をやっていたのはほぼ間違いがないということ。
正直、どうするの・・・?
露鵬は今でこそ貴闘力の大嶽部屋所属だが、あの大横綱・大鵬が育てた力士、白露山も、現在は北の湖部屋所属という、昭和の大横綱に関連する部屋から(いかにロシア出身の兄弟とはいえ)こういう事態が発生することが問題。こういうことが起こると「あのカメラマン暴行事件も、結局は薬物使用でブレーキが利かなくなった精神が引き起こしたもの」というように片付けられてしまう。
現在、「歴史ポケットスポーツ新聞 相撲」(荒井太郎編、大空ポケット新書)というのを読んでいる。相撲界の出来事を年度別に、スポーツ新聞風に「記事」を並べてあれこれ紹介する(デーモン小暮閣下とやくみつるのコラムも「いかにもその年代に書いたような」感じで掲載されている)ものだが、時津風部屋での力士死亡事件のところで時代は停まっており、今回の大麻事件には間に合わなかった。
今度こそ、待ったなしですよ・・・・。