**2021/8/22札幌9R クローバー賞(2歳OP/芝1500m)14:35発走**
◎ キングエルメス
○ カワキタレブリー
▲ ブッシュガーデン
△ イチローイチロー
△ ウインモナーク
△ ラブリイユアアイズ
キングエルメスは6枠6番になりました。
札幌芝1500mは内枠有利がハッキリしていますから、外枠(と最内枠)以外の偶数番が希望でした。6番枠ならまさに希望通りですし、新馬戦を勝った時と全く同じ番号というのも縁起がイイですね(^^)
気掛かりなのは最終追い切りであまり動けず、(ステイフーリッシュはまだしも)新馬のベルマレット(8/22札幌5R出走予定)にも遅れをとったことですが、そもそも兄カイザーノヴァも調教・追い切りでは全然の馬でしたし、キングエルメスも新馬戦前の追い切りでは大した動きをしていませんでしたからね。そんなこんなを考えると、やはり、本馬は実戦でスイッチが入った時に初めて本気を出すタイプなのでしょう。
ということで、やはり本命はこの馬しか考えられません。前走ではスンナリ先行出来るスピード、折り合いや勝負どころでの反応を含めてレースセンスの高さを見せてくれました。その上で、坂井騎手や厩舎の皆さんが仰るように、距離延長が大歓迎だとすれば、ここではそう簡単に負けられないし、負けたくないレースだろうと思います!
ただしですね、クローバー賞は何と言っても経験が浅い馬どうしのレースです。細かい想定外が起こることも含め、何があってもおかしくないのも確かなので、カワキタレブリー、ブッシュガーデン、イチローイチローといったレース経験が豊富な馬を中心に、意外な混戦となる可能性もあるでしょう。
まあ、キングエルメスもまだ2戦目ですし、少し肩の力を抜いて気楽に応援するのがイイかもしれません。もちろん、ここを予定通りに勝つのが最高ですが、本当の勝負はまだまだ先の馬ですからね(^^ゞ
【6/26札幌5R メイクデビュー札幌(芝1200m)でのキングエルメス:公式HPより】
小倉2Rで11着となったヴィジャーヤの関係者コメントです。
◇池江調教師のコメント 「しっかりと乗り込んでからレースを迎えましたが、なにぶんこれが初めての競馬でしたからね。経験を積んでいくにつれて、ちゃんと走れるようになってくるのかもしれませんが、今回はところどころでムキになったり、右にモタれたりしていました」
◆クラブのコメント 「スタート直後に接触があり、道中は右にモタれ気味の走りで鞍上がこれをカバーしながらの追走。やむなく後手後手に回る競馬となってしまい、力を出し切ることができませんでした。それでも最後まで止まってはいませんでしたし、この経験により馬が変わってくる可能性もありますので、再ファンドも含めて、今後の方向性や進退について調教師と協議を進めていく予定になっています」
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確かに「ところどころでムキになったり右にモタれたり」ということで、池江先生から、「ちゃんと走れていなかった」との評価をもらってしまいました。乗り込み量自体はしっかり確保をしていたものの、もともとクセが強い馬でもありますし、ある程度以上の実戦経験が必要なタイプだったということでしょう。
そしてクラブのコメントにもあるように、今回の一戦だけでは『力を出し切った』とはとても言えないことから、今後についての判断を一旦保留、再ファンドをめざすかどうかも含めて協議をすることになりました。
そうですねぇ、パドックで久しぶりに見た466kgの馬体は、以前の写真や動画で見ていた馬体とは見違えるほど良くなっていたと思いますし、(何度も言うようですが)ダート1700m一戦だけで終了するのはいかにも口惜しい。。結論は協議の結果を待つしかないですが、何らかの形でチャンスを残して欲しいと思いますm(_ _)m
【2021/8/21小倉2R 3歳未勝利(ダ1700m)パドックでのヴィジャーヤ】
札幌4R 3歳未勝利(芝1200m)に出走したリナーシェは16着でした。
【レース内容】互角のスタートから押して先行を狙いましたが、二の脚でスピード負けして後方へ。その後も少しずつ遅れ、3角手前では最後方に下がってしまいました。3~4コーナーでは内ラチ沿いをピッタリ回り、直線に入ってもリナーシェなりに一生懸命走ってくれましたが、結果は最後方のまま、16着での入線となりました。
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最後まで頑張って走ってくれましたm(_ _)m
