ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

アフガニスタン

2021年08月16日 | 世界とわたし

アジア記者クラブ(APC)https://twitter.com/2018_apc さんのツイートで今更ながら学んでいるわたし…。
まだまだ知らない、勘違いだらけの自分が情けないです。


アフガニスタン問題は、どの方向からの記事や論説を読んでもどこか腑に落ちない、けれどもこの20年間はアメリカが先頭に立って起こした混沌なのだから、できるだけ知らなければと思いつつ、やはり理解度は低いままでした。
この20年間は、わたしたち家族が移住した20年間と重なります。
こちらに移り住んだ翌年に同時テロが起こり、その場面を直に目にしたことで心を病み、その後数年間苦しみました。
世の中がみるみるうちに物騒になり、いくら抗い非難しても戦争が始まり、普段は冷静な新聞テレビまでもが大本営もどきの報道をするようになった時、大勢の人々は自身の非力さを呪いました。
この間、大統領が4人も入れ替わり、意味のない、けれども破壊だけは十分にし尽くした戦争が、今終わろうとしています。
それもわざわざ9月11日という日を選んで…。



昨日一緒に夕飯を食べた友人夫婦と、このことについて話しました。
彼はケニア人で彼女は生粋のアメリカ人。
わたしたちより政治のことに詳しく、寄ると必ず政治話に花を咲かせるのですが、このアフガニスタン侵攻については口が重くなってしまいます。
あまりに複雑で、だからそれを簡略して話すと本当の事が抜け落ちてしまい、結局意味がなくなってしまうからです。
わたしたちはありったけの時間を使って、行ける所には行って、愚かな戦争を起こすなと抗議しましたが、巨大な軍と莫大な量の武器を所有する国にそんな声は届きません。
絶望し、止められなかった力不足を恥じ、アフガニスタンの人たちの安否を心配し、そしていつかほとんど忘れてしまう…。
それぞれの国のそれぞれのやり方で解決していくしかないのに、そこに首を突っ込んで、実はそれは正義のためなどではなく、介入することで利用できる何かがあるからだったりする行動が、良い結果を生むはずがありません。

わたしの周りではほとんどの人がこう考えていました。

中村哲さんこそが、アフガニスタンを救うにはどうしたらいいかを示してくれた人でした。

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平和であることが申し訳なくなるとき

2021年08月16日 | ひとりごと
いらっしゃい。また来てね。
うちの玄関カエルはなかなかの人気者だ。

先日、コリアンタウンのフォートリーにある、超おすすめのレストランでランチを食べた。

前に来たときは、だだっ広い店内にわたしたちとあともう一カップルしかいなかったけど、今回はけっこう混んでて、ちょっとホッとしたり心配になったり。
見えないからウイルスは、放射能と同じで…。
でも超〜美味しかった!
カルビ肉は口の中でふわふわと踊り、舌にまろやかなコクとうま味を乗せ、冷たい蕎麦のスープはピリッと辛い一瞬を楽しませてから喉を下りていく。

数ヶ月前に適当に作ったレンガ道と花壇は、夏の太陽と夕立の雨が育ててくれたからか、ワイルドにひしめき合っている。

今朝はお隣さんカップルと一緒に、夫の鍼治療を受けた。
ロバートはストレス緩和を、エステラは右足の4番目と5番目の指の問題解決を、わたしは右膝のひきつれと痛みを治してもらうためのグループ治療で、いつもながらに鍼を異常に怖がるわたしを、二人は「思い出せ!忍者魂!」などと言って励まして(?)くれた。
もっともっと受けなきゃなあ…。

うちにはムクゲの木があちこちに生えているんだけど、この色は初めてなので。
本当の色(うす桃色)がうまく写らないのだけどとりあえず。

こちらはうす紫色。

今年の夏は、あ〜暑いという日が数日間続き、最後の日に気温と湿度がシュルシュルと下がり、次の日はまるで秋?な日になる、というパターンが繰り返されている。
暑い日は2階も1階も常にエアコンをつけて、3階以外の部屋を冷やし続けないと、すぐに湿度が60%を超えてしまう。
ピアノが一番好む湿度は50%前後。
これまでは湿度には無頓着で、だから調律してもらってもすぐに狂ったりしたのだけど、新しいピアノがやってきてからはとても気をつけるようになった。
冬には加湿器のタンクに水を入れ、夏には除湿器のタンクの水を庭木や草花にまく。
もう8月の中旬になり、あっという間に学校が始まるのだろう。
それでもここはこんなに平和だ。
20年もの間、アメリカを中心にした暴力に翻弄された挙句、今また見放されたアフガニスタンの人々に、どうやって詫びればいいのかわからない。
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グロテスクなメンタリストのグロテスクな発言を、野放しにしたまま黙っているグロテスクなユーチューブに物申す!

