ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

どこの世界に、これほどまでに大勢の、自分の子どもを巻き込んで自爆しようとする親がいるやろか?

2012年11月25日 | 日本とわたし
↓以下、転載はじめ

二本松市、子供の被ばく量増加 昨年比、半数近く 屋外活動増え
毎日新聞 2012年11月24日 東京朝刊

福島県二本松市が実施した、市民の外部被ばく調査で、半数近い小中学生が、昨年より線量が増えたことが23日、市民への報告会で発表された。
市調査では、空間放射線量は、昨年比約3割減っており、市の放射線アドバイザーを務める独協医大の木村真三准教授は、
「昨年は制限された体育の授業や部活動など、屋外活動が増えたため。影響が大きい子どもや妊婦は、長期的に気を使うべきだ」と指摘している。

今年の調査は、6~8月のうちの2カ月ずつ、乳幼児~中学生と妊婦ら8327人に、個人線量計を配布。
6721人のデータを回収、年間線量を推計し、分析した。
昨年もデータがあり、今年と比較可能な小中学生ら4344人中1969人(45.3%)は、被ばく量が増加
うち46人は、1.5ミリシーベルト以上も増えていた

全体の平均値を、昨年と比べると、
小学生は0.07ミリシーベルト減の1.40ミリシーベルト、
中学生は0.06ミリシーベルト減の1.40ミリシーベルト。
ただ、今年調査した小中学生4210人の76%(3109人)は、一般人に許容される年1ミリシーベルトを超えていた


調査人数が、昨年より4667人も減ったことから、木村准教授は、放射線から身を守る意識が低下している、と指摘。
「記録を残すことが、万が一の健康被害への備えになる」と呼びかけている。【深津誠】



(画像:平成24年6月25~7月11日線量マップ)
↑以上、転載おわり


二本松市の子ども達の被ばく量が増えた。
去年は制限されてた体育の授業や部活が制限されんようになり、屋外活動が増えたからやと、木村真三氏は言う。
気を使うべきっていうのは、制限されんようになった体育の授業や部活をすんなってことか?
学校の方針に従うたらあかんってことか?
これでも、去年に比べたら、調査を受けにきた子どもの数が、4667人も減った中での数字らしい。
ほんでそれは、そこに今も住み続けてる人らの、放射線から身を守る意識が低下してるっちゅうことの表れやと、木村氏は指摘してる。

ちょっと前のわたしなら、この木村氏はいったい、なにを考えてるんやろと、責めてたかもしれん。
野外活動を増やすことにした人間を責めてたかもしれん。
「気ぃつけてたら大丈夫、折り合い付けながら暮らせますよ」ってなことを吹聴してる人間を責めてたかもしれん。

けど、もうそんなこと言うてる場合とちゃうことぐらい、知っとくべきやと思う。
子どもでさえも、こんなとこから出してくれ言うて、疎開を求める訴えを起こしてるねん。
いくらテレビや新聞がウソ八百並べて誤摩化してるからいうて、ほん近所にあった核物質まみれの施設で重大事故が起こったら、
普通、大人やったら、どうなるかぐらい、ちょっと自分で調べなあかんと思わなあかんやろ。
誰も教えてくれへんかったから。
国がウソついてたから。
どうしても動けへん事情があるから。
ローン抱えてるから。
土地から離れるわけにはいかんから。
どんな理由にせよ、汚染の激しいとこで暮らします、と決めたんなら、自分でとことん調べまくって、その結果、危ない思たら、
学校がどう言おうが、職場がどう言おうが、親戚にとり囲まれようが、友だちから白い目で見られようが、夫婦仲が険悪になろうが、
自衛のために、子どもを家で教える、思いを共有できる人とホームスクーリングする、給食を拒否する、部活も体育も完全に休ませる、
とにかくできることは全部やらなあかんってことちゃうのん?
居続けるって決めたんなら。

誰も絶対に助けてくれへん。
みんな、自分のことで精一杯やねん。
ほんで学者は、会社は、政治家は、自治体は、国は、『経済経済経済!』金さえ回ってたらそれでええねん。
人のこと、命のこと、健康のことなんか、全く気にもかけてへんねん。
そやから、自分のことを救わなあかんねん。
自分の子どもを救わなあかんねん。
そうせんと、ものすご辛い症状に悩まされる。

高濃度に汚染されてるとこに居続けることは、甚大な被ばくをし続ける事。
甚大な被ばくし続けることは、自分の身体の内側が、著しく傷つけられ続けること。
それって、自縛して自爆するってこと。
ほんでそんな自爆者を親にもった子ども達が、あそこには何千人何万人といるってこと。
どこの世界に、これほどまでに大勢の、自分の子どもを巻き込んで自爆しようとしてる親がいるやろか。
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都民さん、もう二度と、誤りを犯さんといてください!

2012年11月25日 | 日本とわたし
これが只今の、いや、今から10日あまり前の現実……。

自民党が22%弱?!
ほんで、民主党がそれに続いて13%弱?!
ほんで、そんなびっくりの後に続いてるのが、維新と太陽(今は混ざったから11%強)?!

ぎゃ~!!!!!

いったい都民はにゃあ~にを考えとんねん?!!!!!


けど、決めてへん人が3割近くいはるんやね。
決めた人にどうこう言うエネルギー使うなら、決めてへん人に、現実を知ってもらえるよう、がんがんアピールした方がええよね。
言葉よりも目に訴える。
わたしらは、「原発いらん」とはっきり言うてもええんやで。
わたしらには、「原発いらん」言う権利あるんやで。
ほんで、『原発を即刻止めて、核物質そのものやゴミを、これ以上増やしません!』
そうはっきりと言うてる人を応援することは、真っ当なことなんやから、遠慮せんと、大人の誇りと意地をかけて、堂々と公言してください!

ステッカー作ろ!
布地バッグを染めよう!
自分で作ったらええやんか。
手作りのステッカーやバッジやワッペンを、車の後ろに、玄関の脇に、門柱に、かばんに、帽子に、人目につくとこにつける。

こっちでは、日本みたいに、選挙カーなんてもんがうるさい音を立てて町中を走り回るなんてことはない。
候補者らの顔写真ポスターなんかも無し。
そのかわり、写真はついてへんけど、候補者の名前と所属してる党名が書かれたちっちゃい看板が、家の前庭に立てられたりする。
車なんかで走ってると、ああ、この通りには、◯◯さんを応援してる、あるいは◯◯党の支持者が多いんやなと、一発でわかる。
戸別訪問は許されてるから、キャンペーンワーカーの若者が、ちょくちょく、呼び掛けのためにやってくる。
そんでもって、キャンペーンの地域リーダーが、近隣の人々に、一定の場所に集まるよう呼びかけて、候補者の経歴、実績、政策などを説明して、支持を募ったりもする。
候補者が直接そういう場を設けたりもする。

投票するっていうのは、そういうこと全部をひっくるめてすることなんやなと、こっちに来てやっと実感した。
ただ、投票日に、なんとなくな気分で、なんちゃって投票をするのは、絶対の絶対に正しくない。
ほんで、今の日本では、そんな投票をしてる場合とちゃうことは明白で、そやからこの20日あまりを、なんちゃって有権者に訴えかけなあかん。
候補者は、立候補することだけで精一杯やし、身体はたったひとつしかない。
支えるわたしらが、人目のつくとこでどんどんアピールしていかな、この、日本の進退を問う大きなチャンスは、日本が二度と立ち直れんようになったきっかけになってしまう。

がんばろな!

