三嶋牧場(中期育成場)在厩のオピュレンス’23は、引き続き、夜間放牧により管理されています。
◇前田マネージャーのコメント 「厳冬期にあたる向こう2ヶ月ほどは日中放牧へ。年末までには切り替える予定で考えています。遅生まれのぶん、この冬は少し大変かもしれませんが、ここをしっかりと乗り越えて来春の成長へとつなげていきたいですね。落ち着いた性格をしており、飼葉もよく食べてくれていますので、変わらず健康な状態を維持することができていますよ。放牧地ではみんなと一緒に仲良く過ごせています。順調です」
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まだ当歳の本馬ですから、今は「順調です」のひと言で充分でしょう(^^)
これから厳冬期を迎えれば夜間放牧を日中放牧に切り替えたり、5月生まれの分だけ他馬より子どもなところに気を遣ったりと、日々面倒を見ている皆さんは大変でしょうが、競走馬として輝くためには必要なプロセスですからね。
基本的にアメリカスピード血脈の塊のようなオピュレンスとスワーヴリチャードの顔合わせがどんな結果を生み出すのか。。デビューまでにはたっぷり時間がありますので、いろいろ妄想しつつ見守りたいと思います!
【三嶋牧場(中期育成場)在厩のオピュレンス’23:公式HP(2023/12/11更新)より】
**2023/12/17阪神12R 御影ステークス(3勝C/ダ1400m)16:20発走**
◎ プライムライン
○ スプラウティング
▲ エンペラーワケア
△ モズリッキー
△ ヴァーサ
△ サトノルフィアン
△ ナムラフランク
プライムラインは3枠5番になりました。
マーカンド騎手がどう乗ってくるのか分からないところはありますが、基本的には前で勝負をしたいでしょうから、スプラウティングを見ながら進められる3番枠は良かったと思います。スプラウティングとエンペラーワケアがどこまでやりあうのかは別にして、有力2頭の先行争いを見る位置、3~5番手からの抜け出しをめざす漁夫の利作戦で良い気がします。
とまあ、そんなに上手くコトが運べば苦労はないですね(^^ゞ
実際には前走からの巻き返しをしっかりやることが第一なので、あまり相手を気にし過ぎずに、好位で折り合って勝負どころからしっかり脚を伸ばす、プライムラインらしいレースをしてもらえればと思います。
いやホント、逆にそれができれば結果はついてくると思うんですよね。前走の10着で人気はなくなるでしょうが、実力をしっかり出しさえすれば、いつオープン入りをしてもおかしくないと思っていますのでm(_ _)m
中京7R 3歳以上1勝クラス(ダ1800m)で11着となったセントアイヴスの関係者コメントです。
◇小林勝騎手のコメント 「レース前に調教師から『中団あたりにつけて終いを伸ばしていくイメージで』と言われていましたが、雨を含んだ重馬場で脚抜きが良すぎるというか、踏ん張りが利かない馬場になってしまい、前のめりの走りに。こうなるとどうしても追走が厳しくなってしまいます。最後は何とか頑張って走ってくれるようになりましたが、前半に余計な力を使ってロスした分、体力がもちませんでした。馬場状態が異なっていれば、もう少し前目につけて踏ん張れたのではないでしょうか。リクエストにお応えできず、申し訳ございませんでした」
◇中舘調教師のコメント 「この中間もデキは良かったのですが、馬場が合わず、時計も速すぎてついて行けませんでした。芝の時計がかかる条件が一番良いのかもしれませんが、ダートも合わなくはないはず。ただ、今日のところは速すぎましたね。色々と条件が合わないと好走できない難しさがあり、未勝利馬ゆえになかなか思ったレースに使えない状況でもありますから…。減量騎手の起用による後押しもうまくいきませんでした」
◆クラブのコメント 「元々が前傾気味に走るタイプだけあって、この馬場では余計にのめってしまい走りづらい格好に。やむなく後手後手に回ってしまった上に、4コーナーでは外に張られるロスもあり、思うような競馬ができませんでした。なお、このあとは、レースが続きましたので一旦放牧へ。回復状況を窺いつつ、今後の方向性について再検討していく予定となっています」
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小林勝騎手、たくさんコメントして頂いてありがとうございます。
