ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

再生可能エネルギーに圧縮空気エネルギー貯蔵……原発は時代遅れのお荷物じゃ!

2012年04月11日 | 日本とわたし
ツィッター友のベンちゃんが教えてくれた、超~ワクワクドキドキなニュース♪

【4月10日 RenewableEnergyWorld.com】

『米ミネソタ(Minnesota)州は、電力需要の100%を、州内の風力発電と太陽光発電で満たすことができ、
エネルギー効率向上のための、十分な投資をすれば、従来と見劣りしないコストでの、電力供給が可能だ、とする報告書を、
米市民団体、エネルギー環境調査研究所(Institute for Energy and Environmental Research、IEER)が、3月に発表した。

「太陽エネルギーや風力エネルギーは、供給が間欠的なため、電力供給システムの主力になれない、という指摘は誤りだ」
「米電力大手エクセル・エナジー(Xcel Energy)の、2007年の(ミネソタ州における)総電力需要を、
再生エネルギー発電と、ストレージ(貯蔵)技術、エネルギー効率向上を組み合わせて満たすことは、技術的にも経済的にも可能だ」
「また、ミネソタ州の電力供給システムを、100%再生エネルギー・ベースにした場合でも、
エネルギー効率向上に関する、適切な投資が十分になされれば、電気料金は、1キロワット時当たり、1~2セントの値上げにとどまる」(報告書より抜粋)
 
この試算で、想定されている再生エネルギーの内訳は、
風力発電が約1300万キロワット、太陽光発電が460万キロワット、となっている。
こうした、新たな再生可能エネルギーと、地下の圧縮空気エネルギー貯蔵(CAES)、さらにエネルギー効率向上の取り組みによって、
ミネソタ州の財政には、900億ドル(約7兆3000億円)以上がもたらされ、5万件の雇用が生み出されるだろう。

新たな再生エネルギーの利用と、エネルギー効率の大幅な向上と引き換えに、電気料金は、わずかに上がるものの、納税者の懐を傷めるほどではない』


(c)RenewableEnergyWorld.com/John Farrell/AFPBB News

この記事の原文(英語)


ミネソタ州、やるなぁ~!
さて、我がニュージャージー州よ、先を越されはしたけど、まだまだ大丈夫、2番手もかっこええよ!
50州それぞれが、それぞれの土地柄を生かした、ユニークで新しい発電に取り組めば、放射脳が愛して止まん原発も、一基一基と減ってくやろう。
なんせ、ゴミの処分の仕様がないんやから。
みんなほんまは困ってんねんから。
こんなもん、なんで作ってしもてんやろ思てるんやから。
さっさと認めたらええのに。

などとブツブツ言うてたら、こんなん見っけた!

ソーラーフロンティア、米ニュージャージー州のメガソーラーに薄膜太陽電池供給

『昭和シェル石油100%子会社で、太陽電池生産・販売のソーラーフロンティアは、
米国東部のニュージャージー州の、公益ガス・電力大手、パブリックサービス・エレクトリック・アンド・ガス(PSE&G)の、メガソーラー(大規模太陽光発電設備)に、
CIS薄膜太陽電池3.8MW(3800kW)分、2万9400枚を供給した。
同州で最大の、薄膜系太陽電池プロジェクトとなる。

このメガソーラーは、「ミルクリーク・ソーラーファーム」の名で、ニュージャージー州中部のバーリントン郡にあり、
標準家庭、約575戸分に相当する、電力を供給する。
PSE&Gが、「ソーラー4オール計画」と名付け、標準家庭、1万3000戸分にあたる、80MW(8万kW)の太陽電池導入を、同州で進めるプロジェクトの一環。
同州が、太陽電池産業の中心地になることが、期待されるという。

「ミルクリーク・ソーラーファーム」は、北米で、大規模太陽光発電所の開発を手掛ける、米ユービーソーラーが設計して建設し、
ソーラーフロンティアは、ユービーソーラーを通じて供給した。
ユービーソーラーは、予想通りか、それ以上の発電量が達成できる、と、
採用した理由に、ソーラーフロンティアの、CIS薄膜太陽電池が持つ、設置容量あたりの発電量の高さを挙げている。

ソーラーフロンティアとユービーソーラーは、ミルクリーク・ソーラーファームへの供給を機に、
今後も、協力関係を継続して、北米での受注拡大を目指す。
PSE&Gは、「ソーラー4オール計画」で、太陽電池産業の確立を目指す中、
ソーラーフロンティア、ユービーソーラーなど、太陽光発電関連企業と連携し、
産業育成と、ニュージャージー州での、再生可能エネルギー普及を図る』



おぉ~!!ニュージャージーも頑張ってはる!
太陽電池産業の中心地やて!
かっちょえぇ~!
そういやここ数年、電柱っちゅう電柱に、ミニソーラーシステムがつけられてたりしてるもんな~。
地球よ、悔い改めた人類が、どこまで頑張れるか見ててや!
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聖地なるバシリカ聖堂(The Cathedral Basilica of the Sacred Heart)

2012年04月11日 | 音楽とわたし
ピアノの生徒のエラとエヴァンが、高校の吹奏楽団としては初めて、この大聖堂で演奏させてもらえる、というので、聞きに行った。


行ってみてびっくり!
なんちゅうデカイ、厳かな建物じゃ……。
こんなんが、うちから車で10分の所にあったとは……まだまだ知らんことだらけ。

まずは下半身。


ほんでもっててっぺん。


とんでもなく大きいのである……ふぅ~……。


教会でのアコースティック楽器の響きはいつも温かい。


エラとエヴァンが、どこでどんな演奏をしてるのか、細かくはわからなかったけど、中でもこの曲がめちゃ気に入ったので、違う高校の演奏だけど載せておく。


いやあ、わたしも一度、この曲をブラバンの一員として、クラリネットで演奏したいもんだ!

