栗東トレセン在厩のプライムラインは、12月17日阪神12R 御影ステークス(3勝クラス・ダ1400m)にT.マーカンド騎手で出走します。
- 23.12.13 助 手 栗東坂良 1回 55.2-40.0-25.9-12.5 馬ナリ余力
- 23.12.10 助 手 栗東坂良 1回 56.0-40.0-26.1-13.0 馬ナリ余力
レッドエランドール(古馬3勝)強めの内0.5秒追走同入
- 23.12.06 見 習 栗東CW良 6F 83.4-68.1-53.0-37.8-11.5(4) 馬ナリ余力
エンペザー(古オープン)稍一杯の内0.5秒追走0.2秒遅れ
◇田中克調教師のコメント 「13日に坂路を単走で追い切りました。雰囲気があり、コンディションは良さそうですよ。馬体重も前走よりは微増でレースを迎えられそうですし、去勢の影響は前回ほど気を遣わなくてもいい感じで、月日の経過とともにさらに戻ってくるかと思われます。おそらくは好位からの競馬になるはず。一度叩いた今回は前走以上に頑張ってほしいところです」
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プライムラインの御影ステークス出走が確定しました。
去勢明け初戦、半年ぶりの実戦だった前走でまさかの10着。今回はあえて短期放牧を挟み、態勢を立て直しての一戦ですから、当然ながら「一度叩いた今回は前走以上に頑張って」くれると期待しています。
そして鞍上は(川田騎手には振られちゃいましたが(^^;))T.マーカンド騎手!
外国人ジョッキーのスポット騎乗には良い面、悪い面があると思うものの、今回のプライムラインについて言えば、あまり先入観がないこと、さらには一発で結果を出すことにこだわるジョッキーの起用が良い方向に出る気がしています。
ただですね、前走以上の内容・結果を求めるのは当然として、どうせなら勝って一気にオープン入りを…といういつものパターンになってしまうのもアレなので、今回はあまり騒がず『密かに静かに』勝利を祈りたいと思います(^^ゞ
**2023/12/17阪神12R 御影ステークス(3勝C/ダ1400m)出走馬**
セントアイヴスは、12/16中京7R3歳以上1勝クラス(ダ1800m)に小林勝太騎手で出走します。
- 23.12.13 助 手 美南W稍 6F 85.0-68.1-53.0-38.0-11.8(7) 馬ナリ余力
ベルウッドワン(二未勝)馬ナリの外0.6秒先行同入
- 23.11.29 助 手 美南W良 5F 69.8-54.2-39.0-11.8(8) 馬ナリ余力
アスプリージャ(二未勝)馬ナリの外0.3秒先行同入
◇中舘調教師のコメント 「回復状況は悪くなく、13日はウッドを馬なりで併せ馬。レース間隔が詰まっている割には楽に動けていましたし、順調にきていますよ。時計も68秒ぐらいと悪くないですし、未勝利戦の番組があるうちに今のデキになっていれば、とりあえず1つは勝てたと思うのですが…。芝のレースは頭数が多くて入れませんので、今回は出走が可能なダートへ。芝だともうひとつ切れが足りないようなところもありますので、かえってダートでそこを補えないものかという思いもあります」
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セントアイヴスの出走が確定しました。レースは登録していた第一希望の高山特別(12/16中京・芝2200m)ではなく、頭数が落ち着いて出走が可能だった1勝クラスのダート1800m戦になりました。
中館先生のコメントにもあるように、前走から中1週でもキチンと追い切りで時計が出せていますし、状態面はむしろ上がっているのでは?と感じるぐらい。「未勝利戦の番組があるうちに今のデキに…」というタラレバはさて置いて、芝であろうがダートであろうが、出走チャンスが巡ってきたことについてはありがたいと思わなくてはいけません。
その上で、正直、ダート替わりに自信はないものの、セントアイヴス自身がダートを使っていた頃とは変わっているはずですし、確かに芝だとどうしてもキレ負けしてしまうところがありますから、久々のダート挑戦が吉と出ることを期待します。
加えて3kg減の小林勝太騎手を確保したのも、今までにはなかった試みですから…。とにかく、簡単なレースにならないのは毎度のことですから、コチラも腹を括って応援です!
