放射線被曝から子どもを守る会・多賀城というブログに、岩手県の子ども達についての記事が載っていました。
今からもう、8ヵ月以上も前の、今年3月2日のことです。
気になっていましたので、経過も含め、紹介させていただきます。
↓以下、転載はじめ
岩手県の尿検査、子ども9割からセシウム検出
2012-03-02 21:30:28
岩手県が、子どもの内部被ばくについて、尿に含まれる放射性物質を調査した結果、132人のうち119人の尿から放射性セシウムが検出され、
最も値が高かったのは、尿1リットルあたり6ベクレル以上7ベクレル未満だったということです。
しかし、岩手県の専門家は、「健康への影響は極めて小さいと考えられる。調査を継続する必要はないと考えられる」という結論を出しました。


この尿検査の検出限界値は1ベクレルなので、9割の子どもが1ベクレル以上ということでしょう。
予想以上の多さに愕然としました…。
こちらの記事にも書きましたが、尿中セシウム平均約1.23Bq/L以上の慢性被曝で、チェルノブイリ膀胱炎(前ガン病変)が発症しやすい、というデータがあります。
尿にセシウムが検出されるということは、飲食物や呼吸を通し体内にセシウムが入り、内部被曝した、ということです。
内部被曝量を軽減させる対策を取り、継続調査が必要な結果であると思います。
一体、何のための調査なのでしょうか。
将来の不安を減らすために、今できることを、あえて看過してどうするのでしょう!?
健康調査をした岩手県のHPに載っている詳細
http://www.pref.iwate.jp/view.rbz?cd=36279
追加調査をする事になったことを伝える、岩手日日新聞社2012日10月22日の記事
http://www.iwanichi.co.jp/ken/item_31707.html
******* ******* ******* *******
そしてこれが、上記に載せられていた中日新聞(事故から半年後の2011年9月20日)の記事を書き起こしたものです。
チェルノブイリで多発 セシウムで膀胱炎 がん発症率20年で倍
医学博士・福島氏に聞く

「チェルノブイリ膀胱炎」について話す福島昭治氏=神奈川県秦野市で
福島第1原発事故から半年。
子どもの尿から放射性セシウムが検出されるなど、福島県内では、内部被ばくの危険にさらされている。
チェルノブイリ原発事故で、がん発症の因果関係が認められたのは、小児甲状腺がんのみだった。
だが、土壌汚染地域からは、セシウムの長期内部被ばくによる、「チェルノブイリ膀胱(ぼうこう)炎」という症例の報告もある。
医学博士の福島昭治・日本バイオアッセイ研究センター所長(71)に話を聞いた。(小倉貞俊)
体外排出に40~90日
「セシウム137は膀胱にたまり、尿として排せつされる。絶えず膀胱に尿がたまっている前立腺肥大症の患者なら『影響が出やすいのでは』と思ったんです」
化学物質の健康被害を研究する同センター(神奈川県秦野市)で、福島氏は、研究に取り組むきっかけを振り返った。
1986年4月、旧ソ連(現ウクライナ)でチェルノブイリ原発事故が発生。
10年後の96年、大阪市立大医学部第一病理学教室教授だった福島氏は、ウィーンで開かれた世界保健機関(WHO)の会議に出席した。
その際、事故の健康被害を研究していたウクライナの教授らと意気投合し、共同研究を始めた。
同国では、10万人当たりの膀胱がんの発症率が、86年に26.2人だったのが、96年には36.1人と、約1.3倍に増加していた。

原発事故で、大量に放出されたセシウム137は、土壌に付着し、放射能は、30年で半減する。
汚染されたほこりや食品などを、口から体内に取り込むと、腎臓を通って尿から排せつされるのは、40日から90日もかかる。
「セシウムによる長期被ばくが、原因ではないか」。
そう考えていた福島氏らは、94年から2006年に、前立腺肥大症の手術で切除された、膀胱の組織131例を分析し、その多くに異常な変化を見つけた。
「顕微鏡で組織を見て、すぐに、『これは今までに経験のない病変だ』と驚いた」と福島氏。
通常は、同じ大きさに整然と並んでいるはずの上皮の細胞が、ふぞろいな形に変化しており、上皮の下にある粘膜の層には、液がしみ出して、線維と血管が増えていた。
福島氏らは、居住地別に、患者を、
「高い放射線量地域」(1平方キロ当たり30~5キュリー=放射能の強さを表す単位)、
「中間的な線量地域」(同5~0.5キュリー)、
「非汚染地域」の3グループに区分。
高線量と中間的線量の地域の約6割で、膀胱がんの前段階である、「上皮内がん」を発見した。
一方、非汚染地域での発症はなかった。
