ディメンシオンが中京記念に登録、ハンデが53kgに決まりました。
先週の近況で藤原先生は、「軽ハンデになることも予想されますので、ジョッキーを探していく必要がありそうです」とコメントされていましたが、53kgなら前走で松田騎手が乗っていますし、あえてジョッキーを探す必要はなさそうです。。という事は、藤原先生はもっと軽くなる可能性を考えておられたんですね。
もちろん、本当のところは良くわかりませんが、まあ、53kgで文句を言うほど自信がないわけでもないですし、ディメンシオンにとっては当たり前の斤量だろうと思います。重賞なので相手が強いのは当然ですが、(阪神牝馬Sのように)まずはトロワゼトワルにペースを作ってもらい、直線で早め先頭に立つ競馬ができればかなり面白い見せ場が作れる気がします。
**7/19阪神11R 中京記念(G3/ハンデ/芝1600m)登録馬**
バスラットレオンは12日に札幌競馬場へ入厩。芝1800m戦でのデビューを目標に、まずはゲート試験合格をめざします。
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バスラットレオンの入厩連絡がありました。あわせてデビュー目標も芝1800m戦とアナウンスがあり、8/9札幌5Rに向けて、まずはゲート受験、そして追い切りを消化していくことになるでしょう。。と思ったのですが、これはひょっとすると7/26札幌の芝1800m戦もあり得るのか…。
いやいや待て待て、あえて『芝1800m』とだけ書いたという事は、8/9札幌5Rとは書きにくい理由があったからでしょう。とすると、もしも今週、最短でゲートに受かれば開幕週の可能性もあると考えるべきかも…。いやホント、矢作先生の作戦は読みやすいのか読みにくいのかよくわかりません(^^;)
とにかく本馬に関しては、同厩舎のカイザーノヴァが新馬勝ちをしたことで、(シュウジデイファームにおけるカイザーノヴァとの相対評価から)非常に期待が大きくなっています。。が、実戦と調教が別物なのはカイザーノヴァ自身が示してくれましたし、札幌の芝1800m戦ともなると、札幌2歳S狙いの素質馬が集まるレースでもありますから…。
まあ、要するに、どんなに素質があろうとも、JRAの新馬戦をそんなに簡単に勝てると思わない方が良さそうです。。いや、勝って欲しいのはヤマヤマですし、当然、大きな夢を持つのはOKとして、まずはしっかりゲート試験に受かること、そして追い切りできちんと動けることを示すこと、そこまでを確認してから改めて妄想を膨らませたいと思います!
先週は土曜日にカイザーノヴァがデビュー。結果はご存知の通り、6番人気の低評価を覆し、新種牡馬モーリスにJRA初勝利をもたらす豪快?な差し切りを決めてくれました。内容的には、(ゲートのタイミングはあっていたものの)スタートからゴールまで課題満載と言って良い走りでしたが、その分、一度使った上積みや今後の伸びしろが大きく見込めそうな勝ちっぷりで、将来の素質開花、本格化が非常に楽しみになったと思います。
そして、レース後コメントで矢作先生は「レース後の様子次第で函館2歳S(G3)出走を視野に」と仰って、すでに特別登録も行われています。デビューしたてのこの時季なので、当然、無理はさせないでしょうが、状態に問題がなければステラリードとの函館2歳S・母子二代制覇に挑戦することになるでしょう。
そして昨日、日曜日にはクレッシェンドラヴが七夕賞に出走、見事な重賞2勝目をゲットしてくれました。
何と言いますか、昨年末に有馬記念を除外になって以来、狂いまくっていた歯車が再び噛み合うまでに6ヶ月半を要したわけです。ここに至るまでのプロセス、陣営のご苦労を考えると涙目になりますが、厳しい状況を乗り越え、最高の結果が出てくれて本当に良かった…。これからは再び前をしっかりと見つめ、さらなる高みをめざして頑張って欲しいと思います。
そして今週は、もともと予定されていたドゥオーモの函館記念、ディメンシオンの中京記念に加え、急遽カイザーノヴァの函館2歳S参戦が濃厚になったため、全馬出走となれば再び重賞3戦に出資馬が1頭ずつ出るという、まことに賑やかな週末になります。重賞に出ると良くも悪くも広尾TCが目立つことになりますし、26日に新規募集受付が始まるこのタイミングですから、クラブとしても、いつも以上に各馬に頑張ってもらいたいところでしょう。