↓以下、転載はじめ
都民世論調査 「原発ゼロを」57% 比例投票先 自民21%、民主12%

【東京新聞】社会 2012年11月18日 朝刊

本紙は、12月16日投開票の、衆院選と東京都知事選を前に、都民を対象に、国政と都政に関する世論調査を実施した。
衆院選比例代表で、どの政党に投票するか聞いたところ、自民党が21.8%でトップ。
民主党は12.9%。
脱原発政策をめぐっては、電力消費地の東京で、6割近くが、原発ゼロを求めていることが分かった。 
 
調査は、衆院が解散した16日をはさんで、15日~17日までの3日間行い、1005人が回答した。
 
比例代表の投票先で、両党に続いたのが、橋下徹大阪市長が率いる日本維新の会と、石原慎太郎前東京都知事が興した太陽の党で、それぞれ5.8%と5.3%。
維新と太陽の党は、17日夕に合流。
単純合計すると、11.1%となる。
次いで共産、国民の生活が第一、みんな、公明党などの順。
「決めていない」は最も多く、28.6%だった。
 
一方、衆院選の大きな争点となる脱原発に関して、原発ゼロを求める回答は57.5%。
時期については、
「2030年代よりも前倒しして原発稼働ゼロにする」が27%で、民主党政権が決めた「30年代にゼロ」を支持する14.9%を上回った。
「ただちにゼロにする」は15.6%。
「減らすが、ゼロにはしない」は29%だった。
 
消費税増税については、反対50.4%、賛成47.7%で、反対が上回った。
 
【調査の方法】
調査は、15~17日の3日間、都内有権者を対象に、コンピューターで無作為に選んだ番号に電話をかける方法で実施した。
実際に、有権者がいる1528世帯にかかり、1005人から有効回答を得た。
回答率は65.8%。
各設問の回答の比率は小数点第2位で四捨五入しており、総計が100%にならない場合がある。

↑以上、転載おわり
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人がいくら頑張っても願ても、全く言うことを聞いてくれへんのが放射能!

2012年11月25日 | 日本とわたし
福島大学のHPに、学生がボランティアをしたら単位をあげます、という文章が載っている!というツィッターを読んだ。
慌てて調べてみた。

福島大学 復興に向けた取り組み
http://www.fukushima-u.ac.jp/pdf/torikumi-h24_07.pdf

平成 24 年 7 月版
今、福島大学でしか得られないものがある
東日本大震災後、福島大学は被災地の大学として、何ができるのか、何をすべきかを考え、地域に出て取り組んできました。
災害から学ぶ、復興を支援する、地域の活力を支える、確かな力を持った人材を育成する、今、ここでしか学べないことを、福島大学は提供していきます。

1. 災害復興学の構築に向けて
福島大学・宮城教育大学・山形大学の3国立大学は、東北の復旧・復興を支援し、新しい東北を創り上げていくために、連携して取り組んでいます。
その一つとして、長期にわたる復興事業の一翼を担うべく、「災害復興学」の構築について、教育面で協力・推進しています。
また、福島大学では、平成24年度の総合科目で、
前期「水・土地の汚染と、私たちの健康・生活」、
後期「原子力災害と地域」「現代社会と環境」「災害復興支援学」を開講します。
中でも「災害復興支援学」は、「うつくしまふくしま未来支援センター」の研究者が中心となって、様々な復興支援の姿を、伝えたいと考えています。

2. 学生ボランティアの単位化
震災発生直後から、避難所対応、がれき撤去、泥出し、災害住宅の片付け、街頭募金など、多くの学生が自主的に、ボランティア活動に取り組んできていました。
このことを受け、ボランティア活動を、従来の授業科目である「自己学習プログラム」の特例として、単位認定することとしました。
(平成23年度から、ボランティア活動の合計時間が45時間程度で1単位、90時間程度で2単位)、
学生のボランティア参加を後押しすることで、被災地支援に繋げるとともに、本来の自己学習プログラムの目的である学生の自主性・主体性・社会性の育成を期待しています。
 
3. 学生の活動について
地震・津波・原発事故・風評という、複合災害に置かれた福島県にあって、学生は様々な支援・復興活動に取り組んでいます。

~学生団体「福島大学災害ボランティアセンター」~
大学の避難所で、ボランティアとして、避難所運営を支えてくれた学生が中心となり、「災害ボランティアセンター」を立ち上げ、
津波被害の建物の泥出しや、避難所への物資搬入から始まり、 仮設住宅への訪問ボランティア、「餅つき・望年会」などのイベントを通した、
コミュニティづくりや自治会の手助け、「足湯活動」などの傾聴ボランティアへと、活動を続けています。

~こども支援による学び・遊び支援~
学生が主体となって行った「子ども支援ボランティア」では、仮設住宅(当初は避難所)に避難中の小中学生を訪ね、学習支援や遊び支援のボランティアを続けてきました。
この活動と並行しながら、次のステップとして、大学キャンパスに子どもたちを招いて、「クリスマスパーティー」 を催したり、
大学の施設や、広々としたスペースを活かして、「土曜こどもキャンパス」を開催し、のびのびとした学習・遊びの機会を作っています。

~復興マルシェの開催~
学生が生産者と協働し、「街なかマルシェ」(青空市)というイベントを通して、地産地消や付加価値生産、地域間交流を通じて、地域づくりの推進を目指してきました。
平成23・24年度は、「復興マルシェ」として、放射性物質検査のデモンストレーション、生産者と直接語り合えるファーマーズカフェなどを企画し、震災後の福島に沿った、農産物の提供を試みています。
学生が、実践的に学びながら、生産者と消費者との交流の場を作り、県産品の風評被害の払拭、 福島の復興へ繋げていきたい、と思っています。

↑以上、書き起こし終わり


この福島大学なんやけど、大学の除染計画として、こんなことも↓書かれてあった。

『福島大学は、学生がより安心・安全に生活できる環境の確保に努めるべく、平成23年7月から8月にかけて、
キャンパス内のU字側溝、および高線量地点(ホットスポット)に溜まった落ち葉や土砂等の除去と、洗浄作業を実施しました。
平成23年10月には、中長期的な除染計画の方向性を決定し、大学構内での生活環境の安全性確保に向けた、以下の行動計画を実施することを、学長メッセージでお示ししています。

福島大学は、長期的には、大学構内における追加被ばく線量を、年間1ミリシーベルト以下とします
屋内においては、毎時0.1マイクロシーベルト程度となっていますが、
平成24年4月までには、大学構内における屋外の生活域の放射線量率を、毎時1.0マイクロシーベルト以下にする除染計画を立てて、実施を目指します


◯◯にしますって……そんなことほんまにできるんやろか?
放射能は、大学関係者の願いを聞いてくれるのやろか?
人間が寄り集まって、ああやこうやと話し合うて決定したからいうて、その意見に従うてくれるのやろか?
計画が実施されたからいうて、結果が思い通りになるんやろか?