**2023/12/16中京7R 3歳以上1勝C(ダ1800m)出走馬**
【美浦トレセン在厩のセントアイヴス:公式HP(2023/12/14更新)より】
チャンピオンヒルズ在厩のパンサラッサは、おもに坂路でハロン17~19秒ペースのキャンター1本を消化しています。
◇小泉厩舎長のコメント 「早朝に一頭でコース入りしていることもあって、精神的にゆったりと落ち着いた状態をキープできていますよ。馬自身がこれで引退になることを理解しているのかどうかはハッキリしませんが、日々の様子は今までと何ら変わりありません。引退式の前日に中山入りする予定です」
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小泉厩舎長によれば、パンサラッサは「精神的にゆったりと落ち着いた状態をキープ」しているとのこと。前走ジャパンカップでは久しぶりの実戦らしからぬ激走だったとは言え、一度叩いた上積みが充分にありそうな感じです(^^ゞ
ただしこれからは、その元気をレース以外の仕事で発揮しなければいけませんからね。
もしもたくさんの繁殖牝馬が集まるようなら、種牡馬生活は完全に体力勝負になってきますし、特に初年度はいろいろと気を遣う場面も多いはずです。なかなか簡単な話ではなさそうですが、現役時代同様、明るく元気に乗り切って欲しいです!
ちなみに、やっぱりパンサラッサは「これで引退になること」をまだ理解していないと思います。。でも、こういうことって、どのタイミングでどうやって理解をしていくんでしょうね(^^;)
【2023/11/26東京 ジャパンカップ(G1/芝2400m)でのパンサラッサ:公式HPより】
バスラットレオンは、ウォーキングマシン60分のみで体を休めています。
◇小泉厩舎長のコメント 「今週いっぱいはウォーキングマシンのみでゆっくりと。2週間ほど休養を与えてあげると、どの馬もリフレッシュにつながるケースが多いですからね。いい骨休めになっているのではないでしょうか。ここにきて少しずつ元気が戻ってきたように思います」
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先週は、「この馬にしてはちょっと覇気が薄い」と言われてしまいましたが、一週間ほどの休みをもらった結果、「ここにきて少しずつ元気が戻ってきた」ようですし、さらに今週いっぱい休めるのであればあまり心配いらないでしょう。
来年の始動についてはハッキリしていませんが、ここで完全休養を挟んだのですから、少なくとも1月の出走はないと思います。その上で、もしも2月末の1351ターフスプリントに向かうのであれば、検疫や現地での調整も考慮する必要があり、年内にそれなりに乗っておくことになるはずで、実はなかなか難しい判断なのかもしれません。
いずれにしても、バスラットレオンが本当に元気にならないと話になりません。2024年にさらなる飛躍を期す意味でも、ここ数週間の回復力に注目したいと思います!m(_ _)m
【2023/11/19京都 マイルCS(G1/芝1600m)でのバスラットレオン:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のマジックブルーは、先週同様、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、ウッドチップ坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週1~2回の速めを乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「今週は半マイル56秒台で登坂。右トモに若干の疲れが出始めていますので、インディバ(高周波温熱機器)でしっかりとケアしながら調整を進め、今週末の獣医師チェックにおいて必要となれば、ショックウェーブ放射を行うかもしれません。硬さをうまく取り除きながら、さらに鍛えていきたいところです」
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先週の55.5秒に続いて今週も56秒台。通常であればすぐにでも帰厩するレベルの速めですが、小泉厩舎長によれば、インディバ(必要であればショックウェーブも)でトモのケアをしつつ「さらに鍛えていく」というのですから、これは完全に虎の穴モード、ハードトレーニングステージに突入していますね。
もちろん、ビシビシやればどんな馬でも強くなる…わけではないですが、ソロッと乗るだけでは足りない馬もいるわで、そのあたりは馬の個性や成長進度に合わせて判断していくしかありません。
マジックブルーに関して言えば、このタイミングでトレーニングを強化したのは、ハードに鍛えても耐えられるとの判断があったことに加え、鍛えれもっと強くなるとの感触があったからこそでしょうし… というのは半分は希望的観測ながら、このハードルを乗り越えればきっとひと皮むけてくれると期待したくなります。
疲労による怪我など心配がないわけではないですが、基本的には強くなるためのハードトレーニングは大歓迎。。こういう時は、とにかく頑張れ!!ですm(_ _)m