【ディメンシオン】果たして鞍上は！？ 京都牝馬Ｓ・特別登録

ディメンシオンが京都牝馬Ｓ（Ｇ３/芝１４００ｍ）に登録されました。
登録馬は１８頭と落ち着いていますし、ディメンシオンは賞金順で問題なく出走できる立場です。
春の大目標（多分、ヴィクトリアマイル）に向けては重要な一戦になりますので、是非頑張って欲しいと思います。

それにしても、京都牝馬Ｓからヴィクトリアマイルに向かうのは昨年からの狙いでしたからね。
昨年は無念の出走取り消しで良いリズムが崩れてしまいましたが、今度はここれ流れを掴んでヴィクトリアマイルに向かって欲しい…
Ｇ１出走の悲願は１年遅れになってしまいましたが、今年こそ何とか実現したいですし、それだけの実力は持っている馬ですから、（岩田望騎手の騎乗停止で）未定となった鞍上がどうなるかにも注目したいと思います。

■２／２２京都１１Ｒ　京都牝馬ステークス（Ｇ３/芝１４００ｍ）登録馬

【ドゥオーモ】レース後の状態次第も連闘で小倉大賞典！？・特別登録

先ほど玄海特別を勝ったドゥオーモが小倉大賞典に登録されました。
登録馬は１５頭、３勝クラスに上がったばかりではありますが、出る気になれば出走は可能な情勢です。
デビュー時から『ゆくゆくは重賞挑戦も』と期待されていたドゥオーモですが、こんな形でそのチャンスが回ってくるとは…
出るとなれば連闘策になりますし、慎重に上がりの様子を確認してからになるでしょうが、野中先生の腹積もりとしては、『出来ればここで一気に勝負をしてみたい』ではないかと想像します。

という事なのですが、登録メンバーを眺めてみると一頭だけヴェロックスというおかしな名前が…
ハンデ戦なので何ｋｇ背負うつもりかは分かりませんが、本当に出るつもりがあるとしたら面倒な相手なのは確かです。
まあ、相手が出るかどうかはコントロールできませんし、アレコレ考えても仕方がありません。
まずはハンデがどうなるか、そしてレース後のドゥオーモの状態を野中先生がどう判断されるかに注目です！

■２／２３小倉１１Ｒ　小倉大賞典（Ｇ３/ハンデ/芝１８００ｍ）登録馬

＊連闘のため馬柱にドゥオーモの玄海特別勝ちが反映されていません(^^;)

【ドゥオーモ】ありがとう、そして小倉記念の登録馬に！ ＠関係者コメント

玄海特別を優勝したドゥオーモの関係者コメントです。

◇勝浦騎手のコメント
「前走３着の良いイメージをもって乗りました。前回よりもゲートをスッと出てくれて無理なくポジションが取れましたし、道中の行きっぷりもすごく良かったです。イメージ通りに乗れて、イメージ通りに勝てた感じ。きっとこういう時計のかかる馬場も合っているのだと思います。ありがとうございました」
◇野中調教師のコメント
「特に抜けて強い馬もいなかったですし、やはり小倉に使って正解でしたね。時計のかかる馬場が合っているのはこれで明らかになりましたので、これからどのような番組を選んでいくかがひとつのポイントになってきます」
◆クラブのコメント
前走テン乗りで得た感触を存分に活かしての好騎乗。４コーナーで軽くひと息入れたのが最後のひと伸びにつながったのでしょう、大外を回りながらも１馬身半差をつけての快勝劇となりました。なお、このあとは、「続けて３回使った後ですし、すべては上がりの様子をしっかりと確認してから慎重に考えていきたい」と調教師。但し、「候補のひとつになりそうな番組については、取りあえず特別登録を行っておくことになるかも」しれません。
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勝浦騎手、ナイス騎乗本当にありがとうございました。
ご本人も仰っていますが、今日は「前回よりもゲートをスッと出て無理なくポジションが取れた」時点で勝負あり。 道中の行きっぷりも最後の脚もこのクラスでは上位の存在で、まさに、「イメージ通りに乗れてイメージ通りに勝てた」レースだったと思います。
何と言いますか、完璧に勝てたレースのあとというのは、ジョッキーは「イイ馬に乗せてもらってありがとう」、関係者・出資者は、「うまく乗ってくれてありがとう」と、すごく雰囲気が良くなるので余計に気分がイイんでしょうね(^^)

これでドゥオーモもようやく３勝クラスになりました。
思えば本来力を出すべき３～４歳を脚部不安で棒に振り、５歳になっても肺出血で休まざるを得ず、本当に踏んだり蹴ったりだったドゥオーモの競争生活ですが、ここにきてようやく素質の片鱗を見せ始めたのは嬉しい限りです。
７歳になってこんなことを言うのも何ですが、ドゥオーモが本当に開花するのはこれからじゃないかと思うぐらい…
まあ、この馬に関してはアレコレ贅沢を言うよりも、今日のようなレースを出来るだけたくさん見せてもらい、そして出来るだけ長く楽しませてもらうのが全てですから、野中先生にも絶妙のレース選びを頑張って欲しいです(^^ゞ