病変は、DNAでがんの発生を抑える「P53遺伝子」などが、セシウムのガンマ線などで変異して、損傷したのが原因とみられた。
福島氏らは、「膀胱がん化する恐れが高い、慢性の増殖性膀胱炎」と結論付け、研究途上の04年に「チェルノブイリ膀胱炎」と命名した。
その後、同国の膀胱がんの発症率は、05年には50.3人と、20年前の2倍近くにまで増加した。
「長期にわたる、疫学的な調査を実施していれば、膀胱がんとの因果関係も分かったはず」と福島氏は力を込める。
日本でも、チェルノブイリのように、膀胱炎の患者が出るのだろうか。
先の、3グループの患者の尿中のセシウム濃度は、1リットル当たり平均で、
高線量地域は約6.47ベクレル、
中間的線量地域が約1.23ベクレル、
非汚染地域で約0.29ベクレルだった。
福島でも尿から検出 高精度検査、除染が急務

福島県の子どもの尿検査の結果を発表する「福島老朽原発を考える会」のメンバーら=7日、東京都千代田区で
福島原発事故を受け、厚生労働省が、5月から6月に行った母乳の放射性物質調査では、
福島、二本松、相馬、いわき各市の女性7人から、1リットル当たり1.9~13ベクレルのセシウムを検出。
同省は、「乳児が飲み続けても健康に影響はない」との見解を出したものの、ウクライナの尿中セシウムと近いレベルとあって、危惧する研究者も少なくない。
市民団体「福島老朽原発を考える会」も、セシウムによる膀胱炎の研究報告に着目する。
5月下旬、福島市の6~16歳の子ども男女10人の尿に含まれる、放射性物質を採取し、フランスの放射線測定機関に検査を依頼。
さらに、7月下旬には、追跡調査のため、この10人を再検査した。
このうち9人は、再検査の時点で県外に避難しており、5月の検査に比べて、尿中のセシウム濃度は20~70%減少した。
逆に、福島市に残っていた1人は、セシウム137が11%増の、1リットル当たり0.87ベクレルを検出した。
新たに、県内の10代男女5人を検査すると、1人はセシウム134が同1.82ベクレルと、これまでで最高の値を記録した。
同会は7日、東京都内で、検査結果を発表した。
阪上武代表(46)は、
「福島では、日常的な呼吸や食事により、内部被ばくが続いている可能性が高い。
汚染地域に住み続けることで、チェルノブイリで発生した膀胱炎のような症例が起きかねない」と懸念。
福島県民健康管理調査での尿検査は、セシウムを検出できる下限値(検出限界値)が、13ベクレルと高すぎることを挙げ、「より精度の高い検査の導入を」と改善を求めた。
さらに、「除染完了まで、子どもを避難させることも考えるべきだ」とも。
土壌汚染の程度については、ウクライナと福島県を比較すると、ウクライナの高線量地域はキュリーからベクレル換算で、1キログラム当たり約13万8000~2万3000ベクレル、中間的線量地域は2万3000~2000ベクレル。
福島市などは、この中間的線量地域に近い数値だ。
同様の線量の南相馬市で、除染活動に携わる東大アイソトープ総合センター長の児玉龍彦教授(58)は、
「すでに、膀胱がんなどのリスクが増加する可能性のある段階、とみるべきだ」と警鐘を鳴らす。
原発被災地の住民の間では、尿中の放射線量に対する関心も高まっている。
同市は15日から、これまで対象外だった7歳未満の未就学児の尿検査を、無料で始める。
同市が、内部被ばくを検査するホールボディーカウンターは、測定に3分ほどの静止が求められ、体格も合わない未就学児を除外。
市民から、尿検査の要望が寄せられて実現するものの、ここでも、検出限界値が20ベクレルと、高いのが難点という。
チェルノブイリ周辺では、免疫力が低下し、各種の感染症が多発した。
では、膀胱への内部被ばくを抑えるには、どんな対策を取ればいいのか。
前出の福島氏は、
「尿をためないように、なるべくトイレに行くこと。
マスクで防御し、安全な食材を選ぶこと。
当時のウクライナは食材を含め、日常生活の管理や指導がしっかりされず、被害を広げた面もある」。
最後に、福島氏は強調した。
「『福島膀胱炎』が起きないようにすることは、十分できるはずだ。
適切な情報を得ることが安全を守ることにつながる。
風化させないよう一人一人が意識を高めてほしい」
↑以上、転載おわり
福島だけやない、岩手の、そして他の地域の子ども達の多くが、飲食物や呼吸を通して、体内にセシウムが入り、内部被ばくした。
けれども、専門家は、「健康への影響は極めて小さいと考えられるので、調査を継続する必要はない」と言うた。
自分の子どもの身体の中に、有害物質が入り込んでしもてて、それがどんな悪さをするのかも不明やっちゅうのに、「ああそうですか、ほなよかった」って思う親がいるやろか?
