ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

天皇陛下の反原発ひとりデモ

2012年04月19日 | 日本とわたし
天皇・皇后両陛下が主催する春の園遊会に古川 聡さんら出席(12/04/19)


19日、天皇・皇后両陛下が主催する、春の園遊会が開かれ、赤坂御苑は、華やかな雰囲気に包まれた。
園遊会には、宇宙飛行士の古川 聡さんや、被災地・宮城県の村井知事ら、およそ2,000人が出席した。

天皇陛下は、古川さんに、「この前、1月にお会いして。その後、順調ですか」と声をかけられた。
これに対し、古川さんは、「順調に体は回復しております。ほぼ元通りになりました」と答えた。

天皇陛下は、皇后さまに寄り添われながらも、しっかりとした足取りで、一人ひとりに声をかけられた。

天皇陛下は、村井知事に、「がれきの中には、危険なものも含まれているでしょうね、アスベストとか。
十分に気をつけて、処理をされるよう願っています」
と、声をかけられた。

春の園遊会は、2011年は、東日本大震災の影響で開催されず、2年ぶりとなる。




こんなこと言うたらまた、お叱りをうけるかもしれんけど、
天皇陛下がもし、天皇陛下のまんまで、けれども普通の家に暮らしてはったら、
今頃絶対、反原発デモの先頭で、それはそれは穏やかなお顔で、そやけど目には確固とした、命の尊厳を求める意志を宿らせて、
『安全に暮らせる国を目指そう』『被災者に心を寄せよう』『国民の安全を脅かすようなことをするな!』とか書いたプラカードを手に、
一歩一歩、皆が歩きやすいように気遣いながら、歩いてはるに違いない。
そう思た。

このニュースを読んだ時、急に、そんな天皇陛下の姿が、目の前に浮かんだ。

天皇陛下は、先の追悼の言葉の中にも、はっきりと、放射能汚染の問題に言及してはった。
もう一回ここにそれを残しとく。

東日本大震災から1周年、ここに一同と共に、震災により失われた多くの人々に深く哀悼の意を表します。

1年前の今日(こんにち)、思いも掛けない巨大地震と津波に襲われ、ほぼ2万に及ぶ死者、行方不明者が生じました。
その中には、消防団員をはじめ、危険を顧みず、人々の救助や防災活動に従事して、命を落とした多くの人々が含まれていることを、忘れることができません。

さらに、この震災のため、原子力発電所の事故が発生したことにより、
危険な区域に住む人々は、住み慣れた、そして、生活の場としていた地域から、離れざるを得なくなりました。
再び、そこに安全に住むためには、放射能の問題を克服しなければならないという、困難な問題が起こっています。

この度の大震災に当たっては、国や地方公共団体の関係者や、多くのボランティアが、被災地へ足を踏み入れ、
被災者のために、さまざまな、支援活動を行ってきました。
このような活動は、厳しい避難生活の中で、避難者の心を和ませ、未来へ向かう気持ちを引き立ててきたことと思います。
この機会に、被災者や被災地のために働いてきた人々、また、原発事故に対応するべく、働いてきた人々の尽力を、深くねぎらいたく思います。

また、諸外国の救助隊をはじめ、多くの人々が、被災者のために、さまざまに心を尽くしてくれました。
外国元首からのお見舞いの中にも、日本の被災者が、厳しい状況の中で、互いに絆を大切にして、
復興に向かって歩んでいく姿に、印象付けられた、と記されているものがあります。
世界各地の人々から、大震災に当たって示された厚情に、深く感謝しています。

被災地の、今後の復興の道のりには、多くの困難があることと予想されます。
国民皆が、被災者に心を寄せ、被災地の状況が改善されていくよう、たゆみなく努力を続けていくよう期待しています。
そして、この大震災の記憶を忘れることなく、子孫に伝え、防災に対する心掛けを育み、
安全な国土を目指して、進んでいくことが大切と思います。