2021年08月15日 | 日本とわたし
メンタリストってなんなんだ?
まず最初に思ったのがこのことだった。
まあいいや、なんで大騒ぎになってるんだろうと、気軽に動画を観て仰天した。
なんだこいつは?

日本だったら生活保護受ければ生きていけるんで。
僕は生活保護の人たちにね、あの、なんだろう、お金払うために税金納めてるんじゃないからね。
生活保護の人たちに食わせる金があるんだったら、猫を救って欲しいと僕は思うんで。
生活保護の人生きてても、僕別に得しないけどさ、あの猫はさあ生きてれば僕得なんで。
猫が道端で伸びてたら可愛いもんだけど、ホームレスのおっさんが伸びてたら、なんでこいつ我が物顔でダンボール敷いて寝てんだろうなって思うもんね。
人間の命と猫の命は、人間の命の方が重いなんて、僕全く思ってないからね。
自分にとって必要がない命は、僕にとって軽いんで。
ホームレスの命はどうでもいい
どちらかっていうと、みんな思わない?!
どちらかっていうといない方が良くない?!ホームレスって。言っちゃ悪いけど。
ほんとに言っちゃ悪いけど、いない方が良くない?
いない方がだってさ、みんな確かに命が大事って思ってるよ。
人権もあるから、一応形上大事にするよ。
でもいない方が良くない?
うん、正直、邪魔だしさ、プラスなんないしさ、臭いしさ、ね、治安悪くなるしさ、いない方がいいじゃん。
猫はでも可愛いじゃん。って思うけどね、僕はね。
もともと人間はね、自分たちの群れにそぐわない、社会にそぐわない、群れ全体の利益にそぐわない人間を、処刑して生きてきてるんですよ。
だから犯罪者を殺すのと同じですよ。
犯罪者が社会にいると問題だし、みんなに害があるでしょう。
だから殺すんですよ。
はい、同じですよ。
このメンタリストはストレス溜まってるのは、だって。
いやいやいや、今日は辛口だって書いてあるんだけれども、なるほど、文字が読めない方がいらっしゃるんですね、はい。
文字が読めない方はこのチャンネルには必要ないんでさようなら。
辛口って書いてあるやん。
頭悪いな。
今日は超辛口です。

こういう発言が堂々と放たれて、耳にした人たちがごうごうと怒って、いろんなものを巻き込んで大騒ぎになる。
するとその、最も罰せられるべき人間に多大な儲けが発生する。
このことに一番問題があると思っている。
発言したこの男は謝罪し、北九州でホームレスの自立支援活動を長年行っておられる奥田牧師の元で学ぶことにしたらしい。
この男が本当に反省し、経験を積み、学んでいくことで成長するのかどうか、それは本人にしかわからない。
けれどもわたしはそのことよりも、こんな発言を載せるプラットフォーム側(今回はユーチューブ)が、投稿の内容によっては削除する、そして投稿者のアカウントを一時的、あるいは永久的に停止する、という断固とした態度を取るべきだと思う。
こんなグロテスクで暴力的な言葉を吐いて、それで炎上したら大儲け、なんていうシステムは絶対におかしい。
ユーチューブをはじめとするプラットフォーム側の見解と、再発防止の対処についての緊急声明を求める。
このような発言をした本人はもちろん、発言の掲載や公開を許可した側も同様に、厳しい処分が下されるような社会になって欲しい。
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おかえりなさい海野さん♪♪

2021年08月14日 | 音楽とわたし
海野さんがステージに戻ってきてくれました!