しかしアレですよね、なかなかオープン馬が誕生せずに苦しんでいた数年前がウソのような…。まあ、その頃も楽しみ方はいろいろあって、私自身はそれほどツラくはなかったのですが、やはり一口馬主は出資馬の勝利が大きな喜びですからね。重賞で勝つのは大変ですが、カイザーノヴァにもドゥオーモにもディメンシオンにも、勝利をめざす元気な姿、格好の良いところを見せて欲しいと思います(^^)
その他今週の注目ポイントは、日曜日に入厩したはずのバスラットレオンの動向です。カイザーノヴァの例を考えると、早ければ今週中にゲートに合格、そして追い切りを2、3本やってデビュー戦へ向かう事になりそうで、具体的に札幌開催のどのレースを目標にするのか、何らかのアナウンスがあるかもしれません。
また、シュウジデイファームでトレーニングを積んでいるプライムラインの競馬場入厩も近づいていて、早ければ来週あたりに動きがあるかも…。未勝利終了までに2戦することを考えると、今週の近況で前向きな話が聞けるのが大前提だと思いますので、是非とも順調に進んでいて欲しいです。
今週末のレースが終わると、さすがに翌週はひと休みになるでしょう。なので、その頃には26日の申込み解禁に向けた、新規募集馬の出資検討を本格化させる予定です。大まかな方針はすでに決まっていますが、個人的にはここまで我慢に我慢を重ね、19年産馬への出資をステラリード'19だけにしておいたことが活きてきたような気がしています。
19年産馬への出資数を5頭ぐらいと過程すると、すでに募集中の桑田牧場ショウナンコンビを含めて8頭から3~4頭を選べるのですから…。まあ、秋に追加で募集があるかもしれませんので、出資決定は2頭にして、1~2頭の余裕を持って秋を迎えるイメージがイイかもしれません。(実際に出資するのは早く売り切れそうな馬だけかもしれませんけど(^^ゞ)
何だか長くなってしまいましたが、とにかく今年の7月は慌ただしくて賑やかです。もちろん、それは悪いことではないですが、コロナ影響で家の中にいる時間が長いこともあり、衝動的に必要以上の出資をしてしまわないよう気を付けたいと思います!
**出資馬の状況**
**2020年総合成績**
カイザーノヴァが函館2歳Sに登録されました。
登録馬は地方馬1頭、未勝利馬1頭を含めて15頭。矢作先生は最初からそのおつもりだったと思いますので、今日以降よく状態を確認したうえで、連闘で出走することになりそうです。
ところで、土曜日の函館5Rでの新馬勝ちについて、各メディアが取り上げてくれています。まあ、そもそも新馬戦は注目レースですし、ましてや新種牡馬モーリスの初勝利ですからそれも当然でしょう。連闘で函館2歳Sに向かう話も、すっかり決定事項の扱いになっていますね。
スポーツ報知『【函館新馬戦】カイザーノヴァがモーリス産駒初V 連闘で函館2歳Sへ』
Sponichi Annex『【函館新馬戦】カイザーノヴァ異色の勝ちっぷり!新種牡馬モーリス産駒で初勝利』
デイリー『【POG】カイザーノヴァ豪快差し切り勝ち!モーリス産駒初V 矢作師連闘前向き』
ZBAT!競馬『【2歳新馬】函館5R カイザーノヴァ豪快に差し切る』
Sponichi Annex『【函館新馬戦】モーリス産駒が待望の初勝利 坂井「イメージ通り後ろから」』
スポーツ報知『【函館5R・2歳新馬】カイザーノヴァVで初年度のモーリス産駒が22戦目で初V』
【ゴール前の直線で抜け出して一気に差し切って勝ったカイザーノヴァ(撮影・千葉茂)Photo by スポニチ】
そんな中、スポーツ報知さん、デイリーさんは、すでにカイザーノヴァを函館2歳Sにおける注目馬の二番手に挙げてくれています。
スポーツ報知『【函館2歳S展望】デビュー戦をレコードV、武豊騎手騎乗予定のモンファボリが中心』
ただですね、いずれの記事でも一番手は武豊騎手騎乗予定のモンファボリになっています。まあ、モンファボリの前走は好スタート好ダッシュからの楽逃げ、そのままグルッと回ってきただけでのレコード勝ちでしたから、そりゃあ1番人気は完成度が高いこの馬でしょうねぇ(^^;)
でもまあ、出ないことにはチャンスもありませんし、カイザーノヴァにとって本当の勝負はまだずっと先の話。この時季にあえて1200mのスピード勝負を経験することが、きっと先々財産になると信じて応援したいと思います。それに、『シュウジデイファームであらかた仕上げ、余裕残しでのデビュー戦から連闘で重賞へ』という矢作スペシャル作戦の結果も確認したいですしね(^^)
**7/18函館11R 函館2歳ステークス(G3/芝1200m)登録馬**