ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

被ばく後1年超での白血病発症なら、発生時期としては因果関係が認められるのが労災基準!ど~ん!

2012年11月20日 | 日本とわたし
原発事故関連の記事を書いてるうちに知り合うた心の友、ほんで共に闘ってくれるめぐさんが、こんなことを教えてくれはった。

『白血病労災認定された最低の被ばく線量は、5.2ミリシーベルト』

すごい勢いで、けども、膨大な資料と国会質疑応答のビデオを読んだり観たりして、正確な情報を得ようとしはったから、一日丸々かかって記事を書かはった。
急いでふたつの記事を読んでみたものの、この手のことに関しては、いっぺん読んだだけではなかなか頭に入ってこんわたしは、
疲れてヘトヘトになってるめぐさんに、アホな質問を投げかけたりした。
そんなお粗末な理解力しかないわたしに、なんとか分かり易う説明したらなあかんと、めぐさんは自分の書かはった記事をまた読み返し、三つ目の記事を書くに至った。

わたしはなんと、恵まれてる人間であることよ。

感謝の気持ちとともに、その三つの記事をここに紹介させてもらいます。

↓以下、転載はじめ

厚労省の労災基準、胃・食道・結腸がんで累積100mSv。白血病5mSv/yを忘れるな!

中日新聞web20120929他でも報じられているが、厚労省の「胃がん・食道がん・結腸がんと放射線被ばくに関する医学的知見の公表」を直接参照する。

当面の労災補償の考え方では、「100mSv以上から放射線被ばくとがん発症との関連がうかがわれ」とある。
これだと、100mSv未満なら「うかがわれもしない」という趣旨に読める。

他方、検討会報告書の概要では、「(ICRP)はがんリスクの増加について、疫学的研究方法では、100mSv未満でのリスクを明らかにすることは困難である、としている」とある。
こちらは、よく言われる、「疫学的証明がない」ということだ。

しかし、「疫学的証明がない」は「他の要因に隠れて見えない」だけで、「リスクがない」ではない
それを、「100mSv未満ならうかがわれもしない」と言いたいなら、悪質な情報操作、印象操作だ。



今回は、「胃がん・食道がん・結腸がん」に限っており、100mSvを強く印象付けたい意図が窺えるが、
血液のがんと言われる白血病について、5mSv/yと定められていることを忘れてはいけない。

電離放射線に係る疾病の、業務上外の認定基準について

この4枚目2、白血病(1)の「相当量」は、
8枚目5、白血病について(1)0.5レム×(電離放射線被ばくを受ける業務に従事した年数) 以上(1Sv=1000mSvが100レムなので、0.5レムは5mSv)





「白血病の労災認定基準が5mSv/yなのに、おかしいではないか」との指摘を、住民から受けて困っている(当たり前だ!byめぐ)質問に対するアンサー

「科学的事実よりも人道主義が優先する、と云ったことでしょうか」

質問に対して質問で答えてもしょうがないじゃん!

例えば、自賠責保険(強制保険)の場合は、被害者救済の趣旨があるため、被害者に100%の過失があっても支払われる。
これは政策だ。

アンサーも、白血病5mSv/y基準は政策だ、と言ってるわけだが、20mSv/yの避難基準は、政策としておかしいんだって! I
CRPの累積100mSvで、発がん死率0.5%増加という仮説に拠っても、1年で0.1%=1000人に1人。
これを分かって「それくらいならいいや」なら、価値判断の問題だが。
なんで住民の健康については、「リスクを避ける」という「人道主義」が行われないのだ。