そしてそして、先ほど小倉大賞典の登録がを見たら、そこにはドゥオーモの名前がッ！！
しかも、登録馬が１５頭とその気になれば出られちゃう！！！
今後に関しての、「続けて３回使った後ですし、すべては上がりの様子をしっかりと確認してから慎重に」　但し、「候補のひとつになりそうな番組については、取りあえず特別登録を行っておく」とは、そういう意味でしたか！！！！
いやぁ、もちろん無理はいけませんが、そういう事ならちょっと勝負をしてみたくなっちゃいますねぇ(^^ゞ


＊広尾ＴＣ様のご厚意により、クラブ公式ＨＰ等からの情報転載の許可を頂いています。

【ドゥオーモ】実力通りの完勝劇！ ２／１６小倉１０Ｒ 玄海特別・優勝！！

小倉１０Ｒ 玄海特別（２勝Ｃ/ハンデ/芝２０００ｍ）に出走したドゥオーモが見事な差し切り勝ちを飾りました！

【レース内容】
互角のスタートからうまくリズムに乗り、何と中団前目の位置で１コーナーへ。 いつもより前につけられたことで向こう正面でも余裕のある追走、折り合いもバッチリで、勝浦騎手とはまるで長年のパートナーのような息の合い方に見えました。
その後３コーナー手前から徐々に進出を開始、一番外、馬場の良いところを回って４コーナーでは完全に先頭を射程圏に。
直線では外を回った分のロスを一完歩ごとに巻き返し、残り５０ｍを切って一気に先頭を飲み込むと最後は１馬身半突き放す完勝でした！
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どうだっ！ドゥオーモだっ！！＼(^O^)／

いやぁ、今日は完璧すぎる競馬でしたねぇ。
いつもはどうしても後方からの競馬になってしまうので、今日もマクるか直線一気かの選択を余儀なくされると思っていたのに、今日はスタートからそれほど無理をせずにすんなりと中団キープですからね。
まあ、このメンバーなら力任せにマクっても好勝負だとは思っていましたが、あれだけ綺麗な差し切り勝ちは本当に気分が良いです。
（もっとも、いつも今日のようなレースが出来ればとっくにオープン入りしているでしょうけれど(^^ゞ）

それにしても、（前走ほどではないものの）今日もこの馬が単勝７番人気（１４．１倍）とは。。
前走の末脚を見ながら何でこんなに評価が低いのかは謎ですが、まあ、単勝複勝が美味しいので良しとしておきましょうか(^^)
それはさて置き今日のドゥオーモ、休み明け３戦目で前走からプラス４の４８２ｋｇと馬体も増えていましたし、パドックでの周回には気持ちの前向さが出ていて本当に状態が良かったんでしょうね。
いい状態でローカル開催２勝クラスのレースに出たら、そりゃあ力は違いますわな、マジで…┐(´～｀)┌ ﾔﾚﾔﾚ

とまあ、急に偉そうになってはイケマセン(^^ゞ
良いレース選択をして頂いた野中先生、騎乗２戦目でドゥオーモの力を見事に引き出してくれた勝浦騎手、外厩、厩舎スタッフの皆さんには改めてお礼を言わなければです。 今日は本当に素晴らしい仕事をして頂いてありがとうございましたm(_ _)m
このあとはご褒美のお休みだと思いますが、これだけの走りが出来るのですから、きっと３勝クラスでもやれるでしょう。
まずは疲れを癒してもらい、また元気にドゥオーモらしい競馬で盛り上げて欲しいと思います！

■２／１６小倉１０Ｒ　玄海特別（２勝Ｃ/ハンデ/芝２０００ｍ）・重

広尾ＴＣ・１３周年記念特別募集馬 全容公開！その２

同じく１３周年記念募集馬のグレイスフルソング'19に関しては、だいぶイイ感じのことを書いてしまいましたが、お値段のことを差し引いてもなかなかの馬だと素直に思ってしまいました。
もう一頭のレディバウンティフル'19については、母レディバウンティフルがフランスで走っていた馬ですし、正直、『木村さんの生産馬という以外に広尾ＴＣと馴染みがないのに記念募集馬とは珍しいなぁ』というのが第一印象でした。
でも、広尾に馴染みがあろうがなかろうが馬が良ければそれでイイわけでして…