海野さんは昨年の9月に、彼の住むアパートの近くで、8人もの暴漢に襲われ大怪我をしました。
その時の様子は、彼を救うべく募金を立ち上げた友人ジェローム・ジェニングスがこう説明しています。

海野雅威 (うんの ただたか)という人は、良き友人であり、幸せな家庭を持ち、そして素晴らしいジャズピアニストです。
それは、彼が一緒に共演してきたミュージシャンを挙げれば歴然でしょう(ジミー・コブ、ロイ・ハーグローヴ、ウィナード・ハーパー、ジョン・ピッツァレリ、クリフトン・アンダーソンなど)。
9月27日日曜日、タダ(海野雅威)は、ニューヨークにある彼のアパートの近所で、突然8人の大群による暴行に襲われました。
彼らの暴行により、鎖骨骨折、頭を含む全身にアザを受けることになってしまいました。
暴行を受けた後、救急車に運ばれ、病院で数日を過ごし、大事には至りませんでしたが、手術が必要である可能性がまだ残っているようです。
この襲撃による精神的なダメージは想像を超えるものです。
彼はピアノを弾くことで家族を養ってきたのです。
ですが、鎖骨破損によりピアノを弾くこともままならない状況ですし、いつ弾けるようになるかは分からないとのこと。
そして、たった4ヶ月前には、新生児を奥様のさやかさんと迎えられたばかり。
アメリカの医療費というのは日本と比べ物にならず、彼を救った救急車にも多額のお金がかかります。
そして、家族を養うための家賃、光熱費、食費、タクシー代、赤ちゃんを養うお金、全て払わねばなりません。
このような事態になってしまった、海野雅威とその家族を是非とも、あなたのできる範囲でいいので助けてやってください。
よろしくお願いします!(ジェローム・ジェニングス)





夫とわたしは偶然、この事件の少し前に近所の教会で行われた彼のライブを聴きに行って、彼のピアノの温かさ、軽やかさ、クールさ、激しさに一目惚れ(一耳惚れ)し、演奏後の彼に思わず駆け寄って「ファンになりました!」と興奮丸出しの声をかけたのでした。
またどこかに聴きに行きたいなあなどと思いながら過ごしているうちにコロナになり、この事件が起こったのでした。

彼の友人たちによって立ち上げられた募金の呼びかけは瞬く間に世界中に広がり、250万円がゴールだった支援金の10倍近くが集まりました。
けれども、こちらの医療費は日本のそれとは比較にならないほどに高額で、彼はこれからも何度も手術とリハビリを繰り返していかなければなりません。
わたしもまた、わずかではありますが、同じ音楽に身を置く者として、彼を支え続けていきたいと思っています。

募金は続いています。
もし支援をと思われる方はこちらから↓
オレンジ色のDonate nowをクリックして、金額のところに数字を入れます。
数字を入れる際には英字モードにしておいてください。
そして緑色のContinueをクリックすると、支払い方法を選ぶ欄が出てきます。
ご自身の便利な方法を選んでください。

皆様こんにちは、海野雅威です。
昨年の事件以来、ご心配して頂いている方に心から感謝申し上げます。
手術から日々懸命にリハビリに励んできましたが、今回素晴らしいニュースを皆様にお伝えする事ができます。
ようやく、またピアノをステージで弾ける日が来たのです!
すでに、ニューヨーク近郊でWinard HarperやClifton Andersonと少しづつライブを行ってきました。
8月13日から15日までの3日間は、John Pizzarelliトリオのメンバーとして、New YorkのBlue Noteで演奏します。

怪我の具合はまだ回復過程で、可動域が制限され痛みも残ります。
近いうちに体内にある金属のプレートを取り出す2回目の手術も予定されています。
この手術によりスムーズに肩と腕が動かす事ができるようになるという医師の判断ですが、手術後はまたしばらくピアノが弾けない状態に戻ってしまい、リハビリを改めて一から始めなければなりません。
その為、今できる事として、パンデミックになり、そして怪我でピアノが弾けない間に書き溜めた曲をレコーディングする事にしました。
およそ7年ぶりのリーダー作です。
尊敬する私のリーダーで友人のClifton Andersonをプロデューサーに迎えて、現在進行中です。
近い将来に新しい音楽をお届けできる事を楽しみにしています。

手術後に安心できる環境でリハビリに専念する為に日本にも帰郷していました。
献身的にサポートしてくださる理学療法士との出逢いや、ふるさとの仲間、先輩、多くの方の心の温かさを感じられた事も何よりも今の回復に繋がっていると確信します。
日本では昨年11月に日本を代表するミュージシャン総勢45名が私の為に感動的なベネフィットコンサート”Look for the Silver Lining”を開催してくれました。

