今日はもうひとつ、二階の洗濯室の配管をしてもらうための打ち合わせをする予定になっていました。
待ち合わせは11時。再びウィンザーに出向き、元200キロの巨漢だったという配管工のロブさんと初対面のご挨拶。
さっそく家の中に入り、二階の部屋に案内しました。
すると……、
「二階に洗濯機を置きたいっていう気持ち、分かるよ。動線がいいもんね。けどさ……」
彼が汗をかきかき説明してくれたのは、壁をぶち抜いて水道と電気の工事をしたとして、使い始めてからの事故を防ぐのに特別の作業をしなければならなくて、
その費用が結構高くて、それをしても事故や故障が起こらないなんて保証できないし、起こった場合、二階だとえらいことになる、ということ。
しかも、ここは近い将来、隣りのバスルームとの壁をぶち抜いてひとつの部屋にするんだから、その時にまた場所とかが変わって今の工事は無駄になる、ということ。
その工事の費用が水道&電気合わせて十万は軽い、というのを聞いて、わたしは一気に胸が萎んでしまいました。
「ねえ、地下に洗濯機を置いてた形跡はないの?」
ギクッ!それは聞かないでぇ~!
ちゃ~んとあるんですよね。ずっと前に、インスペクターのビルおじさんと地下探検した時の記事内で紹介した、ソープストーンで作られた骨董品のシンク(これです↓)の左横に。
ロブさん、見るなり「おぉ~いいじゃないの~完璧だよこれ。なんの工事も必要ないし。シンクだってこんな立派なんがあるんだし」
んで、ふと横にいるわたしがかなり暗~い雰囲気なのを見て、
「そ、そりゃこのままだとイヤだわなあ、こんなとこで洗濯すんの。ちょっと旦那、あんたが頑張って、この壁掃除してやりな。ほんでもって白いスプレーペンキできれいにして、床に安もんのカーペット敷いて、あ、ここらへんに棚作ってテレビ置いてやってさあ、あ、そうそう、灯りももっと充実させた方が……」
もう絶好調ロブ節、ペラペラペラペラ止まらんがなぁ~!!
話を聞きながら、かなり嬉しそうな顔してこっくりこっくり首を縦に振る旦那の横で、わたしはフグに変身。(さっきの動線の話はどこいったんよぉ~)
「どう、工事無しで済むんだからさ、例えば二週間でもいいからここでやってみてさ、やっぱどうしてもイヤだったら二階に上げるってのは」
もう旦那はニコニコ顔で大賛成。あとはわたしがオッケーさえすれば、という状況に追い込まれてしまいました。
快適だった同じ階ですべてが終わる家事。9年間、いい思いさせてもらったし、ま、いっか。
でもね、こうなったからには、洗濯物をいちいち集めたり、洗い終わった服をいちいち各自の部屋に配ったり、そういうことはしてあげませんからね。
洗って欲しかったら、とっとと自分で地下まで運んで来いっつぅの!
ほんでもって、洗い終わって乾燥機にかけた物を、3つのカゴに分けて入れておいたげるから、それを各自取りに来いっつぅの!地下までね!
あ~あ、ロブさん、あなたは全く正しいことを教えてくださいましたけど、おかげでわたしゃ、あの暗~い地下室まで下りて洗濯ですよ。
いえね、わたしだって大人になってもう長いんだし、比較的しっかりしてる方だし、足腰のためにもいいかもって思ったりもしてますよ。
それに、あなたはわざわざわたし達の家に来てくれて、なんの儲けにもならないのを承知であんなに一所懸命話してくれたんだから、その気持ちをありがたく受け取らないといかんのではないか、そうも思ったんですね。
でも……はぁ~……お風呂の大改装、いつになったらできるやら……そこなんですよね問題は、ロブさん、聞いてます?おい、ちょっと、ロブッ!
待ち合わせは11時。再びウィンザーに出向き、元200キロの巨漢だったという配管工のロブさんと初対面のご挨拶。
さっそく家の中に入り、二階の部屋に案内しました。
すると……、
「二階に洗濯機を置きたいっていう気持ち、分かるよ。動線がいいもんね。けどさ……」
彼が汗をかきかき説明してくれたのは、壁をぶち抜いて水道と電気の工事をしたとして、使い始めてからの事故を防ぐのに特別の作業をしなければならなくて、
その費用が結構高くて、それをしても事故や故障が起こらないなんて保証できないし、起こった場合、二階だとえらいことになる、ということ。
しかも、ここは近い将来、隣りのバスルームとの壁をぶち抜いてひとつの部屋にするんだから、その時にまた場所とかが変わって今の工事は無駄になる、ということ。
その工事の費用が水道&電気合わせて十万は軽い、というのを聞いて、わたしは一気に胸が萎んでしまいました。
「ねえ、地下に洗濯機を置いてた形跡はないの?」
ギクッ!それは聞かないでぇ~!
ちゃ~んとあるんですよね。ずっと前に、インスペクターのビルおじさんと地下探検した時の記事内で紹介した、ソープストーンで作られた骨董品のシンク(これです↓)の左横に。
ロブさん、見るなり「おぉ~いいじゃないの~完璧だよこれ。なんの工事も必要ないし。シンクだってこんな立派なんがあるんだし」
んで、ふと横にいるわたしがかなり暗~い雰囲気なのを見て、
「そ、そりゃこのままだとイヤだわなあ、こんなとこで洗濯すんの。ちょっと旦那、あんたが頑張って、この壁掃除してやりな。ほんでもって白いスプレーペンキできれいにして、床に安もんのカーペット敷いて、あ、ここらへんに棚作ってテレビ置いてやってさあ、あ、そうそう、灯りももっと充実させた方が……」
もう絶好調ロブ節、ペラペラペラペラ止まらんがなぁ~!!
話を聞きながら、かなり嬉しそうな顔してこっくりこっくり首を縦に振る旦那の横で、わたしはフグに変身。(さっきの動線の話はどこいったんよぉ~)
「どう、工事無しで済むんだからさ、例えば二週間でもいいからここでやってみてさ、やっぱどうしてもイヤだったら二階に上げるってのは」
もう旦那はニコニコ顔で大賛成。あとはわたしがオッケーさえすれば、という状況に追い込まれてしまいました。
快適だった同じ階ですべてが終わる家事。9年間、いい思いさせてもらったし、ま、いっか。
でもね、こうなったからには、洗濯物をいちいち集めたり、洗い終わった服をいちいち各自の部屋に配ったり、そういうことはしてあげませんからね。
洗って欲しかったら、とっとと自分で地下まで運んで来いっつぅの!
ほんでもって、洗い終わって乾燥機にかけた物を、3つのカゴに分けて入れておいたげるから、それを各自取りに来いっつぅの!地下までね!
あ~あ、ロブさん、あなたは全く正しいことを教えてくださいましたけど、おかげでわたしゃ、あの暗~い地下室まで下りて洗濯ですよ。
いえね、わたしだって大人になってもう長いんだし、比較的しっかりしてる方だし、足腰のためにもいいかもって思ったりもしてますよ。
それに、あなたはわざわざわたし達の家に来てくれて、なんの儲けにもならないのを承知であんなに一所懸命話してくれたんだから、その気持ちをありがたく受け取らないといかんのではないか、そうも思ったんですね。
でも……はぁ~……お風呂の大改装、いつになったらできるやら……そこなんですよね問題は、ロブさん、聞いてます?おい、ちょっと、ロブッ!