白血病労災認定された最低の被ばく線量は5.2ミリシーベルト!
共産高橋千鶴子議員に細川厚労相答弁


厚労省の労災基準、胃・食道・結腸がんで累積100mSv。白血病5mSv/yを忘れるな!で取り上げたのは、労災認定基準である。

今回のエントリーでは、その基準下で、実際に労災認定された白血病患者のうち、一番低い被ばく線量が5.2mSvだった、ということ。

5mSv×働いた年数以上、の被ばく量で認定されるから、同じ5.2mSvでも、2年働いて被ばくしたなら、認定されない。

平成23年5月31日の衆議院、東日本大震災復興特別委員会、日本共産党高橋千鶴子議員の質疑動画
該当質疑部分は23:34~24:36

衆議院会議録
直接個々の会議録にはいけないようなので、上記リンク先から
一段目右【特別委員会】の、
●東日本大震災復興特別委員会→第177回の号、数一覧の中の平成23年5月31日第6号

質問の順番は、高橋委員までは、階→田中→中川→西村→大島→斉藤→高橋千鶴子の各委員。
更に阿部、浅尾委員と続く。
該当質疑は、高橋委員の質疑の後ろの方である。



画像が見にくいので、細川厚労相の答弁部分を転記する。

「原子力発電所での業務に従事いたしました労働者の、放射線被曝に関する労災認定事案は、昭和五十一年度以降で十件でございます。
そのうち、一番高い被曝線量は、百二十九・八ミリシーベルト、一番低い被曝線量は五・二ミリシーベルトであり、いずれも疾病名は白血病でございます」

5mSv被ばくしたら、必ず白血病になる訳ではない。
しかし、白血病労災認定基準の5mSv/yは、一定の合理性の下に定められているはずだ。
また、「累積5.2mSv被ばくして、その瞬間に白血病になった」という訳でないだろう。

国会答弁、知らなかったことは反省。
出席してる議員らは知っている。
居眠りしてなきゃ。
分かってて避難させない。
それどころか、リスク・コミュニケーションが大事、などと言いながら、知らせないことに怒りを感じます。




被ばく後一年超での白血病発症なら、発生時期としては因果関係が認められるのが労災基準

この画像をもう一度見直していたら、重要なことに気がついた。



5. 白血病(2)に、「被ばく開始後、少なくとも1年を超える期間を経た後に、発生した疾病であること」とあります(同じ画像中の白内障も同様)。

これは例えば、「被ばく開始後、半年で発生した白血病なら、被ばくの影響であるとは認めない」ということですが、
逆に言えばこれは、被ばく開始後、1年を超えて発症したのなら、時期の問題としては「被ばくと因果関係があるとして扱う」ということに他ならない。

これは、5mSv/y以上という低線量被ばくであっても、1年超で健康被害が顕在化し得る、ということを意味する。
それを、日本国は認めている
のだ。

福島県立医大鈴木は、「チェルノブイリでは最短4年」と大ウソ吐いたが、
なんのことはない、1年超で発生しても、何ら不思議はないのだ、わが国の労災認定基準から言えば。
白血病と白内障は、1年超で発生しうるが、小児甲状腺がんは最短4年か?

ばーか!

↑以上、転載おわり

ほんま、ばーか!としか言いようがないわ!
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出荷制限するより、生産停止をし、土地を買い上げ補償せよ!

2012年11月20日 | 日本とわたし
今朝、アメリカの食品放射能基準値が、とんでもなく高いということを知り、びっくり仰天してる自分に呆れた。
なんで知らんかったのか……。
思い込んでたからやけど、その思い込みはいったいどっからきてるのか。
わたしが信じてきたもんはいったいなんやったんか。
世の中は、わたしが想像してる以上に、恐ろしい現実が渦巻いてるのか。

こんなことを知った後やけど、やっぱりこれは書いておきたいと思う。
総理とは形ばかりの詐欺師、野田総理より、こんな通達が送られていた。

栃木・千葉・群馬・茨城・埼玉・新潟・静岡・青森・山梨・神奈川・長野・山形県への、『出荷制限』指示。

このPDFをツィッターで知り、一通り読んでみた。
どうまとめたらええもんか、すべて書き写した方がええやろかと思てたら、きーこさんと金吾さんが、いろいろと分かり易う書きまとめてくれてはった。
このふたりには、ほんまに感謝してる。
正しい情報をわかりやすく伝え続けてくれる、この人達の根気と努力の量は、誰にも真似できひんことやと、心の底から思う。

