キングエルメスがアーリントンCに登録されました。登録馬は18頭、キングエルメスは今日も坂路で14~15秒程度の調整しているようですし、このまま問題なく出走してくるものと思います。
ザッとメンバーを見たところでは、朝日杯FSの3着馬で共同通信杯7着からの巻き返しを狙うダノンスコーピオン、デイリー杯2歳S3着のカワキタレブリー、ファルコンSで2着に入ったタイセイディバインの重賞実績が目立つ程度で、京王杯2歳S勝ちのキングエルメスは(たとえ骨折休養明けの一戦でも)上位勢の一角として期待を集めるかもしれません。
スポーツ報知さんに矢作先生が「今回は8分ぐらいでいいというイメージ。次につながるレースを…」と語っていた話はすでにお伝えした通りですが、レースに出る以上は勝利をめざすのが競馬でもあり。。まずは無事完走し、本番への足掛かりを確かなものにするのが第一ながら、大いなるスケベ根性を秘めつつ応援したいと思います!
**2022/4/16阪神11R アーリントンC(G3/芝1600m)登録馬**
ZBAT!競馬『【桜花賞】新女王誕生!スターズオンアースが1冠目奪取』
第82回桜花賞(G1、3歳牝馬、芝・外1600メートル)は、川田将雅騎手の7番人気スターズオンアース(美浦・高柳瑞樹厩舎)が中団馬群を追走すると、直線で先に抜け出したウォーターナビレラを一完歩ずつ追い詰めていき、ゴール前ハナ差交わしてゴール。前哨戦のチューリップ賞を快勝したナミュールや、2歳女王サークルオブライフなどの強豪を撃破し、見事“桜の女王”に輝いた。春のG1は3週連続の波乱となった。タイムは1分32秒9(良)。
ハナ差の2着には武豊騎乗のウォーターナビレラ(3番人気)、3着にはナムラクレア(6番人気)が入った。なお、1番人気のナミュールは10着、サークルオブライフは4着に敗れた。
桜花賞を勝ったスターズオンアースは、父ドゥラメンテ、母サザンスターズ、母の父Smart Strikeという血統。通算成績は6戦2勝。重賞は初制覇。桜花賞は高柳瑞樹調教師は初勝利、川田将雅騎手は2014年ハープスターに次いで2勝目。
-----
牝馬クラシックの一冠目、桜花賞を制したのは7番人気のスターズオンアースでした。
ここまでのスターズオンアースはフェアリーステークスでライラックの2着、クイーンカップはプレサージュリフトの2着と重賞では今一歩勝ち切れていませんでしたが、今日は中団から33.5秒の脚で見事な差し切り勝ち、ほぼ勝利を手中にしていた3番人気のウォーターナビレラ、1番人気のナミュール、2歳チャンピオンサークルオブライフらを破る大金星を挙げました。
一応『大金星』と表現をしましたが、今年の牝馬路線は上位勢の実力が拮抗、実際、勝ったスターズオンアースから10着のナミュールまでは0.3秒しか離れていません。そうですねぇ、よく言われる表現ではありますが、このメンバーで10回走ったら勝ち馬が7、8頭は出そうな雰囲気を感じるほどです。
だからこそ、スターズオンアースにとってこの一勝は大きいとも言えますが、オークス、マイルカップに向けては桜花賞上位勢だけでなく、下位入線組の巻き返しにも注意が必要かもしれませんね。。
ちなみに、キングエルメス(来週のアリーントンカップで復帰予定)を抱える私としては、正直、マイルカップに来たら不気味だなぁ…と感じる馬が多くてドキドキものです。この中から一体どの馬がマイルカップに回ってくるのか、できれば皆さん余計なことを考えず、混戦ムードのオークスで雌雄を決して欲しいものです(^^ゞ
**2022/4/10阪神11R 桜花賞(G1/芝1600m)・良**
ヴィジャーヤの再ファンドに出資をしたから…というワケではないのですが、4/8に更新された21年産募集馬の動画・写真を見た中で、私が一番気になったのは、やはりヴィジャーヤ半妹のデプロマトウショウ’21でした。
【パカパカファーム厚賀分場在厩のデプロマトウショウ’21:公式HP(2022/4/8更新)より】
1歳3月末の馬体なので、これからドンドン変わっていくのは当然ながら、全体的にスラッとした牝馬らしい身体つきなのに、腹回りからお尻にかけてはしっかりした丸みがあり、動画の歩きなどは牡馬のようにも。。募集当初より胴に伸びが出て、洗練された雰囲気も感じられるようになりましたし、走るキズナ牝馬の特徴を備えていると思います。(細かいところは別にして、全体的にはソングラインよりアカイイト、あるいはマルターズディオサに近いかも…)
広尾TCのキズナ産駒と言えばバスラットレオンが代表格ですが、あちらは身体全体の筋肉量が圧倒的で、最初からパワーの塊のような牡馬でしたからね。それでもパワー一辺倒でないのがバスラットレオンの素晴らしいところなのですが、それはさて置き、デプロマトウショウ’21はバスラットレオンと違って小顔で首さしもスッキリ。。ファスリエフ×スティールハート×ダンディルートの母系以上に距離の融通が利きそうで、パワーだけでもスピードだけでもない奥の深さを感じます。
ということなのですが、結局、大事なのはこれからの成長と順調度でしょうから、今現在も『募集中』表示のままなのは個人的にはありがたいです。クラブには申し訳ないですが、できればこのまま本募集の時期まで売れ残って頂いて、これから出てくる他募集馬との比較検討なども楽しみたいと思っています(^^ゞ