毎時1マイクロシーベルトを前提に、24時間365日の、年間外部被ばく量を計算してくれた人がいる。
それによると、

屋外=8時間、屋内=16時間、屋内の低減係数=0.1とすると、年間3.5ミリシーベルトです。
木造家屋の低減係数=0.4を使うと、年間5.3ミリシーベルトにもなります。


ほん最近、原発作業員の人が、白血病になり、労災認定された年間被ばく線量は、5ミリシーベルト強やったっていう記事を書いた。
国が、労災として認めてるんやで。
国も、その子分のチンピラ学者も、年間5ミリシーベルトが、大人でさえも充分に危険な数字やってことを知ってんねんで。

しかも、福島の町中のあちこちに立てられてるウソツキのシンボル線量計は、全くのインチキで、正しい数字なんか全く示さへん。
そのインチキ数字を元にして、下がったやの安全やの言われて信じてるのは、将来、身体がガタガタになったり、最悪の場合死んでもかまへん思てる人達であって、
日本の将来を担う大学生の若者を、ほんまにそんなとこに集めて、さらに被ばくさせるようなことで単位あげるわ、やなんて言うてええのんやろか?
わたしには、背筋が寒うなるほどの狂気に思えてしゃあないのやけど、これはわたしの思い違いか?
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子殺し

2012年11月24日 | 日本とわたし
ツィッター友の金吾さんのブログ『放射能メモ』から、動画と、それを書き起こしてくださった記事を紹介させてもらいます。

↓以下、転載はじめ

ドイツZDF「フクシマの子供たちの放射線障害」(動画と全文)

「フクシマの嘘」を作成したヨハネス・ハーノ氏のドキュメント番組


翻訳者:無限遠点

11月18日の朝、福島市にあるこのホテルで、県民健康管理調査検討委員会が開かれた。
原発事故から1年半。
ここで、子供たちの甲状腺に関する異常値などの、新しい変化が報告された。
委員長は山下教授で、彼は原発事故の後、住民たちに「笑っていれば、放射線など跳ね飛ばせる」、と語った人物だ。
一般公開されたが、質問することは許されない。
今回、57000人の子供たちを対象に、検査を行った。
鈴木真一教授が、検査の結果を報告した。
それによると、42%以上の子供たちに、しこりや嚢胞が見つかった。
チェルノブイリ事故の後には、0.5%~1%の間だったものだ。
しかも、それを測定したのは、山下教授である。
私たちが、しかし同様に不思議に思うのは、専門家の間から一言も、こうした高い数値の原因を尋ねる声が上がらないことだ。

私たちは、立入禁止区域に隣接する、南相馬市に向った。
ここで鈴木氏は、この日の午後、心配する親たちのために、説明会を行うという。
私たちはその前に、吉田氏に会って話を聞いた。
ほかのたくさんの人と同じように、彼も、原発事故がもたらした被害に、政府が真剣に取り組んでいるとは思っていない。
そして、その理由を見せてくれた。
この地域では、あらゆる場所に、放射線測定所が設置された。
この幼稚園の前にも、測定器が立っている。
ところが、ここで示される数値は、彼が同じ場所で計測する数値とまったく違う、という。

公共の測定器が出す数値と、実際に我々がさらされている放射線量とは、まったく別物です。
ある場所では、実際の測定値が、5倍にもなることがあります。
それを、政府にも届け出ました


南相馬市の住民たちが、それを突き止めると、政府も、公表された測定値のほとんどすべてに、誤りが多いことを認めた。
「どうしてこのような、役に立たぬ計器を立てるのか」と政府に尋ねると、「国民が希望したから」という。
彼らは結局、原発事故による影響を、低く見せたいんだと思います。

市のホールでは、鈴木真一氏が、子供を持つ親たちに、査結果を説明している。
そして、最終的に彼がいう言葉は、「心配ありません」だ。
甲状腺に、これほどたくさんの異常が見つかったのは、診断方法が大幅に改良されたからだろうと思われます」、と説明する。
しかし、その言葉を信じる人は、誰もいない。
彼らも、何が原因かはっきりわかっていないくせに、「大丈夫」というのは正しくありません。
「子供たちの甲状腺に、これだけ異常が発見されたのに、正常だというのですか」、と質問すると、
まだ比較できる調査がない」、と鈴木氏は答えた。
ただ単に、子供たちが、ヨウ素の多い海産物を、多量に摂取したからかもしれないのです。
それが、放射線と関連するかどうかは、まだ申し上げることはできません。
私たちはここで、単に、親御さんたちに、検査結果をお伝えしているだけ
です」

吉田さんを始め、ほかの住民たちが、なぜ子供たちの甲状腺に、しこりや嚢胞ができたか、はっきりとした説明を受けるまでには、かなり時間がかかりそうだ。


↑以上、転載おわり


まだ比較できる調査がない。
どういうことなんやろ。
ただ単に、ヨウ素の多い海産物を食べ過ぎてたかもしれん?
いったいなに言うてんのやろ。
わたしらは単に、検査結果をお伝えしてるだけって、それはどういう意味なんやろ。

比較できる調査のため?
それはいったい、どんなこととどんなことを比較しようとしてるん?
比較できる頃には、子どもらはいったいどないなってるん?
充分に比較するためには、治療なんかしたら調査にならへんのとちゃうの?
そやから、治療せんように、他の県の病院とかに根回ししてんの?
これも、国家機密とか、国策とかいうこと?
いったい、あんたらみたいなヤクザの背後には、なにがおるん?
なんのために、ここまで非道で、倫理からかけ離れたことしてるん?
なんで普通に生きてられるん?
なんで平気な顔して、公共の場に姿を現せるん?