↓以下、転載はじめ

総理指示「出荷制限指示」栃木・千葉・群馬・茨城・埼玉・新潟・静岡・青森・山梨・神奈川・長野・山形(見やすくしてみた)

公示 平成24年11月5日




1.緊急事態応急対策を実施すべき区域
青森県、岩手県、宮城県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、
埼玉県、千葉県、新潟県、山梨県、長野県、静岡県

2.原子力緊急事態の概要
緊急事態該当事象発生日時 平成23年3月11日 16時36分
発生場所 東京電力株式会社福島第一原子力発電所

3.1.の区域内の居住者等に対し周知させるべき事項
関係県知事に行った指示に基づき、当分の間、一部食品の摂取及び出荷を差し控えるようにすること。


首相官邸 東日本大震災への対応【首相官邸災害対策ページ】


上記の写真は間を省いていますが、
下の方に降りていくと直近の政府発表というのがあります
■ 総理指示 (出荷制限(栃木県) )/(出荷制限一部解除(福島県) ) (平成24年11月19日)


たとえば、総理指示という出荷制限の栃木県

画像は1ページ分です。
出荷を差し控えるように指示が出ています。
このままだと読みにくいので要点をまとめました。

当分の間、出荷を差し控えるよう、関係自治体の長及び関係事業者等に要請すること。

福島県、宮城県、岩手県も、もちろん指示が出ていますが、
このブログではそれ以外の地域をまとめてみました。


栃木県

平成24年11月19日
栃木県知事 福田 富一 殿   
原子力災害対策本部長 内閣総理大臣 野田 佳彦



1.くり  
大田原市、那須塩原市、那須町

2.しいたけ(露地において原木を用いて栽培されたものに限る)
宇都宮市、足利市、栃木市、鹿沼市、日光市、真岡市、大田原市、矢板市、那須塩原市
さくら市、那須烏山市、上三川町、益子町、茂木町、市貝町、芳賀町、壬生町、塩谷町
高根沢町、那須町、那珂川町

3.しいたけ(施設において原木を用いて栽培されたものに限る)
鹿沼市、大田原市、矢板市、那須塩原市、さくら市、芳賀町、壬生町、那須町

4.なめこ(露地において原木を用いて栽培されたものに限る)
佐野市、鹿沼市、日光市、矢板市、那須塩原市、那須烏山市、壬生町、那須町、那珂川町

5.くりたけ(露地において原木を用いて栽培されたものに限る)
宇都宮市、足利市、佐野市、鹿沼市、真岡市、大田原市、矢板市、那須塩原市、さくら市、
那須烏山市、上三川町、茂木町、市貝町、芳賀町、壬生町、塩谷町、高根沢町

6.きのこ類(野生のものに限る)
鹿沼市、日光市、真岡市、大田原市、矢板市、那須塩原市、那須烏山市、
益子町、塩谷町、那須町、那珂川町

7.たけのこ
日光市、大田原市、矢板市、那須塩原市、那須町

8.くさそてつ(野生のものに限る)
大田原市、那須塩原市、那須町

9.こしあぶら(野生のものに限る)
宇都宮市、鹿沼市、日光市、大田原市、矢板市、那須塩原市、さくら市、那須烏山市、
茂木町、塩谷町及、那須町

10.さんしょう(野生のものに限る)
宇都宮市、日光市、大田原市、那須塩原市

11.ぜんまい(野生のものに限る)
日光市、那須町

12.たらのめ(野生のものに限る)
大田原市、矢板市、市貝町、那須町

13.わらび(野生のものに限る)
鹿沼市、大田原市

14.茶
鹿沼市及、大田原市

15.いわな(養殖により生産されたものを除く)
栃木県内の渡良瀬川のうち日光市足尾町内の区間(支流を含む)

