ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

ポール&ピンキー夫妻

2009年06月10日 | お家狂想曲
ウィンザーの家の左側の側面は、違う通りの家々の後ろの庭に面しています。
夕方、仕事の合間に床の様子を見に行った旦那が、リビングの窓から見える、水の色もきれいなでっかいプールをお持ちの家に、もうかれこれ60年以上は住まわれているご夫婦と話ができたそうです。
噂通りの、それはそれは温和な80代のご夫婦さんで、夏になるといつも、ウィンザーの家の人達は、彼らの家のプールを使わせてもらってたそうです。
お名前がポールとピンキー、なんて可愛らしい名前!!
わっすれなれないのぉ~、あ~のひとのことがぁ~、あ~おいシャツ着てさぁ~、う~みを見てたわ~
なんのこっちゃ分からん旦那が、呆れた顔して見ています。

「あの家はね、神様の祝福を受けた家だよ。住む人はみんな幸せそうだし、長生きだし。きっと素敵な暮らしになるよ」
なんて嬉しいことを言ってくださるんでしょう!!
お向かえのロイといい、このご夫婦といい、引っ越すのがいっぺんに嬉しくなりました。
あ、そうだ、引っ越しのご挨拶にどんな物を持ってったらいいかなあ。
こちらにはそういう習慣が無いので、我々としては、日本式のご挨拶をしようかと計画しています。向こう三軒両隣、お砂糖とかがいいかしらん?

「暑い日はね、二階の窓から直接飛び込んでいいからね」とポールさん。



やっほぉ~いいいのかな~いいのかな~、そんなことわたしに言っちゃっていいのかな~

↑これは一階のリビングの窓からの写真です。二階からっつぅと、あの木を飛び越えなきゃなりませんぞ。
そんなターザンみたいなジャンプができるだろうか……←なにを真剣に考えてるのやら……
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床の化粧直し

2009年06月10日 | お家狂想曲
旦那もわたしも、昨日はくたくたになっていたのに、申し合わせたように6時過ぎに目が覚めちゃって、ふたりでチビチビと紅茶を飲みながら朝食を食べました。
もうジャムが無いねえ、でも買いたくないねえ、あ、ティッシュも切れそう、でも買いたくないねえ……、
引っ越し前ってA地点とB地点の、どうしたらええねん?みたいな中途半端な場所に立たされてる感じがして、なかなか決められないことが多いです。
8時半に待ち合わせをしていた床の業者さんを新居に迎え入れ、てきぱきと作業を開始する4人の職人さんの仕事っぷりを少しだけ見学してから我々は退散。
家の鍵を預けて、任せっ放しの状態ってのに慣れなくて、なんだか変な気分でこちらに戻ってきました。



話を戻してっと……。
職人さんがほんの一カ所だけ磨いてくれまして、どんな感じになるか見せてくれたんですが、まあまあ、なんときれいな木目模様、いっぺんに恋しちゃいました
百年って一言で言うけれど、サラサラとした板の表面を撫でながら、その床が見てきた暮らしや人々の様子に思いを馳せていると、まるで万華鏡を覗いているような楽しい気持ちになりました。
床がきれいになってしまうと、さて、バスルームや台所の、迫力さえ感じられる古さ&汚さがめちゃんこ目立つんではないか?と、かなり懸念されます。
がっ!身の丈を念頭において、目をつむれるところはつむる、我慢できることは我慢する、無理は禁物です。
生徒さん、患者さん、すみません、トイレを使う時は絶対に下を見ないように、上を向ぅ~いて、歩いってってください
友人達よ、台所に入ったら、どこも見ないでね!って……目隠しするっきゃないやん?!そんなんまるで人質やん?!

家に戻ってからトドメの練習をしてリハーサルへ。本番は今まで弾いたことのない電子ピアノで演奏するそうで……ピアノ弾きの運命といえどイヤだなあ

ま、それはさておき、今日は家でのレッスン日。部屋が汚ねぇ~よ!レッスンできね~よ!掃除せにゃ~!
ほんでもってシャワーに入って、もういっぺんリハーサルに行って、仕事して、再びくったくたになって、コテンと寝ます。


コメント (8)
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