スタートは悪くなかったですし、本来であれば最後方まで下がるような展開ではないのですが、短距離の二の脚勝負で一歩劣るのは如何ともしがたく、勝つ可能性のあるカタチに持ち込むのは難しかったと思います。
そんな中、西谷凛騎手はインを狙って勝負を仕掛けてくれましたが、スピード、スタミナ両面でリナーシェと他馬には差があったようで、結果的に最下位入線となったのは致し方ないところでしょう。
幸四郎厩舎から四位厩舎に転厩したことも含めて、今までアレやコレやと手を尽くし、いろいろ試してきてのこの結果ですから、リナーシェについては(ヴィジャーヤと違い(^^;))不完全燃焼感はありません。
このあとは関係者コメント待ちになりますが、『今まで本当にお疲れ様でした、ゆっくり休んでください』というのが今の素直な気持ちですm(_ _)m
**2021/8/21札幌4R 3歳未勝利(芝1200m)・良**
小倉2R 3歳未勝利(ダ1700m)に出走したヴィジャーヤは11着でした。
【レース内容】ゲートが開くと、僅かに外にヨレた6番に反応した7番に大きく寄られて下がるカタチ。結果、後方2番手の位置になったのは痛恨でした。1~2コーナー、向こう正面の走りは悪くないようにも見えましたが、勝負どころから目立った脚を繰り出すことはできず、直線ではバテた馬を交わしたものの、あえなく11着での入線となりました。
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うーん。。これで終わりは寂しいなぁ(T_T)
直前の池江先生のコメントからある程度の覚悟はしていましたが、何とか間に合わせて出走に漕ぎ着けただけのレースになってしまいました。正直、ダートがあっているとは思えないフシもありますし、できればきちんと態勢が整った時に、芝のレースでデビューをさせてあげたかった…。
そんなこんなを含めての『仕方ないけど不完全燃焼』という感じですm(_ _)m
本来であれば、ここからアレやコレやとしぶとく巻き返し策を考えるのですが、ヴィジャーヤにはもう出られるレースがありません。芝かダートか、距離はどうなのか、そんな事をいくら考えてもすべては藪の中…。今さら言っても詮ない話ですが、3月のフレグモーネが最後まで響いてしまい… やはり、これで終わりは寂しいです(T_T)
この後の展開はいつものパターンかもしれませんが、それは関係者コメントを待つことにして、まずは、何とかかんとか間に合わせてくれた池江先生、厩舎の皆さんに感謝です。結果は厳しいものでしたが、まあ、長く一口馬主をやっていると、こういうこともあるってことですよねぇ(^^;)
**2021/8//21小倉2R 3歳未勝利(ダ1700m)・良**
パカパカファーム厚賀分場在厩のクエストフォーワンダー’20は、引き続き昼夜放牧による管理が続けられています。7/29の馬体重は448kgです。
◇山田担当のコメント 「生傷が絶えないワンパクぶりですが、人には従順で、スタッフの誰に聞いても『性格が良い馬』という答えが返ってきます。本馬たち育成馬はずっと放牧地で過ごし、削蹄と体重測定のとき以外は厩舎に戻ることはありません。よって日々の健康確認には獣医師が直接放牧地を回るのですが、馬たちは獣医師の存在をよく知っており、それを察知すると即座に逃げるのが大半のケース。ところが本馬は、逃げた仲間たちを捕まえるのを手伝ってくれるそうで、獣医師の助手役になっているそうなんです。人と一緒に何かをすることが好きなタイプですので、育成場に移動してからも益々頼もしい存在になってくれるのではないでしょうか。馬体に関しては、元々のバランスの良さに加え、胸前から肩、トモの筋肉が増して幅が出てきました」
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「生傷が絶えないワンパクぶり」でありながら、誰に聞いても『性格が良い馬』と評価される。。しかも、普通の馬たちが警戒する獣医さんの存在をものともせずに、その仕事を手伝うほど人懐こい面を見せるとは、スペシャル級に頭(要領?)が良いのか、あるいは人間と接するのが大好きなのか、いずれにしても悪い話ではないでしょう。
馬体については、「元々のバランスの良さに加え、胸前から肩、トモの筋肉が増して幅が出てきた」とのことで、7/15の445kgから大きく増えてはいないものの、そろそろ育成場へ移動する準備が整ってきたのかもしれません。本馬は4/24生まれですから『遅生まれ』の部類ですが、フレーム、骨格がしっかりしていてそれを感じさせないですし、前向きな性格を含めて、思いのほか早い始動にも対応できてしまうタイプではないでしょうか。
