時々、ほんとになんにも考えたくなくなると、毎日新聞のコラム『女の気持ち・男の気持ち』をほんの少しだけ、ぼ~っとしながら読みます。
広島在住の56才の女性が書かれたこの気持ち、同じ立場でも状況でもないけれど、しんみりした後、クスッと笑わせてもらったのでお裾分けです。
『人生最悪の時である。
家族4人。母は認知症の90歳。夫は、中小企業を早期退職し、起業家を夢見て、いまだ夢の中を走っている。息子は30歳過ぎて独身。この3月にリストラにあい、一日中家にいて、「就活」する気配もない。下宿人だとて朝のあいさつはするだろうに、話しかけてもほとんど会話にならない。彼には彼のストレスもあるのだろうと黙認し、食事と洗濯だけは、してあげている。
私はというと、五十肩に悩まされ、今や全身が痛い。夜になると無性にこの世の無常が感じられる。こういうのを更年期障害というのだろうか。まるで、現代の「困った家族」の典型的なモデルみたいである。
他県に嫁いだ娘は仕事のストレスで不眠症に悩まされ、そのいら立ちを私に向ける。思春期をうまく切り抜けたと思っていたら、まるで季節外れの反抗期である。
娘が私に投げつける言葉は、私が母に言っている言葉のコピーである。「順送り」とはよく言ったもので、母もそう言う。母は、娘と孫の区別もつかないのに、言うことだけはしっかりしているから、余計に腹が立つ。
洗濯機に向かって、ふと思いついた。おしゃれが命の息子のパンツをくるくる丸めて、汚れた足ふきマットと一緒に洗ってやった。
ちょっとだけ、スッキリした』
ここにもひとり、おしゃれが命の若者がいます。ヤツは今だに、夜遅く(時には明け方)まで遊び、お昼過ぎまでグウグウ寝ていたりします。
学生にとっての夏の必須事項、バイト探しはしていますが、まだ決まっていません。
引っ越しの手伝いは……かなりやかましく言うと15分ぐらいはしますが、そこから長い長い中断があり、全然はかどっていません。
わたしもちょいと、汚れた雑巾と一緒に洗っちゃおっかな。
広島在住の56才の女性が書かれたこの気持ち、同じ立場でも状況でもないけれど、しんみりした後、クスッと笑わせてもらったのでお裾分けです。
『人生最悪の時である。
家族4人。母は認知症の90歳。夫は、中小企業を早期退職し、起業家を夢見て、いまだ夢の中を走っている。息子は30歳過ぎて独身。この3月にリストラにあい、一日中家にいて、「就活」する気配もない。下宿人だとて朝のあいさつはするだろうに、話しかけてもほとんど会話にならない。彼には彼のストレスもあるのだろうと黙認し、食事と洗濯だけは、してあげている。
私はというと、五十肩に悩まされ、今や全身が痛い。夜になると無性にこの世の無常が感じられる。こういうのを更年期障害というのだろうか。まるで、現代の「困った家族」の典型的なモデルみたいである。
他県に嫁いだ娘は仕事のストレスで不眠症に悩まされ、そのいら立ちを私に向ける。思春期をうまく切り抜けたと思っていたら、まるで季節外れの反抗期である。
娘が私に投げつける言葉は、私が母に言っている言葉のコピーである。「順送り」とはよく言ったもので、母もそう言う。母は、娘と孫の区別もつかないのに、言うことだけはしっかりしているから、余計に腹が立つ。
洗濯機に向かって、ふと思いついた。おしゃれが命の息子のパンツをくるくる丸めて、汚れた足ふきマットと一緒に洗ってやった。
ちょっとだけ、スッキリした』
ここにもひとり、おしゃれが命の若者がいます。ヤツは今だに、夜遅く(時には明け方)まで遊び、お昼過ぎまでグウグウ寝ていたりします。
学生にとっての夏の必須事項、バイト探しはしていますが、まだ決まっていません。
引っ越しの手伝いは……かなりやかましく言うと15分ぐらいはしますが、そこから長い長い中断があり、全然はかどっていません。
わたしもちょいと、汚れた雑巾と一緒に洗っちゃおっかな。