**2022/4/9阪神8R 4歳以上1勝クラス(ダ1400m)13:55発走**
◎ プライムライン
○ ドンカポノ
▲ ボマイェ
△ ピエトラサンタ
△ タガノトランキーロ
△ ビオグラフィア
△ グレアミラージュ
プライムラインは2枠4番になりました。
正直なところ、枠はできるだけ外が良いと考えていたのですが、まあ、決まったものは仕方がありません。とにかくダート短距離は後ろになり過ぎると厳しいですから、久々を一度使って前半の行きっぷりが改善されてることを祈ります。
その点に関しては、スポーツ報知さんに古川奈穂騎手の「(道中は)ずっと促しながらで、しまいにあそこまで脚を使うとは思っていませんでした。前走みたいな脚があるのは分かりましたから前、前という感じで」とのコメントが掲載されています。古川奈騎手も「前、前…という感じで」乗ってくれるようなので、まずは中団より前位置がとれるよう頑張って欲しいです。
相手関係はよく分からないところもありますが、普通に先行有利のレースになるとしたら、ドンカポノ、ボマイェ、ピエトラサンタ、タガノトランキーロといったところがライバルか…。ある程度の位置が確保できていること、その上でリズムよく道中を走っていれば、待ちに待った中央初勝利が期待できるのではと思っています!
スポーツ報知『2週連続V狙う古川奈穂騎手は阪神で計4鞍に騎乗 土曜8Rのプライムラインは「脚があるのは分かりました」』
古川奈穂騎手=栗東・矢作芳人厩舎=は今週、2日ともに阪神でプレー。計4鞍に騎乗する。
先週は3日の阪神8R(4歳上2勝クラス、ダート1800メートル)、ステイブルアスクで今年の4勝目をゲット。大外から一頭だけ、次元の違うような末脚で突き抜けた走りはG1デーの阪神に衝撃を与えた。「しまいに脚を使うのは分かっていましたが、上がりの1ハロンが本当に速かった(ダートの良馬場で35秒8)。びっくりしました」と笑顔で振り返る。次戦は4月30日の東北S(福島・ダート1700メートル)を予定。初の福島での騎乗で、特別戦初勝利を目指す。
土曜8Rのプライムラインは地方からの再転入初戦だった前走が首差2着の惜敗。3着以下は3馬身半突き放していた。「(道中は)ずっと促しながらだったので、しまいにあそこまで脚を使うとは思っていませんでした。前走みたいな脚があるのは分かりましたから前、前という感じで」とひと押しを利かせ、2週連続の勝利をつかむつもり。
日曜9Rのグランスラムアスクは2走前に完勝。久々、昇級戦だった前走は6着だった。「あまりゲートを出ていかず、進んでいきませんでした。距離が延びて、前に行かせるような競馬が向いているのかなと思います」と積極策を思い描いていた。
栗東トレセン在厩のキングエルメスは、今週も坂井瑠星騎手を背に坂路で追い切られました。
- 22.04.06 坂井瑠 栗東坂良 1回 52.8-37.4-23.8-11.8 末強め追う
サトノディーバ(古馬1勝)強めを0.2秒追走0.3秒先着
- 22.04.03 助 手 栗東坂稍 1回 54.2-39.1-25.7-12.8 馬ナリ余力
- 22.03.30 坂井瑠 栗東坂良 1回 54.4-40.2-26.5-13.2 馬ナリ余力
- 22.03.25 助 手 栗東坂良 1回 52.2-37.9-24.7-12.1 馬ナリ余力
ステイブルアスク(古馬2勝)一杯に0.5秒先行0.1秒遅れ
◇矢作調教師のコメント 「6日の追い切り(併せ馬)では、右に寄れるなどの難しいところはあまり気にならなかった様子。52秒台の終い11秒台でよく動いていましたし、しっかりと負荷をかけることができました。来週4月16日阪神11R アーリントンC(G3・芝1600m)に向けて、一週前となる今週はみっちり乗り込んで仕上げていきたいと思います」
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先週の近況では荒木助手に(4/3の追い切りに関して)「いくらか気の悪いところを見せるなど、動き自体は正直もうひとつ」と言われてしまいましたが、今週は古馬1勝クラスを追いかけて23.8-11.8秒と終いを伸ばす好調教。JRAの調教動画を確認したところ、軽く仕掛けられてグイッと一段ギアが上がる様子など、なかなかの迫力だったと思います。
ちなみにスポーツ報知のPOGブログ『続々と入っています(栗東)』では、矢作先生の「先に(目標が)あるから、今回は8分ぐらいでいいというイメージ。次につながるレースをしてほしい」とのコメントが伝えられており、今回は『あくまで中二週でマイルカップに向かうための仕上げ』だとは思います。が、少なくとも現時点で8分程度のデキにはあると思いますし、本番で好勝負をするつもりならアーリントンCでもそれなりの格好はつけておきたいですからね。
ここ最近、馬の仕上げからレースでの好騎乗に至るまで貢献度大の坂井騎手がしっかり乗ってくれているのも心強く、ドバイの勝利で脚光を浴びているパンサラッサやバスラットレオンを追いかけるつもりで頑張って欲しいと思います!
栗東トレセン在厩のアシタカは、今週末にもチャンピオンヒルズへ放牧に出る予定となっています。
◇矢作調教師のコメント 「前走後の様子にも変わりはなく、特に大きなダメージは見受けられませんが、まだ全力で走り切っていないとはいえ、連闘、中1週のあとですからね。出走によるそれなりの疲労感はありますので、このタイミングでいったん放牧を挟み、心身をリフレッシュさせてあげたいと思います」
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「連闘、中一週のあとだからリフレッシュ放牧」というのはごく普通のことだと思いますが、常識的な想定が通用しにくい矢作厩舎のことなので、リフレッシュ放牧が決まって何だかホッとしました。
トレセン入りから今まで休みなく頑張ってきましたし、たとえ体力的に問題がなくても、いろいろストレスが溜まっている可能性は高いですからね。チャンピオンヒルズでは、心身のリフレッシュだけでなく、ギアをあげようとすると右にヨレる癖のチェックなども行えると良いと思いますし、少しでも成長が進むことを期待したいです。
改めてパドック映像を見ても、やはり、500kgを超える雄大な馬体は未勝利馬とは思えないほど。。何としても最初の一つを勝ち切って、兄パンサラサ同様に大器晩成の血が開花するところを見たいです!
【2022/3/21中山5R 3歳未勝利(芝2200m)でのアシタカ:公式HPより】