クレッシェンドラヴが七夕賞に登録されました。登録馬は18頭で問題なく出走できますので、あと一週間、万全の調整をして出走してもらえればと思います。
今日は3場メイン3連戦で勝利を挙げることはできませんでしたが、考えようによってはクレッシェンドラヴこそが真打とも言えるわけで、是非とも来週は勝利の美酒を味わいたいです。(ラジオNIKKEI賞を勝った内田さんも、来週こそが本番の気持ちで頑張って欲しいなぁ…(^^ゞ)
福島記念を勝っているので昨年よりは斤量を背負う事になりますし、6ヶ月半の休み明けなのは事実ですが、実力をきちんと出せればビビる必要はないでしょう(^^)
**7/12福島11R 七夕賞(G3/ハンデ/芝2000m)登録馬**
福島11R ラジオNIKKEI賞で2着となったパンサラッサの関係者コメントです。
◇矢作調教師のコメント 「上手に、冷静に集中して走れていたと思います。ただ、馬場が乾き始め、稍重まで回復してしまいましたから…。それに、できることなら内枠が欲しかったですね」
◆クラブのコメント 「外枠からの先行策、加えて道中で出入りがあるなど、決して楽な競馬ではありませんでしたが、人馬ともに最後まで頑張り抜いての2着。改めて成長を窺わせる走りを見せてくれました。なお、このあとは、「中1週での競馬の後ですし、まずは馬の様子を確認しながら」と調教師。秋競馬に備えて一旦リフレッシュ放牧を挟む予定になっています」
-----
今日は本当にお疲れ様だったと思います。3角過ぎから三浦騎手が追いまくっている時は、正直、まさかの大敗まで覚悟をしたのですが、それからの頑張りはなかなか簡単にできるものではありませんから。。
それに、3場メイン3連戦の最後の一戦で、何とかパンサラッサが踏みとどまってくれたことは、今年後半戦の幕開けが暗いものにならなかったという意味でも大きなことでした…。いやホント、ドゥオーモ、ディメンシオンが残念な結果だっただけに、私もパンサラッサの頑張りに救ってもらった気がします。
このあとは秋に備えて休養になるようですが、おそらく、休んだあとにはさらに強くなった姿を見せてくれると思います。さすがに本馬が3000mに向いているとは思いませんが、セントライト記念あたりは出れば面白いかもしれませんし(関西馬ですけど(^^;))、きっと個性的な活躍で楽しませてくれるでしょう(^^)
阪神11R CBC賞で11着となったディメンシオンの関係者コメントです。
◇藤原英調教師のコメント 「初めての1200m戦でしたが、番手につけて行けましたからね。最後はさすがに止まってしまったものの、年齢面などを考えれば、次につながる競馬は出来たと言ってもよいでしょう。馬は頑張ってくれていると思います」
◆クラブのコメント 「初めての1200m、しかも外枠からの競馬となりましたが、生粋のスプリンターたちを相手にレースの流れに乗り、好位で直線を迎えられるあたりは本馬の適応能力の高さ。取消明けのこの一戦が、少しでも今後に生きてくれればと思います。なお、このあとは、「7月19日阪神11R 中京記念(G3・芝1600m)への続戦が可能かどうか、まずはレース後の様子を窺っていく」(師)予定になっています」
-----
今やディメンシオンは、毎レース無事に帰ってきてくれることが一番ですからね。あのペースを追い掛けて最後に止まってしまうのはさすがに仕方がないですし、次につながるという意味では、1200mでも出していけばスピード負けしない、という事が分かったことでしょう。
それを適応能力の高さと言うかどうかはさて置いて、これからのレースは元気で状態の良いときだけ使ってあげるのが大事だと思います。今日のレースでどの程度の疲れがあるかは分かりませんが、まずは藤原先生にしっかり見極めて頂いて、中京記念にGOサインが出た時には、改めて全力で応援したいと思います。
函館11R 巴賞で9着となったドゥオーモの関係者コメントです。
