パンサラッサの海外G1・2勝、国内重賞2勝の輝かしい実績を讃え、12月23日中山競馬場において、最終レース終了後に引退式を実施することとなりましたので、取り急ぎお知らせいたします。
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クラブからパンサラッサの引退式についてアナウンスがあり、そのあとJRA から以下の発表がありました。
パンサラッサの引退式を中山競馬場で開催:JRA
ドバイターフ(G1)やサウジカップ(G1)などを優勝し、18億円を超える賞金を獲得したパンサラッサ(牡6歳・栗東・矢作 芳人厩舎)の引退式を、下記のとおり中山競馬場で実施することとなりましたのでお知らせします。
なお、同馬は、競走馬登録抹消後、北海道日高郡新ひだか町のアロースタッドにて種牡馬となる予定です。
【日時】
12月23日(土曜)【第5回中山競馬第7日】
16時40分頃開始
【場所】
中山競馬場 芝コース
【出席者】
馬主 広尾レース株式会社 代表取締役 中尾公亮
調教師 矢作芳人
騎手 吉田豊
調教助手 岡勇策
元厩務員 池田康宏
生産者 木村秀則
(敬称略・出席者は予定)
【その他】
引退式の模様はJRA公式YouTubeチャンネル、グリーンチャンネルおよびBS11にてお伝えします。詳細は後日、ホームページ等でお知らせいたします。
注記: 馬の体調等により、変更・中止となる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
いやぁ、素晴らしい。。こんなに楽しませて頂いたうえに引退式までやって頂けるなんて…
パンサラッサが活躍してくれたこと、強烈な印象をファンに与えた馬だったことが一番ですが、(種牡馬入りの件も含めて)本当に関係者の皆さんに恵まれたんだなと、引退式ご参加各位の名前を見て心からそう思います。(チャンピオンヒルズのイケメン小泉厩舎長は… さすがに縁の下の力持ちなので… ですよねぇ…)
一出資者に過ぎない私が言うのも何ですが、本当に感謝感激です、ありがとうございましたm(_ _)m
これはアレですね、さすがに当日は現地に行かないと申し訳が立たない気がします。
普段はなかなか競馬場まで行けないのですが、こうなったら引退式が阪神開催じゃなかっただけラッキーと思い(関西在住出資者の皆さんスミマセン)、久しぶりの中山競馬場突撃を調整してみようと思います(^^ゞ
23日までパンサラッサは現役競走馬なので、自分は中山競馬場ではなく、テレビの前で見守ることにしました。広尾の会員達や池田さんのような競走馬パンサラッサを支えて来た人々こそ引退式に参加すべきだと思います。 https://t.co/0z9Yt4uBzv
— Winning Horse Club🇨🇳🤝🇯🇵 (@yangminghan8901) December 8, 2023
【2023/11/26東京 ジャパンカップ(G1/芝2400m)でのパンサラッサ:公式HPより】
栗東トレセン在厩のプライムラインは、6日にCウッドを3頭併せで追い切られています。
- 23.12.06 見 習 栗東CW良 6F 83.4-68.1-53.0-37.8-11.5(4) 馬ナリ余力
エンペザー(古オープン)稍一杯の内0.5秒追走0.2秒遅れ
- 23.12.03 助 手 栗東坂良 1回 58.1-42.1-27.5-13.7 馬ナリ余力
◇田中克調教師のコメント 「帰厩後も順調にきていますよ。厩舎としても去勢による効果で硬くなりやすかった点が解消してとても助かっています。前走は休み明けでガス欠を起こしてしまいましたので、今回はエネルギーを溜めて、週末、来週と軽く追い切りを行えば態勢が整うと思います。レースは12月17日阪神12R 御影ステークス(3勝クラス・ダ1400m)を選択。鞍上はT.マーカンド騎手の予定です」
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先週金曜にトレセンに帰厩、早速、追い切りを消化していますが、今回は前走から間隔があいていないですし、予定通りの短期放牧明けなので、一週前追い切りとしては(遅れはしましたが)こんなものなのでしょう。
その上で、田中克先生は前走の敗因を「休み明けでガス欠を起こした」ことだと仰っていますから、今回はそのあたりの解消も意識しておられるでしょうし、六甲ステークスで芝へ挑戦するのではなく、あえて走り慣れたダート1400mの御影ステークスを選択したことからも、今度こそ良い結果を出したいとの気持ちが伝わってきます。
となれば、ここは是が非でも良い走りを見せて欲しいところ。去勢で調整がし易くなったのはとても嬉しい話ですが、最終的にはそれがレースでの結果に繋がらないと…ですからね。
どうせなら今年中にオープン入り、決めちゃって欲しいですm(_ _)m
【チャンピオンヒルズ在厩時のプライムライン:公式HP(2023/11/29更新)より】
栗東トレセン在厩のメリタテスは、7日より曳き運動を開始しています。
- 23.12.03 助 手 栗東坂良 1回 60.4-43.9-28.6-14.2 馬ナリ余力
◇岡助手のコメント 「経過に問題は見られず感染の心配もなさそうですので、少し体を動かし始めました。今度の日曜日に抜糸を行う予定となっており、『その後の馬の様子とも相談をしながら、いったん放牧を挟むかどうかを判断していきたい』(調教師)と思っています」