16.うぐい(養殖により生産されたものを除く)
武茂川(支流を含む。)及び栃木県内の那珂川のうち武茂川との合流点の上流
(支流を含む。ただし、塩原ダムの上流及びその支流を除く。)

17.やまめ(養殖により生産されたものを除く)
渡良瀬川のうち日光市足尾町内の区間(支流を含む。ただし、庚申川との合流点から下流の部分に限る)
及び永野川(支流を含む)

18.牛
栃木県が飼養
当分の間、県外への移動(12月齢未満の牛を除く)畜場への出荷
ただし、貴県の定める出荷・検査方針に基づき管理される牛については、この限りでない。

19.いのししの肉
栃木県捕獲

20.しかの肉
栃木県捕獲

で、その地域を、色塗りした地図がこれ↓です。




千葉県

平成24年11月14日
千葉県知事 鈴木 栄治 殿
原子力災害対策本部長 内閣総理大臣 野田 佳彦


1.しいたけ(露地において原木を用いて栽培されたものに限る)
千葉市、佐倉市、流山市、八千代市、我孫子市、君津市、富津市、印西市、白井市、山武市

2.しいたけ(施設において原木を用いて栽培されたものに限る)
富津市、山武市

3.たけのこ
木更津市、柏市、市原市、船橋市、八千代市、我孫子市、白井市、栄町、芝山町

4.茶
成田市

5.ぎんぶな
手賀沼及びこれに流入する河川(支流を含む)並びに手賀川(支流を含む)

6.いのししの肉
千葉県捕獲




群馬県

平成24年11月14日 
群馬県知事 大澤 正明 殿
原子力災害対策本部長 内閣総理大臣 野田佳彦


1.きのこ類(野生のものに限る)
沼田市、安中市、長野原町、東吾妻町、みなかみ町、嬬恋村、高山村

2.茶
渋川市

3.いわな(養殖により生産されたものを除く)
吾妻川のうち岩島橋から東京電力株式会社佐久発電所吾妻川取水施設までの区間(支流を含む)
薄根川(支流を含む)

4.やまめ(養殖により生産されたものを除く)
吾妻川のうち岩島橋から東京電力株式会社佐久発電所吾妻川取水施設までの区間(支流を含む)
小中川(支流を含む)及び桃ノ木川(支流を含む)

5.いのししの肉
群馬県捕獲

6.くまの肉
群馬県捕獲

7.しかの肉
群馬県捕獲




茨城県

平成24年11月9日
茨城県知事 橋本 昌 殿
原子力災害対策本部長 内閣総理大臣 野田 佳彦


1.しいたけ(露地において原木を用いて栽培されたものに限る)
土浦市、ひたちなか市、守谷市、常陸大宮市、那珂市、行方市、鉾田市、つくばみらい市、
小美玉市、茨城町、阿見町

2.しいたけ(施設において原木を用いて栽培されたものに限る)
土浦市、鉾田市、茨城町

3.たけのこ
石岡市、龍ヶ崎市、北茨城市、取手市、ひたちなか市、潮来市、守谷市、鉾田市、つくばみらい市、
小美玉市、茨城町、大洗町、利根町、東海村

4.こしあぶら(野生のものに限る)
日立市、常陸太田市、常陸大宮市

5.茶
土浦市、結城市、龍ヶ崎市、下妻市、北茨城市、笠間市、取手市、牛久市、ひたちなか市、
鹿嶋市、潮来市、守谷市、筑西市、稲敷市、かすみがうら市、桜川市、神栖市、行方市、
つくばみらい市、小美玉市、大洗町、阿見町、河内町、五霞町、利根町、東海村、美浦村