◇野中調教師のコメント 「オープン競走にしてはペースが落ち着いていましたからね。最後まで隊列通り、そのままのレースになってしまいました。今日は何もできずに終わってしまう形。申し訳ございませんでした」
◆クラブのコメント 「今日は展開が向かず、先行勢がそのまま押し切ってしまう形。3~4コーナーで捲り気味に差を詰めることができず、後方のままでレースを終える格好となりました。なお、このあとは、「あくまでも馬の様子を見ながらにはなりますが、7月19日函館11R 函館記念(G3・芝2000m)への続戦も視野に入れて」と調教師。「ここを叩いたことによる変わり身にも期待」を寄せたいと思います」
-----
どうやら何かのアクシデントがあったわけではなく、単に展開向かず良さを出せなかったということのようです。まあ、それはそれで口惜しくはあるものの、何事もなく、続戦が視野に入る状態なのは良かったです。
もしも次走が函館記念となれば、メンバーは今日より強くなりますので、より展開面の助けが必要になるのでしょう。それもこれも、まずはドゥオーモが力を出せる状態なのが大前提。。前走も今回も残念な結果に終わっていますので、あと2週間しっかり調整をして、また元気な姿を見せて欲しいと思います。
福島11R ラジオNIKKEI賞に出走したパンサラッサは2着でした。
【レース内容】普通のスタートから押して先行するも、内枠のバビット、アルサトワに前を取られて3番手で1コーナーへ。隊列が落ち着くかと思いきや、掛かりまくったグレイトオーサーが暴走気味に上がっていき、それをやり過ごすと、今度は後方からルリアンにつつかれるという非常に厳しい展開に。。それでも簡単に引くことなく、3角過ぎから半ば強引に仕掛けていったのは、結果的には三浦騎手の好判断だったかもしれません。直線に入ると後続勢も襲い掛かってきましたが、最後まで粘って2着を確保したのは立派だったと思います。
-----
2着は立派、ホントに成長したと思います(^^)
正直、勝てなかったのは残念でしたが、バビットは1番枠から楽に逃げていましたからねぇ。。その後ろの先行勢が、ゴチャつきながらストレスフルな競馬をしていただけに、さすがに逃げ馬をつかまえるのは無理でした。まあ、向こうはパンサラッサとは前半の消耗度が月とスッポンだったでしょうし、もしも枠順が逆だったら、着順も入れ替わっていたような気はします(^^ゞ
そんなタラレバはさて置き、今日のような展開で後方待機のディープキングとパラスアテナの追撃を凌ぎ切ったことは、やはりパンサラッサの成長を証明していると思います。先行するまでに使った脚とその後の展開を考えると、以前のパンサラッサなら完全に失速して着外になっていても不思議はないですから。。
もちろん、2着で満足と言う気はないのですが、同じ2着でも、今日はとても内容の濃いレースをしてくれたと思います。このあとはどういう路線を進むかわかりませんが、とにかく、この馬がこのメンバーで単勝15倍の7番人気は舐め過ぎってことで…。前走でも一緒に走ったディープキングともども、世間様に少しでも実力の高さを見せられたのは良かったです(^^;)
**7/5福島11R ラジオNIKKEI賞(G3/ハンデ/芝1800m)・稍重**
阪神11R CBC賞に出走したディメンシオンは11着でした。
【レース内】やや出負け気味のスタート。外からかなりの脚を使って先団に取り付くと、3コーナーで大外を回って力任せに2番手集団へ。息の入らない展開が響き、直線に入ったところで手応えが一杯となり、その後はズルズル後退して11着での入線となりました。
-----
今日は外枠とスタートですねぇ(´ヘ`;)
14番枠を引いたときに嫌な予感はあったのですが、スタートもいつもより悪かったですし、あの形から1000通過56.3秒の速い流れを一気に先団まで上がったのですから、直線早々に失速したのは致し方ない事でしょう。(あれで粘れという方がムリっす…)
