【マーテル】成長を待ちながらの乗り込み中

宇治田原優駿ステーブル在厩のマーテルは、おもにトラックで軽め２４００ｍ、坂路でハロン１８秒ペースのキャンター１本を消化。週２回１５－１５程度を乗り込まれています。６／３０の馬体重は４５２ｋｇです。

◇青山調教主任のコメント
「先週末に速めを乗り、月曜日の獣医師チェックで『筋肉など痛いところがない』ことを確認した上で、３０日にまたサーッと。試験的にテンから出して行った分、終いは少し動きが鈍りましたが、本数を重ねていく中で鍛えられてくると思います。それでもデビュー前の２歳馬としては悪くない内容。当面は成長期のバランスの崩れが落ち着いてくるのを待ってあげたいところです」

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負荷に強弱をつけながら、引き続き週２回の１５ー１５で鍛えられています。３０日にはテンから速めに行くなど、実戦を想定したメニューも取り入れられているようですが、ちょうど成長期に当たっていることもあり、全体的にはジックリ時間をかけて仕上げていくことになりそうです。

具体的な目標感はわかりませんが、「成長期のバランスの崩れが落ち着いてくる」のを待つのであれば、夏競馬でのデビューはお預けかもしれません。もちろん、中途半端な状態で使うより、しっかり乗り込んでからの方が良いに決まっていますので、こちらも少し気長に見守っていこうと思います。

 

＊広尾ＴＣ様のご厚意により、クラブ公式ＨＰ等からの情報転載許可を頂いています。

【グランソヴァール】果たして夏は全休なのか！？

スピリットファーム在厩のグランソヴァールは、おもに周回コースでハロン１７～１８秒ペースのキャンター３０００～３２００ｍを消化。３０日より１５－１５を開始しています。

◇明智代表のコメント
「馬体重が５４０ｋｇになったこともあり、今週よりペースアップ。その後も脚元や体調に気になるところはなく、普段どおりにしてくれています。飼葉をしっかりと食べてくれており、今は暑さ負けの兆候も感じられません。雨が続きますので、引き続き馬場コンディションの良い日を見計らって、適度に速めの本数を乗り進めていければと思います」

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少しずつペースが上がってきています。ここでペースが上がってきたという事は、夏全休ではない気もしますが、まだ具体的な復帰目標については特に言及がありません。もしかしたら、このまま淡々とトレーニングを進めていって、暑くなった時の体調変化なども含めて判断していくのかもしれません。

となると、やはり復帰が秋競馬になる可能性も…。うーむ。。考えても正解が出るわけではありませんから、毎週の近況で無事を確認しつつ、気長に待つ方が良さそうです(^^;)

 

【５／１７東京１２Ｒ ＢＳイレブン賞でのグランソヴァール：公式ＨＰより】

 

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【カナロアガール】軽いキャンターを乗りつつリフレッシュ

高木競走馬育成牧場在厩のカナロアガールは、現在はおもに常歩３０分、周回コースでダク１８００ｍ、軽いキャンター１８００ｍを消化しています。

◇高木場長のコメント
「さすがにお疲れ気味といった様子でしたので、先週一杯はゆっくりさせて今週から馬場入りをスタート。脚元を含めてピンポイントにダメージを負っている箇所は見受けられず、飼葉喰いも悪くありません。まずは軽めを乗って全体的な疲労感を取り、リフレッシュを促してあげたいと思います」

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定番となった高木競走馬育成牧場での休養に入りました。今回の休養は復帰まで一ヶ月半以上がほぼ約束されていますので、まずは心身ともにゆっくり疲れを癒すのが第一になりますね。ただし、身体をあまり動かさない完全休養は実質一週間のみ。すでに馬場入りをして軽いキャンターをこなしているのは、さすがに回復力があるカナロアガールといったところでしょうか。

長期予報によれば、今年の夏も猛暑になるようですから、休養中に夏バテなどしないよう注意をして、日々平穏無事に過ごしてもらえればと思います。

 

【６／２０東京７Ｒ ３歳以上１勝クラスでのカナロアガール：公式ＨＰより】

 

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【プライムライン】さらにペースアップ！ 復帰戦までもうひと息！！

シュウジデイファーム在厩のプライムラインは、おもにＢＴＣの直線ウッドチップ馬場で３本乗りを消化。今週より、坂路入りを開始しています。

 

◇石川代表のコメント
「３０日は坂路を２本。１本目はハロン１６～１８秒ペース、２本目は単走で３Ｆ４３秒程度。さらにペースを上げてみた最初の登坂でしたし、１頭だったこともあってもうひとつ動ききれませんでしたので、週末か来週には併せ馬で４０秒前後をやってみる予定です。１日朝のチェックにおいても脚元に変わりはありませんでした」

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１５－１５を続けて乗っても脚元に問題はなく、３Ｆ４３秒を乗っても大丈夫だったのは良い知らせです。これだけ休んでいたのですから、まだ動きが良くないのは致し方なし。。週末か来週には追い切りに近い速めを試してみるようですし、このまま復帰戦に向けた準備に入っていけそうです。

ちなみにですが、さすがに３Ｆ４０秒前後の併せ馬を全く関係ない馬と（勝手に）やらせるわけにはいかないですから、おそらく週末か来週のパートナーは広尾ＴＣ所属馬、できれば同じ矢作厩舎の馬が望ましいでしょう。となると、３Ｆ４０秒前後で楽に動けるバスラットレオンあたりと併せることになるかも… などと考えて、若干盛り上がってしまいました(^^ゞ

とにかくですね、今週末か来週に速めを消化し、その後の状況次第で具体的な復帰目標が決まるのでしょう。長い休みを経て、ようやくここまで戻ってきました。復帰戦まであともう少し、あともう少しです！

 

＊広尾ＴＣ様のご厚意により、クラブ公式ＨＰ等からの情報転載許可を頂いています。

【アレアシオン】多少のリスクは覚悟の上で…

スピリットファーム在厩のアレアシオンは、おもに周回コースでのハッキング２０００ｍ、坂路でのハロン２３秒ペースのキャンター１本を消化しています。

◇明智代表のコメント
「右前が全く気にならないと言ったら嘘になりますが、坂路入り後の脚元に変わりがないのも事実。何とかこのまま耐え抜いて欲しいところです。大柄な馬ですし、これまでの経緯を考えますと、急に進めていくわけにもいきません。今週一杯は現在のメニューで様子を見て、来週よりハロン２０秒ペースくらいまで上げていければと考えます」

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スピリットファームに移動後、ようやくキャンター調整まで進んできました。ペースはまだ２３秒程度の軽いものですが、来週には（多少のリスクは覚悟の上で）２０秒まで上げていくとのこと。。脚元がこの試練を耐え切ってくれるのか、復帰をめざすアレアシオンにとって、７月は特別な一ヶ月になりそうです。

同じく長期療養をしていたプライムラインは、患部に不安もなく順調に復帰に向けた階段を上がっています。アレアシオンはそこまで安心できる状況にはないですが、何とか持ちこたえて欲しいと願うばかりです。

 

＊広尾ＴＣ様のご厚意により、クラブ公式ＨＰ等からの情報転載許可を頂いています。