プライムラインは9月18日大井7R 池月・磨墨賞C2八九(ダ1200m)に石川駿介騎手で出走します。
◇高野毅調教師のコメント 「前走で勝ったため、今回は昇級になりますが、休養前のデキで臨んだ前々走でもC2クラスで2着にきていますからね。レースセンスのある馬ですし、先週の疲れもなく、状態面は一度使って上向き。いいリズムできていますので、ここは連勝を期待しています」
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高野調教師の「ここは連勝を期待しています」とのお言葉ですが、それは当然そうでなければ困ります。。と言いますか、本馬は中央復帰後の活躍が期待されていますので、連勝どころか3連勝を望みたいっ!!
と、ひとつ勝っただけで急に勇ましくなるのは考えものですが、一度使って状態は上向きとのことですし、南関のC2は甘くないとは言え、ここで躓いて欲しくない気持ちは強いです。もちろん競馬なので、やってみなければ分からないところはあるものの、ようやく前走で本来の実力を出し始めたと考えれば、ここもアッサリ通過して欲しいなぁと(^^ゞ
今週末は出資馬の出走がありませんので、元出資馬のプライムラインをはじめ、広尾TC所属のルーシッドやパラスアテナ、ハナズレジェンドの応援に回りたいと思いますm(_ _)m
**2021/9/18大井7R 池月・磨墨賞(C2八九/ダ1200m)出走馬**
チャンピオンヒルズ在厩のパンサラッサは、おもに周回コースでのウォーミングアップ後、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週2回の速めを乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「引き続き強めを交えて順調に本数を重ねることができており、15日にはウッドチップ坂路で半マイル55秒3をマーク。息についても良化が進んでいる様子ですし、楽な走りでしっかりと駆け上がってくれました。ときおりピョンピョンと飛び跳ねることもありますが、これは元気な証拠。以前に比べれば、だいぶ大人になっていますよ」
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先週の56秒台から今週は55秒3と、さらにペースを上げて乗り込まれていますね(^^)
復帰時期については『10月中をイメージ』という先週の情報から変わっていませんが、すでに追い切りモードに入ってきたところを見ると、10月末のカシオペアS(10/31阪神1800m)ということはなさそうで、やはりオクトーバーS(10/17東京2000m)あたりが有力と考えて良いでしょう。(ポートアイランドS(10/3中京1600m)はギリギリなので微妙?)
頓挫による休養明けとはいえ、今年中に勝利をあげて賞金を積んでおきたいパンサラッサですから、復帰戦から結果を出したいのが本音です。(矢作厩舎的には関係ない話ですが)何となく、ドゥオーモ先輩とのカシオペアSガチンコがなくなりそうなのも良かったですし、ピョンピョン飛び跳ねるのはホドホドにして、さらに臨戦態勢を整えて欲しいと思いますm(_ _)m
大瀧ステーブル在厩のカナロアガールは、周回コースで週1回の15-15を消化。今週末の美浦トレセン帰厩が予定されています。
◇大瀧代表のコメント 「当初は変なところでピリピリして気持ちも飼葉喰いも不安定な感じでしたが、夏を越して1回リセットできたのでしょうか。今は落ち着きが出て、調教時だけ適度にピリッと気持ちを見せてくれる感じになっています。直近は5F15-15を問題なく消化。順調なプロセスを経て、バトンタッチできそうです」
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先週の記事では、田村先生に『状態を見ながら改めて帰厩のタイミングを検討』と言われると一抹の不安が頭をよぎる、などと書いてしまいましたが、やはり、それは私の取り越し苦労だったようですm(_ _)m
夏場を休養に充ててリセットし、直近では15-15を問題なく消化するなど状態も良さそうですから、これなら今週末の美浦トレセン帰厩後も順調にペースを上げていけそうです。
そうなると、念願の東京開催で復帰の線が濃厚ですが、一捻りして中京開催に向かうパターンもありますかね。。距離も1800mかマイルかはじっくり考えてみたいですし(私が考えても仕方がないですが(^^;))、とにかく、状態が右肩上がりの中で使ってあげられそうなのが何より大きいと思います。
三重ホーストレーニングセンター在厩のカイザーノヴァは、おもにダート周回コースでダク2000m、ハロン17~20秒ペースのキャンター3200mを消化。週2回、通しでハロン17秒前後を乗り込まれています。
◇伊藤場長のコメント 「時計を出せる状態になりつつありますが、今はあまりテンションが高くならないように、あえて上限を設けてじっくりと乗り込んでいるところ。体つきもムチッといい感じになってきましたし、だいぶ体力が戻ってきているのではないでしょうか。厩舎陣営もそろそろ『復帰時期の検討に入っている』ようですので、そう遠くないうちに移動プランがあがってくると思います」
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ようやく、『陣営が復帰時期の検討に入っている』らしいとの話が聞けました。
状態に関しては、すでに「時計を出せる状態になりつつある」とのことですが、今は脚元ではなくテンションの安定を気遣って、あえて17秒の上限を設けて乗っているようです。三重ホーストレーニングセンターでのリハビリ&乗り込みは、私の予想以上に入念でしたので、おそらく移動後すぐにペースが上がっていくことになるでしょう。
そうなると、年内復帰ができれば…というスケジュール感も、再び少し前倒して考えて良いのかもしれません。例えば11/7阪神12R(2勝C・芝1600m)で復帰をして、勝てば中2週で11/28阪神 立雲峡S(3勝C・芝1600m)に向かうといったパターンも、あり得ない話ではなくなってきたように思います。
まあ、勝手な想像はさて置いて、復帰時期や移動についての話題が出てきたのは嬉しいことです。今のところ気になる点もないですから、来週の近況では、より具体的な話が聞けるのではないでしょうか(^^)