内枠から楽に先行した1、2着馬が穴をあけたことからも、ディメンシオンにもちょっとした運があればやれたレースだっただけに、今日は可哀相な競馬になってしまいました。ボタンを掛け違うと、どんなに準備が良くても大敗につながってしまう…。やはり、重賞路線というのは楽ではありません。。
もともとは、このレースのあとに中京記念出走が既定路線になっていましたが、レース後のダメージを見極めた上で慎重に検討して頂いて、くれぐれも無理の無いようにお願いしたいと思います。
**7/5阪神11R CBC賞(G3/ハンデ/芝1200m)・稍重**
函館11R 巴賞(OP・芝1800m)に出走したドゥオーモは9着でした。
【レース内容】アオリ気味にゲートを出て定位置の後方へ。1コーナーから2コーナー、向こう正面に入るまでは普段通りに走れていたと思うのですが…。3コーナーの手前、定番のマクリを打とうとしても馬が反応せず、後方のまま4コーナーに差し掛かった時は、もう脚色に余裕がありませんでした。最後は少しだけ頑張ったようにも思いますが、全く良いところなく9着での入線となりました。
-----
一体どうしちゃんたんでしょう…(( ?ω ? *))
向こう正面で勝浦騎手が合図を送っても、いつもの脚が全く使えなかったのは心配です。
今日の敗戦には、展開や馬場が合わなかった前走の新潟大賞典とは違う雰囲気を感じますので、まずはレース後の無事確認、それが全てだと思います。9着が残念なのはもちろんですが、もともと脚元や肺に爆弾を抱えている馬だけに、何かのアクシデントがなかった事を祈るのみです。
今回告知があった広尾TC新規募集馬7頭のうち、1頭だけ木村秀則牧場産ではない馬がいます。
☆サティアナ'19 牝馬 父 キングカメハメハ 母父 Street Cry
サティアナ'19はダノンキングリーなどでお馴染みの浦河・三嶋牧場さんの生産馬ですが、おそらく(ドゥオーモなどと同じ)アスクの廣崎さんつながりで広尾TC募集になったのでしょう。このところ、三嶋牧場さんにはマーテルやバスラットレオンを提供頂いていますし、実績のある廣崎さんルートでもありますので、単にどこからか買ってきた馬とは違う安心感があると思います。
母のサティアナはアメリカの馬ですが、日本に来てからもカズベナートル(牡3、地方・大井で3勝)、サティアナ'18(牝2、未デビュー)と産駒を送り出しています。ひとつ上のサティアナ'18は藤原英厩舎(予定?)のディープインパクト産駒ですから期待も大きいと思いますし、キングカメハメハ産駒の本馬ともども、今後注目を集めていくことになるでしょう。
そもそも本馬は、もう出資するチャンスが無いキングカメハメハ産駒ですし、馬のデキ次第では強気の価格設定になる可能性もありますが、全容公開が楽しみな1頭であるのは間違いないです。
それからですね、すぺしゃるる♡さんからコメント頂きましたが、今回唯一の当歳募集馬であるウインアルエット'20について、あまりの可愛さに悶絶したい方は以下の動画をご覧ください。
ウインアルエット'20は、半姉エピファレーヌのほか、リナーシェ、ヴィジャーヤ、ショウナンタレント'19、ショウナンカラット'19でお馴染みの桑田牧場さんの生産馬。高い素質を見せながら、屈腱炎で引退となったエピファレーヌの無念を晴らすためにも、『本馬に出資したい』という会員さんは多いでしょうね。
ちなみに動画はyoutubeですが、桑田牧場さんのHPはとても充実していますので、時間のある方はのぞいてみてはどうでしょう?
◆桑田牧場 産駒紹介ページ『ウインアルエットの2020』 https://kuwatabokujo.com/progeny/2020/%e3%82%a6%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%82%a8%e3%83%83%e3%83%88%e3%81%ae2020/