**7/5福島11R ラジオNIKKEI賞(G3/ハンデ/芝1800m) 15:45発走**
◎ パンサラッサ
○ パラスアテナ
▲ ディープキング
△ グレイトオーサー
△ ルリアン
△ サクラトゥジュール
パンサラッサは8枠11番になりました。ここまで逃げて2勝と縁起のイイ『6枠8番』か、それより内側が希望でしたので、11番枠は、正直、あまり嬉しくはないです。こうなると、アルサトワ、ベレヌスといった逃げ主張の馬を内に見ることになりますので、そう簡単に逃げるわけにはいかなそうです。
展開的には(パンサラッサを含めて)前にいきたい馬たちがなかなか強いので、スローペースにはならないでしょう。ある程度早めに隊列が決まればイイですが、3番、7番に1番あたりが引かないとなると、想像以上にハイペースのレースになるかもしれません。
そうなると、対抗パラスアテナ以下の強力先行勢有利の流れになりますが…。これはもうアレですね、そういうことは覚悟の上で、それでも4角までに後続を引き離すイメージでいきたいです。3~4角で距離を取って後続馬の焦りを誘い、自然にスピードの持続力勝負に巻き込んでいく…。単純な瞬発力では敵わない相手もいるでしょうが、だからこそ得意の形で勝負をしたいです。
ちなみにですが、前走の1勝クラスでパンサラッサとディープキングが一緒に走ったこと、これが今年のラジオNIKKEI賞に人気の盲点をつくり出している伏線ではないかと思っています。ディープキングからすれば、パンサラッサがいなければ、未勝利勝ちのあと1勝クラスを7馬身千切ってきたディープインパクト産駒として注目されたでしょうし、パンサラッサも、ディープキングが2馬身半差まで詰め寄ってこなければ、2着を9馬身半突き放した脅威の逃げ馬として注目されたでしょう。
その2頭が対決した1勝クラスの走破タイムが、古馬重賞の鳴尾記念並みだったことを考えると、走ってみたらパンサラッサとディープキングのワンツーでした… みたいな事もあるんじゃないかと。。(いや、これは全くの見当違いかもしれませんが(^^;))
とにかくですね、パンサラッサは重賞に挑戦しては最後に失速していた春先とは別馬です。急仕上げに感じた前走の上り3Fが35.8秒だったことからも、終いのスタミナ、粘りが増したのは明らかだと思います。三浦騎手はテン乗りではありますが、この3ヶ月半のパンサラッサの成長を信じて思い切って勝負をして欲しい、その結果パラスアテナに差されるならそれも本望ですから、(あり得ないとは思いますが)4角でパラスアテナの後ろにいるのだけは勘弁して欲しいです(^^ゞ
**7/5阪神11R CBC賞(G3/ハンデ/芝1200m) 15:35発走**
◎ クリノガウディー
○ レッドアンシェル
▲ ディメンシオン
△ アウィルアウェイ
△ タイセイアベニール
△ ミッキースピリット
△ ロケット
ディメンシオンは7枠14番でした。先行して粘り込みを図りたいと思っていただけに、本音を言えば2~5枠ぐらいまでが欲しかったのですが、まあ、決まったものは仕方がないです。1200mの先行争いは初めてになりますが、外からハナを叩くぐらいの気合いで頑張って欲しいと思います。
展開的にはスローになる可能性はほとんどなさそうです。ある程度前にいきたい馬もいますし、その中でディメンシオンが『ハナを叩くぐらいの気合い』で行ってどこまで位置を取れるのか…。このところ、ビュッと切れる脚が使えていないので、せめて4角を2、3番手では回りたいですから。。やはりスタートとテンのダッシュ力、この二つをきちんと決めて、積極的なレースをしてもらいましょう。
本命、対抗は高松宮記念1位入線のクリノガウディーと昨年の覇者レッドアンシェル。両馬は58kgと57kgですが、もともと斤量が重い馬が好走するレースですし、実績的にも敬意を表すべき相手でしょう。
逆に、ディメンシオンには気楽に挑戦してもらうため、あえて本命ではなく単穴印にしてみました。別にビビっているわけではないですが、『謙虚な姿勢がツキを呼ぶ』というのも良くある話ですからね(^^ゞ
**7/5函館11R 巴賞(OP/芝1800m) 15:25発走**
◎ ドゥオーモ
○ レッドサイオン
▲ トーラスジェミニ
△ ブレステイキング
△ カリビアンゴールド
△ ミラアイトーン
ドゥオーモは1枠1番になりました…。うーん。。所詮は10頭立ての競馬なので、1枠1番がすごく嫌なわけではないですが、どうせ最内を引くならディメンシオンかパンサラッサに分けてあげたかったです(^^;)
それはさて置き、具体的にどうするかは少し難しいですかね。ゲートを出していって中団をめざすのか、1コーナーまでに最後方に下げて外からマクる態勢をつくるのか。。10頭立てなので『どちらでもイイ』と言えなくもないですが、スタートが決まり過ぎると却って面倒になるかもしれません。
やはり、ここは後方からマクっていく自分の競馬に徹するのが良いでしょう。向こう正面中ほどから押し上げて、勢いをつけて3~4角から直線へ。。多少、大雑把でも良いので、思い切って勝負をして欲しいと思います。まあ、脚の使いどころを含めて本馬の事は勝浦騎手がよく理解してくれていますから、最後はゲートを出た感触で決めてもらえばOKです(^^ゞ
相手筆頭はノーザンF+藤沢和厩舎+ルメールさんのレッドサイオン。字面ではだいぶイイ感じの馬ですが、3勝クラスを勝ったばかりとも言えますので…。レッドサイオンに限らず、割りと実力伯仲のメンバー構成になっていますので、勝つチャンスがある反面、リズムを崩すとすぐに脚元を掬われそうです。
ついに、クラブから新規募集のスケジュール&ラインアップの告知がありました!