6.いしがれい、こもんかすべ、しろめばる、すずき、にべ、まだら
最大高潮時海岸線上福島茨城両県界の正東の線、我が国排他的経済水域の外縁線、
最大高潮時海岸線上茨城千葉両県界の正東の線、茨城県最大高潮時海岸線で囲まれた海域の漁獲

7.ひらめ
最大高潮時海岸線上福島茨城両県界の正東の線、我が国排他的経済水域の外縁線、
北緯36度38分の線及び茨城県最大高潮時海岸線で囲まれた海域で漁獲

8.あめりかなまず(養殖により生産されたものを除く)
霞ヶ浦、北浦及、外浪逆浦
これらの湖沼に流入する河川並びに常陸利根川で採捕

9.うなぎ
霞ヶ浦、北浦、外浪逆浦
これらの湖沼に流入する河川、常陸利根川並びに茨城県内の那珂川(支流を含む)で採捕

10.ぎんぶな(養殖により生産されたものを除く)
霞ヶ浦、北浦、外浪逆浦
これらの湖沼に流入する河川並びに常陸利根川で採捕

11.いのししの肉
茨城県捕獲
ただし、貴県の定める出荷・検査方針に基づき管理されるいのししの肉については、この限りではない。




埼玉県

平成24年11月5日
埼玉県知事 上田 清司 殿
原子力災害対策本部長 内閣総理大臣 野田 佳彦


1.きのこ類(野生のものに限る)
鳩山町、ときがわ町、横瀬町、皆野町




新潟県

平成24年11月5日
新潟県知事 泉田 裕彦 殿
原子力災害対策本部長 内閣総理大臣 野田 佳彦


1.くまの肉
新潟県(佐渡市及び粟島浦村を除く)捕獲


静岡県

平成24年11月5日
静岡県知事 川勝 平太 殿
原子力災害対策本部長 内閣総理大臣 野田 佳彦


1.きのこ類(野生のものに限る)
静岡県御殿場市、小山町




青森県

平成24年10月30日
青森県知事三村 申吾 殿
原子力災害対策本部長内 閣総理大臣 野田 佳彦


1.きのこ類(野生のものに限る)
青森市、十和田市、階上町

2.まだら
東通村尻屋埼灯台と北海道函館市恵山岬灯台とを結ぶ線、同線の中心点の正東の線、
北海道えりも町襟裳岬灯台の正南の線、
最大高潮時海岸線上青森岩手両県界の正東の線
青森県最大高潮時海岸線で囲まれた海域で漁獲




山梨県

平成24年10月26日
山梨県知事 横内 正明 殿
原子力災害対策本部長 内閣総理大臣 野田 佳彦


1.きのこ類(野生のものに限る)
富士吉田市、富士河口湖町、鳴沢村




神奈川県

平成24年10月19日
神奈川県知事 黒岩 祐治 殿
原子力災害対策本部長 内閣総理大臣 野田 佳彦


1.茶
湯河原町




長野県

平成24年10月1日
長野県知事 阿部 守一 殿
原子力災害対策本部長 内閣総理大臣 野田 佳彦


1.きのこ類(野生のものに限る)
小海町、軽井沢町、御代田町、南牧村




山形県

平成24年9月10日
山形県知事 吉村 美栄子 殿 
原子力災害対策本部長 内閣総理大臣 野田 佳彦


1.くまの肉
山形県捕獲

*******       *******       *******

指示された地域において採取されたものについて、
当分の間、出荷を差し控えるよう、関係自治体の長及び、関係事業者等に要請すること。

野田総理からの指示のようですが、守られているのかどうかは不明です。
とりあえず、住民は知っているのでしょうか?
そこのところも不明です。
この秋は「きのこ祭り」とかやっていたような??