なんとかして、詳しい状況が知りたい。
早めに手を打てるもんなら打ちたい。
そう思うのが親ちゃうやろか?
ほんで、その子ども達本人も、ちゃんと調べてぇなって思てるんちゃうやろか?
想像もせん、警戒もせん、ただ数字が欲しいだけの検査なんか受ける必要ないよ。
そんなん、調査してる連中の遊びやから。
数字集めて、それを集計して、うわ~、へ~とか言うて喜ぶだけやから。
岩手は10月の末に、追加調査することになったらしいけど、いったいなんのためにするのか、結果によっては治療を即刻始めるつもりがあるのか、それを聞いてから受けてほしい。
そして何よりも、一日も早く、集団疎開を実現させたい!
総選挙が行われるのなら、集団疎開、避難しておられる方々(その場所がどこであっても)への補償、原発即廃炉作業の開始、稼働原発の即停止、がれきの焼却停止、
その他、TPPや消費税の撤廃、基地の廃止などなど、はっきりと実現すると明言してる人に投票してほしい。
どんなことがあっても、なにがなんでも、この原発地獄をコソコソと、薄汚いあの手この手を駆使して作った自民党と、それを助けてきた連中にだけは入れんといてや!
絶対の絶対やで!
参考のために↓
【原発推進および脱原発を装っている政党】
自民党、民主党、公明党、日本維新の会、みんなの党、国民新党、太陽の党、新党改革
【脱原発を目指す政党】
国民の生活が第一、新党大地・真民主、みどりの風、社民党、共産党、減税日本
今からもう、8ヵ月以上も前の、今年3月2日のことです。
気になっていましたので、経過も含め、紹介させていただきます。
↓以下、転載はじめ
岩手県の尿検査、子ども9割からセシウム検出
2012-03-02 21:30:28
岩手県が、子どもの内部被ばくについて、尿に含まれる放射性物質を調査した結果、132人のうち119人の尿から放射性セシウムが検出され、
最も値が高かったのは、尿1リットルあたり6ベクレル以上7ベクレル未満だったということです。
しかし、岩手県の専門家は、「健康への影響は極めて小さいと考えられる。調査を継続する必要はないと考えられる」という結論を出しました。


この尿検査の検出限界値は1ベクレルなので、9割の子どもが1ベクレル以上ということでしょう。
予想以上の多さに愕然としました…。
こちらの記事にも書きましたが、尿中セシウム平均約1.23Bq/L以上の慢性被曝で、チェルノブイリ膀胱炎(前ガン病変)が発症しやすい、というデータがあります。
尿にセシウムが検出されるということは、飲食物や呼吸を通し体内にセシウムが入り、内部被曝した、ということです。
内部被曝量を軽減させる対策を取り、継続調査が必要な結果であると思います。
一体、何のための調査なのでしょうか。
将来の不安を減らすために、今できることを、あえて看過してどうするのでしょう!?