差別や暴力に決して屈せず、渾沌とした時代でも負のエネルギーこそ正のエネルギーに変わり得る事を私の音楽で示す事が、私の新たな使命であるという思いを強く感じています。

私はいつでも音楽の力を信じています。
言葉を必要とない、そして言葉では決して表現する事のできない素晴らしい音楽が、Universal languageである事は経験から知らされてきました。
音楽は人種などに縛られる狭い世界ではありません。
ミュージシャンは人と演奏するときに、アンサンブルと調和がもっとも大切です。
まさにその事が現実の世界に必要で、音楽は自然とその事を教えてくれます。
だからこそ今、愛に溢れる音楽が必要だと痛感します。

ぜひお近くの方は8月13日から15日までのNew York Blue NoteでのJohn Pizzarelliとのライブにお越し下さい。
偶然にも8月15日は私の誕生日でもあります。
新たな人生のチャプターのセレブレーションでもある復帰ライブで、直接皆様にもお会いできれば幸いです。

海野雅威

彼のピアノ演奏です。2017年のライブから。

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この非常時に、臨機応変な対応を全くせず、パネルを手にお願いばかり。 小池百合子さん、もうあなたには我慢がなりません!

2021年08月13日 | 日本とわたし

感染者を治療する現場に行った事がありますか? 
自宅放置され日に日に症状が重くなっていく人を見舞った事がありますか? 
検査を無料提供し、感染状況に見合った対応をしていたらと、後悔した事がありますか?
 時間はいくらでもあった。 
他国から学べる失敗や成功も山ほどあった。 
責任を取ってください。



ぜひ全文をお読みください。
現場がどれほど切羽詰まっているか、自宅療養者が直面する厳しい現状が、ひしひしと伝わってきます。

松本佐保姫医師によるリポート『自宅療養で今起きていること』http://medg.jp/mt/?p=10445
引用:
政権が、与党が何を決めようが、実際に現場では中等症はおろか重症の患者さんさえ、スムーズに入院させてあげることが出来ない
現実と、政策発表との間の乖離に、まさに片腹痛しとはこのことである。
政治家はまず現場を、と切に言いたい。

保健所も一生懸命やっているのだろう。
でも、追いついていないのだ。
追いついていないのに仕事を抱え込んでいる。
抱え込まざるを得ないシステムがある。

やはり救急要請をしないと動かない部分もあるのか。
おとなしく待っていてはだめなのだと痛感した。

コロナ感染症に関しては、病院同士のやり取りが禁じられており、すべて保健所を通さなければいけない
このルールが現場の柔軟性を奪い、患者さんの生きる可能性を奪っている
保健所は保健所で、病院に入院要請をしても断られるという状況に陥っている。
一生懸命やっているのに、誰からも責められ、気の毒である。
救急要請してしまえばベッドはあるのに、保健所の要請では入院を断られる
この
非常時に、臨機応変な対応が全くされていないというのが窮状の元凶ではないのか。
人は人の作ったルールのせいで、不便を強いられているだけではないのか。
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ウィシュマさんが受けた虐待を思うと、出入国管理局職員の反省の無さ、人情の欠落に、心の底からの怒りを感じる!

2021年08月13日 | 日本とわたし
タイトル写真は、ウィシュマさんの遺族代理人である指宿昭一弁護士のツイートからお借りしました。

名古屋出入国在留管理局に収容されていたスリランカ人の女性、ウィシュマ・サンダマリさんが(33)体調不良を訴えて、今年の3月に亡くなった事件。
ウィシュマさんは、去年の8月に、日本在留資格の期限が切れて不法滞在となり、国外退去の処分を受けたのですが、国に帰ると暴力を受ける可能性が大きかったため、日本で暮らしたいと願っていました。

引用:
◆体調不良の訴え「仮放免のアピール」と軽視
「鼻から牛乳や」
最終報告によると、死亡5日前の3月1日、衰弱したウィシュマさんがカフェオレをうまく飲み込めず、鼻から噴き出した。この時、介助していた職員はそう言ってからかった。
死亡当日の朝には、抗精神薬を飲んでぐったりしているウィシュマさんに、「ねえ、薬きまってる?」と話しかけていたことも判明。
職員は「フレンドリーに接したいとの思いから」と説明したという。

ウィシュマさんは、体調が悪化した1月以降、医療機関での診察や点滴を求めていました。
管理局施設内にある診療室の医師や看護師は非常勤で、ウィシュマさんが死亡した当日は不在だったそうです。
さらに、彼女の容態が悪化していった時も、一時的に、施設の外で滞在することを求める申請を速やかに認めてもいなかった。
ウィシュマさんの容体が悪化しても、職員だけで対応していたのでした。
で、その対応が一体どういうものだったのか?