お茶、きのこ類、たけのこ等の、出荷差し控えの指示が出ている地域は、土地が汚染されているという目安に。
川魚などからも汚染された区域が分かります。
2~3年で、綺麗な場所に戻ることはまず考えられないので、これから半永久的に注意が必要な地域として、覚えておきたいと思います。

地理が弱い私には、いったいその市町村がどの辺なのかが、地名を見ただけでは分からない。
なので総理大臣が出荷制限指示を出した地域できのこ類やタケノコ、お茶、山菜等で、地名が一回でも出てきた市町村に色を付けてみました。
※色の濃さは作業の下手さ加減なので関係はありません。

クマの肉とか、イノシシとか、川魚、魚貝類などを除いて、地上の部分の市町村のみ、色塗りしました。

栃木県とか茨城県は、塗っていて悲しくなってきた。
白い部分がほとんどないです。
ただ、総理の出荷制限指示の地域にも、偏りがあるような気もします。

大体、東京都の奥多摩地域には、プルームが通り、軽井沢と同じくらいに汚染されているはずで、
なおかつここでは、キノコ類やタケノコなどの生産もされているはずです。
でも、東京都は含まれていませんし、神奈川県もお茶のみ一カ所の制限で、これも少し変だな?と思っています。

あと、意外だったのが、青森県のきのこ類(青森市、十和田市、階上町)。
青森産は安全だと思っていたので、少しショックです。

<追記>
金吾@原発いらねぇー ‏@kingo999さんが、各県の地図を合体させて下さいました。
ありがとうございます。
黄色の地域ももちろん出荷制限ありですが、ここは抜かしています。



↑以上、転載おわり
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米国『食品のセシウムの基準値は1200ベクレル?!ど~ん!』事情

2012年11月20日 | 米国○○事情
jonny_raydenさんから今朝、教えてもろたこのビデオ。
いつものように、日本語に訳してくれてある。
ありがとうほんまに。
けど、けど、ここまでえげつないとは思てなんだ。
1200ベクレルって……。

そうか、そやから日本食マーケットのミツワでは、今でも福島県や近県の海域で獲れた魚のひらきが、堂々と売られてるんや。
いつか、ミツワのオーナーに聞いたろと思ててん。
なんで売れるん?って。
もうすっかり行かんようになったけど、行ってた時は必ず、味噌や魚の売り場の前に立って、買おうとする人に説明してた。

これからちょっと、FDAと政府に、このことについて質問するつもり。
明後日は感謝祭で、旦那姉の家に親族が集まる。
そこでももし、この話題が出せるチャンスがあったら出すつもり。

世の中は、というより、アメリカの国を牛耳ってる連中の頭の中は、いったいどこまで狂てしもてるのか。
知らんということは、今や自殺行為に近いのかもしれん。




フクシマの放射能については、私たちの米国政府は、放射能検知器を切っており、放射能の評価を止めています。
何が起こってるんでしょうか?

最近の記事ですが、日本政府は、日本の沖合で獲られている一定の種類の魚の放射能レベルが、今だになぜ、放射能レベルが非常に高いのか、理解することができないのです。
私たちが、放射能漏れ大災害の当初より話していましたが、『放射能』生物拡大と、『放射能』生物濃縮と呼ばれる現象です。
小さな魚がプランクトンを食べ、大きな魚が小さな魚を食べるというような食物連鎖で、放射能濃縮は、食物連鎖の一番上に行くのです。
また更に、米国の放射能基準は、日本のそれより悪いのです。

つまり、日本では、食物連鎖から放射性の魚を外し、すべての魚を測定しているのですね?

彼らは測定していると主張します。
しかし、問題があります。
確実に、総てをつかんでいるとは限らないのです。
私たちは、チェルノブイリをよく見てきました。
システムはできましたが、そのシステムに問題があるのです。
日本とアメリカの基準値の差は、驚くべきものです。
食物中の放射能許容基準は、日本では1キログラムに当たり100ベクレルです。
1ベクレルは、毎秒の放射性崩壊値です。
日本は、1キログラム当たり100ベクレルまで。
そして、アメリカの放射能許容基準は、1200ベクレルです

ワオッ!