子どもを、悪魔みたいな人体実験場から助け出したろうな!
なんでここまで時間がかかってるん?
もう何ヵ月も前にも、まったくおんなじこと言うたわ。
かなり時間がかかりそうだ、やなんて言うてる間にも、すでに大勢の子ども達に症状が出てる。
マスコミが報じひんから知らんやて?
そんな言い訳、いつまで通じると思てんの!
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アイーダの愛

2012年11月24日 | 音楽とわたし
感謝祭の会食を、家族の皆で食べてたら、父から突然、「まうみ、アイーダ観に行きたい?」と聞かれた。
「そ、そらもう、もっちろん行きたいけど、いつ?」
「明日」
「えっ……」
「あ、でもまだ、チケットが買えるかどうかわからんから、買えたらの話」
その日、23日の金曜日の夜は、オープニングナイトの公演らしく、いくら父でも無理かもしれんということで、とりあえず別れた。
家に戻る車の中で、突然の変更を謝りながら、学校が休みなので、早めにレッスンをしてもいいかというメールを送り、父からの連絡を待つことに。

めでたくチケット(旦那とわたしのふたり分)は手に入り、レッスンも無事変更させてもらい、両親のアパートメントのすぐ近くのレストランで待ち合わせをした。
感謝祭の翌日の、しかも金曜日の、さらにお天気良好の気持ちのよい秋の日の夕方5時に、マンハッタンに車で出かけることの無謀さ。
けども、旦那がいつもの渋滞状況を調べてるラジオを聞くかぎり、問題無しということで、それを信じて(時々ウソつかれる)行くことにした。

驚いた!
スルスルスルスル車は進み、リンカーントンネルはもちろんのこと、街中に入ったらもう、「まるで十戒や」と旦那がつぶやいた通り、信号は青の連続、ほぼ空っぽの通りを北に向かった。

オペラの中のオペラと言われる『アイーダ』
物語の内容は以下の通り。
『ファラオの時代の古代エジプト。
エジプトとの戦いに敗れたエチオピアの王女アイーダは、身分を隠したまま、エジプト王女アムネリスの奴隷になっているが、エジプト将軍ラダメスと恋に落ちていた。
やはり、ラダメスに恋するアムネリスは、2人の仲を知って嫉妬に燃える。
エジプトに、再び戦いを挑んで敗れ、自らも捕虜になったエチオピア王アモナズロは、娘のアイーダを操って、ラダメスに国を裏切らせようとたくらむが失敗。
裏切りの罪で捕らえられたラダメスは、神殿の地下牢に幽閉され、忍び込んだアイーダとともに死を迎える』

今回の公演では、大型新人と言われているソプラノ歌手モナスティルスカが注目の的。今夜がデビュー。
ほんでもって、指揮者のファビオさんの指揮っぷりも楽しみやった。
演奏は、2回の休憩を挟んで、なんと3時間40分。
休憩時には、メトロポリタン劇場のパトロンでもある父に、金魚のフンのように付いてって、お湯にレモンを入れていただく。

モナスティルスカさんの歌は、ドレスサークルという、2階のいっちばん後ろの席のわたしの全身を、すっぽりと包んでくれた。
のびやかで、けれども儚く消え入りそうなピアニッシモ。ああ美しい。この世のものとは思えない。

舞台写真をこっそりと。





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避難指定は困る。地価が下がって借家やアパートの経営者が困る。それが市会議員の言うことかっ!?

2012年11月24日 | 日本とわたし
ホットスポットになってる渡利地区に入って、取材をした記者がいる。
「国や市には、住民の命や健康を守ろうという意識が、まったく感じられません」
「地元選出の市会議員から、そんな指定(特定避難勧奨地点)を受けたら、地区全体の地価が下がる。そうなると、借家やアパートの経営者が困る、と言われた」
「子どもや妊婦を避難させるよう、要望書を市に提出したが、全く聞く耳を持たない」

どこまで腐ってるのかこの国は。
ほんで、いつまでそんなことをさせておくのかこの国の大人は。
赤ん坊や幼児や児童や青年らが、この国の未来を生きていく子らが、この先どんなことになるのかを、知らんふりして死ねるほどボケてるのか。

↓以下、転載はじめ

置き去りの福島高放射線地域 (上)[うずみ火通信]
アジアプレス 11月23日(金)16時42分配信


高い放射線が測定された庭先の土壌を指す裏澤さん

◇渡利地区ルポ 風評で地価下落心配の声も

衆院解散で、事実上の選挙戦に突入した。
かつて野田佳彦首相は、「福島の復興なくして日本の復興はない」と言ったが、被災地の再生を声高に訴える政党は、今のところ見当たらない。
東日本大震災から20カ月が過ぎた、11月18日の早朝、深夜バスで福島市に入り、ホットスポットの渡利地区を歩いた。
東京電力福島第一原発事故による、放射能汚染に苦しみ続ける人たちの口から漏れ聞こえてきたのは、政治不信の言葉だった。(矢野 宏)

朝の気温は6.7度。
晴れ間が広がっていたが、細かい霧雨が降っていた。
ガイガーカウンターを包んでいるビニール袋にも、小さな雨粒がつく。
JR福島駅前の線量は、毎時0.42マイクロシーベルト。
自然界で受ける放射線量の、5倍を超えている。

傘も差さずに走り抜ける高校生たち。
ほとんどの市民が、マスクもしていない。
乗り込んだタクシーで、放射能汚染について尋ねると、
「もう慣れっこになってしまったのかねえ。避難したところで、行った先々で、仕事や生活などの不安はありますから」という言葉が返ってきた。

「ただ、政府が、原発事故直後の数値を公表しなかったことは、今でも許せないねえ。市民も、あの時に被ばくしていたのでしょうから。何を信じていいのやら」

JR福島駅から東南に1キロ。
阿武隈川を渡り、渡利地区に入った。
人口1万6000人あまりの、閑静な住宅街が広がっている。
ガイガーカウンターは、毎時0.68マイクロシーベルトを記録している。
市立渡利小学校前で計測すると、その数値は、さらに上昇した。

渡利地区は、福島第一原発から60キロ離れているが、福島市の中で、最も放射線量が高い、ホットスポットの一つである。

「国や市には、住民の命や健康を守ろうという意識が、まったく感じられません」というのは、渡利地区の裏澤利夫さん(78)。

市環境課の職員2人が、裏澤さん宅を訪れ、空中放射線量を測定したのが、昨年11月28日のこと。
庭に植えている柿の木の下の土壌から、1メートルの高さで、毎時2.95マイクロシーベルトを計測した。
住民が避難する際に、国が支援を行う、「特定避難勧奨地点」の指定基準に匹敵している。
指定されると、避難するかとどまるかを選択でき、いろいろな補償が受けられる。


◇健康より地価優先

さらに、地表から1センチの高さでは、毎時30マイクロシーベルトを振り切り、市職員のサーベイメーターでは、測定不能となった。
後日、高性能の放射線量計測器で測定したところ、毎時53マイクロシーベルトもあった。

裏澤さんが渡利地区に移り住んで、半世紀になる。
住居の背後には、弁天山があり、静かな景観が気に入っていた。
ところが、その山が震災後、思わぬ災害をもたらすことに。