記事中にポッドキャストの紹介もあります。
引用:
千種さんが目にしたウィシュマさんは、衰弱して自力では歩けず、食事も水も吐いてしまうほど「危ない」状況だったといいます。
しかし、法務省・出入国在留管理庁が4月に公表した「中間報告」には、ウィシュマさんがパンや炭酸飲料などを口にしていたとする記述がある一方、容体を懸念した医師が当局に仮放免を勧めた事実は記載されていませんでした。
千種さんは、あたかもウィシュマさんが病気を装っていたかのような内容だと、怒りを込めて語ります。


文字おこし
映像の中の姉は、二人が知っている人物とはまるでかけ離れていました。


ワヨミさん:
みんなに大切なことです。
全ての外国人にこの映像を見て欲しい。

これも聞いてください。
今回は姉がこういうことになった。
明日はあなたの番ですよ。

こんなことは誰にも起きて欲しくない。

スリランカ人のワヨミさんとポールニマさん。

姉のウィシュマ・サンダマリさんは、今年3月、名古屋入管施設で亡くなりました。

今日、ウィシュマさんの収容中の様子が映った監視カメラの映像が、遺族に初めて開示されました。
映像を観たワヨミさんは、立っていることができず、倒れ込みました。


ワヨミさん:
姉は子どもみたいに「外に出してください」「薬をください」と、苦しみながら訴えていた

一日中足が動かないまま、冷たい床の上に放置されたままだった。


死の1週間ほど前、今年2月の夜のことです。
ベッドから落ちたウィシュマさんは、泣きながら何度も助けを求めますが、看守はまともに対応することなく、冷たい床にウィシュマさんを放置した様子が映っていたといいます。


さらに、亡くなる5日前には、衰弱してカフェオレを飲み込めず、鼻から吹き出してしまったウィシュマさんに、2人の看守が、「鼻から牛乳や」と笑いながら会話する様子が映っていたそうです。


ポールニマさん:
人間には尊厳がある。
しかし、その尊厳が守られていないのははっきりしている。

従姉妹のマンジャリさん:
外国人だから、私たちのことを差別していると感じた。


映像は2週間分残されているにも関わらず、開示されたのは「2時間程度」。
代理人の立ち会いも認められませんでした。
今日は遺族が2時間全てを観ることに耐えられず、1時間ほどで中断しました。
遺族が私たちの取材に、あらためてビデオの様子を再現してくれました。

こういうベッドがあります。
そんなに広くない。


鼻から牛乳と看守が発言したとされている場面では、
「鼻から牛乳や」と言ってウィシュマさんを指差し、大声でハハハ、ハハハと笑った


さらに、ベッドから落ちた部分では、ウィシュマさんを持ち上げようとはせずに、
こう、担当が来てね、ここ引っ張って、こうすると滑るでしょ床
ウィシュマさんが滑ったんですね
そうそう、そうです。
上半身だけが回ってしまっている。

頑張って頑張って、あんたも自分で頑張って。
ウィシュマは「痛い痛い痛い痛い」


看守は最後、ウィシュマさんを放置したまま、上を跨いで部屋を出て行ったということです。


点滴をして欲しいと、何度もこうしていました。


点滴の管もこういうふうに表して…。


今日観られなかった残りの映像は、あらためて日程を調整して開示されるということです。
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不思議な写真

2021年08月13日 | ひとりごと
Twitterからお借りしました。

まず、この写真の女性の鼻のところにある赤い点を30秒ほど見つめてください。
その後壁を見て、ゆっくり瞬きしてみてください。

見えたでしょうか?
ふふふ。
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櫻井よしこさんは韓国国家情報院とズブズブでした😭 「韓国国家情報院」⇄「日本国家安全保障局」⇄「極右団体・国家基本問題研究所」⇄「日本第一党(元在特会)」