■レディバウンティフル'19
牡1歳 鹿毛 2019.04.30生 新ひだか産
◇父:メイショウサムソン 母:レディバウンティフル （母父:Spectrum）
◇プラスビタールスピード遺伝子:ＣＴ型
◇栗東・奥村豊厩舎予定
◇販売総額 400万円 / 総口数 1000口
◇ＰＯＩＮＴ！
欧州が誇る優秀な血統構成にして自身に重苦しさはなく、大きな完歩でアクションも良好。ちょうど体のラインが崩れている時期にあたり、本来の姿をご覧いただけないのが残念ではあるが、筋肉質かつ大柄な母親のように、今春にかけてガラッと変わってくることが予想され、いずれは大きく逞しい馬体に育ってくるものと思われる。性格は動くことが大好きで気持ちで駆けるタイプ。走り出しのスピードには目を見張るものがあり、１４００～１６００ｍあたりの距離で切れ味を発揮してくれそうだ。マイル女王メジャーエンブレムに続き、この牝系の顔となる躍進を期待したい。
◇奥村豊調教師のコメント
信頼できる木村秀則牧場の生産馬、気持ちを大切に育てていきます。
信頼を寄せている生産者の一人である木村秀則さんから直々にご指名を頂いたこともあり、このたび喜んで引き受けさせて頂きました。いま北海道はちょうど厳寒期にあたり、どの馬も毛足が長めの馬体ですし、成長の真っ只中で体のバランスが崩れている馬が多い時季でもありますからね。あまり無責任なことは言えませんので、適性などに関しては暖かくなってから皆さんと一緒に考え、夢を膨らませていければと思っています。"馬は気持ちで走るもの"というのが私の理念のひとつ。扱う側がうまく前向きさを促してあげればきっと応えてくれるはずですので、本馬もそこに重点を置きながらコンディションを整えていければと思っています。会員の皆様、どうか応援よろしくお願いいたします。
◇最新近況（２０２０．２．１４更新）
北海道・新ひだか町の木村秀則牧場在厩。おもに昼夜放牧により管理されています。
「最優秀２歳牝馬メジャーエンブレムの母であり、自身もオープンまで昇級したキャッチータイトルに似た血統背景を持つ本馬。半姉ラッキーボックスは新馬戦でのちのオープン馬ストーミーシーを寄せ付けることなく快勝し、続く函館２歳Ｓでは骨折しながらも６着ですから、この牝系にかける期待は大きいです。誕生時は手脚が長く、牝馬のような体型でしたが、直後から動きの良さは目立っており、月日を重ねる中で体も大きくなり始めましたので、これからの成長が本当に楽しみになってきます。サイズ的には４５０～４９０ｋｇくらいで競馬をするイメージ。一完歩が大きく、心身ともにキレがある感じですので、マイルあたりでスピードを活かすような競馬を見せてくれればと思います」（木村担当）

◇立ち写真（２０２０．２．１４更新）

◇歩き動画（木村秀則牧場）

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馬体写真に関しては「ちょうど体のラインが崩れている時期なので…」とのことですが、正直、それほど見栄えが悪いとも思えず、（最新近況の木村さんコメントにあるように）グレイスフルソング'19に比べても手脚がスラッと長いのはむしろコチラの方。
「本来の姿をご覧いただけないのが残念」との話については、文字どおり「本来はもっと良く見せる馬だ」と言いたいのでしょう。
歩きにおける全体的な柔らかさ、後肢の踏み込みやクッションはグレイスフルソング'19が上に思えますが、身体の使い方やリズムは悪くないですし、この時期の１歳馬として充分な可能性を感じさせるレベルにはあると思います。

父メイショウサムソンと言えば（ディメンシオンと対戦が多いので）フロンテアクイーンやデンコウアンジュを思い出しますが、確かに種牡馬としてのメイショウサムソンは（クラブ馬的には）やや地味な印象でしょうか。
母レディバウンティフルも日本に来てから目立った産駒を出していませんし、血統表を見ても（日本で走らせる馬としては）重たい印象を受けるので、今回募集ラインアップ入りをしたのは純粋に馬のデキが良かったから…なのだと思います。
まあ、お値段が４００万円の設定なので、それも含めて考えなければいけませんが、結局のところ本馬の場合、『字面の地味さと実馬の良さのバランスをどう考えるか』がポイントになるのかもしれません。

でも、こういう安くてお買い得感がある募集馬って、今までの傾向では結構早く売れちゃうんですよね。
維持費は同じだけ掛かるとは言え、初期費が安ければ出資のハードルが下がるのは確かですし、中央でしっかりひとつ勝って元気に走っていれば、自分の飼葉代を稼ぐぐらいはやれておかしくないですから。。（ひとつ勝つのは簡単ではないですが(^^;)）
これは単なる想像ですが、募集にあたってはおそらく木村さんの推薦もあったのでしょう。
そのあたりも含めて総合的にどう判断するのか、アッという間に売切れるようだとなかなか難しいですが、今後の成長次第では（ダークホースの位置付けで）出資を検討しても面白いのかもしれません。

＊広尾ＴＣ募集馬ページ　→　https://www.hirootc.jp/sellhorses/


＊広尾ＴＣ様のご厚意により、クラブ公式ＨＰ等からの情報転載の許可を頂いています。