渡利地区の線量調査に取り組んできた、神戸大学大学院の山内知也教授によると、この地区は、弁天山など山林を抱えているため、
雨のたびに、汚染された泥や落ち葉が水路などに流れ込み、それが乾燥して、さらにセシウムが濃縮されている
という。

裏澤さん宅の横の、水路からあふれ出た汚染水が、庭に流れ込み、柿の木から落ちてきた雨水と合流する。
「上から土をかけていますから、以前ほどではありませんが、ここです」と、裏澤さんが指さした土壌に、ガイガーカウンターを近づけると、
高さ1メートルで、毎時2.2マイクロシーベルトを記録した。

裏澤さんは、次男夫婦と同居しており、小学5年生と5歳の孫がいる。
次男は、妻と子ども2人を、市内の放射線量が比較的低い、親戚宅に避難させることを決意。
自宅近くの小学校への通学にはバスを使わせ、帰りは、次男が自家用車で、親戚まで送るという生活に踏み切ったこともある。
現在は、茨城県まで、週末避難している。
 
渡利地区の、子どもや妊婦を避難させるよう、要望書を市に提出したが、全く聞く耳を持たないのですから」と浦澤さんは言う。

地元選出の市会議員からも、「そんな指定を受けたら、地区全体の地価が下がる。そうなると、借家やアパートの経営者が困る」と言われたという。
裏澤さん宅の除染が行なわれるのは、来年3月に入ってから。
それまでの間、高い放射能の土壌は、むき出しになったままだ。

「人の命や健康よりも、金や経済優先なんですよ」という裏澤さん。まさに、この国の縮図を見ているようだ。(つづく)

【矢野 宏/新聞うずみ火】

↑以上、転載おわり
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『脱原発本気度』は市民が一番!市民候補者さん、応援しまっせ!

2012年11月23日 | 日本とわたし
ここ最近、今回の選挙だけは「あ~あ……」で終らせたらあかんと、口うるさいわたしですが、
どうか、ほんまに、マジで、今回だけは、ようよう考えてください。
ようよう考えて、テレビや新聞がどんだけ異常な状態かを、今一度、自分の目と耳と頭を使て見破ってみてください。

今の日本の報道関係の人間や会社は、世界の目から見たら、信じられへんほどの詐欺に満ち満ちてます。
そんな中、ずっとずっと頑張ってくれてる東京新聞が、今わたしが一番欲しいものを調べて載せてくれました。

ありがとう東京新聞!

↓以下、転載はじめ

脱原発本気度 議員活動で検証
【東京新聞】政治 2012年11月23日 朝刊

衆院選に向け、有権者のみなさんから意見を募集している「有権者発」には、最大の争点の一つである、原発政策についての質問が多く寄せられている。
そこで、本紙は、前衆院議員たちが、原発政策についてどんな活動をしてきたか、着目してみた。(衆院選取材班)
 
「原発ゼロ」「脱原発」を掲げる政党が増えているが、党の政策とは別に、個人の判断で、「脱原発」活動に参画する議員も少なくない。
原発容認の自民党前職にも、参加者はいる。
これらの行動実績は、「本気度」を測る判断材料となり得る。
本紙がこれまで紹介した、主な四つの活動の参加者をまとめた。
 
ことし9月、中小野党による超党派の議員らが、将来の原発ゼロを目指す「脱原発基本法案」を、衆院に提出した。
原発ゼロを「2025年3月11日までの、できるだけ早い時期に実現させる」という内容。
提出者と賛同者には、国民の生活が第一、社民など、計79人が名を連ねた。
 
超党派の「原発ゼロの会」は、民主、共産など、計68人が参加(10月23日現在)。
国内の原発50基のうち28基を、即時廃炉、残り22基を、危険性が高いとした「原発危険度ランキング」を公表した。
 
作家の大江健三郎さんらが取り組む「さようなら原発一千万人署名」には、みんな、みどりの風など、計60人が賛同。
これまでに、816万人分の署名を集め、6月には、その一部を政府に提出した。
 
9月の原子力規制委員会発足前に、超党派で提出した、委員長などの人事案の見直しを求める要望書には、新党大地、減税日本など36人が署名している。
 
今回は、国会での活動実績のある、前職だけをチェックしたが、新人候補にも、脱原発を訴えて活動する人も数多くいる。
政府が、30年代の原発ゼロを目指していることに対し、例えば、どのくらい前倒すべきかとの発言も、一つの指標になりそうだ。






「普通の人」出馬できる 目黒のデザイナー 脱原発訴え
【東京新聞】社会 2012年11月23日 朝刊


演説を中断し、有権者と原発について話す丸子安子さん=21日夜、東京都目黒区の東急西小山駅前で

有権者が持つ権利は、一票だけではない。
その受け皿となる被選挙権も、保障されている。
脱原発を目指す市民団体は、仲間を国政に送り込みたいと、衆院選の準備を進めるが、多額の選挙費用や、出馬を特別視しがちな世間の壁に阻まれ、出馬を決意できたのはわずか数人。
政治との距離を縮めたい「普通の人」の苦闘は、選挙戦の前から始まっている。(小嶋麻友美)
 
「全くの素人選挙。でも、私たちの一票で、社会は変わります」
 
21日夜、東京都目黒区内の駅前。
この日届いたばかりの拡声器を肩に掛け、同区のデザイナー丸子安子さん(44)が呼び掛けていた。
興味を持って近づいてくれる人もいれば、原発推進の立場から、議論を仕掛けてくる人もいる。
 
脱原発を目指す市民団体グリーンアクティブを後ろ盾に、地元東京5区(目黒区と世田谷区の一部)からの出馬を目指す。
資金援助はないため、選挙区と、比例代表の重複立候補に必要な供託金(600万円)などの経費は、インターネットでカンパを呼び掛けている。
ちらし配りを手伝うのは、脱原発のデモや集会で知り合った仲間だ。
「ここまで来るにも、何度も挫折しそうになった」
 
壁は、「候補者乱立を防ぐ」という名目で設けられている、世界一高い供託金だけではなかった。
二人の娘の母親でもある丸子さんは、福島原発事故後、放射能汚染から子どもを守る活動などをしてきたが、出馬を知って離れた仲間がいた。
「売名行為」と、陰口もたたかれた。
「私は何も変わっていないのに、『政治には関われない』と言われる」
 
グリーンアクティブは当初、40人ほどの擁立を目指したが、実際に手を挙げた人はまだ数人。
発起人のマエキタミヤコさん(48)は、「『まさか私が』という反応が7~8割。政治ムラに近寄りたくない、という感じが根強い」と話す。
 
公職選挙法が、戸別訪問の禁止など、選挙運動を細かく制限しているため、「関わると逮捕される」と、恐れる人も多いという。
 
「有権者は、望めば立候補できるはずなのに、まるで、議員は別の立場のように思われ、両者が分断されている。
子どもたちへの投票教育を怠り、あれもこれもだめという選挙制度が、日本の民主主義をだめにしてきた」と指摘する。
 
