ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

『日本の官僚は本当に賢い。 もちろん、その前に「ずる」という接頭語がつく』by 東京新聞

2012年10月08日 | 日本とわたし
東京新聞【筆洗】10月8日 を転載させていただきます。

『日本の官僚は本当に賢い。
もちろん、その前に「ずる」という接頭語がつくのではあるが。
一見、分かりにくい法律や行政文書の中に書かれた短い文言を拡大解釈することなど、朝飯前だろう

▼被災地の再建とは無関係の事業まで、復興予算が使われた実態が、次々に明らかになってきた。

核融合エネルギーの研究費に約42億円、
調査捕鯨事業に23億円、
東京の国立競技場の補修に3億3千万円…。


被災地以外の官庁の庁舎改修にも、巨額の費用が投じられたという

▼これは、政府が、昨年7月にまとめた復興基本方針に、「豊かで活力ある日本全体の再生を実現する」などと書き加えられた成果だ。
政治サイドの要求らしいが、復興予算は、各省庁が分捕り合戦をする、草刈り場と化した。

被災した中小企業を支援する、補助金の交付を求めたグループの約63%が、
「国の予算が足りない」などの理由で、申請を却下された
、と本紙が報じている。
本当に必要な資金が、被災地に回らずして、何のための復興予算なのか。
本末転倒である。

▼25年間に及ぶ増税を、国民が許容したのは、予算が、震災復興に限って使われる、と信じていたからだ。
官僚は、「政府方針の通り」の一点張り。
誠実さのかけらもない。

国の役人に誠実さを求めるのは、八百屋で魚を求めるようなものかもしれない。
官僚のやり放題を許している、政治の責任は重い』
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核燃料プール、ほんまは数年で使用不可!無策で再稼働したがる政府と電力会社のイカレっぷり!ど~ん!

2012年10月08日 | 日本とわたし
かずぽんさんのブログ『日々雑感』に、9月4日に掲載された記事を紹介します。

↓以下、転載はじめ

核燃料プール 本当は殆どの原発が数年で満杯、使用不可に 
無策で再稼動推し進める、政府と電力会社のイカレっぷり浮き彫り



・ヒドイところでは、1年~3年で使用済み核燃料プールが満杯
・青森県六ケ所村の再処理工場貯蔵プールに、持っていきたいけど、こちらもすでに97%埋まってる

資源エネ庁の16年でいっぱいは嘘ってことで
政府も電力会社も、何の対策も無く、ただ再稼動を促進しているバカという事です。


核燃料プール 数年で満杯 6割が運転不可に

2012年9月4日 東京新聞朝刊

全国の原発50基のうち、約6割の33基が、数年間稼働させれば、使用済み核燃料プールが満杯になり、動かせなくなることが、各電力会社への取材で分かった。
新たに中間貯蔵施設を造るには、10年はかかり、使用済み核燃料を再処理しても、核のごみは減らず、再生される混合酸化物燃料(MOX燃料)は、使う計画がない。
原発の抱える、深刻な問題がはっきりした。 

本紙は、原発を保有する9つの電力会社と、日本原子力発電(原電)に、
各原発のプールの空き容量のほか、1年(通常、原発の定期検査の間隔は13カ月)ごとの、核燃料交換の実績値を取材。
そのデータから、各プールが、あと何年で満杯になるかを計算した。

これまで、プールの空き容量は、3割強あり、当面は何とかなるとされてきたが、個別に見ると、状況はもっと厳しかった。



東京電力の福島第一5、6号機(福島県)や柏崎刈羽6、7号機(新潟県)は、既にほぼ満杯。
同社と原電は、共同出資して、青森県むつ市に中間貯蔵施設を建設中だが、まだ完成していない。
仮に完成しても、6年ほどでいっぱいになる。

中部電力浜岡3、4号機(静岡県)、関西電力美浜1、2号機、大飯1、2号機、高浜1、2号機(いずれも福井県)などは1~3年分の空き容量しかない。
新しい号機のプールは、比較的余裕があるものの、ほかの号機の使用済み核燃料を受け入れると、5年前後で満杯になってしまう状況だった。

東電と原電以外は、再処理工場(青森県六ケ所村)の貯蔵プールを活用したいところだが、既に97%以上が埋まっている。
中間貯蔵施設を、新設することも考えられるが、むつ市の事例も、計画からほぼ完成まで12年を要しており、とても各原発の厳しい状況には間に合わない。

