ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

5月5日『子どもの日』を『原発ゼロの日』記念日にしよう! 愚かやった世代の我々の償いとして!

2012年04月10日 | 日本とわたし
チーム仙谷」再稼働主導 首相・閣僚4者協議 形だけ  東京新聞 2012年4月11日 07時10分



『関西電力、大飯(おおい)原発の再稼働問題で、野田佳彦首相と関係三閣僚が、頻繁に会合を開き、議論している。
だが、再稼働問題は、実質的には、仙谷由人党政調会長代行が中心となる、通称「五人組」が、水面下で議論を仕切っている。
そして、首相らの4者の協議は、それを追認するような形だ。
まさに政府・与党、さらに財界、霞が関が一体となって「再稼働ありき」を進めようとしている構図が、浮かび上がる。(城島建治、関口克己)

野田首相、藤村修官房長官、枝野幸男経済産業相、細野豪志原発事故担当相。
この4人の協議が、再稼働を決める。

だが、4者協議の議論を先導し、事実上、政権内をまとめる枠組みが、昨年秋、非公式に出来上がっている。

4者協議のメンバーでもある、枝野、細野の両氏と、仙谷氏、古川元久国家戦略担当相、斎藤勁官房副長官の五人組。
リーダー格は仙谷氏で、「チーム仙谷」とも呼ばれている。

仙谷氏は、国家戦略担当相、官房長官、党代表代行などの要職を歴任。
枝野氏、古川氏も一員の前原誠司政調会長を、支持するグループを束ねている。
昨年8月の党代表選では、決選投票で、野田氏支持に回り、首相誕生の立役者となった。
その政策力と、政治的腕力には、野田首相も一目置く。

仙谷氏は、菅政権で、官房長官、副長官として、エネルギー政策を担当し、官邸を去った後も、仕切り役を続ける。
野党時代から、電力会社とのつながりがあり、霞が関や党内に、にらみが利く仙谷氏が、頼られ続けている格好だ。

野田首相と藤村氏は、昨年末以来、消費税増税問題に忙殺されてきた。
そのこともあり、再稼働問題は、長い間、5人に任されてきた。

5人の議論は、人目につきにくい、ホテルなどが選ばれる。
東京電力を、どう再建するか。
電力会社の、地域独占体制を、どう破るか。
そして、再稼働問題。
政府の、新成長戦略の、旗振り役を担ってきた仙谷氏は、電力不足は、経済成長の阻害要因になる、と考えている。
早い再稼働を前提に、議論を進めてきた。
そして、一連の議論は、党内でも、知る人は少数にとどまる。

5人が出す方向性を、正式に認める形の4者協議も、再稼働を前提として生まれた。

昨年7月。
九州電力、玄海原発2,3号機(佐賀県玄海町)の再稼働が、政治日程に上っていた時だ。

当時の菅直人首相は、閣内に根回しなく、「新たなルールを作って、国民が納得できる判断が出るよう指示する」と表明。
再稼働を考えていた、他の閣僚と衝突した。
当時の菅氏は、脱原発を進めて、延命を図る野心もあり、衆院解散も、頭をよぎっていた。

この時は、当時官房長官だった枝野氏が、再稼働の決定は、首相だけでなく、官房長官、経産相、原発相を含めた、4人で決定することを提案。
菅首相にのませた。
つまり、4者協議は、脱原発に走る菅氏を、止めるためにできた。
再稼働のツールだった。

4者の協議は、4月3日の初会合後、9日までに計4回、慌ただしく回数をこなしているが、各回の所要時間は、平均約1時間。
首相が、枝野氏に求めた、新しい安全基準も、関西電力に求めた、安全対策の工程表も、
指示を待っていたかのように、次の会合までに提出されるなど、出来レースを思わせる展開が、続いている。

経団連の米倉弘昌会長ら、財界首脳は、「安定した電力供給がなければ、生産拠点の海外移転が、加速する」などと、政府に、圧力をかけ続けている。

そんな経済界の動きを、経産省は、歓迎している。
監督官庁として、稼働する原発を、ゼロにしたくない。
5月5日、北海道電力、泊原発3号機が停止するまでに、大飯原発が再稼働しなければ、
全国で、54基ある原発は、1基も動かなくなり、「原発なしでも大丈夫」、という機運が高まる。

その事態を避けたい、という利害では、財界と一致する。

経産省だけでなく、財務省も、後押ししている面がある。
総合特別事業計画で、政府は、今夏に、1兆円規模の公的資金を、投入する方針だが、
再稼働しなければ、東電は安定経営ができず、さらに、税金投入が必要になる、と想定しているからだ。
財務省の勝栄二郎事務次官も、野田首相に直接、再稼働を働きかけている。

オール財界、オール霞が関が、もともと再稼働をめざす政権を、後ろから押している』




大飯原発を再稼働させるための準備は、着々と、去年の秋からできてたんやね。
法律を、自分らの都合のええように変えるなんざ、屁のかっぱ。
人目につきにくいとこで、ゴキブリみたいな輩が集まってカサコソごそごそ。
その決まり方の早いこと早いこと。
瓦礫の片付けには、2年かかるやの5年かかるやの言うてるくせに、ものの2日もせんうちに、原発がまた、事故が起こらん安全電気製造機に昇格や。
事故対策はスカスカ。フィルター付きベント設備もなけりゃ、免震事務棟も無い。
大飯原発までは、土砂崩れが頻繁に起こってる一本道のみが頼りやのに、地震でその道崩れたら、どっから消防車走らすん?
海に道でも作るんか!
非常用電源もえらいとこに設置してあるし、あそこに裏山が崩れたら、みんなでエッサホイサと掘り出すんか?
今までの何十年間、適当なこと言うて、適当に書類にして、適当に札束まいたら動かせてきたからな。
その癖がなかなかとれんのやろ。
マンガみたいな安全基準を、さもありがたいお言葉みたいに報道する阿呆のおかげで、
この東京新聞が、まるで後光が差してるみたいにありがとうなってきたわ。
記事って、こういうことを言うんちゃうん?
いろいろ調べて、裏とって、自分の意見を反映させて、事実をきちっと伝えるのが記事違たん?

大飯原発再稼働、絶対反対!
そもそも、1基しか動いてへんねんで日本。
その1基も、5月5日の『子どもの日』に止まるねん。
日本の未来を受け継いでくれる子ども達のために、せめて『子どもの日』を、『原発ゼロの日』記念日にしたろうな!
コメント
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