厳しい環境の中で、出馬を決めた丸子さんは、原発事故までは、仕事と子育てに追われ、政治活動の経験はなかった。
昨年6月、脱原発の会合に初めて参加したり、以後は勉強会を開いたり、原発再稼働の是非を問う、都民投票条例の制定を求める運動にも加わった。
条例を、都議会で否決され、政治の場に出る決意を、後押しされた。
 
「署名やデモの、次の自然な活動の姿として、今がある。誰だって選挙に出られることを知ってほしい」と力を込める。

    
*******       *******       *******
 
東京5区からは他に、
民主党前職の手塚仁雄(46)、
自民党元職の若宮健嗣(51)、
日本維新の会新人の渡辺徹(34)、
共産党新人の三浦岩男(63)、
みんなの党新人の三谷英弘(36)、
政治団体・幸福実現党新人の曽我周作(33)、
の各氏が立候補を予定している。

↑以上、転載おわり


驚いた!
出馬を知って離れる人がいはるんや。
売名行為、なんてことを言う人間がいるんや。
政治とは関われへんて……ほな、大人として生きるのやめなあかんやん。
政治と関わってこんかったから、こないなことになったんやん。
人任せにしてきたから、しかも、任せる人間を選ぶことすら無責任に、適当にやってきたから、子どもを平気で殺すような人間を上に立たせてしもてるんやん。

今回の選挙には、原発を止めなあかん、子どもを救わなあかん、汚染を広げようとする勢力をなんとかせなあかん、
そういう思いを強く持ってはる人が、ぞろぞろと立候補しはると思てた。
世界一くそ高い供託金なんか、ネットで、それこそツィッターとかで募ったら、あっという間に集まると思てた。

なんでここまで頭かたいんやろ?
出る釘打つな!
みんなで、ひとりでも多くの人間で支えなあかん時やっちゅうのに、うざいねん、マジで!
コメント (4)
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米国『七面鳥受難の日』事情

2012年11月22日 | 米国○○事情
今日はThanksgiving Day、感謝祭。
いわゆる、七面鳥さんの大受難日。

こんなふうに、どこのスーパーのお肉売り場でも並べられ、


そしてこんがりと……。


たくさんある祝日の中でも大人気のこの日は、一ヵ月後にやってくるクリスマスの夜と、ほぼ同じメニューで会食する。
今日の会食の場は、ペンシルバニア州にある旦那姉の家。
旦那はスタッフィングと呼ばれる、以前はターキーを丸焼きする時に、内臓を取って空洞になってる所に詰め込む料理を担当。
最近では、衛生上、お腹の中に詰め込まず、別に料理をすることが通常になっていて、そやから旦那も、母から直伝(レターサイズ一面に手書きで書かれたレシピ)に従って作ってた。
この料理が始まると、家の中は一気にクリスマス!あ、いや、感謝祭!
なんかワクワクしてしまう。

タイムにセージにオレガノ!そして大量の玉ねぎにセロリに人参。
そこに、クルトンを混ぜるのが普通なんやけど、なんやもち米が意外とうまい!という話を後で聞き、クリスマスにちょっと挑戦してみようかな……と企み中。


けど、今朝、ふと、こんなふうに、全国一斉に、というてもええほどに、どこの家でも、しかも年に2回も、祝日の食事としてターキーの丸焼きを食べるっちゅうことについて、改めて考えてしもた。
それに比べて、日本の祝日代表料理『おせち』は、なんと動物に優しいことよと。
まあ、たつくりには小魚を使うけど、お雑煮も野菜が主流、おせちは野菜と海草、筑前煮にしたかて、丸焼きには程遠い。

お国柄とはいえ、ターキーも、日本に生まれときたかったりして……。
この時期、山や森に近いとこでは、野生のターキーが、おっきいのもちっさいのも一緒に、列を作って道を横切るのをよく見る。

それを見るたび、あんたらは捕まらんとっきゃと、心の中でこっそり祈る。

この混沌とした世界の中で、こうやって、無事に、健康に、生かせてもらってることへの感謝をこめて。
我々の身勝手な食のために、命を落としている動植物や魚に、お詫びとお礼をこめて。 

HAPPY THANKSGIVING DAY!!

追記

ツィッター仲間のMisaさんが、教えてくれはった絵本。
コメント (2)
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米国版『米国1200ベクレル報道』のトリックにひっかかってデマを流してしもた!ごめんなさい!ど~ん!

2012年11月21日 | 日本とわたし
昨日記事に書いた、米国1200ベクレルの数字がどうしても信じられんくて、あれからずっと、FDAのサイトを調べてた。
読んで読んで、うんうん唸りながら読んで、そしたらアレレ?と思うことが見つかって、けども自分の英文理解力に自信無かったから、ネットを探ってみた。
そしたら……やっぱアレレ?は正しかった。
数字のトリックと、別の国の人がそれを伝えてる姿が重なると、ここまでツルッと、普段なら???と思うようなことも鵜呑みにしてしまう。
きっと、このビデオを観て、驚いて翻訳し、それを教えてくれはった jonny_raydenさんも、わたしと同じような反応やったんとちゃうかと思う。
とにもかくにも、どういう事情であれ、えぇ~っ?!と驚いた後に、FDAのサイトに行き、きちっと読んだはずやのに、ちゃんと読めてなかった自分を大反省!!

ごめんなさい!!わたしはどうやら、デマを流した張本人になってしまいました!!

以下の記事は、同じような内容の報道がNHKと産經新聞で為された後、それはおかしいということで、同じくFDAに掲載されている文書を読み、説明してくれてはるものです。
その記事と、その記事に対するコメントの文章を抜粋して、ここに転載させてもらいます。

NHKが示す日本500ベクレル米国1200ベクレルのトリック

食品の安心云々という番組(NHK・2011年の10月頃)で紹介された基準値は、チェルノブイリ事故のあと、各国が、輸入食品の規制のために作った基準値です。

緊急時の輸入食品に適用されること、各国で国民が摂取する、輸入食品の割合が異なることなどを考慮しないと、直接この値を比較しても意味がありません。

ちなみに、1986以降、米国は、国民の輸入食品の摂取割合を10%(現在はさらに3倍して30%とした時の値)、日本は35%としてそれぞれ決められており、
セシウム134と137の合計で、米国1200ベクレル/kg、日本421ベクレル/kg(最終的にECの値等を参考に370を採用)と算定されていました。

米国が、チェルノブイリ事故に対応して、1998年に決めた輸入食品の暫定基準1200Bq/kgは、FDAの資料に載っています。(http://www.fda.gov/Food/FoodSafety/FoodContaminantsAdulteration/ChemicalContaminants/Radionuclides/UCM078341

