栗東トレセン在厩のメリタテスは、12月28日阪神8R 1勝クラス(ダ1400m)に河原田菜々騎手で出走予定です。
- 23.12.20 助 手 栗東坂良 1回 55.5-39.6-25.2-12.5 馬ナリ余力
レーヴドレフォン(二未勝)馬ナリに0.2秒先行クビ先着
- 23.12.17 助 手 栗東坂良 1回 59.0-42.6-27.6-13.4 馬ナリ余力
- 23.12.03 助 手 栗東坂良 1回 60.4-43.9-28.6-14.2 馬ナリ余力
◇宮内助手のコメント 「日曜日に15-15程度をやって、20日にある程度しっかりと追い切りました。動き自体は悪くありませんでしたが、さすがに現時点ではまだ息の入りがもうひとつのようで、もう1本やることによって態勢が整ってくるものと思われます。気のいい馬ですが、テンションが高く、落ち着きがないところが課題ですね」
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20日の追い切りはソコソコの内容だったようですが、このクラスで上位の力があるのは分かっていますので、負傷縫合処置明けであっても(除外にさえならなければ)勝つチャンスのあるレースになるでしょう。
と言いますか、あえて休みを挟まずにレースを使うということは、陣営も当然そのつもりのハズですからね。競馬ですから思い通りに行かないことも多いですが、今年最後の出資馬出走を前向きな気持ちで応援します。(あくまで出走が叶えばなので、そこだけは神さまに何とかして頂くしかないですけれど…)
ちなみに鞍上は落馬負傷(左鎖骨骨折)の古川奈穂騎手から河原田奈々騎手へ。河原田騎手に頑張って欲しいのは当然として、せっかく騎乗が良くなって成績も上がってきた古川奈穂騎手の離脱は残念ですし、正直、痛いです。今後のリハビリなど大変だと思いますが、ガッツのある頭の良いジョッキーだと思いますので、順調な回復と早期復帰をお祈りいたしますm(_ _)m
(メリタテスもきっと待っていると思いますので!)
【2023/9/16阪神12R 3歳以上1勝C(ダ1400m)でのメリタテス:公式HPより】
美浦トレセン在厩のピークブルームは、12月28日中山3R 2歳未勝利(芝1600m)または、中山4R 2歳未勝利(芝1800m)に吉田豊騎手で出走予定です。
- 23.12.20 吉田豊 美南W良 6F 84.0-68.7-54.5-39.7-12.0(7) 馬ナリ余力
ピースポート(新馬)馬ナリの内0.7秒追走同入
- 23.12.17 助 手 美南坂良 1回 56.7-41.4-27.1-13.4 馬ナリ余力
ダンツティアラ(新馬)馬ナリに0.3秒先行同入
- 23.12.13 助 手 美南W稍 6F 87.7-71.0-55.1-39.6-12.4(9) G前仕掛け
カランドゥーラ(古馬3勝)馬ナリの外1.6秒先行同入
◇蛯名正調教師のコメント 「20日はウッドで3頭併せ。長めからいって追いかける形となりました。時計自体は悪くなかったと思います。もう少し手応えが欲しいところではありますが、どこかに痛いところがある訳でもないですし、前走から間隔もあいていますからね。使いつつ変わってくれればと思います」
◇吉田豊騎手のコメント 「動き自体は悪くありませんでした。ただ、チャカチャカしている割にはフワフワしていて、グーンとは来ませんでしたね。息などは良かったものの、まだ走りきれていないのかなと。すべてを掴み切れてはいませんが、精神的なものもあるのかもしれません」
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3頭併せの内へ入って84.0-68.7-54.5-39.7-12.0秒を馬ナリで。全体時計は今までで一番速いのですが、吉田豊騎手によれば「チャカチャカしている割にはフワフワしていて、グーンとは来ませんでした」とのこと。どう評価すべきかは難しいですが、初めて追い切りらしい追い切りをこなせた気もしますし、悪くない内容なんじゃないかと思います。
その上で、今度のレースでどこまでやれるのか…。相変らずテンションコントロールには課題がありそうですが、それは一朝一夕にどうにかなるものでもないでしょうし、まずはしっかり前走からの前進を見せて欲しいと思います。
蛯名厩舎と言えば、今週出走予定のランドオブラヴ覚醒はお見事だったと思います。もちろんどの馬も一緒というワケにはいきませんが、ピークブルームも成長に合わせて覚醒させるスタイルでお願いできたらありがたいですm(_ _)m