今後、人々が、安心して生活できる国土が築かれていくことを、一同と共に願い、御霊(みたま)への、追悼の言葉といたします。




天皇陛下はきっと、図らずも汚染されてしもた瓦礫や、その近くで今も、全く何の改善もないまんま暮らしてる被災者や、
食べ物、それから肥料や建材、その他ありとあらゆるとこに秘密裏に混ぜられた汚染のことを、心から心配してくれてはると思う。
それを、のんきに構えてか、それともわざとか、原発マフィアの言いなりになってる政府の要人らの無責任さに、心底腹を立ててはると思う。

天皇陛下の反原発ひとりデモ。
しっかり受けとめさせてもらいましたさかいに!
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

米国ウィッシュ・ボーン事情

2012年04月19日 | 米国○○事情
Wish bone

鳥類暢思(ちょうし)骨、叉骨(さこつ)『(英)merrythought』、胸骨の前の二またの骨。
▼食事のとき、皿に残ったこの骨の両端を、2人で引き合って、長い方を取ると願いごとがかなう、という。


というわけで、これが我が家のウィッシュ・ボーン!


去年のクリスマスに皆でいただいたターキーのものです。
時間を充分かけて、しっかり乾かしました。

旦那もわたしも真剣に、自分の望みを胸いっぱいに感じながら……エイッ!


ひゃ~~~!!やったぁ~~~!!長い方取ったったぁ~~~!!

どんなことを望んだかを言うと叶わないそうなので言いません。でも嬉しっ!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高っ!!

2012年04月19日 | 日本とわたし
原発ゼロで燃料処理費7兆円 原子力委が試算

東京新聞 2012年4月19日 20時46分

『国の原子力委員会の小委員会は19日、2020年に原発をゼロにし、使用済み核燃料を、全て地中に埋め捨てる「直接処分」をする場合、
10~30年の総費用は、最大7.1兆円との、試算結果を公表した。

原発の運転を続け、使用済み燃料を再処理して、プルトニウムを取り出す、現在の核燃料サイクル路線を維持する場合は、8.1兆~9.7兆円。
原発ゼロを想定した、直接処分のコスト試算は初めてで、原発ゼロの方が、2~3割安くなる結果。
ただ、代替発電の費用を計上していないなど、不確定要素も多い。

東京電力福島第1原発事故を受け、国は、エネルギー政策見直しを進めており、今回の試算は、その一環。(共同)』



高っ!
原発って、建ててしもたら最後、維持するのも廃棄にするのも、めちゃ高いやん!
おまけにめちゃ恐いやん!
ようこんなもん、ぼこぼこぼこぼこ建てたな!
今回ばかりは、無かったことにしといたれへん。
迷惑と被害のかかり様が半端やない。
絶対に責任とってもらう。
一生かかって償うてもらう。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『原発マフィア極東支部』日本を、まともな国やと思うことなかれ!

2012年04月19日 | 日本とわたし
給食食材からセシウム検出→使用せず 武蔵野市や愛知・春日井市

東京新聞【神奈川】(山本哲正) 2012年4月19日


中原区の小学校が、保護者に配布した、ミカンからの検出値。
一般に放射性セシウム濃度は、「放射性セシウム134」と「同137」を足した数値だ。


『放射性セシウムの検出されたミカンが、16日から、川崎市立小学校の給食に出されている問題で、
東京都武蔵野市や、愛知県春日井市などでは、放射性セシウムが検出された場合、給食に使わない措置を取っていることが、本紙の調べで分かった。
川崎市とは、対照的な姿勢だ。 

武蔵野市は、昨年10月、牛乳に、1キロ当たり7ベクレルを検出。
当時の暫定基準値(同200ベクレル)以下だったが、
「子どもは大人より影響を受けやすい。少しでも検出したら、代替できるならする」と、給食に出さなかった。保護者が負担した給食代のうち、この牛乳の分は、市が補填(ほてん)した。

春日井市は、今年2月、1キロ当たり16.6ベクレルが検出された脱脂粉乳を、「国の基準値以下だから」と、給食に使おうとしたが、
保護者から、問い合わせが相次ぎ、使用を見合わせた。