健康調査をした岩手県のHPに載っている詳細
http://www.pref.iwate.jp/view.rbz?cd=36279
追加調査をする事になったことを伝える、岩手日日新聞社2012日10月22日の記事
http://www.iwanichi.co.jp/ken/item_31707.html
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そしてこれが、上記に載せられていた中日新聞(事故から半年後の2011年9月20日)の記事を書き起こしたものです。
チェルノブイリで多発 セシウムで膀胱炎 がん発症率20年で倍
医学博士・福島氏に聞く

「チェルノブイリ膀胱炎」について話す福島昭治氏=神奈川県秦野市で
福島第1原発事故から半年。
子どもの尿から放射性セシウムが検出されるなど、福島県内では、内部被ばくの危険にさらされている。
チェルノブイリ原発事故で、がん発症の因果関係が認められたのは、小児甲状腺がんのみだった。
だが、土壌汚染地域からは、セシウムの長期内部被ばくによる、「チェルノブイリ膀胱(ぼうこう)炎」という症例の報告もある。
医学博士の福島昭治・日本バイオアッセイ研究センター所長(71)に話を聞いた。(小倉貞俊)
体外排出に40~90日
「セシウム137は膀胱にたまり、尿として排せつされる。絶えず膀胱に尿がたまっている前立腺肥大症の患者なら『影響が出やすいのでは』と思ったんです」
化学物質の健康被害を研究する同センター(神奈川県秦野市)で、福島氏は、研究に取り組むきっかけを振り返った。
1986年4月、旧ソ連(現ウクライナ)でチェルノブイリ原発事故が発生。
10年後の96年、大阪市立大医学部第一病理学教室教授だった福島氏は、ウィーンで開かれた世界保健機関(WHO)の会議に出席した。
その際、事故の健康被害を研究していたウクライナの教授らと意気投合し、共同研究を始めた。
同国では、10万人当たりの膀胱がんの発症率が、86年に26.2人だったのが、96年には36.1人と、約1.3倍に増加していた。

原発事故で、大量に放出されたセシウム137は、土壌に付着し、放射能は、30年で半減する。
汚染されたほこりや食品などを、口から体内に取り込むと、腎臓を通って尿から排せつされるのは、40日から90日もかかる。
「セシウムによる長期被ばくが、原因ではないか」。
そう考えていた福島氏らは、94年から2006年に、前立腺肥大症の手術で切除された、膀胱の組織131例を分析し、その多くに異常な変化を見つけた。
「顕微鏡で組織を見て、すぐに、『これは今までに経験のない病変だ』と驚いた」と福島氏。
通常は、同じ大きさに整然と並んでいるはずの上皮の細胞が、ふぞろいな形に変化しており、上皮の下にある粘膜の層には、液がしみ出して、線維と血管が増えていた。
福島氏らは、居住地別に、患者を、
「高い放射線量地域」(1平方キロ当たり30~5キュリー=放射能の強さを表す単位)、
「中間的な線量地域」(同5~0.5キュリー)、
「非汚染地域」の3グループに区分。
高線量と中間的線量の地域の約6割で、膀胱がんの前段階である、「上皮内がん」を発見した。
一方、非汚染地域での発症はなかった。
病変は、DNAでがんの発生を抑える「P53遺伝子」などが、セシウムのガンマ線などで変異して、損傷したのが原因とみられた。
福島氏らは、「膀胱がん化する恐れが高い、慢性の増殖性膀胱炎」と結論付け、研究途上の04年に「チェルノブイリ膀胱炎」と命名した。
その後、同国の膀胱がんの発症率は、05年には50.3人と、20年前の2倍近くにまで増加した。
「長期にわたる、疫学的な調査を実施していれば、膀胱がんとの因果関係も分かったはず」と福島氏は力を込める。
日本でも、チェルノブイリのように、膀胱炎の患者が出るのだろうか。
先の、3グループの患者の尿中のセシウム濃度は、1リットル当たり平均で、
高線量地域は約6.47ベクレル、
中間的線量地域が約1.23ベクレル、
非汚染地域で約0.29ベクレルだった。
福島でも尿から検出 高精度検査、除染が急務

福島県の子どもの尿検査の結果を発表する「福島老朽原発を考える会」のメンバーら=7日、東京都千代田区で
福島原発事故を受け、厚生労働省が、5月から6月に行った母乳の放射性物質調査では、
福島、二本松、相馬、いわき各市の女性7人から、1リットル当たり1.9~13ベクレルのセシウムを検出。
同省は、「乳児が飲み続けても健康に影響はない」との見解を出したものの、ウクライナの尿中セシウムと近いレベルとあって、危惧する研究者も少なくない。
市民団体「福島老朽原発を考える会」も、セシウムによる膀胱炎の研究報告に着目する。