また後で、今日の演奏がYouTubeに載ったら、入れ替えるね、エラ&エヴァン♪
彼らは、バンドではパーカッションを担当。
パーカッションというても、やはりピアノっ子なので、鉄琴やマリンバを演奏する。
このバンドは、毎日毎晩、めちゃくちゃ練習量が多く、指導もすごく厳しいので、彼らはもう、とんでもなくうまくなった。

今日の最後の曲では、なんと、エラが教会のパイプオルガンを演奏させてもらったようで……。
うぉ~~!!めちゃくちゃ羨ましいぞぉ~!! 
コメント (2)
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菅さんおおきに!

2012年04月11日 | 日本とわたし
浜岡停止の舞台裏 経産、再稼働へ思惑 官邸、発表文を修正  東京新聞 2012年4月11日 朝刊

『昨年5月6日に、中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の、全面停止を要請した政府の対応をめぐり、
経済産業省と、当時の菅直人首相ら官邸が、激しい主導権争いをしていた。
経産省は当初、浜岡停止と引き換えに、他の原発の再稼働を画策。
官邸側は、これに反発し、経産省の発表を、直前に見送り、首相自らが会見する、異例の展開をたどっていたことが、関係者の証言から分かった。

本紙は、浜岡原発の停止に関わった、閣僚や官邸のメンバー、経産官僚から、話を聞いた。

証言を総合すると、停止は、当時の海江田万里経産相が、昨年4月28日、
松永和夫次官に、「浜岡を止めた場合の影響を、検討してみてくれ」と、指示したのがきっかけ。
松永氏は、「浜岡を止めて、他の原発を立ち上げる、シナリオを詰めてみたい」と応じた。

福島第一原発事故で、東海地震の震源域に立つ浜岡は、地震や津波への危険性が指摘されていた。
夏場の電力不足を懸念していた経産省は、浜岡を停止することで、国民感情を和らげ、他の原発を、再稼働させる狙いだった。

浜岡停止は、省内で、極秘に進められた。
現行法では、事故や不祥事のない原発を、止めることができず、大臣の行政指導で、対応することが決まった。
経産相が、浜岡の現地視察を経て、5月6日午後4時に、発表することになったが、官邸には、当日まで伝えなかった。

菅首相が、経産省の意向を聞いたのは、発表の3時間前。
首相は、浜岡の停止には賛成したが、「法律で何とかできないのか」など、行政指導に難色を示し、4時の発表は見送られた。

その後、総理執務室で、再び会議が開かれ、経産省幹部や、枝野幸男官房長官、仙谷由人副長官ら、官邸の主要メンバー20人以上が出席。
首相は、「おれが会見する」と発言し、主導権を握った。

官邸側は、経産省の発表では、他の原発の再稼働を、容認することになりかねない、と警戒。
経産省が、事前に作った発表文を見た、福山哲郎官房副長官は、「(他の)原発を動かすというメッセージ」と漏らした。
官邸に知らせず、独自で計画を進めていたことにも、不信感を抱いたという。

菅首相は、午後7時10分に、記者会見。
浜岡3号機の、再稼働見送りと、運転中の4,5号機の停止を、中電に要請したことを述べたが、他の原発には触れなかった。

中電は、要請を受け入れ、会見から8日後の、昨年5月14日、浜岡が、全面停止した』




もしこの時の首相が菅さんやなかったら、原発、またあっちゃこっちゃで動き始めてたかもしれん。
いろいろ言われた人やったけど、あの人の、一見無謀に見えた行動で、どれだけのことが救われたかと思う。
経産省、マジで真っ黒やね。
悪魔と言うても足らんぐらいやね。
なにがなんでも原発。
こんな古い、世界が忌み嫌てるもんにしがみついて、国をひとつ、滅亡に導いてる。
自然豊かな、素晴らしい文化と技術力を誇る、そしてなによりも食べ物がうまかった、美しい日本の国を、
金の亡者の唱え文句「経済経済経済」をアホの一つ覚えに繰り返し、原爆製造機でグルリと囲みやがった。
この恨み、どないして晴らそうか。
原発はもう、二度と使わさん。
ほんで、今までに原発を推進してきた人間全員、個人責任をとことん問う。
これは犯罪なんやから。
誰がなんと言おうと、第一級の犯罪なんやから。
いつか、日本に暮らす大人ひとりひとりが目を覚まして、きちっと考える日が来る。
それまで、東京新聞、倒れんと頑張って!
みんなで支えよう、わたしらのために、孤高に頑張ってくれてる人らを!

もうこうなったら、なにがなんでも実現や!
2012年5月5日『子どもの日』を、日本の全原発が停止した『原発ゼロ記念日』にしよ!
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