一方、川崎市教委は、1キロ当たり3.8ベクレルが検出された、県産ミカン缶詰、同9.1ベクレルが検出された、県産冷凍ミカンについて、
「文科省が、基準値を下回れば、安全と言っている。
保護者の考え方で、食べない子は食べなくてよいが、国の基準値(一般食品で同100ベクレル)を下回ったのだから、給食に出す」(給食担当者)と、断言している。
使用中止を求める保護者もいるが、市教委は、
「『基準値の10分の1以下だから、安心して食べさせる』という、保護者の意見が寄せられた」と強調している。武蔵野市方式で、ミカン購入費を補填するのも「無理」という。

県教委は、県内で、国基準値を下回る食材の取りやめは、「把握できる限りは、ない。判断の難しい問題だ」としている。

   ◇  ◇

保護者への広報体制にも、疑問が残る。
川崎市のホームページには、給食の食材の産地が載っており、市教委は、各校校長に、そのことを保護者に伝えるよう求めた。
「関心のある人は、そのページに並んでいる、検査結果の項目を、クリックすると見られる」から、
「保護者に分かるようになっている」、というのが市教委の説明。
これ以上、積極的に、広報する姿勢はないようで、保護者から、怒りの声も上がっている。

こうした中、中原区のある小学校は、ミカンからの検出値を明記し、
「学校としては、個々の家庭の判断を尊重し、食べたくない児童に、一律に食べさせることはないので、担任に申し出て」という文書を配った。
同校、4年生児童の母親(42)は、「教えてくれる学校で良かった。子どもと話し合って、判断を任せたい」と、話す。

ただ、現場教師は、給食に出したものを、「食べなくていい」と言わざるを得ない、矛盾した状況に置かれており、市教委の姿勢が問われそうだ』



日本は国やとまだ思てる人がいる。
日本はもう国やないで。原発マフィア極東支部やで。
そやし、そんな恐ろしい支部が決めた基準を元に考えることがおかしい。

ミカンや牛乳や言うてるけど、食べもんのほとんどが汚染されてると思うことはキツい。
そんなん考えるだけで食欲が萎える。
生きる意欲も萎える。
けど、子どもの体の中を放射能で汚さんためには、萎えようが面倒やろうが、とことん現実を見なあかん。


さて、原発マフィアは情報操作や隠匿にかけては熟練してる。
インターネットが無かった時代は、それでまんまと、思いっきり、相手の思うがままに騙されてきた。
けど、今はちょっと勝手が違う。
インターネットがあるからや。
今朝、ツィッターでつながった福島在住のいさなさん。
この方のアイディアをちょいと紹介したい。
ふくしま情報サポーター ~子供たちの健康格差をなくす為に~
放射能汚染広がる福島市内において、親御さん達の間での情報格差が、子ども達の健康格差に繋がろうとしています。
福島市内で、無料で気軽に使える、インターネットスペースを増やすために、奔走しています。


わたしら一人一人が、伝言していくしか手は無いのか……。
伝言する事柄は、極めて個人的でデリケートな部分にまで及ぶことで、だからいっそう、他の種類の話より伝わりにくいときてる。
う~ん……う~ん……と頭を抱えてた。
いさなさんは、そんなわたしの肩を、チョンチョンと突いてくれた。

もし、無料で気軽に使えるインターネットスペースがあって、自分もそこそこ使える術を持ってたら……。
ほんまは知りたい。なんかおかしい。そう感じ始めてる人達が、自分の力で、自分が知りたいだけ知ることができる。

日本は国を放棄した。
っちゅうか、もうだいぶ前から、原発マフィアに陣取られてた。
それで、核爆弾で国土をグルッと包囲されてしもた。
地震は相変わらず頻繁に起こってる。

こんなどうしようもない、希望も未来も無さそうな現実を、わざわざ好き好んで知らんでもええんちゃう?
そう思てる人もおるやろう。
無理強いはせえへん。
これはもう、その人自身の生き方そのものやから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨上がり

2012年04月19日 | ひとりごと
久しぶりにまとまった雨が降った。


昨日、地植えした紫陽花にも。


うちの超~野生のジャイアン藤にも。


さくらもちチャンにも。


最後のりんごの花にも。(またまたチビ虫が……さて、どこでしょか?)


ぶどうの赤ちゃんにも、


今しか見られない黄みどり色。


そろりそろりと、春と夏が手をつなぎはじめるこの頃が好き。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする