**2022/4/2阪神9R アザレア賞(1勝C/芝2400m)14:25発走**
◎ アーティット
○ アップデート
▲ アシタカ
△ キャルレイ
△ シェルビーズアイ
アシタカは7枠7番になりました。
枠の内外はさて置くとして、今回は8頭立てと少頭数のレースなので、スタートで遅れて最後方になったとしても前から8番手。。アシタカにとってはこれは大きいと思うんですよね。私が言うのも何ですが、これまでの2戦を見る限りでは、どんなに使った上積みがあろうとも、スタートで前に行ける感じは全然なく… いや、イケるならハナに行くぐらいの気合いで出していっても良いのですが、なかなかそう簡単ではないと思うんですよね(^^;)
逆に言えば、前半でそれほど無理せず馬群についていけるとしたら、過去2戦よりも随分レースがしやすくなると思います。この頭数での2400m1勝クラスなので、それほど速い流れにはならないでしょうし、うまく立ち回って勝負どころまで力を温存できていれば、勢いをつけたロングスパートで上位入線ぐらいは何とかならないものかと…。
さらに加えて、30日の追い切りでだいぶ時計を詰めたように、実戦の中でも前2走とは違ったやる気を前面に出せるとしたら、上位入線以上の結果が出る可能性だってあるのではないでしょうか。
そんな希望的観測も含めて、今回もアシタカを▲印にしてみました。もちろん、アーティット、アップデート、キャルレイ、シェルビーズアイなどは実績上位の馬たちですが、逆立ちしてもどうにもならない強さがあるかというと、実はそうでもないんじゃないかと。。それもまた希望的観測ではありますが、何とか一角を崩して見せ場を作って欲しいです!
◇岡助手のコメント 「素晴らしい勝利となりましたね。安心しました。特に大きなダメージはありませんが、激しい競馬、そして輸送もありましたので、輸入検疫期間が明ける4月4日の昼以降に一旦チャンピオンヒルズへ放牧に出る予定となっています」
-----
パンサラッサのドバイターフはバスラットレオンのゴドルフィンマイルと違い、見直すたびにドキドキしてしまうほどの激戦でした。しかも、中山記念から間隔をあけずに遠征しての激闘でしたから、いくらパンサラッサがタフとは言え、疲れていないはずはないだろうと思います。(遠足好き、遊び好きの子どもは疲れないのではなく、本人が疲れに気づかないだけとか…)
岡助手は「特に大きなダメージはありません」と仰っていますが、これからは焦ってレースを使う必要もないですし、まずは万全のチェックとケアをした上で、G1馬らしいローテーションを組んで頂ければと思いますm(_ _)m
ということで、今週の大阪杯が終わると、古馬中距離路線の一線級に関する次走情報が取りざたされることも増えるでしょう。もちろん、パンサラッサはどこに向かうのか?についても、来週には何らかの形で明らかになると思いますので、それまでは(できるかどうかは別にして)心静かに見守りたいと思います。
三木ホースランドパーク在厩のバスラットレオンは、帰国後の輸入検疫期間を過ごしています。
◇岡助手のコメント 「嬉しい復活劇となりましたね。これをきっかけにまた力を発揮してくれると思いますので、今後も楽しみです。帰国後も特に大きなダメージは見られませんが、出走後の輸送がありましたので、輸入検疫期間が明ける4月4日の昼以降に一旦チャンピオンヒルズへ放牧に出る予定となっています」
-----
岡助手のコメントからは、勝った嬉しさと無事に戻ってきてホッとしたという気持ち、その両方が伝わてきます。いや、どうなんでしょうね、長旅を終えて戻ってきた直後なので、ホッとした気持ちの方が強いのかもしれません(^^)
いずれにしても、少なくとも輸入検疫期間はゆっくり過ごすことになりますからね。私も次走がどこになるか問題をしばし忘れ、チャンピオンヒルズへの無事移動を待ちたいと思います。
まあ、ドバイでの完勝劇を見直すのは今でも気分が良いので、何度も見ちゃうとは思いますけれど(^^ゞ
*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。
栗東トレセン在厩のキングエルメスは、30日、坂井瑠星騎手を背に坂路で追い切られています。
- 22.03.30 坂井瑠 栗東坂良 1回 54.4-40.2-26.5-13.2 馬ナリ余力
- 22.03.25 助 手 栗東坂良 1回 52.2-37.9-24.7-12.1 馬ナリ余力
ステイブルアスク(古馬2勝)一杯に0.5秒先行0.1秒遅れ
◇荒木助手のコメント 「いくらか気の悪いところを見せるなど、動き自体は正直もうひとつ。本馬のポテンシャルを考えれば、もっと動いてくれてもいい内容でした。ただ、休みが長かったですし、帰厩してまだ日が浅い段階でもありますからね。このひと追いで来週の動きがどう変わるかだと思います。しっかりと作っていきながら、来週以降の感触も確認。それに応じて、正式に4月16日阪神11R アーリントンC(G3・芝1600m)に向かうかどうかを検討していく予定になっています」
-----
25日の追い切りでは馬なりで52.2-37.9-24.7-12.1秒が出ており、長期休養明けとしては随分良い状態にあるのかな?と考えていましたが、30日の追い切りは「気の悪いところ見せるなど動き自体は正直もうひとつ」だったとのことなので、簡単に言うと、状態面はまだ一進一退の典型的な休み明け、といった感じだろうと思います。
もっとも、アーリントンC(4/16阪神)までにはたっぷり2週間ありますし、もともと気紛れなところがある所為か、休む前から調教や追い切りの内容に大きなバラつきがあるタイプでしたからね。30日は思ったほど動けなかったとしても、来週にはガラッと違う動きを見せるかもしれませんし、アーリントンCに有力馬の一頭として参戦する可能性は充分高いと思います。
それに、何と言っても今ノリノリの矢作厩舎のことですからね。何だかんだで帳尻を合わせ、アーリントンC→マイルカップの流れをきちんと作ってくれるだろうと期待をしています。(正直、丸投げというヤツです(^^ゞ)
◇林調教師のコメント 「レースを使ったなりの疲れがあるくらいで大きな反動まではありませんが、レース後に牧場でひと息入れるのがこの馬の流れになっていることですし、これから骨瘤が出てくる可能性も否定はできませんからね。まずは牧場のほうで立ち上げてもらい、来週の金曜日にさらっと速めを乗れるかどうか。それをひとつの指針として、今後の方向性を定めていければと思っています」
-----
前走日経賞ではスタート直後からタイトルホルダーをぴったりマークし、直線ではあわやのシーンまで作りました。私も非常に良いレースを見ることができて満足だったわけですが、その分、多少は疲れが出るのではと心配もしていました。
従って、「レースを使ったなりの疲れがあるくらいで大きな反動まではありません」との報告は嬉しい限り。。来週の金曜日には「さらっと速めが乗れる」と思いますし、その流れであまり間隔をあけずに次走に向かえるような気がします。
問題はその次走がどこなのかですが…。
クレッシェンドラヴの次走については、引き続き様々意見があるでしょう。ちなみに私の勝手な意見は、日経賞の内容であれば、思い切って天皇賞・春に向かっても…というものであり、林先生の「来週金曜のさらっと速めをひとつの指針として…」には、それがクリアできれば天皇賞も選択肢の一つ、という意味が込められていると感じています(^^ゞ
まあ、もしも思った以上に回復に時間が掛かったり、ましてや骨瘤が出たら自動的に別路線になるわけで、様々な可能性を残すという意味において、まずは来週の動向が順調であることを期待したいと思います。
栗東トレセン在厩のプライムラインは、30日より坂路入りを再開しています。
◇田中克調教師のコメント 「落鉄の影響はほどなく解消しましたので、30、31日は坂路を軽く1本。硬さに気をつけていく必要がある馬だけに、続戦に関しては慎重な姿勢でしたが、体がほぐれて乗った感触も良かったものですから、このまま4月9日阪神8R 1勝クラス(ダ1400m)を目標に進めていこうかと思っています。右回りコースで好印象がありますね」
-----
中央復帰初戦だった前走で2着となり、中央1勝クラスでも普通にやれるところを見せましたので、田中克先生のコメントにも、以前より前向きな明るさが感じられるようになりました。(気のせいですかね?(^^ゞ)
レース中に落鉄していた影響は解消し、今は疲労による硬さも気にならないとのことなので、久々を一度叩いた上積みが普通にあれば、次走は当然『勝ち負け期待』でしょう。個人的には『1400m戦は少し忙しいのかな?』と感じたものの、そのあたりが(叩き2走目効果で)改善すれば、アッサリまであるような気がします。
あとはそうですねぇ、4kg減がどの程度効いていたかは不明ながら、出来れば古川奈穂騎手にも続投してもらい、少しでも話題性、注目度を上げてレースに臨みたいところです。(プライムラインだって注目されたいはず!)