多くの人が、NHKは、日本の基準値500Bq/kgが、米国の基準値1200Bq/kgに比べて、十分低いかのように印象付けようとしていると認識している。
(そうやったんですね……我ながらほんまにとほほほほ……)

1.摂取率の低い、輸入食品に対する暫定規制値を、国内食品の暫定基準値と比較しており、基本的に誤りである。

2.チェルノブイリ事故に対する輸入食品の暫定基準値は、摂取率35%として370Bq/kgであったから、
そのまま、輸入食品の摂取率と国内食品の摂取率を、逆転させて考えたとして、370×35/65=200Bq/kgで、チェルノブイリ事故の際の暫定基準値と同等の扱いになる。
(現在の、輸入食品の放射性物質濃度が、福島事故前の国内食品と同等に、汚染されていなければ)

3.米国と比較するなら、事故から7ヵ月余を経過していることからも、米国の国内の基準値170Bq/kgと比較するべきではないか。

4.日本の輸入食品の基準値が、370Bq/kgであるから、500Bq/kgはその値をも上回っている。


つまり、100%汚染食品だけを食べたとすると、米国1200ベクレル/kgは、120ベクレル/kgにする必要があり、
日本の暫定値370ベクレル/kgは、130ベクレル/kgとなって、ほとんど等しくなる
ことがわかります。
両国の基準値が異なっても、輸入食品の摂取割合に応じて、同じ汚染度の輸入食品を食べたとして、ほぼ等しくなることがわかります。
(輸入食品以外の汚染度を、いくらに見積もっているかわかりませんので、概略の見積もりです。)

現在、その時と同じ考えで暫定値を設定すると、もし、輸入食品(35%)が汚染されておらず、国内の食品(65%)が汚染されているとすれば、184ベクレル/kgとしなければならないわけです。
輸入食品も、それなりに汚染されている恐れがあるなら、もっと厳しくしなければならないことになります。
日本の暫定基準500ベクレル/Kは、ほとんど放射線の無い地域で、たまたま放射能入りの食料がある場合の摂取基準で、
全ての食品に放射能が入っている場合の摂取基準じゃないですね。
もう一つの、1mSv/年間の安全基準を満たすためには、ドイツの数ベクレル/Kというのが正しい摂取基準だと思います。

① 日本もアメリカも、ターゲットは5mSv/年で一緒

② 86年のFDA基準は、輸入制限用で、汚染割合100%と仮定

③ 98年のFDAガイドラインは、国内の消費・流通と、輸入に「介入」するレベルを定めるもので、
国土がでかいから、マーケットに汚染食品ばかり入ってくるのは考えにくいという想定で、汚染割合は10%と仮定し、それに安全係数?3をかけて30%にしている。
また、預託線量などの新しい知見を入れ込んで、計算手法からして違う。


ECRRのバズビーが述べたように、そもそも原発事故時の基準値なるものが、出荷目的であることに留意すべきです。
市民の、子どもの健康目的ではないんです。
政府が言おうが、流通業者や農家が言おうが、目的は同じです。

事実、こちらをご覧下さい。これが流通業者のあり方のたぶん、典型でした。
http://www.s-osaka.coop/modules/bulletin1/index.php?page=article&storyid=410

たとえば、37ベクレル/kgという自主基準は、それだって子どもの身体にはきつい値であるにもかかわらず、
「生産者との連携・連帯の維持」名目に度外視され、国の、根拠なく決めた高すぎる暫定基準の順守が、合意されてしまったのです。
生産者保護か、それとも子どもの保護か、という二者択一に結論はありません。
どちらも無視できませんから。
とまれ、基準値なるものが、そういうタチの悪いものであることがわかれば、問題は、個々の食品汚染度と、体内摂取時の汚染度なわけですから、
計測しながら低い値のものを食べるに越したことはないのですし、摂取されたセシウムをなるべく排出していく、小さな工夫をするのがいいようです。
確認しておくと、基準値なるものはどんな値であっても、健康を保障するものではないんです。

↑以上、転載おわり


それからここに、去年の、原発事故後1ヵ月半あたりに出されていた、諸外国への輸出食品に関する証明書の発行についての文書を載せておきます。
これはその中の、マレーシア向けのものです。
これを読むと、どこが風評被害かと思ってしまいます。
そして、『食べて応援』などという狂言が、国内でまかり通っていることの恐ろしさも。


23 国際第 134 号
平成 23 年4月 29 日

各都道府県担当部長 殿
農林水産省大臣官房国際部国際協力課長
農林水産省大臣官房国際部参事官(貿易関税チーム)

マレーシア向けに輸出される食品に関する証明書の発行について

東日本大震災にともない、諸外国からは、日本産の農林水産物・食品に対する輸入規制措置が講じられ、
産地証明や放射性物質に関する検査証明などが求められるようになっており、その数は増加傾向にあります。

このような中で、「海外向けに輸出される農林水産物及び食品等に関する証明書の発行について」
(平成23年4月21日付23国際第83号農林水産省大臣官房総括審議官(国際)通知)により、既に証明書発行の協力をお願いしたところです。

今後も、別添「諸外国・地域の規制措置」にありますように、各国からの要請に基づいて輸出証明書の発行が必要と考えられますので、
可能な限り、事務手続きの簡素化を目指し、輸出証明書様式を一般化して、各国共通の様式になるよう協議を進めて参ります。

様式が決まり次第、速やかに各都道府県にお知らせしますので、今後も輸出証明書発行にご協力をいただくようよろしくお願い申し上げます。

つきましては、今般、マレーシアについて、輸出証明書の取り扱いが下記のとおりとなりましたので、お知らせするとともに、対応方よろしくお願い申し上げます。



マレーシアについては、4月27日以降に輸入申告される食品について、以下の通り我が国の当局が発行する証明書の添付が必要になりました。
証明書様式につきましては、現在詳細協議中ですが、別紙のとおり申請書及び暫定様式をマレーシアとの間で定めましたので、
当分の間、各都道府県の農林担当部局(農林水産物の輸出担当が他部局である場合にあっては、その部局)による証明書の発行をお願いいたします。

なお、水産物については別途、水産庁において証明書を発行することとしております。

次の区分ごとに輸出国の管轄当局が発行する証明書の添付を要求

対象 証明すべき内容
1. 3月11日より前に収穫、加工した全ての食品 収穫・加工の時期
2. 11 都県(福島、群馬、茨城、栃木、千葉、宮城、山形、新潟、埼玉、神奈川、東京 )で収穫・加工した全ての食品

コーデックスに準ずる放射性物質基準(注)に適合することの証明※検査結果の添付が必要
3. 11都県以外で収穫・加工した全ての食品 収穫・加工した道府県

注:ヨウ素(131I)100Bq/kg未満、セシウム(134Cs+137Cs)1,000Bq/kg未満


以上、ごめんなさいの気持ち満載の、訂正記事でした!
コメント (2)
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被ばく後1年超での白血病発症なら、発生時期としては因果関係が認められるのが労災基準!ど~ん!