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調整中に他馬に蹴られた時点で不運この上ないのは確定として、その後、「経過に問題は見られず感染の心配もなさそう」なのは、まさに不幸中の幸いです。今年は大小含めたアクシデント、頓挫が多過ぎて、「少し体を動かし始めた」などと聞くと、お願いですからソロッと少しずつ…みたいな気持ちになってしまいますけれど(^^;)
果たしてこのまま厩舎で進めていくのか、あるいはチャンピオンヒルズで立て直すののかはまだ分かりませんが、とにかく無事が一番です。もちろん厩舎の皆さんも慎重に進めているでしょうから、一日一善を欠かさず見守りたいと思いますm(_ _)m
【2023/9/16阪神12R 3歳以上1勝C(ダ1400m)でのメリタテス:公式HPより】
美浦トレセン在厩のピークブルームは、6日に坂路を併せ馬で追い切られています。
- 23.12.06 助 手 美南坂稍 1回 59.1-43.6-28.0-13.6 馬ナリ余力
ピースポート(新馬)馬ナリを0.2秒追走同入
- 23.12.03 助 手 美南坂良 1回 60.2-43.4-28.1-13.6 馬ナリ余力
- 23.11.29 助 手 美南坂良 1回 58.1-42.6-27.5-13.3 馬ナリ余力
ダンツティアラ(新馬)馬ナリを0.6秒追走同入
◇蛯名正調教師のコメント 「追走して内で併入。時計は遅めでも長く乗っていますし、順調にきていますよ。ただ、前回もそうであったように進めていくとテンションが上がりがち。運動だけで汗をかいたり、バタバタしてみせたりし始めていますので、そのあたりにも気をつけて調整していきたいと思います。目標は12月28日中山4R 2歳未勝利(芝1800m)で変わりありません」
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時計は遅めでも長く乗っているので順調とのことですが…。
同世代のリヤンイヴェールがまさかの競争能力喪失・引退になりますので、ピークブルームには何とか無事に出走して欲しいのですが、それにしても追い切りが軽すぎないですかね…。レースまでに時間があるし、やり過ぎるとテンションが上がるので、と言われればなるほどですし、そもそも素人が心配することじゃないのですが(^^;)
まあ、テンションが上がりやすい牝馬の調整には、きっと周りからは分からない難しさがあるのでしょう。蛯名先生からすれば、藤沢先生から受け継いだ蛯名厩舎のスタイルを磨きつつ、結果はレースで示せばいい話ですしね。
ということで、現状、この馬が2023年の大トリを担当することがほぼ確定しています。今年は良いことも悪いことも含めて実に様々なことが起こりましたが、最後は来年に繋がる、明るい気持ちになるレースを見たいですm(_ _)m
【美浦トレセン在厩のピークブルーム:公式HP(2023/12/7更新)より】
栗東トレセン在厩のテラステラは、まずはレース後の様子見が行われています。
◇岡助手のコメント 「ここまでは運動程度で様子を窺っており、週末にかけて乗り進めていく予定。ひとまず問題は見られませんので、このまま続戦の方向で考えています。レースは12月16日阪神10R 甲東特別(2勝クラス・芝1600m)や12月24日阪神12R ジングルベル賞(2勝クラス・芝1400m)あたりを候補として、馬の様子とも相談をしながら決めていく予定です」
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前走直後に「権利を活かして年内もう一戦」との話があったとおり、レース後の状態に問題がないことを受けて、甲東特別(12/16阪神)またはジングルベル賞(12/24阪神)への続戦が有力になりました。
今回はこのところ議論になっていた距離適性に関しての言及は無く、普通に1600mと1400mが次走の候補に挙がっているわけですが、春先は1400mか1200mか…といった選択が多かったので、それに比べると風景はだいぶ違います。(良い意味で!)
個人的には、当面1400~1600mを中心に使っていけば良いと思いますし、現状のままでも自然にチャンスは巡ってくるでしょうが、先々を見据えるためには、使われる中でもう一段のレベルアップを期待したいところですm(_ _)m
【2023/12/3阪神12R 3歳以上2勝C(芝1400m)でのテラステラ:公式HPより】
美浦トレセン在厩のセントアイヴスは、まずはレース後の様子見が行われています。
◇中舘調教師のコメント 「ここまでは運動のみ。前走後も大きなダメージはありませんが、レースを使ったなりの疲れはあるようですね。元々硬さはあるものの、乗るとほぐれてくるケースもありますので、詳しくは8日に跨ってから、どうしようか考えていきたいと思います。このまま続戦できるかどうか、現時点では半々ぐらいと見ています」
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前走は展開が向かなかったこともありますし、外を回って差すのが難しいコースも合っていなかったですかね。現状、それを覆して勝つほどの力はついていないわけですが、格上挑戦を続けながらでも、頑張って賞金を獲ってくるのは大したものです。
それだけに、何とか現状打破を図りたいのですが…。
まあ、私が焦っても何かが起こるわけではないので、当面続戦か放牧か、中期的にはどうするのかを含めて中舘先生に考えて頂き、できれば来年は、もう少し落ち着いて応援できる状態になって欲しいと思いますm(_ _)m
【2023/12/3中京12R 栄特別(1勝C/芝2200m)でのセントアイヴス:公式HPより】