5月下旬、福島市の6~16歳の子ども男女10人の尿に含まれる、放射性物質を採取し、フランスの放射線測定機関に検査を依頼。
さらに、7月下旬には、追跡調査のため、この10人を再検査した。
このうち9人は、再検査の時点で県外に避難しており、5月の検査に比べて、尿中のセシウム濃度は20~70%減少した。
逆に、福島市に残っていた1人は、セシウム137が11%増の、1リットル当たり0.87ベクレルを検出した。
新たに、県内の10代男女5人を検査すると、1人はセシウム134が同1.82ベクレルと、これまでで最高の値を記録した。
同会は7日、東京都内で、検査結果を発表した。
阪上武代表(46)は、
「福島では、日常的な呼吸や食事により、内部被ばくが続いている可能性が高い。
汚染地域に住み続けることで、チェルノブイリで発生した膀胱炎のような症例が起きかねない」と懸念。
福島県民健康管理調査での尿検査は、セシウムを検出できる下限値(検出限界値)が、13ベクレルと高すぎることを挙げ、「より精度の高い検査の導入を」と改善を求めた。
さらに、「除染完了まで、子どもを避難させることも考えるべきだ」とも。
土壌汚染の程度については、ウクライナと福島県を比較すると、ウクライナの高線量地域はキュリーからベクレル換算で、1キログラム当たり約13万8000~2万3000ベクレル、中間的線量地域は2万3000~2000ベクレル。
福島市などは、この中間的線量地域に近い数値だ。
同様の線量の南相馬市で、除染活動に携わる東大アイソトープ総合センター長の児玉龍彦教授(58)は、
「すでに、膀胱がんなどのリスクが増加する可能性のある段階、とみるべきだ」と警鐘を鳴らす。
原発被災地の住民の間では、尿中の放射線量に対する関心も高まっている。
同市は15日から、これまで対象外だった7歳未満の未就学児の尿検査を、無料で始める。
同市が、内部被ばくを検査するホールボディーカウンターは、測定に3分ほどの静止が求められ、体格も合わない未就学児を除外。
市民から、尿検査の要望が寄せられて実現するものの、ここでも、検出限界値が20ベクレルと、高いのが難点という。
チェルノブイリ周辺では、免疫力が低下し、各種の感染症が多発した。
では、膀胱への内部被ばくを抑えるには、どんな対策を取ればいいのか。
前出の福島氏は、
「尿をためないように、なるべくトイレに行くこと。
マスクで防御し、安全な食材を選ぶこと。
当時のウクライナは食材を含め、日常生活の管理や指導がしっかりされず、被害を広げた面もある」。
最後に、福島氏は強調した。
「『福島膀胱炎』が起きないようにすることは、十分できるはずだ。
適切な情報を得ることが安全を守ることにつながる。
風化させないよう一人一人が意識を高めてほしい」
↑以上、転載おわり
福島だけやない、岩手の、そして他の地域の子ども達の多くが、飲食物や呼吸を通して、体内にセシウムが入り、内部被ばくした。
けれども、専門家は、「健康への影響は極めて小さいと考えられるので、調査を継続する必要はない」と言うた。
自分の子どもの身体の中に、有害物質が入り込んでしもてて、それがどんな悪さをするのかも不明やっちゅうのに、「ああそうですか、ほなよかった」って思う親がいるやろか?
なんとかして、詳しい状況が知りたい。
早めに手を打てるもんなら打ちたい。
そう思うのが親ちゃうやろか?
ほんで、その子ども達本人も、ちゃんと調べてぇなって思てるんちゃうやろか?
想像もせん、警戒もせん、ただ数字が欲しいだけの検査なんか受ける必要ないよ。
そんなん、調査してる連中の遊びやから。
数字集めて、それを集計して、うわ~、へ~とか言うて喜ぶだけやから。
岩手は10月の末に、追加調査することになったらしいけど、いったいなんのためにするのか、結果によっては治療を即刻始めるつもりがあるのか、それを聞いてから受けてほしい。
そして何よりも、一日も早く、集団疎開を実現させたい!
総選挙が行われるのなら、集団疎開、避難しておられる方々(その場所がどこであっても)への補償、原発即廃炉作業の開始、稼働原発の即停止、がれきの焼却停止、
その他、TPPや消費税の撤廃、基地の廃止などなど、はっきりと実現すると明言してる人に投票してほしい。
どんなことがあっても、なにがなんでも、この原発地獄をコソコソと、薄汚いあの手この手を駆使して作った自民党と、それを助けてきた連中にだけは入れんといてや!
絶対の絶対やで!
参考のために↓
【原発推進および脱原発を装っている政党】
自民党、民主党、公明党、日本維新の会、みんなの党、国民新党、
【脱原発を目指す政党】
国民の生活が第一、新党大地・真民主、みどりの風、社民党、共産党、減税日本