ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

小出せんせに会いに行く!……多分……?

2012年04月26日 | 日本とわたし
小出せんせの講演を聞きに行く。

もう彼の意見は、あの日以降、毎日のように、ラジオで、ユーチューブで聞いてきたから、
多分、次の言葉が何か、予想がつくほどに頭に入ってるけど、
せっかくニューヨークに来はるのやから、と思て申し込んだ。

来はることを知ったんは、布施さんいう人のツィートから。
5月4日の金曜日の朝に、小出せんせと中山憲さん、そして布施さんの3人で、マンハッタンで記者会見をします、っちゅうツィートを流しはった。
えらいこっちゃとばかりに、ネットで調べてみた。
そしたら、メールの連絡先が分かったので、そこに、一般の者ですが、入室できますか?と聞いてみた。
ものの数分もせんうちに、返事が来た。
「申し訳ありませんが、記者会見はプレスに限定しております。ご了承くださいませ」ということやった。
う~ん……残念……でもしゃあない。「またインターネットで拝見させていただきます」と返事した。
そしたら、「その前日の晩に、小出氏の講演会がありますよ」と教えてくれはった。

ひゃ~!

ということで、早速、講演会参加申し込みの画面に行ってみた。
講演会はマンハッタンのど真ん中、セントラルパークの西側、旦那の両親のアパートのすぐ近くの教会で行われる。
講演会では、質疑応答の時間も十分にとります。と書かれてあった。

ほんでもって、
『小出さんは、とてもお忙しい中を、今回の短期アメリカ訪問を引受けてくださいました。
フライトだけでも小出さんの身体的負担が少なくなるようにと、主催者はエコノミーでなくビジネス・クラスのチケットを購入しました』
で、そのチケット代の一部負担を、寄付でお願いできないか、と書かれてあった。
でもって、寄付して下さった方には、お席を、ご希望のセクションに用意したいと思います。やって!うほほ~い!

日本からここまでの、飛行機のしんどさは、重々身にしみてるので、この会の選択は正しいと思う。
しかも、あの日以来の、小出氏の多忙さは、わたしになど想像もできんほどのもんやろから、
せめて空の上の13時間を、眠ったりしながら、ゆったりと自由に過ごしてもらいたい。
よっしゃ、わたしも寄付するで~!
う~んう~ん、ひとり20ドルで、旦那と合わせて40ドル!←ドケチッ!
 
名前を入れて、住所を入れて、Eメールアドレスも入れて、電話番号も入れて、クリック!
ありゃ?
なんかようわからんのんが出てきた!全文英語やし……。
寄付をありがとうっていうメールが届いたけど、そこには小出氏の名前も講演会も、なんも書かれてへん。
もちろん席のことも。
う~ん……ざわざわ……。

責任者に事の事情と、心配してることを伝えるメールを送ったけど、時間が時間やからなあ……。
でもまあ、寄付を受け取ったっちゅうメールは送られてきてるから、消えたわけではない。
ただ、チケットの購入は個人小切手の郵送での方法のみって言わはる。
けど、チケットの購入方法は、そのウェブページの画面には一切書かれてない。
寄付したら席が用意されるっていう文章のみ。
う~ん……こりゃわかりにくいぞ……。

まあ、心配してもしゃあないから、とりあえず今夜は寝て、返事を待とう。

「日本語のみの講演になりますが、ご主人様は大丈夫でいらっしゃいますか?」
そんなことも聞かれてんけど、そんなこと本人に聞いたら、「大丈夫に決まってるわい」って言うやろから、
「多分大丈夫やと思います」と返事しといた。

けど旦那よ、マジで大丈夫か?


付け足し

たった今、前から4列目の席を確保した、というメールが届いた。
うれしっ!
わたしが小出せんせの話を聞いている時、日本は5月5日の「こどもの日」になってる。
日本中の原発の火が全部消える日。
無原発記念日!
おぉ~っし、質問、他の人の迷惑にならん程度に端的に、意味のある内容を吟味して、用意していくぞぉ~!
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『拝啓 お姉さま 質問です』

2012年04月26日 | 家族とわたし
びよ~んびよ~ん♪


細い枝が、思いっきり上下に揺れてるので、なんやろかと思て見てみると……、


天下の曲芸師さんの、お食事中でしたとさ。



鬱陶しい、肌寒い日が続いてる。
夜なんか、気温が1℃とかになって、おかげで野菜の苗は、毎晩震え上がってる。
暖房も、今更セントラルヒーティングなんかつけて、値上がりしてるオイル代を払いとうないので、
服を重ね着して頑張ってるのやけど、レッスンの時だけはしゃあない……つけんわけにはいかんからつける。

今朝起きたら、3才年下の弟から、こんなメールが送られてきてた。

『拝啓 お姉さま 質問です。

お誕生日ですね!?
では、ここで問題です。
15日でした?25日でした?
どっちにしても、ハッピーバースデー ツウ ユウでございます(^_^;) 。
いやいや、メデタイメデタイ!!。
55歳ですか。日本では、初期高齢者です(^人^)。
この年まで、よく頑張りました、誉めてあげます。賢い賢い(ナデナデ)。
日本では、冬が終わったら、急に夏になりやがって、あっついですねやぁ。
たまりまへん!?
頭はハゲルし、3ヶ月に一回風邪ひくし、怪我は治りにくいし、ファンは目敏く僕を見つけたら、サインサインとうるせいし!
本当に年をとるって、しんどいですなぁ……。
では、いつまでもノオテンキで……あっ、間違い!? お元気で、おきばりやす』

あんたなぁ~、たったひとりのお姉ちゃんの誕生日ぐらい、覚えといてぇや!

けど、嬉しかったから、電話した。
父親同様、なんか憎めへん、得な性格な男なのである。
ほんでもって、いっぱい苦労して、貧乏くじ引いて、それでもクサらんと、人の幸せを自分のことのように喜べる男なのである。
ああ、ほんまに、この子には幸せになってもらいたい。心底そう思う。もう50過ぎたおっさんやけど……。


さて、またまた健康保険の更新時がやってきた。
更新イコール値上げ。
なもんで、旦那は必死で、このままおんなじ会社のんを使うか、他の会社のんにするか、セットの内容を変えてみるか、
毎月の支払い額を増やさずに、医療費の支払い負担額もそこそこ払える範囲か、
各社の、保険内容の一覧を睨みながら検討する。

どういう目的であれ、病院の窓口に立ったら30ドル、もしくは50ドル払い、
もし治療が必要であれば、その治療費の50%、もしくは70%、もしくは100%を負担する。
もうほんま、どんだけややっこしいねん!
読むだけで腹立ってくるような表なのである。
それが、各社それぞれに、何種類ものパターンがあって、どれをとっても、どこかでしんどい思いをせなあかんことになってる。
あ~クソッタレのアメリカ医療保険事情!
今現在で、毎月10万円支払うてる。
これをなんとか、もう少しでも減らしたい。
けども、わたしは癌系の体なもんで、万が一のことを考えると、あんまり無謀なこともできん。
かというて、こんだけ払てても、この保険は、ニュージャージー州だけでしか効かへんから、
例えば、世界でも指折りの、癌専門の病院がニューヨークにあって、すぐそこやのに、そこで治療は受けられへん。
そこで治療を受けたかったら、毎月の支払いが16万になる。
癌になろうがなるまいが……。

嗚呼っ!国民健康保険のありがたさがヒシヒシと感じられる花冷えの午後……。
コメント (6)
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