何と言いますか、見た目にはそれほど馬場が合わないようには見えませんでしたが、踏ん張りがきかず前のめりになっていたのであれば、位置取りが想定より後ろになったことも仕方がないのかもしれません。やはり、外から(画面を通じて)見ているのと、実際に乗っているジョッキーの感触は随分と違うものなんですね。
ということで、今後については、とりあえず連戦の疲れを癒すためにいったん放牧へ。その後については「回復状況を窺いつつ方向性を再検討」とのことなので、中館先生、クラブの協議(?)と結論を待ちたいと思います。
今日はこれから出かける用事があり、何やかんやとバタついていますので、感想についてはひとまずこの辺でm(_ _)m
中京7R 3歳以上1勝クラス(ダ1800m)に出走したセントアイヴスは11着でした。
【レース内容】スタートは互角も例によって後方へ。1角では後ろから2頭目、向こう正面では最後方からの追走になりました。その後は淡々とレースを進めると、勝負どころの3角から押して進出を開始、4角では久しぶりに見る大外ブン回しで直線に入りましたが…。よく頑張って走っているとは思うものの、さすがにあのカタチ、あの位置から前を捉える脚は無く、何とか11着に上がったところがゴールでした。
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いやぁ、、さすがに厳しいっすねぇ(^^;)
セントアイヴスは毎度最後まで真面目に走ってくれてありがたいのですが、テンのダッシュ、直線での末脚ともにスッとギアが上がらない感じなので、どうしてもこういう競馬になってしまいますよね。
もっと前に行け!と言うのは簡単ですが、今日の内容に限って言えば、そういう問題でもないのかなと…
とりあえずは関係者コメントを待つのみですが、超前向きな私であっても、正直なところ1勝クラスのレースを勝ち切るイメージが湧いてきません。これはもう、あまりキレ味を求められない障害入りに活路を見出すしかないんじゃないか…
などなど、今後のことについては関係者コメントを見てから考えたいと思います(^^ゞ
**2023/12/16中京7R 3歳以上1勝C(ダ1800m)・重**
サラ系3歳上1勝クラス【2023年12月16日中京7R】:競馬ラボ
吉澤ステーブル在厩のディメンシオン'22は、現在は、おもにBTCの屋内直線ウッドチップ馬場でハロン19~22秒ペースのキャンター1~2本を乗り込まれています。12月上旬の馬体重は424kgです。
◇本田広報担当のコメント 「一度、坂路でハロン18秒ペースを乗りましたが、基本的にはフラットコースでじっくりと。まだ首を巻き込むような力み気味の走りでスピードや力の出し入れといった点ではこれからですが、各コースに対応しており、徐々にペースを上げているなかでも大きな疲労は見られません。当面は無理のないメニューで馬体の成長を促しつつ、ペースコントロールなどの理解を高めていきたいと考えます」
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本馬に関しては、立ち姿に品があるのもそうですが、やはり、綺麗に整っていて賢そうな顔つきがイイですよね!
調教に関しては「首を巻き込むような力み気味の走りでスピードや力の出し入れといった点ではこれから」と言われているように、まだまだ基礎を勉強中なわけですが、動画の姿からは相変わらず良い馬らしい雰囲気が感じられますし、あまり急にいろいろなことを詰め込まず、成長に合わせてゆっくり進めていけば良いのだろうと思います。
まあ、本馬は何と言ってもロードカナロア×ディメンシオンで藤原厩舎ですからね。藤原先生が無理にデビューを急かすとは思えませんし、実際、本田さんも「当面は無理のないメニューで馬体の成長を促しつつ」と仰っていますので、おそらく本馬の育成方針については『慌てず急がずスケール大きく…』みたいなコンセンサスがあるのでしょう(^^)
またまた勝手な想像をしてしまいましたが、この馬に関しては、成長に合わせてじっくり進めていけば絶対に大丈夫な気がするんですよね。もちろん、これからもマジメにトレーニングをしないと話にならないでしょうが、そこに関しては何の心配もないようですし、引き続き大きな期待を寄せつつ見守りたいと思います!