2021年08月12日 | 日本とわたし
ゆーすけさんのツイートで知った櫻井よしこ氏の素性…。
いやあ、言語道断というのは彼女に向けて言うべき言葉ですよ、まったく。


昨日韓国MBCで放送された内容を、ゆーすけさん @yoox5135(https://twitter.com/yoox5135)ご自身で訳し、写真と共にツイートで紹介してくださいました。
びっくり仰天の内容でした。
Twitterをされているみなさんは、以下↓のツイートから続く内容をぜひ読んでみてください。

まとめはこちら↓

韓国情報機関と日本の極右団体が「不当取引」
韓国国家情報院が訪韓した日本の右翼関係者を接待し、北の重要情報を彼らと共有した。
国情院から支援を受けたとされる代表的な右翼関係者として、安倍晋三前首相と近い関係にあることが知られるジャーナリストの櫻井よしこ氏の名を挙げた。


ここからはTwitterを見られない方々のために、ゆーすけさんの連続ツイートの内容を転載させていただきます。

日本第一党(元在特会)の先崎は日本の公安警察との関係を「情報を流す流さないじゃなくてあくまで協力関係ですから」と。


証言者は、国家情報院→日本の公安→右翼と情報が流されると。
逆に日本側は、鈴木信行の訪韓時に、韓国には教えてくれないと。
韓国の情報機関が、自国民の韓国人の情報を、日本に渡している。

韓国の国家情報院は、日本の右翼が訪韓時、非武装地帯などへの「安保観光」や食事、高級車での送り迎えなど接待をするなど支援を行っていた。

国家情報院が支援していた右翼は櫻井よしこを中心に結集していた。


櫻井よしこが中心になって立ち上げた右翼団体の国家基本問題研究所
ここが、韓国人に賞を与えるという新聞記事があった。

コロナ禍で訪日できず、オンラインで国家基本問題研究所から賞を受け取ったのは、ナクソンデ経済研究所のイ・ウヨン所長とメディアウォッチのファン・ウィウォン代表。
徴用工や慰安婦問題に関する国家基本問題研究所を、韓国で翻訳出版した功績を認められてのこと。
もちろん内容は歴史歪曲本


平和の少女像撤去を求め、水曜デモを妨害する活動をしている二人は、櫻井よしこから直々に賞を授与され、万年筆、賞金1万ドルを受け取った以外に、菅総理と萩生田文科相の祝辞が読み上げられたことに感動。



安倍とも仲が良く、放送を首相官邸からするほどの櫻井よしこ
東京の恵泉女子学園大の李泳采教授は、彼女が日本の右翼をまとめる中心的な人物、安倍を総理にするために活動してきた安倍の守護神と。

国家基本問題研究所の設立には、韓国の国家情報院が支援を行い、キムヒョンヒや脱北者を紹介するなどしている。
その事業に関わっているのは企画委員の西岡力

また国家情報院は、日本人拉致被害者に関する情報を渡していた
日本経由で、韓国政府(=当時の保守政権)のために、北朝鮮をdisるため。
その資金を受け取っていたのは、西岡力を中心とした勢力という証言者。
国家情報院は、一般人の立ち入りなど考えられない庁舎内に、国家基本問題研究所のメンバーを招き入れ、北朝鮮の詳細な情報についてレクチャーまでするズブズブっぷり
韓国の様々な組織が得た、北朝鮮に関する情報を、日本の一民間団体にタダで教えていた
それで西岡力らは、日本の右翼の中で格上となった。

韓国の国家情報院からカネと情報をもらいまくっている国家基本問題研究所だが、やっているのは歴史歪曲。
その攻撃とターゲットになってしまったのは、植村隆さん。


櫻井よしこの番組に頻繁に出演している、日本の統一日報の論説主幹で、国家基本問題研究所の客員研究員の洪熒(ホンヒョン) 元駐日韓国大使館公使。

「文在寅は共産主義者で中国共産党のスパイ」などと言ったフェイクニュースを流す


実は彼、陸軍士官学校卒で、国家情報院の前身のKCIA時代から26年もいた。

洪熒は国家情報院を経て、日本の右翼団体に入り、陸軍士官学校同窓生の国家情報院の先輩から工作資金を受け取っていた。
それは保守政権の維持のための対在日韓国人工作
野党(現与党の民主党)に政権を渡さず、文在寅政権の後で保守政権を作り出すため。



