バスラットレオンは、7月26日札幌5R 2歳新馬(芝1800m)に藤岡佑介騎手で出走します。
-調教時計-
20.07.22 藤岡佑 札幌芝良 5F 65.6-50.1-35.1-11.8(5) 一杯に追う
外ペプチドヒミコ(三未勝)馬ナリの内0.6秒先着
中シェノン(三未勝)一杯の内1秒2追走0.2秒先着
◇矢作調教師のコメント 「22日の本馬場での追い切りの動きも良かったですからね。週半ばの段階から今週末のデビューについて前向きに検討を重ねていき、馬のコンディション、現地スタッフの感触、相手関係、出走頭数など、様々な状況を勘案した結果ゴーサインを出しました。好勝負を期待しています」
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バスラットレオンのデビュー戦が決まりました。レースは7/26札幌5R、芝1800mの新馬戦です。
バスラットレオンは7/12に札幌競馬場に入厩、16日にゲート試験に合格をして、その後実質追い切り一本での出走ですが、本馬場で5Fから 65.6-50.1-35.1-11.8秒 が出ていれば時計としては充分以上。。JRAの動画で確認した動きはとても良く、コーナーをゆったりまわって直線に向いたところで鞍上のサインに反応、手前を変えてから馬体を併せた3歳未勝利馬を交わし、楽々と突き放したところなどは、「一杯に追う」表記以上に余裕がある、雰囲気充分の走りに見えました。
本馬に関しては、事前の様々な情報により、デビュー戦前としては随分と着順のハードルが上がってしまった面もありますが、あの動きで4F50.1秒が出せているなら間違いなく新馬戦好勝負レベルにあるでしょう。先に新馬勝ちをしているカイザーノヴァの最終追い切りと比べても、(馬場の違いなどは無視するとして)バスラットレオンの方がカタチ良く動けているのは確かですからね。
しかも、管理する矢作先生が「馬のコンディション、現地スタッフの感触、相手関係、出走頭数など様々な状況を勘案した結果ゴーサイン」を出したという事は、『総合的に考えて勝てると判断した』との自信のコメントにも読み取れて、イカンイカンとは思いつつ、すっかり新馬勝ちを期待してしまっています(^^ゞ
冷静に考えれば追い不足、初戦からメイチの仕上げをしていないのは明白ですが、それだけにもしもここを勝つようなら…。その先に何があるかを考えるのは、しばし我慢をするとして、まずは期待馬バスラットレオンのデビュー戦をしっかり応援したいと思います。
**7/26札幌5R メイクデビュー札幌(芝1800m)出走馬**
【シュウジデイファーム在厩時のバスラットレオン:公式HP(7/16更新分)より】
栗東トレセン在厩のディメンシオンは、24日に北海道の吉澤ステーブルに放牧に出る予定となっています。
◇藤原英調教師のコメント 「大きなダメージはないものの、さすがに少々お疲れ気味といった様子。よって、このあとは避暑も兼ねて北海道へ移動のうえ、回復状況を見守っていきたいと思います。あくまでも今後の状況次第にはなりますが、8月30日札幌11R キーンランドC(G3)もひとつの候補として考えています」
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口惜しいレースとなった中京記念後のコメントで、「吉澤ステーブルへ放牧に出してリフレッシュ。回復状況を見ながら次を考えていく」とあったのですが、てっきり吉澤ステーブルWESTのことだと思い込んでいました。私の全くの勘違いだったわけですが、北海道の吉澤ステーブルさんの方だったんですね(^^ゞ
ディメンシオンが北海道に滞在するのは、おそらく2016年以来のこと。大きなダメージはないようですが、厳しい重賞を続けて走ったあとですから、まずはゆっくり休んで久々の北海道を満喫して欲しいと思います。(なんか、羨ましいなぁ…)
そして何と、回復次第ではキーンランドカップ出走もあり得るとのことで。。藤原先生としては、CBC賞は着順こそよくなかったものの、『ディメンシオンは1200mのスピード勝負も十分可能』との判断がおありなのでしょう。出否は今後の状況次第になりますが、何となく出走する可能性が高そうですね。
もう何年も戻っていなかった北海道に移動というだけで、もしや繁殖入りの準備?などと考えてしまうのですが、藤原先生が『その前に何とか重賞を勝たせてあげたい』と考えておられるのは伝わってきますし、一連の苦心の作戦が、うまく実を結んで欲しいと思いますm(_ _)m
【7/5阪神11R CBC賞でのディメンシオン:公式HPより】
ドゥオーモは、22日、坂東牧場へ休養放牧に出ています。
◇野中調教師のコメント 「このあとは夏場を休養に充てて疲労回復を促し、フレッシュな状態で秋競馬に備える予定。11月の福島記念や12月の中日新聞杯あたりを意識して調整を行っていこうかと思っていますが、その前にどこかで1回使った方が、状態が上向くかなとも考えています。移動後に張り詰めていたものが一気に緩み、疲れが出るケースもありますので、あくまでも今後の馬の状態と相談をしながら検討していきましょう」
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巴賞の時とは違い、函館記念は前が速めに流れるおあつらえ向きの展開になりましたが、そういう事を抜きにしてもドゥオーモは本当に良く頑張ってくれたと思います。一般的に理想とされる、『勝ってご褒美の休養』とはなりませんでしたが、今回の休養は、意味はほとんど同じと言って良いでしょう。
そして早くも野中先生からは、「11月の福島記念や12月の中日新聞杯あたりを意識して…」とのご発言が…。いやいやどうも、野中先生も完全にドゥオーモに重賞を獲らせるおつもりですね(^^)
ちなみに福島記念は昨年クレッシェンドラヴが勝ったゲンの良いレースですし、中京の2000mは是非とも試してみたい条件だったりで、『どうせなら両方出ちゃうのはどうかな?』とか、またまた私、勝手なことを考え始めてしまっています(^^;)。(その前に一走するとしたらどこですかね?)
とにかく、頑張ってくれたドゥオーモには、まずはゆっくり疲れを癒してもらいましょう。野中先生のコメントからは、福島、中京のあとの来年の重賞まで視野に入っている雰囲気を感じますし、『できるだけ長くできるだけ多く』走るためにも、しっかり走ってしっかり休む流れを大切にしてもらえればと思いますm(_ _)m
【7/5函館11R 巴賞でのドゥオーモ:公式HPより】