【東京大賞典】ウシュバテソーロ連覇!“世界の脚”見せつけた 川田「無事に勝つことができて何よりです」:スポニチ Sponichi Annex
年末恒例のダート頂上決戦は、今年のドバイワールドカップの覇者、ウシュバテソーロ(牡6=高木)が制し、連覇を飾った。ウシュバテソーロは父オルフェーヴル、母ミルフィアタッチ(母の父キングカメハメハ)の血統で32戦11勝。
騎乗した川田は「無事に勝つことができて何よりです。とても気持ちのタフな馬で、春にドバイワールドカップを勝った馬ですので、それにふさわしい走りができれば、というところでした」と胸を張った。
南関東3冠馬のミックファイア(牡3=渡辺和)は8着に敗れ、デビューからの連勝は7でストップ。JRA勢は06年から18連勝となった。
▼東京大賞典 1955年に第1回が行われた「秋の鞍」を前身とし、64年に現在のレース名に。95年に指定交流競走となってJRA勢らも出走可能に。97年にJpn1となり、11年からは外国所属馬も出走可能な国際競走となり、国際G1となった。
-----
年末恒例の東京大賞典はウシュバテソーロが見事な連覇を果たしました。
ウシュバテソーロはあのドバイワールドカップを勝った馬ですから、ある意味勝って当たり前的な見方もあったわけですが(単勝1.7倍)、それでも期待通りに勝ち切るのは簡単案ことではないですからね。(ドバイと大井では砂も違うでしょうし…)
それに、ここできっちり結果を出した流れで、例えば来年のサウジカップとドバイワールドカップを勝つようなことがあれば、イクイノックスの賞金記録を楽勝で超えてしまうという…。パンサラッサもそうでしたが、海外の高額賞金レースを勝つことの破壊力、ダート競走の夢の大きさは本当にスゴイものだと思います。
ただ、サウジにしろドバイにしろ、本来はそう簡単に勝てるレースじゃないんですけどね(^^;)
その一方で、1~7着をJRA勢が独占、地方期待の無敗3冠馬ミックファイアが8着に沈んだのは厳しい現実なのでしょうか…。マイル以下の路線では、今年は地方馬がJRA勢に引けをとらない走りを見せることもあったのですが、期待のエースが2.4秒も離されてしまっては、この路線での勢力図はまだまだJRA断然と言われても仕方がないかもしれません。
そうですねぇ、矢作先生も地方交流競走(特に大井)への出走には積極的だと思いますし、諸々含めて、いずれ出資馬を東京大賞典に送り込んでみたいです。。具体的にどの馬かは難しいですが、妄想するならジーベックとかゴッドフロアー’22とかかなぁ…。マジックブルーが覚醒して6歳ぐらいで出走とかも悪くないっすねぇ(^^ゞ
(あるいはパンサラッサ産駒でダートっぽいのを選ぶ前提で、数年後に狙ってみますかね(^^))
チャンピオンヒルズ在厩のパンサラッサは、すでにコース入りを再開しています。
◇小泉厩舎長のコメント 「すぐに平熱に戻りましたし、その後の様子もいつもの本馬のもの。一時的に熱が上がっただけで済みましたので安心しました。すでに坂路でハロン17~18秒ペースを1本乗っており、馬自身は元気にしてくれていますよ。このまま体調維持に努め、引退式に備えます」
-----
軽い感冒で23日の引退式がキャンセルになりましたが、それは大事をとっての判断だったようで、すでに症状が治まりコース入りも再開しているとのこと。まあ、『パンサラッサはそんなにヤワな馬ではない』『軽い感冒ぐらいすぐに治るハズ』と分かっていても、改めて元気になったことが確認できて良かったです(^^)
あとは無事に年を越して、1月8日の引退式に備えるのみ。当日は私も現地に駆けつけたいと思っていますし、フォトセンションへの参加申し込みも済ませましたので、申し込み多数による落選がないことだけを祈ります(^^ゞ
(落選は仕方がないことながら、やっぱりズッコケちゃいますからね(^^;))
【チャンピオンヒルズ在厩のパンサラッサ:公式HP(2023/12/27更新)より】