わ! かった陶芸 (明窓窯)

 作陶や技術的方法、疑問、質問など陶芸全般 
 特に電動轆轤技法、各種装飾方法、釉薬などについてお話します。

陶芸の本について(作品集7)

2011-04-05 22:16:27 | 陶芸四方山話 (民藝、盆栽鉢、その他)
引き続き、陶芸に関する本について、お話します。

 ① 一般に市販されている作品集

  ) 陶芸の雑誌について(作品以外、総合的な事柄が、掲載されています。)

   陶芸を扱った雑誌は、市販されてもいますが、定期購読の通信販売の方法が、取られています。

   a) 雑誌の寿命は意外と短い。

     過去に「月刊陶」「陶工房」「季刊陶磁郎」などの雑誌がありましたが、月刊誌や、

     季刊誌など、発行形態は様々です。しかし、長くて5~6年程度、短くて1~2年で、

     廃刊に成ってしまいました。勿論現在でも、発行が続いている本も、あるでしょう。

  b) これらの雑誌の内容は、陶芸全般に渡っています。

    特集記事で、著名な陶芸家の技を紹介したり、陶磁器の技術的な事柄を、取上げたり、

    更には、釉薬の調合や、陶芸に関するエピソード、公募展の案内などの記事が、掲載され

    ています。

    又、陶芸に関する材料、釉薬や窯等の、宣伝広告もあり、それなりに役立つ本と言えます。

  c) これらの雑誌が、廃刊に成るのは、それぞれ事情が有るでしょうが、一番の問題は、購読者

    が少なくなり、発行部数が少なくなった為と、思われます。

    更には、記事自体が「マンネリ」化した為や、目新しい記事が無くなって、読者に飽きられ

    た為とも、思われます。

  d) 本を買う目的は、「こう言う事が知りたい」と、思う事で、その様な事柄が載っている本を

    購入するもので、余り興味の引かない記事が、多く載っている本は、敬遠しがちです。

  e) (株)平凡社から出ている、「太陽」や「別冊太陽」には、陶芸関係の本が多く有ります。

    特に「別冊太陽」ですと、ある焼き物のみを、取り扱っていますので、関心のある本のみを

    購入する事が出来ます。

  f) 定期購読について

    定期的に送られてくる本は、意外と読まない事が多いです。

    最初は物珍しさから、読みますが、その内「積読」状態に成り易いです。

    何時か役に立つ事もあるかと、続けていても、結局読まずに終わってしまい、次々に本が

    送られてくる状態になり勝ちです。購読を中止するにも、中止の手続きが必要なので、

    どうしても、判断が遅く成ります。読まない本代は勿体無いです、早めに中止する事です。


 市販されている陶芸の本は、以上述べて来た物以外にも、多く存在します。

 ご自分の、気に入った本を、見つける事は、中々難しいかも知れませんが、なるたけ本屋に足を

 向けて下さい。

以上で、「市販されている本の話を」終わります。以下次回に続きます。

コメント
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