つまり、米国は、日本の放射能基準値より12倍甘い?!
私たちが、日本から、間違いなく食物を輸入できる、ということです。
日本では、食べるのに不適当であると考えられるものでも。
そして……、

日本人は、それを日本の人々に売れない。私たちにそれを売ると?
なぜなら、我々の基準が……そ、そんなこと、狂ってる!


After Fukushima Daiichi nuclear plant accident, Fukushima peach exported as fruit of first time, the peach sample sales meeting held at the department store "Central" in central Bangkok, Thailand on 12 Sep.
[KyodoNews 2012/09/12]
東京電力福島第一原発事故後に、福島県産の果物として、初めて海外に輸出された、桃の試食販売会が、9月12日、タイのバンコク中心部デパート・セントラルで行われた。

Main stream media do not report how many radioactivity are contained.
接客は、福島県や、日本貿易復興機構バンコク事務所の職員らが対応。
マスコミは、放射能がどのくらい含まれるか報道しない。

まとめ買いするタイ人客の姿もあった。

According to the radioactivity test result by the supermarket " Ichii " in Fukushima July 20, Radioactive cesium was detected from the Fukushima peach one after another.
7月20日、福島のスーパー『いちい』の放射能検査で、福島の桃から、続々と放射能セシウムが検出。
・月舘町 24.66Bq/Kg
・月舘町 14.99Bq/Kg
・伊達市 5.06Bq/Kg

試食販売会は16日までの予定。
別の百貨店でも、15、16両日に実施する。

福島県によると、現在も、約40の国・地域が、福島県や周辺地域の生産物を規制。
タイも、2007年から続いていた、福島県の桃の受け入れを見合わせていた。

福島県貿易促進協議会・野下勝彦さん
「福島からは、香港、台湾、タイ用に、桃を輸出してきましたけれども、震災後、輸入禁止になりまして、海外への青果物輸出高は一切ゼロになりました。
今回、アジアの中では、タイが、日本の放射性検査をはじめ、様々な検査項目を満たせば、輸入ができるということですから、震災後初めて、輸出させていただきました。
本日、タイの皆さん方に、この福島の桃が美味しいねと、受け入れられるということが分かりましたならば、レギュラーに輸出できるような状態につなげていきたいというふうに期待しています」


*付け足し
FDA(Food and Drug Administration of the United States Department of Health and Human Service)とは、米国食品医薬品局のこと。
日本の厚生労働省にあたる、米国厚生省(DHHS:Department of Health and Human Services)に属してる。
普段は何かにつけて疑り深い旦那も、このFDAは信じ切ってて、そやからまた、この話をするともめるやろなあ……。
で、FDA の HP を読んでみた。
確かに、セシウムの基準値は1200ベクレルと書かれてた。
ヨウ素は170ベクレル


ほんでもうひとつ、今年の9月に国際ニュースとして書かれてた記事に、こんな数字が書かれてた。
『前略……ひとつは、ウクライナ等からEUに輸入される農業製品を対象とするチェルノブイリ規則(現基準値は乳・乳製品・乳児用食品370Bq/Kg、他の食品600Bq/Kg)
そしてもうひとつは、原発事故等の有事に備えて制定されたEURATOM(ヨーロッパ原子力共同体)規則(乳児用食品400Bq/Kg、乳・乳製品Bq/Kg、その他の食品1250Bq/Kg等)である。

いったいわたしは、なにと闘うてるのやろ……。
人間は、これほどの大量の放射性物質に対応できる身体に進化してた、とでもいうのやろか。
それとも、もう避けられへん事実として受け入れて、癌や心臓病やぶらぶら病や神経症や、その他なんやかんやの病気にかかりながら生きていくしかないっちゅうことなんやろか。

絶対に狂てる。
世界を変えな殺される。
そのことに気づいた人間として、なんと思われようが伝え続けていかなあかん。
コメント (6)
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