【美浦トレセン在厩のピークブルーム:公式HP(2023/12/21更新)より】
明け4歳を迎えるにあたり、中舘英二調教師と今後の方向性について慎重に協議を重ねました結果、来年より未勝利馬も本場での出走が可能になる点や、障害入りの可能性なども踏まえて現役を続行。来年からは美浦・蛯名正義厩舎へ転厩のうえ、新たな環境の下でさらなる前進を図っていくことになりました。出資会員の皆様におかれましては、何卒事情をご賢察の上、ご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、本馬は本日午後に茨城県行方市のミッドウェイファーム内ジェットレーシングへ放牧に出ています。
◇中舘調教師のコメント 「球節の下部に擦り傷があるぐらいで、レース後も大きなダメージはありません。以前に比べると反動が出なくなっているのもありますが、もうひとつ全力で走りきっていないこともあって、割と元気にしてくれています。夏を越してじわじわと馬が良くなってきましたからね。もう少し早い段階で今の状態にまで成長してくれていれば、未勝利戦を勝ち上がり、より安定した戦績を望めたと思うのですが…。3歳のうちに勝たせてあげることができず、申し訳ございませんでした」
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前走は久々のダート戦だったこともあり、力を出せずに二桁大敗。このあとは一体どうするのかな?と考えていたところ、「来年より未勝利馬も本場での出走が可能になる点や、障害入りの可能性なども踏まえて現役を続行。来年からは美浦・蛯名正義厩舎へ転厩のうえ、新たな環境の下でさらなる前進を図っていく」とは驚きました。
4歳未勝利馬でも本場出走が可能になったこと、障害戦を視野に入れる方針になったことと、中舘厩舎から蛯名厩舎への転厩がどう関係しているのかは分かりませんが、とにかく簡単に諦めなかったことについては感謝です。
そうですねぇ、ただし現状のままでは1勝クラスを勝ち切るのが簡単でないのも確かなので、『転厩のうえ格上挑戦続行』だけでない、何らかのプラスアルファがあるのかどうか…。蛯名先生がどうお考えなのかも含めて、来年のセントアイヴスの動向に注目したいと思います。(いきなりの障害練習開始とかあるかな?)
それにしても、気がつけば蛯名厩舎の馬が(オピュレンス’23を含めて)4頭に増えてしまいました。出走数を稼げるイメージがないのは多少心配ですが、とにかく応援頑張りますのでよろしくお願い致しますm(_ _)m
最後になりますが、ここまで面倒を見て頂いた中舘先生、厩舎の皆さん、本当にありがとうございましたm(_ _)m
【2023/12/16中京7R 3歳以上1勝クラス(ダ1800m)でのセントアイヴス:公式HPより】
栗東トレセン在厩のプライムラインは、まずはレース後の様子見が行われています。
◇田中克調教師のコメント 「特に大きな疲れや反動は見られませんが、このあとはいったん放牧を挟む予定ですので運動のみとしています。T.マーカンド騎手からあった『背腰がもうひとつしっかりしていないのでは』との指摘については、もちろん引き続き慎重に様子を見守っていきますが、これが本馬の個性でもあって、あまり深く考えすぎて逆に調整法を見誤らないようにしたいとも思っています」
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先週のレースではよもやの大敗を喫してしまいましたが、それにしても良いところが全くないという珍しい内容だったので、いったん放牧で立て直すのは当然だろうと思います。
休み明け2戦ともに案外の内容だったことについては、ハッキリこれが原因と言いにくいところもありますが、このままでは『去勢なんてしない方が良かったのでは?』と言われてしまいそうですし、何とか危機を脱して欲しいと思います。
ちなみに前走での陣営からマーカンド騎手への支持は『逃げ』だったわけですが、このところのレースぶりを見る限りでは、逃げるならダート1400mはやや忙しい気もしますし、同じ条件にこだわり過ぎでは?という気もしています。
何が正解かは簡単には言えないものの、そのあたりも含めていろいろ検討頂ければと思いますm(_ _)m
【2023/12/17阪神 御影ステークス(3勝C/ダ1400m)でのプライムライン:公式HPより】