12年分以上の残り容量があるのは、北海道電力泊3号機(北海道)、四国電力伊方3号機(愛媛県)、九州電力川内1号機9鹿児島県)の、3基だけだった。

<使用済み核燃料> 
原発は、定期検査ごとに、原子炉内の核燃料をすべて取り出し、4分の1から3分の1程度を交換し、再び炉に戻される。
交換作業が問題なく進むよう、使用済み核燃料プールには、1炉心分強の、空きスペースが必要とされる。
使用済み核燃料といっても、長期間、放射線と熱を発し続けるため、貯蔵プールでの継続的な冷却が欠かせない。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012090402000109.html

10万年消えない危険・・・捨て場無き“原発ゴミ”


16年じゃないじゃん!!

さぁ、原発を再稼動させれば、16年じゃなく、早くて2~3年で、核燃料廃棄が行き場を失って溢れだすよ!

こんな重要なこと無視して、再稼動推し進める人は、どうするつもりなの?

↑以上、転載おわり


この記事を、1ヵ月前に読んで、もちろんいつものように呆れて、あほらしなった。
いったい誰がこのことを元に、原発の再稼働なんか到底無理やと決断するのか。
全くその気もなく、再稼働っちゅうたら再稼働!の一点張りの阿呆らに、どうやってあきらめさせるのか。
もっと言うたら、原発狂の本家アメリカと、すっぱり手を切って、再生の道を探るほどの勇気がある人間が、政治や経済の世界にいるんか。

いるわけないわなあ……。
いても、ちょっと楯突いただけでも、冤罪やら脅迫やらがワラワラと寄ってくるんやもんなあ。
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お~い、相棒~!

2012年10月08日 | ひとりごと
実は、毎日なにがしかの写真を撮っていた相棒カメラが、今無い。

2週間前の日曜日、久しぶりに家族4人で、黒田投手が投げ、イチローが8番打者でレフトを守るヤンキーズの試合を観に行った。
毎度のことながら、25ドルで買える外野席、通称『ブリチャークリチャーズ』Bleacher Creatures(外野に座る変な奴ら)に、ぎゅうぎゅう詰めで座り、
その日に限って調子がイマイチだった黒田投手を、「カモォ~ン、クロォダッ!」と大声でやじる観客に挟まれて小さくなりながら、
ほんでもって、溶けたチーズがべったりついたプリッチェルを膝に落として、すぐ前のおっさんの背中にチーズのしぶきを飛ばし、気づかれたらどないしょうとビクビクしながら、
美しいイッチャンの、左翼の守備をぱちぱちぱちぱち撮りまくりながら、
前回の時みたいに、ザァザァ雨にも降られず、程よく曇った野球観戦にもってこいの天気の下、ふたりの息子に挟まれたおかんは超ゴキゲン♪

試合が終ってから、上の息子が暮らすクィーンズのアパートメントの近くにある、美味いチャイニーズレストランで夕飯を食べ、
その後、息子がつい最近買うた、彼いわく、かっちょ良過ぎるアイロンを見にアパートに寄り、しっかり置き忘れてきてしもた。

気温がどんどん下がり、今はまさに紅葉の季節。
真っ赤な葉っぱがきれいできれいで、せやのに手元には相棒カメラがおらん……くぅ~……。

すっかりしょげてる間にも、適当に地植えした菊の花がいっぱい咲き出した。


曇り空が続いてるので、花もなんとなく元気が無い。


去年はほとんど咲かんかったけど、今年は大丈夫そう。


しとしと雨も、この気温やと寒そう。


ブロッコリーが……やっぱ、市場で売ってるみたいにはならんな……。


と、畑の周りをうろうろしてたら、土の上でゴロンと寝っ転がってるゴーヤくん発見!!


重過ぎて、茎ごと地面に落ちてしもてたみたい。
なので、お腹んとこが黄色。

最近、なんか、外に出てなかったなあ……。
おっ、今、イチローのアクロバット的ホームイン!
こないだは、ボール球をうまいこと打って、それを解説者のひとりが、チャップっていう褒め言葉をもじって、チャップスティックス(箸)打ちとか言うて、視聴者から総スカンを食った。
今回は気をつけたみたい。
けど、球場のブーイングは凄まじい。
まったく、ほんまになにするか、予想がつかんイチロー。
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