そう言えばひとつ上の兄、父ミッキーアイルのウィンダミアは8/14新潟5R(芝1600m)でデビュー、スタートからスピードに乗って先行し、レースセンスのあるところを見せていました。まだ随所に若さがあり、438kgという細身の馬体で最後は踏ん張り切れませんでしたが、2着とは僅か0.2秒差の7着ですから、今後の伸びしろを考えればまずまず合格点のデビュー戦だったと思います。
夏デビューは必須条件でも何でもないですが、来年の今頃には、できればデビュー目標の話題で盛り上がるぐらいに成長していて欲しいと思います。さらに言えば、一応、姉兄と比べてもこの馬が一番では?と考えて出資をしていますので、デビュー戦から好勝負が期待できる馬になっていて欲しいです(^^ゞ
【パカパカファーム厚賀分場在厩のクエストフォーワンダー’20:公式HP(2021/7/9更新分)より】
パカパカファーム厚賀分場在厩のアスカビレン’20は、今月も順調に昼夜放牧を継続しています。7/30の馬体重は430kgです。
◇山田担当のコメント 「今年の北海道は例年にない暑さに加え、干ばつで牧草にも影響が及んでいるところがあるようですが、幸いにもここは馬一頭に占める放牧地の面積が広く、食べきれないほどの十分な牧草があり、きれいな緑を保っています。馬たちはというと、昼間は暑いので食べるとき以外は木陰に入っているか、水飲み場の周りを皆で囲みほとんど動きませんが、夕方になると昼間に使わなかったエネルギーを発散するかのように元気に走り回っています。そんな姿を見るにつけ、やっぱり馬は可愛くて賢いのだなと感じます。体つきに関して言えば、幼い馬体からメリハリのある馬体へと変化しつつある状況です」
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今年は異常気象の影響が北海道にも色濃く出ているようですが、「一頭当たりの放牧地面積を広くとる」とのパカパカファームの方針が、充分な牧草の確保といった部分でもプラスに働いているようです。もちろん、広ければ全て良しという事でもないのでしょうが、広々とした綺麗な牧場で育つことは、きっと心身に良い影響があるだろうと思います。
そんな中、「体つきに関して言えば、幼い馬体からメリハリのある馬体へと変化しつつある」とのことで、馬体重は7/15の422kgから半月で8kgも増えています。顔つきも少しずつ大人の美人顔になってきましたし、今まさに、アスカビレン’20は成長期の真っ只中にあると思って良さそうです。
本馬は4/6生まれでキョウエイカルラ’20より一ヶ月ほど早いのですが、成長の進み具合を考えると、育成場への移動はあと一ヶ月ほど待っても良さそうな気がします。いや、そのあたりは当然池江先生にお任せなのですが、あと一回は山田さんの近況報告を聞いてから…と思ってしまったもので(^^ゞ
【パカパカファーム厚賀分場在厩のアスカビレン’20:公式HP(2021/7/30更新分)より】
モリナガファーム分場在厩のキョウエイカルラ’20は、引き続き、日に20時間ほどの昼夜放牧による管理が続けられています。8月中旬の馬体重は412kgです。
◇森永代表のコメント 「あまり太らせすぎてもいけませんので、放牧地の青草が豊富な分、カロリーベースを落として馬体を調整中。先日来場した調教師によれば、『順調そうですが、遅生まれを考慮して育成場への移動は9月末から10月あたりで。さらなる成長を待ったうえで着手していきましょう』とのことでした。この中間には20分ほどかけて馬運車で本場へ行くなど、輸送の練習も消化。乗降、移動中ともに特に問題はありませんでした」
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この世代の矢作厩舎組では、ステラリード’20とハイアーラヴ’20はすでにシュウジデイファームに移動済ですが、本馬は遅生まれ(5/2生まれ)を考慮して、あと一ヶ月半ほど経ってから移動することになりました。
馬のタイプや成長進度に応じて育成開始を前後させるのは当然ですし、9月、10月の移動になったからと言って、それが遅いわけではないですから、ここでの成長待ちはきっと正しい判断だろうと思います。この一ヶ月で体重が10kg増えているように、ちょうど成長期に差し掛かっている雰囲気もありますしね。
そのあたり、矢作先生は実際に牧場に足を運び、ご自身の目で馬を見て、森永さんたちとも直接会話をして決めてくれるので、結果がどうであっても説得力があります。あまり牧場に行かない先生はダメ…という事ではないですが(全て任せるのもアリ)、一口馬主的にはすごくありがたいやり方だと思いますm(_ _)m
【モリナガファーム分場在厩のキョウエイカルラ’20:公式HP(2021/7/30更新分)より】