ZBAT!競馬『【サンスポ賞フローラS】樫切符奪取!エリカヴィータが2頭の間を割って抜け出す』
第57回サンケイスポーツ賞フローラステークス(G2、3歳オープン、芝2000m)は、田辺裕信騎手の5番人気エリカヴィータ(美浦・国枝栄厩舎)が重賞初制覇。道中は4番手を追走すると、直線では内からマイシンフォニーとシンシアウィッシュの間を割って抜け出し、逃げたパーソナルハイ(4番人気)を3/4馬身かわして先頭でゴールした。タイムは2分0秒4(良)。
2着からさらにハナ差遅れた3着にシンシアウィッシュ(9番人気)が入った。1番人気のルージュスティリアは直線で馬群に沈み、最下位の15着に敗れた。なお、上位2頭がオークス(5月22日、東京、G1、芝2400m)の優先出走権を獲得した。
サンスポ賞フローラSを勝ったエリカヴィータは、父キングカメハメハ、母マルシアーノ、母の父フジキセキという血統。通算成績は3戦2勝。重賞は初制覇。サンスポ賞フローラSは国枝栄調教師、田辺裕信騎手ともに初勝利。
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フローラSを制したのはデビュー3戦目、フェアリーS10着から巻き返したエリカヴィータでした。
好位のインコースを追走し、直線で馬の間をしぶとく割って逃げたパーソナルハイをゴール前でとらえた内容は、パーソナルハイが桜花賞で0.2秒差6着だったこと、自身が3ヶ月半ぶりの休み明けだったことを考えれば、かなり高い評価をしても良い気がします。。この馬、もしかしたら本番でもかなりやるかもしれませんねぇ。
個人的にはパンサラッサと同じ矢作厩舎-吉田豊ラインのパーソナルハイに期待していたのですが、2着に負けたとは言え、前後半がともに60.2秒という絶妙のペースで逃げたことも含め、すごく頑張ってくれたと思います。
今日は勝馬の決め手にやられてしまいましたが、前でペースを作った時の吉田豊騎手には今後も注目ですね。(パンサラッサは別格として、他馬に騎乗の際も事前に逃げるかどうかがハッキリわかれば助かります(^^ゞ)
**2022/4/24東京11R フローラS(G2/芝2000m)・良**
ZBAT!競馬『【マイラーズC】ソウルラッシュが直線一気の差し切りで重賞初制覇&浜中俊はJRA通算1100勝!』
4月24日の阪神11Rで行われたマイラーズC(G2、4歳上オープン、芝1600m)は、浜中俊騎手の6番人気ソウルラッシュ(牡4歳、栗東・池江泰寿厩舎)が後方3番手から一気の差し切りを決めて重賞初制覇。浜中騎手は同レースでJRA通算1100勝を達成した。タイムは1分33秒3(稍重)。
ベステンダンクが後続を引き離し最後の直線も逃げ粘る中、ホウオウアマゾン、ファルコニアの外から伸びてきたソウルラッシュが差し切った。半馬身差の2着にはホウオウアマゾン(1番人気)、さらにクビ差遅れた3着にファルコニア(4番人気)が続いた。
ソウルラッシュは父ルーラーシップ、母エターナルブーケ、母の父マンハッタンカフェという血統。戦績は10戦5勝。
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安田記念に向けた注目の古馬重賞、G2・マイラーズCを制したのはソウルラッシュでした。
今日は逃げた10歳馬ベステンダンクが4着、好位からレースを進めたホウオウアマゾン、ファルコニアが2、3着に残る競馬でしたから、その中で上り最速34.1秒で後方一気を決めた内容は非常に印象的でした。
ソウルラッシュは2020年12月の新馬戦(中京/芝2000m)を勝ったあと、主に2000m以上の距離を使われていましたが、約1年後の2021年12月の1勝Cで初めてマイル戦に出走すると、その1勝C一般戦から今日のマイラーズCまで怒涛の4連勝。。距離適性は大事な要素ではありますが、ここまで極端な例も珍しいと思います。
ちなみに私は矢作厩舎のホウオウアマゾンを(お世話になっている池田厩務員さん、坂井瑠星騎手込みで)応援していましたので、差し切られてしまったことは残念だったのですが、実はソウルラッシュの浜中騎手も応援対象だったりしますので、まあ、これはこれで悪くない結果だった気がします。(通算1100勝おめでとうございます!)(^^ゞ
そんな中、少し気になると言えば、遅れ気味のスタートから掛かりまくって6着に負けてしまったレッドベルオーブのことでして…。レッドベルオーブはバスラットレオンやカイザーノヴァが出走した朝日杯FSで1番人気3着でしたが、その後も世代を代表する素質馬としてずっと注目しているんですよね。。
藤原先生は、基本的に行きたがる馬をそのまま行かせることには消極的なので、今後も折り合いの練習を続けるのだと思いますが、別にスローでもないマイル戦であれほど掛かってしまうのはちょっと可哀相な気もします。昔も今もあり余るほどの素質の高さは変わっておらず、今日も前半の走りを考えたら『よく6着にきているよなぁ』ですし…m(_ _)m
**2022/4/24阪神11R マイラーズC(G2/芝1600m)・稍重**
先週から今週にかけて、福島記念のパンサラッサ、京王杯2歳Sのキングエルメスのぬいぐるみがようやく届きました。毛色も顔つきも違う2頭のぬいぐるみ、かなり可愛い組み合わせです(^^)
しかしアレですね、気づけばぬいぐるみがだいぶ増えてきましたし、これから中山記念のパンサラッサやドバイの… あ、ドバイは普通にぬいぐるみ作ってくれるのかなぁ? とにかく、そろそろぬいぐるみ専用厩舎を準備しないといけないかもしれません。いやホント、短期間でこんなに重賞を勝ってくれてありがたい限りですm(_ _)m
そんなクラブの好調さ故でしょうか、現在募集中の馬たちもジワジワと売れ続けているようで、4/15にはミンティエアー’20(イエルバブエナ)が満口になりました。(この世代では9頭目の満口馬)
イエルバブエナはもっと早く満口になってもおかしくない馬と思っていましたので(私が最後まで出資を思いとどまったのは個人的な『世代あたり頭数制限』を守るため(^^;))、多少時間はかかりましたが無事に満口になって良かったですし、これからも影ながら注目&応援していきたいと思います。
ふむふむ、どうやらこの調子だと残38口のゼロカラノキセキ’20(メグルキセキ)はもう待ったなし、残99口のラズベリータイム’20(グランツベリー)も今月一杯が勝負な感じですかね。私は(20年産世代については)レトロクラシック’20の続報待ちと決めているので気が楽ですが、最近は残口二桁口数の馬について前向きな近況が出ると一気に売れる傾向がありますので、様子見中の方はあまり油断をしない方が良さそうです。
**広尾TC 2020/2021年産募集馬ラインアップ**(太字太枠は出資済・残口は4/21 9時時点)