2012年11月20日 | 日本とわたし
原発事故関連の記事を書いてるうちに知り合うた心の友、ほんで共に闘ってくれるめぐさんが、こんなことを教えてくれはった。

『白血病労災認定された最低の被ばく線量は、5.2ミリシーベルト』

すごい勢いで、けども、膨大な資料と国会質疑応答のビデオを読んだり観たりして、正確な情報を得ようとしはったから、一日丸々かかって記事を書かはった。
急いでふたつの記事を読んでみたものの、この手のことに関しては、いっぺん読んだだけではなかなか頭に入ってこんわたしは、
疲れてヘトヘトになってるめぐさんに、アホな質問を投げかけたりした。
そんなお粗末な理解力しかないわたしに、なんとか分かり易う説明したらなあかんと、めぐさんは自分の書かはった記事をまた読み返し、三つ目の記事を書くに至った。

わたしはなんと、恵まれてる人間であることよ。

感謝の気持ちとともに、その三つの記事をここに紹介させてもらいます。

↓以下、転載はじめ

厚労省の労災基準、胃・食道・結腸がんで累積100mSv。白血病5mSv/yを忘れるな!

中日新聞web20120929他でも報じられているが、厚労省の「胃がん・食道がん・結腸がんと放射線被ばくに関する医学的知見の公表」を直接参照する。

当面の労災補償の考え方では、「100mSv以上から放射線被ばくとがん発症との関連がうかがわれ」とある。
これだと、100mSv未満なら「うかがわれもしない」という趣旨に読める。

他方、検討会報告書の概要では、「(ICRP)はがんリスクの増加について、疫学的研究方法では、100mSv未満でのリスクを明らかにすることは困難である、としている」とある。
こちらは、よく言われる、「疫学的証明がない」ということだ。

しかし、「疫学的証明がない」は「他の要因に隠れて見えない」だけで、「リスクがない」ではない
それを、「100mSv未満ならうかがわれもしない」と言いたいなら、悪質な情報操作、印象操作だ。



今回は、「胃がん・食道がん・結腸がん」に限っており、100mSvを強く印象付けたい意図が窺えるが、
血液のがんと言われる白血病について、5mSv/yと定められていることを忘れてはいけない。

電離放射線に係る疾病の、業務上外の認定基準について

この4枚目2、白血病(1)の「相当量」は、
8枚目5、白血病について(1)0.5レム×(電離放射線被ばくを受ける業務に従事した年数) 以上(1Sv=1000mSvが100レムなので、0.5レムは5mSv)





「白血病の労災認定基準が5mSv/yなのに、おかしいではないか」との指摘を、住民から受けて困っている(当たり前だ!byめぐ)質問に対するアンサー

「科学的事実よりも人道主義が優先する、と云ったことでしょうか」

質問に対して質問で答えてもしょうがないじゃん!

例えば、自賠責保険(強制保険)の場合は、被害者救済の趣旨があるため、被害者に100%の過失があっても支払われる。
これは政策だ。

アンサーも、白血病5mSv/y基準は政策だ、と言ってるわけだが、20mSv/yの避難基準は、政策としておかしいんだって! I
CRPの累積100mSvで、発がん死率0.5%増加という仮説に拠っても、1年で0.1%=1000人に1人。
これを分かって「それくらいならいいや」なら、価値判断の問題だが。
なんで住民の健康については、「リスクを避ける」という「人道主義」が行われないのだ。




白血病労災認定された最低の被ばく線量は5.2ミリシーベルト!
共産高橋千鶴子議員に細川厚労相答弁


厚労省の労災基準、胃・食道・結腸がんで累積100mSv。白血病5mSv/yを忘れるな!で取り上げたのは、労災認定基準である。

今回のエントリーでは、その基準下で、実際に労災認定された白血病患者のうち、一番低い被ばく線量が5.2mSvだった、ということ。

5mSv×働いた年数以上、の被ばく量で認定されるから、同じ5.2mSvでも、2年働いて被ばくしたなら、認定されない。

平成23年5月31日の衆議院、東日本大震災復興特別委員会、日本共産党高橋千鶴子議員の質疑動画
該当質疑部分は23:34~24:36

衆議院会議録
直接個々の会議録にはいけないようなので、上記リンク先から
一段目右【特別委員会】の、
●東日本大震災復興特別委員会→第177回の号、数一覧の中の平成23年5月31日第6号

質問の順番は、高橋委員までは、階→田中→中川→西村→大島→斉藤→高橋千鶴子の各委員。
更に阿部、浅尾委員と続く。
該当質疑は、高橋委員の質疑の後ろの方である。



画像が見にくいので、細川厚労相の答弁部分を転記する。

「原子力発電所での業務に従事いたしました労働者の、放射線被曝に関する労災認定事案は、昭和五十一年度以降で十件でございます。
そのうち、一番高い被曝線量は、百二十九・八ミリシーベルト、一番低い被曝線量は五・二ミリシーベルトであり、いずれも疾病名は白血病でございます」

5mSv被ばくしたら、必ず白血病になる訳ではない。
しかし、白血病労災認定基準の5mSv/yは、一定の合理性の下に定められているはずだ。
また、「累積5.2mSv被ばくして、その瞬間に白血病になった」という訳でないだろう。

国会答弁、知らなかったことは反省。
出席してる議員らは知っている。
居眠りしてなきゃ。
分かってて避難させない。
それどころか、リスク・コミュニケーションが大事、などと言いながら、知らせないことに怒りを感じます。




被ばく後一年超での白血病発症なら、発生時期としては因果関係が認められるのが労災基準

この画像をもう一度見直していたら、重要なことに気がついた。



5. 白血病(2)に、「被ばく開始後、少なくとも1年を超える期間を経た後に、発生した疾病であること」とあります(同じ画像中の白内障も同様)。

これは例えば、「被ばく開始後、半年で発生した白血病なら、被ばくの影響であるとは認めない」ということですが、
逆に言えばこれは、被ばく開始後、1年を超えて発症したのなら、時期の問題としては「被ばくと因果関係があるとして扱う」ということに他ならない。

これは、5mSv/y以上という低線量被ばくであっても、1年超で健康被害が顕在化し得る、ということを意味する。
それを、日本国は認めている
のだ。

福島県立医大鈴木は、「チェルノブイリでは最短4年」と大ウソ吐いたが、
なんのことはない、1年超で発生しても、何ら不思議はないのだ、わが国の労災認定基準から言えば。
白血病と白内障は、1年超で発生しうるが、小児甲状腺がんは最短4年か?

ばーか!

↑以上、転載おわり

ほんま、ばーか!としか言いようがないわ!
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