◆募集馬プロフィール
☆ウインアルエット'20 牝馬 父 ルーラーシップ 母父 ダンスインザダーク
☆ミスペンバリー'19 牡馬 父 キズナ 母父 Montjeu
☆サティアナ'19 牝馬 父 キングカメハメハ 母父 Street Cry
☆レフィナーダ'19 牝馬 父 マジェスティックウォリアー 母父 サンデーサイレンス
☆スイートマカロン'19 牡馬 父 ダンカーク 母父 Tale of the Cat
☆ベネディーレ'19 牝馬 父 エピファネイア 母父 クロフネ
☆レトロクラシック'19 牡馬 父 エイシンフラッシュ 母父 ディープインパクト
◆オフィシャルサイトにおける詳細(管理予定調教師、募集価格、立ち写真等)の発表
7月10日(金)夕方 全容公開予定
◆申込受付 <先着順による受付>
7月26日(日)より<先着順>で受付開始
インターネット・・・・7月26日(日)午前10時~
電話・・・・・・・・・7月27日(月)午前11時~
当歳募集となるウインアルエット'20はさて置きまして、今回メインの1歳馬募集は6頭。ラインアップ入りを予想していたミスペンバリー'19、レフィナーダ'19、スイートマカロン'19、レトロクラシック’19の4頭に、サティアナ'19とベネディーレ'19が加わっています。
これで木村秀則牧場の19年産馬は、すでに募集・満口となっているステラリード'19、グレイスフルソング'19、レディバウンティフル'19、金曜日時点で残20口のゼロカラノキセキ'19とあわせて9頭が揃った事になります。木村さん以外の生産馬は、現在残口僅かのショウナンタレント'19、ショウナンカラット'19に今回のサティアナ'19で合計3頭、19年産馬全体としては12頭のラインアップということになりますね。
ちなみに18年産募集馬は17頭でしたから、全体では5頭減。これは木村さん以外の生産馬が18年産の8頭から3頭に減っている分ですから、もしかしたら、これからのセールの動向なども踏まえたうえでの秋の募集(10月、当歳馬中心?)で、他牧場産馬の追加があるかもしれません。
全容公開は7/10なので値段や厩舎などの重要情報がまだ分かりませんが、『何があっても絶対に出資をする』と決めているミスペンバリー'19を筆頭に、ラインアップ入りを待っていた馬たちも揃いましたので、7/26の申込み解禁まで、例によってアレコレ考えておこうと思います。
うーむ。。ディメンシオンとパンサラッサの半弟、グランソヴァールの全弟はおいくらなんでしょうねぇ…。パラスアテナの半弟は当歳募集にせず、今ならもっと高く売れたんじゃないかなぁ… なんちって(^^;)
やはり、表になっていないと分かりにくいので、簡単に載せておきます(^^ゞ
シュウジデイファーム在厩のバスラットレオンは、おもにBTCの屋内ダートトラックと坂路でハロン17~18秒ペースのキャンターを消化。週1回の速めを継続して乗り込まれています。
◇石川代表のコメント 「火曜日に1本目を15-15、2本目を3F39秒台で登坂。入厩やデビューを意識した内容でしっかりと乗り込めており、詰まった感じのボテッとした体つきだったのが、『徐々に引き締まりつつある』(先日来場した調教師)状況です。メンタル面でもいい意味でピリッとし始めるなど、順調に進めることができています」
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今回もとても前向きなコメントがもらえましたが、「入厩やデビューを意識した内容でしっかり乗り込めている」というのが一番の注目ポイントですね。どうやら矢作先生自ら現状をチェックしておられるようですし、決めたら動きの早い先生のことですから、これは8月の札幌開催あたりでデビューになるかもしれません。
またまた勝手な想像ですが、入厩後3週間でのデビューとすれば、今月後半に札幌入りをして、8/9の5R(芝1800m)か8/16の5R(芝1800m)あたりが候補かも…。
来週デビュー予定のステーブルメイト、カイザーノヴァは1200m戦でのデビューが濃厚ですが、バスラットレオンには最初から中距離路線で活躍をして欲しいと思います。もちろん、最後は矢作先生の判断次第ですが、血統も遺伝子型も、そして「前半はしっかりと折り合い終いはグイッと駆け上がってくる」と伝えられた坂路調教の様子からも、さすがに1200mのタイプではない気がしますので(^^ゞ
【シュウジデイファーム在厩のバスラットレオン:公式HP(6/5更新分)より】