【吉澤ステーブル在厩のディメンシオン'22:公式HP(2023/12/11更新)より】
吉澤ステーブル在厩のエンパイアブルー’22は、現在は、おもにBTCの屋内直線ウッドチップ馬場でハロン19~22秒ペースのキャンター1~2本を乗り込まれています。12月上旬の馬体重は435kgです。
◇本田広報担当のコメント 「坂路やフラットでハロン17秒ペースを二度ほど乗りましたが、基本的にはフラットコースを中心にじっくりと。先頭に立っても一定のペースで走れるようになるなど指示への反応が良化し、以前よりも集中力が出て、ラストまで真っ直ぐ安定して駆けてくれるようになってきました。着実に体力が付いてきているのではないでしょうか」
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イイですね。黒くて格好の良い馬体は相変わらず目を惹きますし、「以前よりも集中力が出てラストまで真っ直ぐ安定して駆けてくれる」という点については、坂路の動画でしっかり確認することができます。
馬体重が先月からわずかに増えているように、4月生まれの晩成血統である本馬なりに成長してくれているようですし、今のところは極めて順調な手応えを感じます。この調子で体力アップと走りの基礎を習得し、春先からの本格的ペースアップにつなげていけば、本馬がエンパイアブルーの評価を爆上げする存在になるかもしれません(^^ゞ
そのためにも、この系統にありがちな脚元のアクシデントだけは無いように…。いや、不可抗力的な話は別にして、多少時間が掛かろうとも、とにかく慎重に進めて頂ければありがたいですし、順調でさえあればきっとやってくれると思っています!
【吉澤ステーブル在厩のエンパイアブルー’22:公式HP(2023/12/11更新)より】
ディアレストクラブイースト在厩のセイリングホーム’22は、おもにBTCの坂路を中心としてハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。今週より速めを交えて乗り込まれています。12月上旬の馬体重は442kgです。
◇高樽担当のコメント 「12日に初めて15-15で登坂。まだコンパクトに見せる体つきですが、余力があって楽にこなしてくれました。良く言えば前向き、悪く言えばテンションが上がりやすそうな気性面もだいぶオンとオフの切り替えが出来つつあるように感じます。前向きさや筋肉の強さなどは、父産駒の良さを受け継いでいるのではないでしょうか。来週もう1本速めを乗って、軽くひと息入れてあげる予定です」
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最近では1歳のうちに15-15までやる馬も珍しくはないですが、単に順調だということ以上に、「余力があって楽にこなしてくれた」「気性面においてもだいぶオンとオフの切り替えが出来つつある」「前向きさや筋肉の強さなどは父産駒の良さを受け継いでいる」と、なかなかの高評価が並んでいるのは嬉しいです。
ただし、本馬は生まれが5/15とかなり遅めなので、動けるからと言ってドンドン進めていくのはリスクもありますからね。年内にいったん15-15をクリアした上で、「来週もう1本速めを乗って軽くひと息入れる」流れはとても良いと思います。
スワーヴリチャード産駒については(社台SSさんの種付料は爆上がりしたものの)まだ評価が定まっていないと考えるのが自然であり、つまり、本馬の世代が初年度と同じように活躍できるかが一つのカギになってきます。今のところ本馬がどんな役割を果たしていくかは分かりませんが、父の評価をさらに高める活躍をしてくれたら最高です(^^)
【ディアレストクラブイースト在厩のセイリングホーム’22:公式HP(2023/12/8更新)より】
ファンタストクラブ在厩のレトロクラシック’22は、現在はおもにダート周回コースでハッキング1600~2400mを消化。週2回、坂路でハロン19~20秒ペースのキャンター1本を乗られています。11/30の馬体重は468kgです。
◇佐久間調教補佐のコメント 「調教を進めていくにつれて元気の良いところを見せるようになり、乗り手がしっかりと抱えながらの走りになってきました。ここにきて父の産駒の気性面が表れてきたとも言えますし、馬力が付きつつある証拠でもありますよね。現時点では体つきに厚みがあり過ぎますので、春先にかけて余分な脂肪を取り除き、引き締めていければと思います」
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先月のメニューに週2回の坂路調教がプラスされてもヘコタレることなく、気持ちの前向きさが目立ってきたのは良い傾向ではないでしょうか。佐久間調教補佐が仰る通り、気性面の個性(テンション高め?)が出てきたからとも考えられますが、私としては、馬力がついて登坂が楽になり、さらにやる気が前面に出てきたと捉えておきたいです(^^ゞ
また、「現時点では体つきに厚みがあり過ぎる」とは言え、トレーニングの強化で簡単に馬体が減らないのもイイですね。春先にかけて引き締めていく宣言が出ているということは、冬の間に質量ともに十分な調教を積めるということで、もしかしたら、比較的早い始動を意識できるタイプなのかもしれません。(血統的には2歳戦から…という感じでもないのですが)
今のところ大きな問題なく調教をしっかりこなせていますので、この調子でアクシデントなどなく順調に。レトロクラシック産駒としては、ドンカルロが障害入りをして頑張っていますが、本馬には平地中距離路線での活躍を期待しています(^^)
【ファンタストクラブ在厩のレトロクラシック’22:公式HP(2023/12/1更新)より】