以上、転載おわり

いやあ、ここまでズブズブだったとは知りませんでした。
韓国の国家情報院からカネと情報をもらいまくっている国家基本問題研究所
国家情報院→日本の公安→右翼と情報が流されていて、日本の右翼は訪韓時、非武装地帯などへの「安保観光」や食事、高級車での送り迎えなど、思いっきり接待してもらっていたと

この目玉の揺れ動き方…目は口ほどにものを言うとはこのことですね。


もう流石にこれは笑えますね。
あの人たちは一体なんなんだろう。
国体ゴッコか?
公安も思いっきり絡んでいて、いやもう呆れて言葉が出てきません。
公安といえばこの人、国家安全保障局長の北村さん、いきなり退任して入院ですって?
この人、例のあの人です。
”安倍官邸御用達”記者だった山口敬之氏が伊藤詩織さんに性的暴行を加え、準強姦罪での逮捕状が出ていたにも関わらず直前で執行停止命令が下された件
さらに、伊藤さんが民主党関係者であるという怪情報を流し、そのこじつけ情報をネットに流し、それを複数のネトウヨ系まとめサイトが拡散し、あたかも裏で民進党が手を引いているような印象操作が行われた件
要するに、山口氏がこのレイプ事件の対応(報道など)を、当時の内閣情報調査室のトップで、"官邸のアイヒマン"との異名を持つ北村滋内閣情報官に相談したことから始まっているのでした。
そんな人間が今や国家安全保障局長になっていて、それが突然の退任&手術入院とはこれ如何に???
怪し過ぎますよ、やっぱり。
マスコミはちゃんと調べてしっかり報道して欲しいです。
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この酷い人たちを今の地位から引きずり下ろさない限り、わたしたちは見捨てられ続ける!

2021年08月12日 | 日本とわたし
以下↓は、大阪府と兵庫県における、今年5月までの超過死亡のグラフです。

こんな事態を引き起こしておいて、吉村氏はどうして今だに堂々と知事を続けていられるのか、それが本当にわかりません。
辞めさせられないのであれば、せめてきちんとした感染対策を執る事ができる人物を対策本部に置き、知事とは別物で対応していかないと、また同じような未必の故意による殺人が繰り返されるでしょう。
それは大阪府だけではなく、他の都道府県でも同じことが言えると思います。
自治体の長としての資質や責任感を有しているかいないか、それが今回のコロナ禍の感染対応にはっきりと現れるからです。

そしていまだ、このような状況のようです。パソナなんでしょうか?


東京でも異様な数字が毎日のように出てきます。

およそ50%の陽性率?
東京の検査能力は破綻していて、症状が顕著に出ている人しか検査ができない状態になっているのかも知れません。
もしくは数字の操作が行われているのかも知れません。
重症者は約200人に上り、亡くなる人も増えてきました。
自宅放置された挙句に、治療を受けることもできないまま、苦しみ抜いて亡くなった人もいます。

そのことに関して、小池知事はこう言ったのです。
「健康観察は続けていたわけだが体調が急変した。若いからと、何も病気はないよというのではなくて、基本的なところをお守りいただくように徹底してお願い申し上げたい」
治療ではなく健康観察で済ませておいて、まるで亡くなった人の不注意や不届きが原因で亡くなったかのような言い方をして…。

そして厚労省は自宅療養中の死者数は「把握していない」と言い出しました。
引用初め:
厚労省担当者は、自宅療養での死者数について「把握できていないケースがたくさんあり、網羅的には把握していない」と述べた。
自治体側による集計システム「HER―SYS(ハーシス)」への入力作業が遅れている上に、急増する感染者への対応に自治体が追われているため、「さらに遅れるという傾向にある」という。
田村憲久厚労相が5日の閉会中審査で、「肺炎症状のある人は、原則入院」と答弁した点について、方針通りに患者が入院できているのかと問われると、厚労省は「『そうだ』と答えられる材料を持ち合わせていない」とも述べた。

でも、警察庁の発表によると、

なんなんでしょうか、このボロボロさは?
本当に一体いつからこんな体たらくなことになってしまってたんでしょうか?
なんのシステムも出来上がっていないまま、方針通りに事が進む確証も無いまま、家に捨て置かれた感染者たちが、もし症状が悪化して命を落とすようなことがあったら、もうそれは国が未必の故意によって殺したと言っても過言ではないと思います。

結局、安倍政権からずっと、東京オリンピックを政治活用していい目を見たい強欲な連中が、コロナ対策そっちのけで使ったお金を、もしも国民救済の方に回していたら…今ほどの酷いことにはなっていなかったと思います。
史上最も高額な費用がかかった五輪が、このコロナ禍の真っ只中で行われたことは、絶対に忘れてはいけないことです。


あともう一つ、少し話はそれますが、オリンピックつながりでもう一件。
こんなことはこの男に限ったことではないとはっきり言えますが、一例として。
引用:
平田氏は内閣官房参与も務めている。
文春オンラインは、平田氏がフィットネスクラブ運営のRIZAP(ライザップ)のゴルフレッスンに通っており、約3年間で400万円分以上のレッスン料を払ってないと報じた。
公用車でレッスンに行く様子も確認したとしている。

これだけのことをしておいて、「あんまり記憶にない」と答えたそうです。
はあ…?
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夏の日のなんとなく

2021年08月11日 | ひとりごと
アメリカの食料品は安くて(そしてサイズがいちいち大きい)消費税がかかりません。
なのでこちらに来てからは果物食べ放題😅みたいになって、果物好きのわたしにはまるで天国のようだったんですが、
50代半ばから急にアレルギーが出て、みかんとスイカ以外が食べられなくなってしまいました。
ここ最近は、恐る恐る食べてみると、唇も口の中もブワーッと腫れたりしない物も増えてきて、がっかり感もそれほど深くはないのですが、桃とりんごがまだ食べられません。
なので冬はみかん、夏はスイカと決まっています。
今日行ったお店にいつものオーガニックの小玉スイカが無かったので、仕方なく普通のスイカを買っていざ切ろうと思ったら…。
なんか物悲しそうな目でじーっと見られてるような気がして、結局切ることができませんでした。ハハハ…。



今日はクオモ知事が、セクハラのスキャンダルの責任を取って辞任する意向を発表しました。
なんとも複雑な気持ちです。
去年のあの110日間の彼の仕事っぷりがまだ記憶に新しいので、セクハラを何人もの女性に行った人間でもあることがストンと腑に落ちてこないのです。
けれども事実は事実、身を引くのは当然だと思います。
ただ、あのコロナ禍の真っ暗なトンネルの中に居た時、毎日毎日励ましてもらったこと、自分も頑張らないとなと思える力をもらったこと、そのことは一生忘れないしとても感謝しています。


ここ数日は、夕方になると雨が降り出して、だから菜園や草花にお水をやらなくても済んでいます。
昼間はけっこう晴れて暑かったりするのでとても助かります。
だから空を見上げて「ありがとう」とお礼を言います。


膝の怪我は、見た目がまだまだグロテスクなのですが、階段の上り下りがゆっくりだけど片足ずつでもできるようになりました。
小さな穴が空いた部分に、ベトナム戦争時にゲリラ兵士たちの傷の手当てに使われたと言われている止血薬の粉を山盛り置いてそのままにしておいたのですが、それが血と一緒に固まって、まるで亀の甲羅のようなかさぶたになりました。
あの穴がどこまで塞がるのか、それとも新たな皮膚が生まれるのか、真っ黒なかさぶたの下の再生を楽しみにしながら、多分もう必要が無くなったら自然に剥がれるであろう日を待っているところです。
コロナ禍以降、通っていたピラテスや陰ヨガのクラスを中断したまま、ならば一人でできるオンラインクラスなどを受講すればいいのに、そのままズルズルと超運動不足生活を続け、さらには他に楽しみが無いからと食べることに執着した結果、見事に太ってしまったので、傷ついた膝にかかる負担も大きく、全てが元に戻るにはまだ時間がかかりそうです。
これを機会に少しは体重を減らさないとと思いつつ、食べるのを控えると一度伸びた胃袋が実に悲し気な声で泣くので、ついつい切なくなってまた手が伸びて…。
10月と12月に、やっと再開となった演奏会が控えているので、ブクブクと太った姿を見せるわけにはいかないと言い聞かせながら頑張らねば!

背丈がわたしより高くなった向日葵に、大きなつぼみがたくさん出てきました。
かわいそうに、葉っぱがあるのは花の近くだけで、そこから下は茎だけになってしまいましたが、よく頑張って咲いてくれました。

菜園からの収穫


コメント
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